「集」とは煩悩のことです。
「苦の元(本)は、実に煩悩に有(在)る」のです。
それさえ取り除けば安楽に死ねるのです。
それが「滅道」です。
その死を「安楽冥(あんらくめい)」するには「妄想、煩悩」を滅すれば
よいので「滅という結果」を先に出してあるのです。
それを満足させるには「道という修行」が在るのです。
やはり「結果」を先に見せてそれなら修行してみようとなるから
「因即修行」を後に回してあるのです。
「道(修行)」に因って必ずそういう「妄想、煩悩」を滅することが
出来ます。「苦が楽に成る」のです。
そうしたら何時死んでもいいという「信念」が起こって来るのです。