活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

おシャカ様の伝記 2

2016年04月11日 | おシャカ様

おシャカ様は私たち衆生の為に命懸けで行われたのですから

犬死させては困るではありませんか。

 

二千五百余年間、それが潜在意識となって私たち衆生は

生まれ変わり、死に変わりして今日に至っているのです。

 

今日は昔の今日と同じです。

おシャカ様も眼は横、鼻は縦についていたのです。

天地と我とは離れられないものです。

元来が一つのものなのです。

 

「奇なる哉、奇なる哉、一切衆生 悉皆成仏」

(きなるかな、きなるかな、いっさいしゅじょう しっかいじょうぶつ)

と、叫ばれたのです。

 

私たち衆生を 「仏」 にしようと、おシャカ様は命懸けで行われたのです。

「常不軽菩薩(じょう ふぎょう ぼさつ)」 は人を見ると、「皆仏なり」

といって拝んだと言います。

 

私たち衆生は 「仏」 なのです。