室堂での2時間はあっという間に過ぎ
室堂駅から立山トンネル トロリーバスに乗ります。
大観峰駅までの3.7キロを10分。
立山の下を通り抜けていきます。
バスの屋根にある集電装置からエネルギーをもらって走る
トロリーバスって懐かしいな思う人もいらっしゃいますよね。
子供の頃は新宿も走ってましたよ。
特にこのようなトンネル内では
排気が充満せずに走れることから環境にも優しいです。
黒部ダムを真下に
望むことができる大観峰。
ここでもまだ標高は、2316メートル。
ダムにつながる黒部湖も
エメラルドグリーンにも深いブルーにも見えます。
山々とのコントラストが美しいでしょ!
大観峰駅からは、立山ロープウェイへ。
黒部平まで、1.7キロを7分で下ります。
ロープウェイをよく見ると、
途中に支柱が1本も設けられていないんですよ。
支柱がないのはワンスパン方式と呼ばれ、
このタイプでは日本最長なんです。
なんで、支柱がないの?って
思われる方もいらっしゃると思いますが
環境への配慮と、豪雪地帯なので雪崩の時に
支柱があると危険なためだそうです。
標高1828メートルの黒部平からは、
黒部ケーブルカーで0.8キロを5分かけて
黒部ダムへとトンネル内を下ります。
ケーブルカーの斜度もかなりのもので
転がり落ちそうなくらいです。
黒部ダムまで下ってきました。
それでもまだ標高1470メートルです。
気圧で、お菓子の袋もパンパンです。
今にも爆発しそう!
黒部川の流域は、降水量も多く、
全国有数の急流河川となっています。
電源開発が盛んにおこなわれたために
水力発電所やダムが多くみられます。
7年間ほどかけて完成したくろよんダムは
難工事が続き、その苦労は
映画「黒部の太陽」にも描かれていますね。
日本最大級の大きさと
アーチを誇る黒部ダムです。
6月下旬から、10月中旬には観光放水もありますが
今は、静かなダムです。
二日目はハードスケジュールで
少々お疲れ気味。
ここは糖分補給しないと帰りまで身が持ちません。
黒部ダムレストハウス限定の
山いちごのソフトクリーム。
ここで少し休憩をして、黒部ダム駅から
この関電トロリーバスに乗って
6.1キロを16分かけて扇沢駅まで下ります。
扇沢ではツアーバスがお待ちかねでした。
ここから安曇野で休憩をしながら松本駅へと向かいます。
運転手さんのご好意で、松本城周りで駅へと。
19時21分発のあずさに乗って帰路に着きました。
今回の添乗員さんは、その時々、臨機応変に行動してくださるし
ツアー客が楽しめるようにと、
早め早めに乗り物の時間も折衝してくれたおかげで
待つ時間も短く、自由時間も多めで楽しめました。
たわいのないおしゃべりもするほど打ち解けました。
今回の旅は、長崎旅行から一か月もたたないうちに
急に決まった旅行でした。
正直、めまい感をかかえての旅だったので
内心は、ずっとハラハラしていましたが
楽しい旅になりよかった!
姉さん、Aちゃん、Wちゃん、楽しい時間をありがとう!
参考までに、今回の旅はJTB旅物語
立山黒部アルペンルートと黒部峡谷トロッコ列車2日間で
1日目のお昼のお弁当代を含めて31190円でした。