タヒチアンクッキング

2005年06月05日 | グルメ
前にイポ(茹でパン)の作り方を聞いて、家で作ってみたら美味しくなかった話しをしたら、タヒチアンの友達のテトゥが『それじゃだめだめ。ソフトなタッチで作らないと駄目なのよ。金曜日に一緒に作ろう』と言い出し、金曜のティファイファイの日が、なぜかタヒチアンクッキングの日に変わりました。

タヒチアンは臨機応変です。

で、金曜日。いつものようにヴェロと待ち合わせてパペーテに行くはずが、ヴェロはお疲れモード。とりあえずカフェに行ってコーヒーを飲む事に。
カフェでコーヒーを飲みながら、昔の面白い話しを聞いたりして、仕事場に着いたのはなんと11時(8時にヴェロの家にいったのに)。

着くとすぐにテトゥからお呼びがかかって、料理教室の始まり。

今回はイポをプロウの葉にくるんで茹でるやり方を教わりました。

レシピは、小麦粉(ベーキングパウダー入りがいい)カフェオレボール2、水1、砂糖大さじ2をボールにいれそっとまぜる。(そっとがポイント)。
これを丸めてプロウの葉にくるんで、熱湯で7分茹でれば出来上がり。

丸める時に手に着かないように小麦粉をまぶすんだけど、これがまた半端な量じゃありませんでした。

プロウの葉にくるまず、そのまま茹でてもOK。
茹でたものをオーブンで焼いて、ココナツミルクをかければ立派なデザートに。

ココナツミルクはこの前買った缶づめのをもっていたんだけど、これがタヒチアンに不評。
やはり新鮮な削りたてのココナツが良いみたい。

でも新鮮なのは市場に行かないとないし、朝早起きするのは苦手だから、なかなか難しいや。


料理ができた所で、皆を呼んでお昼ごはん。
結構好評で、今回から毎週金曜日はタヒチアン料理を作ることになりました。


次回はヴェロが持ってくる魚を使った料理と、かたくり粉とパパイヤのケーキ『ポエ』です。


ちなみに、今回は缶のココナツミルクを持って行きましたが、家の缶切りは電動なので、缶切りは持って行きませんでした。テトゥに缶切りが無いよと言うと、さらりと一言『無い時はあるものですます。これがタヒチ風よ』と言って、大きな包丁で缶を開けてくれました。
包丁で缶があくとはびっくり。二人で大笑いしてしまいました。

タヒチアンは底なしに明るいです。
彼女たちに出会えて本当によかった。