先日、JR名古屋タカシマヤで開催されていた「暮らしに森を オークヴィレッジ展」に立ち寄りました。
たくみ塾、一期生と仰る方と、展示されてた900mm幅位のリビングテーブル天板(ミズナラ材)の話になった。
「これは、ブックマッチで2枚の板の接ぎ合わせですね」
「でも、雇いザネが3箇所見えるので、4枚の板の接ぎ合わせでは?」
「そうですね。木目が良く合っていたので2枚に見えてしまいました。
たぶん、板の反りが大きくて、そのまま平面にすると板厚が確保できないので、さらに板を分割したと思います。それで木目が良く合っている。」
なるほど、そうゆう手法もありか。(正しい手法かどうかはわかりませんが)
それから、拭き漆で仕上げた家具が多かったので、
「レベルは格段の差がありますが、僕も遊びで、昨年、杉の荒材で簡単な室を作って拭き漆してみた。」と言ったら、妙に関心され・・・いや、スーツ姿のおっさんが、真面目な顔して話をするので、完全に呆れられてしまった。
木工の話は面白くて勉強になりました。ありがとうございました。