スーパーのストライキ

2005年05月01日 | タヒチ生活
ここ2、3日スーパーUがストライキをしています。

カルフールが好調なのに対し、収入がいまいちらしく社員の25%をリストラすると発表しました。ストはその後、リストラされる顔ぶれを見て、従業員が怒って始まりました。

リストラされるのは全て平社員。経営のまずさを責められるべき上層部はお咎めなし。
それはあんまりとストになったわけです。

今日は朝から具合が悪く(せっかく今日から抗性物質とお別れなのに)夕方まで寝込んでいました。
昨日一日パペーテの市役所でクーラーにあたっていたのがまずかったのかも。
でも冷蔵庫はカラで明日は日曜日なので、がんばって買い物に行く事にしました。
ここでカルフールに行くべきだったんですよね。
いつもの癖と、カルフール嫌いなのもあって、ついついUに行ってしまったんです。

店自体は開いているものの、従業員はスト中でほとんど働いていません。
野菜売り場のお姉さんも急きょ雇ったのか、商品コードをよく分かっていません。レジも3人だけで、会計を待つ人が長蛇の列をつくっています。
中には5L箱のアイスを2つカゴにいれたおじちゃんもいて、溶けちゃうと困っていました。

30分以上待たされて、やっと閉店後に会計を済ませる事が出来ました。この間またクーラーの聞いた店内にいたので、明日が心配。

店を出ると、外に役職らしき制服を着た白人男性2人を発見。レジの人の苦労を見ながら、歓談しています。
一人は店内で、野菜売り場を仕切る人間がいないからこまっちゃってとお客にこぼしていた人でした。

これを見て、すごーく嫌な気分になりました。
役職は責任のある立場なのだから、レジが混んでいれば自分がレジに立つべきなんじゃないかしら。『自分は役職だから、レジなんて出来ませーん』では済まされないはずでしょう。
お店がコケれば自分もコケる。その辺を一番考えなくてはいけないはずなのに。

上に立つ人間がこれじゃ、下のものもついて行かないのは当然。

でもこのままじゃUは潰れちゃうかも。カルフールは嫌なのでどうにか立ち直ってほしいんだけどな。