寸四の刃の状態を確認するため、米ヒバを削ってみました。
刃が欠けていて、まったく削れません。
鰹節を削ったときに欠けたのか?それとも最初の研ぎが下手だったのか?分かりません。
研ぎ直して、再度米ヒバを削りました。
これくらい削れる刃で、鰹節削りに戻ります。
刃の出し方で、色々な削りになることがわかりました。
左側の赤っぽいのが刃を出しぎみにして削ったものです。
どうすれば、上手く鰹節が花になるのか?
ホームページやブログ、動画などを検索して、勉強させていただいた。
・今回購入した鰹節は、雄節
・鰹の頭の方から削る
・削る方向は、尾から頭へ(これが順目とのこと)
・刃が出すぎていると削り花にならず、粉になる
・一定のリズムで削ると、削り面の温度が上がり、削りやすくなる
・鰹節をあまり濡らしたりしては、いけない
・鰹節の面は平面でないといけない
・鰹節は、尾から頭(最初から最後まで)まで引ききる・・・など、
薄削りに通じることが多いのも面白いです。
夜、コタツの上で、削ることにしました。
面が広くなってきました。
少しずつですが、鰹節が花になってきて、楽しいです。
削りたては、風味が良いので、つまみ食いが絶えませんでした。(笑)
あと一歩。
このような花では、恥ずかしくてご馳走になりません。
鉋屑、いや削り節が光ってくると、調子いいんですよ。