ぶちぶちワンコの日記

ダルメシアンと暮らすOLの徒然なる日記

【ウィーン旅行記 36】ウィーンパス

2018-03-08 22:25:14 | 旅行(ウィーン2017)
最後に今回の旅行記にちょくちょく出てきたウィーンパスについての感想です。
昨年の時点で言うと、日本人旅行者にとってはメジャーではなく、以前から有る「ウィーンカード」を使わてている方が多いようです。
地球の歩き方にもウィーンパスは小さくチョロッと出ているだけです。
ネットで購入できるのですが、受け取りできるのが空港とオペラ座近くの事務所(営業時間10-17時)ということがちょっと不便だからかもしれません。
公式HP

ただこちらは日本への郵送も可能なので、(11ユーロ)出発前に入手でき、事前にじっくり下調べが可能です。

カード・カードホルダー・割引クーポン帳・ガイドブック・HOPON HOPOFFバスマップが一式セット。
私はこれに加えて24時間トラベルカード(7.6ユーロ)も一緒に購入しました。
2DAYカード87ユーロが期間限定ネット割引で79ユーロでした。

結果、観光中心だったので十分に元が取れました。
それと何がいいって、お財布を出さなくいいので、楽ちん&防犯面も安心。
対して、ウィーンカードは割引の効くショップの数は多いですが、アトラクションの入場料については、割引はされますがフリーではありません。
それとウィーンパスは施設によっては優先入場ができます。
マイナス面は、シェーンブルン宮殿のように一旦チケットに引き換えないといけない施設が数か所あること。
それとレストラン等の割引は有りません。

尚、付属の手の平サイズのガイドブックが優れモノ。
そしてアプリバージョンのガイドブックも有り、こちらは目的地までの道案内もできるようです。
コレはフリーでダウンロードもできます。
ということで、観光メインであれば、ウィーンカードよりもウィーンパスの方が私的にはお勧めだと思います。

随分長く引っ張ていまいましたが、やっと3泊5日のウィーン旅行記完結です。
お付き合いいただきました方、ありがとうございます。






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【ウィーン旅行記 35】 シャルル・ド・ゴール空港

2018-03-04 18:34:48 | 旅行(ウィーン2017)
12:10 定刻通りに着いたものの、次の便の出発が13:30なので、ゆっくりはできないとは思ってはいたものの・・・
ボーディングパスに印字の搭乗時刻は12:35。
わぁぁ

小走りに急いだものの、その行く手を阻む入国審査の長蛇の列。
例のごとく、EU専用窓口はスイスイ。
EU以外は人わんさかいるのに、窓口1コで、やる気の無さそうな審査官。
アジア大陸からの旅行者がどっと増えてウンザリっ、仕事量増えたからって給料増えるわけではないからやってらんないって気持ちも分かるけど。
なんか少々の意地悪心と差別も有るのではと少々勘繰ってしまう今日この頃。

時間が刻刻と過ぎていき、間に合わなかったらどうしようと気が気がではなかったです。
大分経ってから、審査官がもう一人現れ、ようやく順番が回ってきました。
が、私の担当だった審査官、すっごいチャラかった。
こっちは焦っているのに、なんか能天気。
私の下の名前を節をつけて連呼したり。
なぜかワタシ、審査官にイジられる確率高いんです。
そんなに面白いか、私の名前・・・
でも、機嫌を損ねて足止めになってもアレなんで、なんとかやり過ごし、その後はゲートへダーッシュ。
多分10年ぶりぐらいの、シャルル・ド・ゴール空港、本当になーんにも見てません。
唯一天井が木目調に代わってるー、と走りながら思ったくらい。

そして帰りの便の機材はエールフランス。
ひさしぶりのフランス語だ~
(ワタクシ仏文専攻で、遠い昔はフランス語ドップリな時期も)
でも、機内は完全日本語でした。
だって、あっちが日本語で話すんですもの。
アナウンスで”当機には日本語の堪能なフランス人CAが搭乗しております。”
と言ってたけど、本当に本当超がつく完璧日本語で、日本語でしか返せなかった・・・

ただCAの日本語完璧ぶりとは対比的にメニューは?

