ぶちぶちワンコの日記

ダルメシアンと暮らすOLの徒然なる日記

就活生にモノ申す9

2008-01-28 12:23:56 | 人事のつぶやき
求める人材

何にでも本音と建前があるように、求める人材にもソレがあります。
これは新卒だけではなく、採用全般にも言えることですが、決して募集要項に記載できない本音があるんですね・・・。
例えば性別。
もちろん全ての企業がそうではありませんが、”欲しいのは○姓なんだけどなー”という気持ちを持っている企業も実際にあります。
でも、表向き性別指定で求人を出せないので、応募者は知らずに応募することになります。

一昔前は”○姓は○○職でしか採りません”と企業は普通に言っておりました。
私が新卒で入社した会社もそうでした。
それを納得した上で応募していますので、それについて”何故?差別じゃないの”とは別に今も思っていません。
むしろはっきり意思表示されている分、採る気のない企業に無駄に時間を割かずに済みました。

今は応募に関しては、差別がなくなって一見良くなったように思えますが、ハナから落とされることが決まっている企業に、一生懸命アピールしている方がいると、なんだか気の毒になります。

もちろん、選考の結果、企業の当初の希望とは違う方を採用された企業もありましたので、まったく希望がないわけではありませんが。
中途の場合は何件かこういうパターンを見ました。

例えば、私が以前いた会社で、ある事務系の仕事の求人を出した時、そこの社長は当初その仕事に女性(20~30代)しか想定していなかったようで、応募してくるのが30代の男性ばかりと知って
「なぜなんだぁー!
と頭抱えていましたが、いくら待っても男性しか来ないので、結局男性を採用しました。


もし、現状その企業や職種に男女どちらかしかいない場合、
その企業の意思を変えさせてでも、その企業に入りたい!という強い意志がない場合は、採用への道は遠いのではないでしょうか・・・
というのが私が今まで見てきた採用現場に対する感想です。