積層台から鉋の刃を少しずつ出していき、材料に刃が当たって削れたかと思うと、ドカンと厚い削り屑が出てしまいます。
以前にも経験していますが、2つの原因があると思います。
①下端の台頭側(特に刃の近傍)が出ている場合
②刃の表馴染みが当っていないことで、刃が動いている場合
①では、当っている部分を台直し鉋で削ります。
②では、はがき紙などを挟んだり、エポキシ接着剤を注入して表馴染みを当るようにします。
今回も、エポキシ接着剤を使って表馴染みを修正しました。
今までは、5分で硬化するエポキシ接着剤を使っていましたが、90分で硬化するタイプの方が良さそうなので購入しました。
硬化を始めるのが遅く、焦って作業する心配は無いのですが、なかなか硬化しません。
待ちに待って、24時間後、硬化してきたので、刃を外そうとしましたが、刃がビクとも動きません。
台が割れるのを覚悟して、玄翁で、ガンガン叩き、なんとか外れてくれました。
しかし・・・・・
綺麗にはがれず、刃に大量のエポキシが付着しています。
台の表馴染みもエポキシがガタガタの状態で残ってしまい、失敗に終わりました。
古いスクレーパーを使って、エポキシをはがして、やり直しです。
敗因は、刃に付ける油が少なかったことと、硬化していない状態で外してしまったことが考えられます。
2回目は、失敗が怖くて(笑)、手馴れた5分で硬化するタイプにしました。
早速、試し削りをしました。
やや薄い削り屑になってきましたが、30ミクロン程度が限界で、厚さも安定していません。
まだまだ調整が必要です。
はぁ~、使い物にならないかも・・・・