ミカドって何じゃらほい?
英語もフランス語もMikado

鶏肉ジュのローストも気になるが・・・
それはチョイスしなかったので謎のまま。

世の中不思議な日本語がまだ有る有る。

とりあえず翌朝8:20無事関空に着きました。
駆け足、ウィーン、どっぷり金銀財宝、芸術に浸りました。
でも、忘れものもいっぱい。
あんなに近くに有って、何度も通っていたシュテファン寺院、中をちゃんと見学せずに帰国してしまった・・・
もしも次回が有るならば、その時は一番に行くことと、心のメモに書いておきます。





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【ウィーン旅行記 34】出発

2018-02-23 21:04:05 | 旅行(ウィーン2017)
空港までの送迎ドライバーとの待ち合わせ時間が7:20。
前回のドブロヴニクの4:25発よりかは幾分マシですが・・・
朝食レストランが開くのは7時なので、朝食を頂くかどうかが微妙なところ。
でもねぇ、この日の料金も入ってるんだし、コーヒーだけでも飲ませてもらおうとスーツケースをコロコロしてロビーに。


真っ暗でした
まあ、急いで出かける人はあまり泊まってなさそうでしたものね。
預かってもらうほどの時間も無いので、誰もいないのを幸いに暗闇の隅っこにスーツケースをコソっと置かせてもらい、開くのを待ちます。
スーツケースの扱いって意外と難しい。
大衆的な所だと、置いておいても白い目では見られないけれど、その代わりに泥棒さんに持っていかれるリスクが有り。
格式の有る所だと、他のお客様の目に触れるなんてとんでもない!みたいな空気が有るし。
でもって、最近はこの2つの境界線が微妙に崩れてきて、その中間な雰囲気のトコも有るので、ここはアリかナシか?の探りを入れつつのホテル滞在。

朝食レストランは7時にはちゃんと開いたので、ササッと済ませ5分前にはスタンバイ。
なのにっ!ドライバー遅刻。
おまけになんかホテルの人にも怒られてたようです。
車をホテルから離れた所に停めており、そこまで私達に荷物を持ってついて来い、な感じに”今時の若造はけしからん!ワシが車まで運ぶ”なやり取りが。
ま、確かに若い外国人の兄ちゃんで欧米系のジェントルマンな対応は無かったです。
そして怒られたせいか、ブスッと終始無言で空港まで。
とりあえず無事に着けたから良かったけど、あまりカリカリして運転されるとこっちの心臓に悪いです。

帰りはパリ経由の為、出国審査もパリなので、荷物預けたら少々お時間が有りました。
なので買ってしまいました。

ザッハーのコーヒーとホットチョコレート。
ザッハー本店まで行ってたのに、なんで今更空港で!ですが
でもレジのおじさんがとても愛想よく、紙袋も2つ付けてあげるねって言ってくれたので、ムダな買い物とは思いません
ということで、またまた食べ物のお土産増やして10:05 AF1139でパリへ出発。





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【ウィーン旅行記 33】お買い物

2018-02-19 22:23:19 | 旅行(ウィーン2017)
さて、走り抜けた2日間、いつもみたいにお買い物に費やす時間も無かった為、何かよく分かんないけど、そんなに高いモノじゃないから買っとこ!てな感じで買ったお土産。
毎度お馴染食べ物ばかりのお土産です。


いや、行く前は本場でスワロフスキーの”何か”を、とか考えていたりもしたんですが・・・
(”何か”を事前に決めて行かないと、買えないものですね
スーパーやお土産屋さんにしか行ってないので、食べ物以外あまり良さげなものも目にしなかったし。

そもそも絶対行くぞ!って思っていたのは、コーヒーとお茶のお店だけ。
その一つ
ユリウス・マインル
ちょいと高級なスーパー(日本で言えばイカリみたいな)です。

お目当てはコーヒー

物によっては、スーパーでも売ってるので、スーパーでは売ってなさそうな銘柄を2つ。
7.99EUR
ちなみに真ん中の赤いのは狙い通りにスーパーに有りましたので、そちらで6.99EUR。

ただお菓子についてはちょっと期待外れ。
というのも、チョコレートとかはいっぱい有るんですが、輸入品でオーストリアのものじゃないんですよね・・・
一応隅っこの一角にオーストリアコーナーがちょっこと有ったので、お土産屋さんでは見なかったアイテムをget。

