ニースに行って来ました

2009年03月16日 | グルメ
ニースのあるアルプマリティーム県は、山を挟んで私の住んでいる県のお隣。
そして私は滅多な事がない限り山越えはしたくないと思っています。
県民性が嫌なんです。綺麗な所なんですけれどね..........

そのニースへ行って来ました。
日本からフランス人の友だちが来ていて、一緒に食事をしに行ったんです。

今回行ったのは、日本人シェフが采配を振るうミシュラン一星レストラン KEISUKE MATSUSHIMA 。
シェフにお任せコースをお願いしました。

私はトキソのお陰で生焼けの肉が食べられないので、友だちと旦那とは別メニューでお任せ。
親身に考えて料理を出してくれました。


前菜はアジのカルパッチョ。ほんのり醤油風味のソースと良く味がマッチして美味しい。
これは他の二人も同じ料理。
アジはフランスでは滅多にお目にかからないので貴重。タヒチだと道ばたで売っていたりするんですけどね。
なんでもシェフ自ら地元の漁師に頼んで釣ってもらっているそう。ピチピチです。

前菜2はホタテのゴマソース。旦那達はフォアグラのソテー。
私、フォアグラのソテー大好きなんですよ。でももちろん生焼けだし、肝臓類はビタミンAが豊富なのでやっぱりダメ。
これはいつかリベンジで食べに行きたいです!
蜂蜜レモンとマッチして美味しかったそう。

魚料理は、白身魚。これまた地元の新鮮な魚のソテーです。

肉料理は私は豚の3枚肉。ほうれん草のソテーと一緒に食べると何とも言えない程よい味わい。
旦那達はフィレ肉。ほんのりわさび風味。旦那も友だちも唸っていました。
私も良くやけたと所を味見させてもらいました。柔らかい肉にしっかり味がついていて、今まで食べたステーキのなかで一番美味しかったかも。

デザートは3人別々。
私はすみれの花を使ったデザート、友だちはブレッドの葉(ニース名物ブレッドタルトに使われる葉。巨大なチンゲンサイみたい)のムース、旦那はフェンネルのアイスクリーム。
どれも地元を意識した素材を使った珍しいデザート。
新たな味の発見でした。


お料理は少ーし、そしていい案配に日本風味が入っていて、他のフレンチレストランとは違ったタッチを醸し出していました。
でもフレンチはフレンチ。和風フレンチでは決して無いんです。
あらゆる所にシェフの工夫や素材へのチャレンジが見られて、楽しみながら食べました。
帰りの道でも、お料理の話で持ち切りでした。


このレストランの為なら、山越えも苦になりません。
また行こうと思います。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (eiko)
2009-03-16 09:57:14
日本人シェフがそちらで修行しておられるのですね~。いずれは日本へ戻られてフランス料理レストランで腕を振るわれるのでしょう~。
感激するほど美味しい料理を堪能できて幸せ感を感じられるのは嬉しいですよね。
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eiko (mai)
2009-03-16 16:45:50
いえいえ、修行じゃないですよ。
シェフとして自分のお店をもっていらっしゃるんです。
もうすぐ日本でもレストランをオープンする予定だそうです。
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Unknown (ぐび)
2009-03-16 17:55:51
テンプレートが素敵~。もうすっかり
春って感じで。私も菜の花
食べたいです~!!!
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Unknown (プルーン)
2009-03-16 23:07:35
最後のコメント
このレストランの為なら、山越えも苦になりません。
また行こうと思います。
に、maimtiさんの全ての思いが凝縮されていますね!次回は写真、撮って来て下さいね~

バスティーユのマルシェでは、アジも沢山見かけましたが、さばくのがアパートのちっさなキッチンでは、、泣く泣くと諦めました。。。
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Unknown (jerry)
2009-03-17 00:07:01
日本人シェフ!?
一瞬テレビで観た人かと思ったんですが、パリだったような気もするので別人ですね~

遠くても行きたいと思わせるお料理、素晴らしいですね~
そこまで感動したお料理、まだ出会ってないかも…
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ぐびさん (mai)
2009-03-17 01:50:11
タヒチではたまに見かけたんですけどね....
その辺に咲いているのを摘んで来て食べても大丈夫なんでしょうか?
食べちゃいけない種類なんかあったりしたら...............
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ぷるーんさん (mai)
2009-03-17 01:52:39
あら、アジ売っているんですね。
さすがパリだわ。

写真はちょっと恥ずかしくて取れなかったんです。
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jerryさん (mai)
2009-03-17 01:55:32
日本の雑誌でも紹介されているようです。
jerryさんもこれはというのが見つかったら、是非紹介してくださいね。
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