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ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

百段階段で假屋崎省吾の世界

2006年11月03日 | 建物探訪

また、昭和の竜宮城、目黒雅叙園に行ってきました。

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華道家假屋崎省吾氏が、
「華で寿ぐ」をテーマに
百段階段での花の展示が
28日からはじまりました。
この日は、
アレンジの課外授業で、
先生からチケットを頂き
一緒に見てきました。

なんと言っても、お花は勿論ですが
百段階段が見れるとのことで、凄く楽しみでした。

まずは、エレベータで旧3号館に上がりますが、
これがまたビックリ!するような、豪華なエレベーターです。

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見上げる先に、ケヤキ板の階段が果てしなく続く「百段階段」
扇の天井絵は、上まで続いています。
今回は階段で結ばれた6部屋に、
お花と打ち掛けが展示され見学できます。

   ☆十畝の間

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お花の写真は撮影禁止でしたので、HPからの写真です。
天井に合計23面の襖仕立ての鏡板に荒木十畝による
四季の花鳥画が書かれています。
黒漆の螺鈿細工が随所にみられます。

  ☆漁樵の間

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やはり、ここが一番絢爛豪華です。
室内は全て金箔、金泥、金砂子で仕上げられています。
床柱は檜で、中国の漁樵物語の一場面の彫刻です。
夜中にここから抜け出してきそうなくらいリアルです。

天井画は菊地華秋による四季草花。
欄間は風俗画、廻り廊下は黒漆塗。

そのほか、草丘の間、清水の間、星光の間と続きます。
最後が清方の間です。
茶室風のお部屋で、市松模様の網代天井も見事で、
建具の細工もなかなか凝っています。

お花も、素晴らしかったですが、
やはり建物には敵わないと思いました。
普段は、7000円位からの見学ツアー(食事付き)でないと
ここは見れません。
今の期間は1000円で、お花&建物探訪できるのでおススメです。
混雑は、覚悟と聞いてましたが、
この時間はわりと空いていてラッキー☆でした。

ランチは、前回と同じ「クラブラウンジ」のバイキングをと思いましたが、
この期間のみ、500円UPの2700円の上、
時間制とのことで諦めました。
でも、凄い行列でしたが、あの豪華なトイレに入ってきましたよ。

この後は目黒ランチです♪
次回に続きま~す!