シシィのタルトチョコレート。
一箱に2枚の、円盤型のピーチジャムの入ったチョコレートが入っています。

どこでも見かけるド定番、マンナーのウエハース。

のレモンフレーバー。

お安くて、軽くて大量売りされているのでバラマキ土産で買われることも多いと思いますが、私はヘーゼルナッツクリームがあまり好きではないのと、甘すぎるのが苦手でして。
しかも開封したら食べきるしかない1パック10個入りのパッケージ。
だから買わない予定でしたが、レモンフレーバーはレアなので買ってみました。
食べた感想としては、私的にはレモンはイケる!です。

で、もう1コの絶対行くぞ!だったお店は、お茶の専門店のハース&ハース
お安くは無かったですが、どれにしようか悩むほど、変わったフレーバーのお茶がズラッと並んでいて、テンションMAXになりました。

ウィーンならではのアプフェルシュトゥルーデル、インディアンチャイ・イチジク&ローズ・洋ナシのキャラメル風味をお買い上げ。
それからついでにクッキーやジャム



人にあげるのに良さげなマロングラッセ(2コ入り)


スミレの砂糖漬けと氷砂糖をラム酒に漬けたラムキャンディス

スミレの砂糖漬けは格別美味しいものではないですが、咳や喉に効くというので、今年の冬は飴代わりにナメナメしてます。

お値段は高めですが、こちらのお店は小洒落たステキな商品が揃ってました。

他はお土産屋さんとスーパーで買ったもの

定番中の定番、モーツァルトクーゲルン
こちらは意外とウケたパッケージがバイオリンのもの。


中身だけでいい大量配り用には3つで¥〇のこちら

そしてこちらマンナーの商品ですが、中身はモーツァルトクーゲルンのそっくりさんでした。



オレンジリキュール


カボチャオイル


3つセットで売っていたヘーゼルナッツクリームにナッツをまぶしたお菓子。


なぜか剥き栗(レジの横に有ったので)とインスタントのフリタッテンズッペ。


で、やっぱりスーパーでもお茶を買う。
だってねぇ、見るからに美味しそうなんだもの。
クリスマスティー、ストロベリーチーズケーキ、キャラメルアップルパイ

スーパーはBILLAとBILLA CORSOに行きました。
どちらも同じスーパーチェーンですが、CORSOにはデリカテッセン部門が有り、日本で言うならOL受けの良さそうなサラダとか温かいお惣菜、美味しいパンも買えます。
行くのなら断然CORSOの方がいいと思います。
ということで、今夜の夕食はテイクアウトです。
ザクロの入ったシーザーサラダ、美味しかったのでもう一度食べたい。
疲れ果てたのと、パッキングも有り、明日は早朝発なので近くに有って有難かったです。




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【ウィーン旅行記 32】美術史博物館②

2018-02-10 22:12:52 | 旅行(ウィーン2017)
さて絵画部門ですが、まずはブリューゲル。

バベルの塔
ちょうど同時期に日本に来ていたので、見れないかと思いましたが、日本には、オランダに有るのが来ていたようです。
ということで、2枚有るってことを初めて知りました。


農民の婚礼

こちら残念、ボケてますが

雪中の狩人

クラナッハ

ホロフェルネスの首を持ったユディット

アルチンボルド



ラファエロ

草原の聖母

フィリップ・ルードヴィヒ・ヴェンツェル

オーストリアの政治家

マリー・アントワネット


マリア・テレジア


そして今回、これは見て帰らねばっ!と思っていたのがマルガリータ王女の肖像画。
お見合い写真ならぬお見合い肖像画がひとまとめに有るはずなんですが、ちょっと分かりにくい隠し部屋みたいな所に有るので、見つけるのに苦労しました。

ベラスケス
色んな美術館に点在していますが、こちらには下の3点が所蔵されています。

薔薇色のドレスのマルガリータ王女 3歳


白いドレスのマルガリータ王女 5歳


青いドレスのマルガリータ王女 8歳

家族の所蔵画も同じ部屋に有ります。

マルガリータの弟フェリペ・プロスペロ王子
女のコかと思った・・・


マルガリータの姉マリア・テレサ王女
後のルイ14世の王妃です。


マルガリータの兄バルタサール・カルロス王子

ここの美術館はそこかしこに座り心地のいいソファが置いて有り、ゆっくり鑑賞できます。
歴史の重みに押し潰された母は、途中でもういい・・・と座ってはりました。
二度とこんなトコまで来れないよーと言っても、もう目が死んでました・・・

