いいお天気、気候もいいので、お外に飛び出しましょう。
とりあえず、お気に入りのダルちゃんも連れてきました。
”ねえ、そっち側持って！”
リカさんのやりたいのは引張りっこ。
でもねぇ、ダルちゃん引っ張ったら、頭と体が分離しちゃうよ。
いくらヌイグルミとは言え、リカさんの分身がそんな姿になったら、後味悪いんだけど。
引っ張りっこするなら、もっとそれに適したおもちゃがあるだろうに。
そして、別に引っ張りっこなら、外でする必要もないのでは？
大地の匂いを嗅ぐとか、
走りまわるとか、
穴掘りするとか・・・
日頃、家の中で絨毯掘っているくせに、なぜ掘り放題の地面を掘らない？
いまいち、物事のピントがあっていないリカさんです。
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”ほらほら、新聞なんか読みながら食べているから、大事な事を忘れるのよ”
大事な事・・・リカさんの分を忘れずに取り置くこと。
そんな大事な事を忘れちゃうなんて、この人達大丈夫かしら？と少々飼い主達の身を心配しだしたリカさん。
ここはワタシがしっかりしなくちゃ！
注意を促すのが、私の役目との使命感に燃え出したリカさん。
最近、一生懸命にお食事のお給仕をしてくれます。
はい、次アナタこれ食べてね。
まだ、ここにお皿が残ってますよ。
ほら、余所見しないでさっさと食べなさい。
方向をちょっと変えてくれたら、いい介助犬ににもなれそうなんだが・・・。
ぶっすぅー
リカさんむくれてます。
お外で遊ぼうよーと誘ったのに、相手してもらえなかったから。
でも、私はちゃんと遊んであげようとしたんですよ。
”いい～”と断ったのはアナタ。
その時は、ベッドでゴロゴロしていたかったから。
で、やっと起きてくる気になって、さあ、遊ぼうかと。
でも、その頃には、こっちはお出かけ前。
世の中アナタを中心に回っているわけではないのよ。
と、理解してもらうために、ダメ出し。
が、この顔では分かってなさそうですね・・・。
ずっと最後の一口を待って、控えていたリカさん。
ところが・・・
うっかり全部食べてしまった母。
”信じられない・・・”
呆然唖然。
抑えた怒りの視線が人間達にプスプスと突き刺さる。
傍にいたアナタ達も同罪よと。
そしてなぜか、どんどん後ろに下がっていくリカさん。
言いたい事が有れば有るほど、下がっていくリカさん。
これもリカさんの変なクセのひとつ。
今朝の地震は文字通り飛び起きました。
半分は携帯に起こされたみたいなものですが。
なので、携帯を傍に置いていないこの方は、あまり感じていなかったようで・・・。
かなり揺れたので、１階でも揺れたとは思うのですが、特に鳴き声も聞こえなかったので。
あまり怯えるのも困るけど、敏感に反応してくれないと、咄嗟の時に逃げ遅れるよ・・・
ということで、飼い犬が危険を察知して、飼い主を助けるのではなく、ウチは飼い主が飼い犬を助けに走らなければならないらしい。
今回は大事に至らなかったので、そして何をどうすればいいのか分からなかったので・・・・
とりあえずゴハン食べさせておいた。
友達に言ったら、とりあえずゴハンっていう発想がユニークだね、と。
いや、でも何かあってゴハン食べれなくなるかもしれないし、あーあの時食べさせていれば・・・とか後で思うかもしれないし。
何せ、人の顔見たら、”何かおくれ”っていう犬だし。
とりあえず全てはゴハンからだろうと。
ということで、リカさんのゴハンの後に飼い主もゴハン食べたんですが。
結局私たち、似たもの同士？
リカさんお風呂に入れられました。
だからサラサラです。
多分ほんの数日しかもたないでしょうけど。
”ワタシほとんど寝ていて汚れないのになんでこんなしょっちゅうシャンプーされるのかしら？”
それはこっちも聞きたい。
なんで、１日中寝ているだけなのに、そんなに汚れるの！
ベッドにくっきりの黒ずみ。
ねっちょりぺっとりの黄ばんだ毛皮。
見るからに限界の雰囲気をアナタ自身が漂わせているのよ。
。
