シャプトン#12000で刃の裏押しをしているのですが、傷が多いので指摘されまくってしまいました・・・・・
傷が多くなった推察原因は、後日記事にしようと思いますが、まずは裏を綺麗にしたくて、ラッピングに挑戦することにしました。
実は、裏を綺麗にするなら、天然砥石で研げば良いと思い先日の「金井芳蔵」の裏を天然砥石で押しました。
上の写真は、先日と同じピンホールの部分ですが、傷は消えて?綺麗に見えます。肉眼では、曇ったような刃になりますね。
ところが、この裏の状態で削ってみると、引きが重くて全く薄く削れなかったのです。
やはり、ラッピングは避けて通れないと感じて、近所のホームセンターへコンパウンドを買いに行きました。
近所のホームセンターでは1000を超える研磨剤は在庫していないので、自動車コーナーでコンパウンドを選びました。
「超鏡面に仕上げる」、「平均粒子サイズ1μ以下」と表示されていて、期待できそうです。(笑)
チューブに入ったタイプもあり、どちらが良いか分からなかったのですが、液体の方を選びました。
早速、天然砥石(大突のコッパ)の面を直した後、上に流すと、ドロッとした粘性があり、いい感じがします。
ラッピング・・・定盤(今回は砥石)と刃の間に、研磨剤を介して、研磨する方法と理解しています。砥石を使った研削とは異なります。
詳細は全くわからないので、適当にコンパウンドを置いて、刃を押し付けずに(砥面に刃が当たらないように意識して)研磨することにしました。
どうなるか不安なので、「忠次」で試しています。
天然砥石で研ぐことで曇っていた裏が、鏡面に戻ってきました。
毎度の事ながら、下手な裏で、恥ずかしいです。(汗)
マイクロスコープで確認
完全に傷が無くなっていませんでした。
写真では分かりませんが、光の当たり方で、多くの傷も見えます。
ラッピングって、こんな感じなのかなぁ・・・。
傷を少しでも少なくできるよう、考えないといけませんね。
削ってみたかったのですが、時間切れになってしまいました。
今日は、ここまでです。
鉋の調子が上がらない日々にwakuさんの削りに嫉妬しています。
自分も天然で裏を押していますが、wakuさんと同じ思いで最近はラッピングに挑戦しています。
山本さんと同じ工法をしていますが、ラッピングパウダー(WA アルミナ)の♯8000番は一般のホームセンターにありますが、♯10000番は見つかりません。最近ネットでアルミナ♯30000番を見つけて購入しました。ちなみに100g2500円位だったと思います。
早速試したのですが無傷にはならないようです。ただし綺麗な裏にはなりましたが、まだまだ課題があるようです。がんばります。
最近wakuさんのいい刺激を受けすぎて俄然燃えてきました。
今、かえ先までの半分くらいを当てているでしょうか?この段階で裏を鏡面にすること自体が順番として本当か?なのです。
かえ先まで半分ならその状態は裏の下地段階でかえ先まで深く当てた時点が裏の仕上げ段階です。
裏の理想は10000を軽く超える細かさが理想ですが、その研ぎ(ラップ)は極めて能率が悪い。だから面積は極小にしないとまず無理です。
残念ながら、その状況が出来ない限りどんな研磨剤を使っても成功しないですよ。
自動車用のコンパウンドは数社試しましたが、ブログに書いた830pが一番でした。
アルミナのパウダーよりいいと思っています。これ400グラムで1800円程度ですからぜひ手に入れて見て下さい。無駄にはならないと思います。
それから天然の梨地ですが、まだほんとの研クソラップになっていないのです。もっと細かくできます。その見え方は極細梨地とヘアーラインの中間の感じですね。曇って見えるのは、梨地が粗い証拠なのです。
同じように苦労しているラッピング挑戦者から、コメントいただきまして、嬉しいです。
山本さんと同じ工法とは、裏金と2枚で研ぐ方法ですか?
今回は、車の傷を修正するコンパウンドを買ってしまったので、しばらくは、車シリーズで行きたいのですが、アルミナ#30000も興味を持っています。
ラッピングのようなことをしたからと言って、無傷の状態にならなくて(頭の中では簡単にできると思っていたのですが、甘くはありませんでした)悔しさを感じながら、次の策を考えています。
まだまだ薄削り素人のブログから抜け出せませんのでテクニカル面は期待できませんが(汗)、精神面で(笑)、少しでもお役に立てたなら幸いです。
理想的な裏に近づきたいと考えて、試していましたので、裏に対する貴重なコメントに感謝します。
まだラッピングの段階でないことが、理解できました。
>今、かえ先までの半分くらいを当てている・・
その通り、かえ先までの半分くらいを当てていました。この状態でのラッピングは、適切ではありませんね。なるほど。
ブログでご紹介されていた830pをホームセンターで探したのですが、見当たらなくて、適当に買ってしまいました。(早くラッピングをしたかったので・・・)
後日、830pも入手してみようと思います。
梨地が粗いのは、砥クソラップができていないと思います。もっと細かくすることができそうですね。
良い勉強になりました。
出たっ! WAKU好みの難しい表現(というか、知識が無いだけなのですが(笑))。
すみません恥を忍んで教えてください。
>自分は少し強めに裏出しして足は研がないようにしてます・・・
少し強めに裏出しとは、玄翁で鎬面中央部を多めに叩いて裏打ちすると理解して。
そうすると・・・中央部のみを砥石当等で裏押しするので足は研がないことになる?と理解で正しいでしょうか。足(脚)は最後まで研がない?
>仕込み勾配が若干変わる弊害・・・
表なじみが、変わると思えば良い?
>見た目悪いですけど・・・
想像できていない・・・・(恥)
う~ん、さすが極めている方の表現は難しいです。(汗)
なんだか、頭の中で糸裏がグルグル回っています(笑)
よろしければ、フォローしてください。
考えているだけで、楽しいです。
この99工房のコンパウンド、結構研磨力が強めな気がします。私は別のメーカーで0.2μと表記してあるのを使ってみてますが、俄然ユニコンシリーズが気になり始めました・・・。
次の記事も楽しみにしております
コメントありがとうございます。
また、毎回見ていただきまして、お礼申し上げます。
まだ、ラッピングは右も左も分からなくて、ホームセンターにたまたま置いてある99工房のコンパウンドを買ってきて、試しているレベルです。
0.2μもあるのですねぇ。知りませんでした。
kuniさんが紹介されているユニコンシリーズ気になりますので、試してみようと思っています。
ラッピングという方法を見つけて独自に試されている・・・ホント、皆さん凄いです!
今後とも、よろしくお願い致します。