なので美術館を出る前にカフェで休憩。





もう夕方近くだったので、ここで早いゴハンにしてしまってもいいよね~とメニューを物色、美味しそうなスープやらサンドイッチやらを頂くことにして、さて注文。



が、今の時間帯は飲み物オンリーです、とな。
カフェなので軽食ぐらいは通しでやっているかと思ったけど甘かった。



でも、席に座ってしまったもので、とりあえずジュースだけ頂いて帰りました。




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【ウィーン旅行記 31】美術史博物館①

2018-02-04 18:08:49 | 旅行(ウィーン2017)
ウィーンで美術館と言えば、絶対外せない美術史博物館。
と言いつつ、その存在を知ったのは最近の事ですが
特に絵画は、さほど詳しくない私でも、アレもコレもここに有ったのね~が続出の美術館です。
時間とエネルギー切れで全部は見れませんでしたが、十分お腹いっぱいになりました。

エントランス

もうここだけでも十分美しいです。
左手に見える階段の上が0.5階になり、古代ギリシア、ローマ、エジプトの彫像コレクションと歴代皇帝が収集した工芸品の美術工芸収集室が有ります。
お時間の加減で工芸品のみ見学。
それでも目が回りそうなぐらいの数でした。

例のごとくブレブレ写真続出で、ほんの一部ですが・・・

塩入れだそうです。

庶民の感覚ではなんて勿体ないっ!です。
私的に気になったのは、馬の横にブチ犬がいるように見えること。
(見るトコ違うって言われそうですが)
私のダルコレクションに入れたい・・・
























トカゲの様な足がついている珍品


木を彫ってるみたいですが、朱肉サイズのものなんですよ。
こんな小さな所にこんなものを彫れるなんてねぇ。

さて、財宝に疲れてきたところで、メインの絵画ゾーンへ。

この階段を上ると


どーんと大階段が。




天井にも絵画

そして壁面上部の女神はクリムト作の壁画です。


突き当りまで行くと、折り返してさらに階段。





上がりきった所にはウィーンで最も美しいと言われているカフェが有ります。





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【ウィーン旅行記 30】モーツァルト像

2018-01-29 22:07:16 | 旅行(ウィーン2017)
さて、スフィンクス像の所でウロウロしていたら、門の外にホップオン・ホップオフバスの黄色い車体が見えるではないですか!
これに乗ったら、オペラ座まで帰れるのです。
なので・・・
”バス来てるー!走れるー?”
と、鬼娘は齢〇才の母に叫んでしまいました

この時、母の頭の中はきっとこんな感じだったのでしょう。
冷たい風の吹く中、20分間次のバスを待つ。
    か
電車の駅を探して方向オンチの娘に引きずり回される。
・・・

だったら、だったら・・・
”私、走るっ!”

ということで、親子で”お願い、置いてかないでー!”の顔でバスに向けて走りました。
幸い、降りる人が多かったので乗降時間がかかり、無事セーフ。
時間と運賃も節約できたし、幸運に感謝。

オペラ座までは途中、下宮を経由して20分ほど。
そこから美術史博物館には徒歩で向かいます。

途中に有るゲーテ像


の背後にはブルク公園が有り、皆さん芝生の上でくつろいでます。

逆光で全く見えませんが、少し寂し気なフランツ・ヨーゼフ皇帝像。

ちょうど反対側のフォルクス庭園の端っこにはエリーザベト皇后像が有るのですが、そちらまでは残念ながら行く余裕は有りませんでした。
そしてブルク公園には有名なモーツァルト像も有ります。

このト音記号のやつ。
もう一個の有名なヨハン・シュトラウス像には行けなかったけれど、これだけでも通り道で見れてよかったです。

そして公園を出ると、美術史博物館の建物が見えてきます。
が、見えてから建物に到達するまでは結構距離が有ります。
逆光で全然見えないマリア・テレジア像。


なので側面から



奥に見えるのは自然史博物館。
美術史博物館の向かい側に有ります。
双子の様にそっくりな建物です。
間違えて反対側に行ってしまうと、これまた戻ってくるのが溜息の出そうな距離です。

