今日は東京地方は寒く、冷たい雨が降っています。
これ幸いと英語学習に充てられる時間が多いので、悪天候でも『ラッキー』と思っています。
何事も人より秀でたスキルや能力を身に着けようと思えば、人の見えないところ、人のやっていない時にそれなりの『努力』が必要なのは確かに正論です。また、これまでに何度も書きましたが、英語と日本語は言語の成り立ちと思考回路にまったく共通点がないため、一旦英検1級や通訳案内士やTOEIC 900点以上を取得しても(それはそれで結構大変なことですが)そのスキルを維持・管理するのはこれまた結構大変なことです。
しかし僕の知っている限りでは(さぼりーまんの僕は例外ですが)、英語学習に取り組んでいる人は総じて生真面目で几帳面な方が多いので、ついつい無理をしがちのように感じます。特にフルタイムで仕事をしている方や、家事に追われる主婦の方、さらにはフルタイムで仕事をしながら家事もしなければならない方、一人暮らしでフルタイムで仕事をしていて、身の回りのことを全て自分で解決しなければならないような方等にとっては、無理は禁物です。僕も長い職業人生を通じて、つい無理をしすぎて、心身をおかしくしてしまった人を何人も見てきました。(特に若い人は、ペースが掴めず、いちずに突っ走ってしまい、心身をおかしくしてしまう人が多い。)
英語学習法については、何十年もの長い間、色々な書物やWEBなどでもう出尽くした感があるので、僕があれこれ書くのは僭越であり、書物やWEBにある方法はどれも一長一短あり、明らかに間違った方法はありませんが、あえて僕が一つだけ書くとすれば、『学習を長く継続すること』だけです。その理由は前に書いたことと重複しますので、詳述は避けますが、英語の他のスキルと大きく異なっている点はそういうものです。英語学習は短距離走ではなく、マラソンです。最初の500mで全力疾走しては、完走することは不可能ですし、途中で棄権するか、倒れてしまいます。
『長く継続』させるためには、決して過剰な無理をしてはいけません。無理やしんどいことは、自分の意思とは裏腹に、人間の深層心理(本心)では拒否感があり、嫌になってすぐ止めてしまうか、ひどい時には心身をおかしくしてしまいます。日本では英語学習の必要性は戦後70年以上も言われ続けてきましたが、持続ぜず、OECD諸国中、毎年英語力が最下位なのは、日本語の特殊性だけではなく、ここらあたりも関係していると思います。
そこで無理のない、『ほどほど』のペースの学習をお勧めします。『ほどほど』のペースは、人それぞれの生活環境や能力、体力、健康状態によって異なりますので、自分に最適のペースを早く見つけることです。40代、50代の人は、長い人生経験・生活経験で、そこらあたりの『ペース配分』は分かっている方が多いのですが、まだ人生経験・生活経験が少ない若い人や、生真面目な人の中には、ペース配分が分からず、突っ走ってしまって挫折する実にもったいない実例を多く見てきました。
もっとも、『生真面目でも几帳面』でもない、さぼりーまんの僕にとっては、『ほどほど』のペースですと、本当に何もしなくなってしまいますので、『ほどほどよりほんのちょっと上』のペースで今日も英語学習に取り組みます。
今回の記事大変共感し勇気づけられました。
まさにその"ある程度の年齢"の者ですが、モチベーションが下がり気味だったところでもあり。
学生時代のように無理やりがっつり集中できなくとも、やや上あたりでそこそこ継続でもよいと思えました。
ありがとうこざいます。
コメントを頂き、有難うございます。
記事で伝えたかったことを真摯にご理解頂き感謝いたします。
拙ブログでも、もしほんの少しでもお役に立てたのならば幸いです。