毎晩、「貞正」を研いで削っていました。
相変らず、削り屑が割れてしまうことが多いので、苦労しています。
腕が無いのを棚に上げて、「金井って信じてるから、もうちょっとだけ切れて~」って言いながら、やってました。(笑)
たまには、違った角度からの写真を撮影して、気分転換です。
きたない削り屑ですみません。。
先週の日曜日に水没させた削り材が気になっていたので、取り出して削ってみました。
最初は厚めに削り、ベタベタに濡れた表面部分を取り去りましたが、米ヒバが動いているのと、鉋の下端も濡れてしまうので、平面を出すのに苦労しました。
その後、薄く削るのは、予想以上に調子が良いです。水に浸したことで、米ヒバを削る感覚は、全く異なるものになっていました。
ただ、2尺の長さの米ヒバを削っていく途中でも、湿度で下端が狂うようで、均一に薄く削るのはなかなか難しいように感じました。
削り屑を一人上手で引っ張らない場合でも、上手く削れます。
おおよそ5~8ミクロン位で削れていましたが、無理すれば、部分的にこんな数字も・・・・・・・WAKUの技術では、無謀でした・・・・(笑)
今日の結果としては、米ヒバを5日間水没させることは、薄削りにとって、非常に有効な方法であると感じます。
とても気に入ったので、削り材を水没させてから、削ることが多くなると思います。
早速、水没作戦を継続させるためのグッズを作っています。
家内にミシンの使い方を教えてもらって、米ヒバの乾燥を防ぐための布を準備しました。
少し布を湿らせて、削らない時には、削り材の上に置くようにしました。
次にブルーホースの折り曲げた部分を固定するものを作ります。
仕上げ用の鉋は、千代鶴運寿 寸八 一枚台です。
米ヒバの端材ですので、苦労せずに削れます。
以前は、木工の中で、鉋掛け作業が一番苦手でしたが、今では、一番楽しいです♪~
このようにして、固定します。
水に浸した米ヒバを今日と明日の2日間、削り台の上に置いて、削る調子がどのように変わっていくか、様子をみようと思っています。
冷静なコメントありがとうございます!!
なるほど、試しはいませんが、油台の良い点かもしれませんね。
刃口を鹿の角で埋めるなどは、水分に影響されにくいような気がしますので、効果的かもしれません。
あ~、樹海に入ってしまいました・・・(笑)
コメントありがとうございます。
下端が動くのを体感しています。
綺麗に削れた写真だけをアップしています。(汗)
実際は、いつものようにボロボロの削り屑ですよ(笑)
しかし、水没の魅力は感じましたので、色々試してみようと思います。
おやかたさんも、試験的に水没させてみたら?
仕事の内容によっても違うのでしょうが
水分による台の動きを抑える効果はあるのかもしれませんね。
薄く削れるのですが、台が動いたりすることがありますね、
それにしてもここまできれいに削れるとは、
恐れ入ります。