そして、まったく見分けがつかないけれど、こちらが美術史博物館び入口です。





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【ウィーン旅行記 29】ベルヴェデーレ宮殿

2018-01-24 22:41:39 | 旅行(ウィーン2017)
さてお次は、行けたら行こうと思っていたベルヴェデーレ宮殿に向かいます。
行けたら行こう・・・
時間が有ったら、
そして運よくホップオンホップオフバスに乗れたら。
そう、その2点の条件がクリアできたら。

というのも、ここの最寄り駅は路面電車の駅で、シェーンブルン宮殿から行こうと思うとちーっと面倒くさそうなのですわ。
そして駅から宮殿本体までには庭園も含めて少々歩かないといけないようなのです。
ま、池にに宮殿が映るステキな外観写真を撮ろうと思ったら、その距離が必要なのですけど。

で、どうなったかというと、運命の女神様は私達に微笑んでくれたようで、あまり待たずに宮殿前から出るバスに乗れました。
もちろん、この巡回観光バスもウィーンパスでフリー。
車内では各国語のイヤホンガイドも付いてます。
このルートのバスに乗れば、間に3つばかし観光スポットを挟んで、少々時間(40分ほど)はかかりますがベルヴェデーレ宮殿前まで連れってもらえるので楽ちん。

上宮の外観。
近すぎて全体が入りませんでした。

楽した分の代償ですね。

こちらの宮殿はプリンツ・オイゲン公の夏の離宮で、内部は19~20世紀の絵画の美術館となってます。


時間帯のせいか、ツアー団体もいて意外と混んでました。

入り口近くに撮影用のクリムトの「接吻」のレプリカが有ります。

君達、インスタ映えとか言って一緒に写真撮りたがるだろ?
鑑賞する人の邪魔になるから、コレで撮っときなってことでしょうね。


真っ白な階段を上った入り口には


ちょっと不気味なものが。
どなたの何という作品かは分かりませんが・・・

さて、内部には教科書で見たことがあるホンモノの絵画達が続々と。
人気の作品は、2階に集中しているでしょうか。


グスタフ・クリムト作:ユディット


エゴン・シーレ作:エディス・シーレの肖像


ジャック・ルイ・ダヴィット作:サン・ベルナール峠を越えるナポレオン

撮影については、NGという情報が有りましたが、皆様撮影されていたようなので、OKになったのかな?
日によっては、という情報も有るので、とりあえず、都度確認という現状でしょうかねぇ。

で、こちら変顔見本

ではなくて、フランツ・グザヴェ・メッサーシュミットの「個性の顔」と呼ばれる頭像。


顔ヨガってコレ参考にしたんじゃないかと思うほど、そっくりな表情。
それにしても、マリア・テレジアの時代にこんなのを作る人がいたとは・・・
私的にはクリムトよりも、こっちの方が印象に残ってます。

建物内部からの庭園の様子。


奥に見えるのは下宮。

プリンツ・オイゲン公の豪華な居室等が見られるということですが、お時間の都合で割愛。
というか、あそこまで行くのも結構な道のりです。
なんか、簡単にたどり着けない所が多いですねぇ。

庭園のスフィンクス像。

何かご利益でも有るのか?
皆が触るせいで、胸だけ黒い・・・

さて15時過ぎ、そろそろ次の目的地に行く時間です。




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【ウィーン旅行記 28】シュトゥルーデルショー

2018-01-21 19:30:53 | 旅行(ウィーン2017)
遠い異国から来たからには、まだ宮殿からは出ませんよ~
時間の有る限り見ますよ~
体験しますよ~

ということで、敷地内のレジデンスカフェへ。
ここでは11時から16時の毎時に、ウィーン風のアップルパイ「アプフェルシュトゥルーデル」の実演ショーが有るんです。(試食つき

ショーとパイ、ワンドリンクのセットで11.5ユーロ。
が、ウィーンパスでフリー(こちらはドリンク無ですが)。
となったら行かなきゃ損ですよね~

前のショーが終わったところで、次のショー時間まで30分ほど有ったけれど、どこに行くのも中途半端なので、中で待たせてもらえるかなぁと聞いてみましたが、時間までダメぇということなので、外のベンチでじゃがりこ食べながら時間をつぶす。
15分前ぐらいになったところで、再度覗きに行くと、入口に4名ほどが並んでいたので、私達も並んで待つことに。
とその次の瞬間、数人のグループがやってきてあっという間に階段の上までの列に。(会場は地下階に有る)
あー、危なかった。
さすがに次の回までは待てないし。

