活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

物の発生2

2016年04月25日 | 法理

「物が在る」 ということは自分をこのように認めた様子なのです。

「自分というものを認めた その上」 から

「物が在るとかないとか」 ということなのです。


そういうような 「考え方」 ですから、全ての物をみんな

「人間(にんげん)の考え方」 へ、全部移行したのです。


「物心付いた途端」 にどんな人でも皆そうなるのです。

「識」 を認めたのです。

関係を皆認めたのです。


ですから、一切の動きを色々と名付けてみても

「自分の考え以外」 の何物でもないのです。


ことろが、「今の事実」 は考えではありません。

だからそれが分からないのです。