すでにメディアやSNSで毎日報道されているように、フジテレビが大変なことになっていますね。


かつて、バブル全盛期は、「東京ラブストーリー」や「101回目のプロポーズ」など、数々のヒットドラマを連発し、僕も夢中になって毎週見ていましたが、最近は大したヒット作がなくなったと思ったら致命的な不祥事疑惑です。
TV業界が変われる時期が2回あり、1つ目は2003年のTV放送デジタル化です。これは、視聴者側が長時間録画出来るようになるため、好きな時に好きな番組を選んで観ることが出来るということと、コマーシャルをカットして観ることも出来るということで、TV業界が変わるキッカケとなったはずです。(が、業界の体質はほとんど変わらなかった。)もう1つは2010年以降の急速なインターネットを基盤としたユーチューブの普及です。TV放送は放送局から視聴者への一方通行のコンテンツの伝達に過ぎませんが、インターネットを使えば、視聴者参加型の面白い番組が作れ、またTV放送では流しきれない関連情報を流すことが出来るということで、ホリエモンはこの点に目をつけ、フジテレビを買収しようと思ったのですが、フジテレビの防衛にあって結局買収出来ませんでした。
フジテレビの経営陣はほとんどが70代、80代で、バブルの頃の、コンプライアンスもセクハラもパワハラという言葉すらない時代に、イケイケどんどんのノリでいい思いをしてきた人ばかりなので、未だバブルの頃の気分のままでいると思います。
バブル当時は派手なTV局に限らず、ふつうの会社でも、例えばクリスマスの頃に自社の女子社員と取引先とでパーティでどんちゃん騒ぎをやっていたこともありますが、さすがに性加害まではなかったと思います。
明日またオープンな形でのフジテレビの記者会見がありますが、時代遅れの経営陣の退陣などを発表しないと、世間は収まらないと思います。
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