で、10分前ぐらいには受付をしてもらえて中に入れました。
ちなみに席は早いモン勝ちです。

先に並んだので、一番前の席ゲットですわ。

試食のパイを食べながら始まるのを待ちます。

飲み物をオーダーしに行きたかったけど、受付のレジにずっと人が並んでいたので、オーダーできず。
システムがよく分かっていなくて、追加注文は中に入ってからオーダーできるのかと思っていたのですが、どうやら受付時に一緒に頼めばよかったんですね・・・。

と、グズグズしている間に、職人のお姉さんが登場してショーが始まりました。

最初は小さい生地がお姉さんがビロビロ伸ばし始めると伸び~と。
その様子は素人感満載の動画でどうぞ。







と、ここで観客の中から助手を指名。

選ばれたマダム。

ハマりすぎ。
いかにも作ってそうな貫禄。
ノリノリでバターを塗る作業を引き受けておられました。


説明は英語でしたが、とっても軽快で面白く楽しかったです。
(分からんはずなのになぜか分かった様な気が)
フィリングの作り方も説明してましたが、ここでできたやつを缶で売っているからそれ買えばいいのよ、と言ってたので、買って帰りたかったのですが、持ってみたら結構な重量で・・・
まだこれから観光続ける身では無理だよねぇと断念。
他にもオリジナルの他では売ってなさそうなジャムとかも有ったのですが、オール瓶モノ。
ああ、無念。



参加者にはレシピがもらえます。
ちゃんと日本語版も有ります。

ラム酒が入っているんだって~
(その点でかなり私好み)
いつか作る日がくるまで、大切にしまっておきます。
そのまま眠ったままになりそうな気もしますが

ということで、これにてシェーンブルン宮殿とはお別れです。



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【ウィーン旅行記 27】馬車博物館

2018-01-17 21:25:40 | 旅行(ウィーン2017)
さて、パノラマバーンに乗ってやってきました馬車博物館。
こちらもシェーンブルン宮殿内に有り、ウィーンパスで入場できます。
こじんまりとした博物館ですが、その中に豪華な馬車がズラリっと。
一言お断りしておきますと、写真はフラッシュ無でコソコソ撮ってたのでボケてます・・・
なぜって、館内表示には写真✖マークが。
で、コワイ顔の係員がウロウロしていたし。
ということで、最初の方は撮ってなかったんですけど、周りの人が撮っていて、ネット上にも画像が結構出ているので、いーのかなぁ?な感じでビクビクしながら撮らせてもらいました。

こんな風に馬車だらけの空間。

中々こういうのは無いですよね。


馬も結構リアルです。





ひときわ豪華な馬車は、フランツ・ヨーゼフ1世とエリーザベトが、ブダペストにおいてハンガリー王国の戴冠式で乗った馬車。

全体が入りきらなかったのですが、白馬8頭立ての馬車でした。
リアルディズニープリンセスの世界です。
ちゃんとホンモノも有ったんですね。
それにしても馬車って大きい・・・
そして迫力が凄い。
実際に走るのを見てみたいものです。


よく考えれば、こんな装飾の馬車なんてメリーゴーランドでぐらいでしかお目にかかりませんものね。
齢〇年にして、本物のお姫様の馬車を見て感激です。


でも華やかなものばかりでもなく・・・

一目見てソレと分かる葬儀用の馬車も。
エリザーベト皇后の葬儀にも使用されたもの。
装飾がカラスってのもリアルすぎ。
近くで見ると、かなり大きくて、威圧感というかそこだけなんか違う空気に覆われています。
実際の葬儀でコレ見たら、死プラスこの真っ黒さでダブルに落ち込みそうなんですけど・・・


他はこんなのも有ります。

キンキラキンの橇。
これの凄いところは何と言っても馬具。


横に並んだら、どう見てもお馬ちゃんの方が格上に見えます・・・

小さいながらも、オーストリア帝国の栄華を感じられる見どころたっぷりの博物館でした。





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