普段は「康友」という安価な小鉋を2丁使っています。
勝手に康友No.1、康友No.2と区別しているのですが、先週、康友No.2の刃が欠けてしまいました。
欠けた原因は、思い当たる事が無く、良く分かりません。そんな鉋刃はダメと一蹴されたこともありますが、鉋を買うのもお金がいるし、なんとなく愛着があるので使い続けています。
当然ながら、これほど欠けてしまうと、使い物になりません。
荒砥から研ぎ直して、キングで中砥ぎした後、やっと、シャプトン 刃の黒幕 #2000を試すことができました。
素人の僕が、偉そうに使用感を書くのは気が引けますが、思ったことをメモしておきます。
・予想通り、研磨力は高く、研ぎやすいです。すぐに真っ黒な研ぎ汁が出ました。
・最初、水に5分漬けることが書いてありましたが、漬けなくても研げました。
・キング#1000と比べると、研いでいる時の感じは、やや滑らかです。あくまで僕の場合ですが、キング#1000でできた大きな刃返りが、#2000で研ぐと無くなります。(刃返りが小さくなるのかな?)
・以前持っていた刃の黒幕ではない#2000との比較は難しいのですが、研磨力がやや大きいようです。それ以外は、ほぼ同等に感じました。
いずれにせよ、キング#1000と仕上げ砥石の間にこの砥石で研ぐことで効率的に上手く研ぐことができそうです。結果としては満足しており、これから長い間、大切に使ってみたいと思っています。
早速、康友No.2を試してみました。
とても切れが良くなりました。やや中央が厚い削り屑です。
もう少し、刃を引っ込めて、再度挑戦。
う~ん、今の僕の技術では、これが限界。
まぁ、触った時の感触がソフトで、フワフワ、ヒラヒラ舞う削り屑は満足です。
これ以上の削りをするには、鉋台をもう少し長くして、、、研ぎ、鉋台、あと二桁くらい精度を上げないとダメなのでしょうね。
削ろう会では、寸八でそれをやってしまう。その技術は神様のようです。
もっと、詰めて行きたいけど、壁板張りが待っていますので、そこそこにしておきます。もっと時間がほしいなぁ。