ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・白石一文 「一億円のさようなら」

2019-05-16 05:53:57 | 図書館本 読書備忘録 
一億円のさようなら (文芸書)

 内容(「BOOK」データベースより)
連れ添って20年。発覚した妻の巨額隠し資産。続々と明らかになる家族のヒミツ。爆発事故に端を発する化学メーカーの社内抗争。いまを生き抜く大人たちに贈る極上娯楽小説。

               

 読書備忘録 

一億円手に入ったのに・・・

娘と息子がちょっとやっかい。
優秀らしいけれど、やっかい。
母親としては、まだ若すぎるよね~・・・でも止められないよね~・・・

夫婦のカタチも、家族のカタチもみんな違って当たり前だけれど、夏代って人と夫の関係に、ふ~ん、そういう夫婦もいるんだわね・・・

うちだって、秘密にしているつもりはないけれど、言うの忘れたぁ~・・・ってことだってあるからね。
何で黙ってたっ!ってことにはなるかもしれない。

でもさぁ、そんな秘密もたれていたらお墓まで持って行って欲しかったわ。48億よ!48億っ!

なんか一億が、たった一億なんて・・・自分が一億円手に入れたような気になってしまって、戻るのに大変でしたわ。

終わりに近づくにつれ・・・もしかして、もしかするんじゃない?この奥さんっ!
そう、やってきましたよ奥さんがっ!

おーーーやっぱり、だと思った。
予想が当たって、痛快~・・・

夫婦は恋人同士とは違うんだ。
愛情で関係を支え合うだけじゃなく、信頼で支え合わなきゃいけない。

夫婦には歴史がありますからね。
夫婦でたくさんのことを乗り越えたはず・・・

熱く熱く、ハラハラドキドキ読みました。
500ページ越え・・・2日がかりでほぼイッキヨミ!!!
オモシロタノシ・・・

まだ未踏の地、金沢に行ってみたくなりました。

★★★★★


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