”私はずっと、母さんが嫌いだった。佐野洋子の自伝的エッセイ”
シズコさんは 「100万回生きたねこ」 の作者 佐野洋子さんのお母様です。
お母様が七十七歳 妹さんと三人でヨーロッパ旅行に行った時パリで泊まったホテルが リッツ
「リッツは日本人のバスは裏口につけ裏口から入れるときいていたが本当だった。私は頭に血がのぼったが・・・」
まずはこのくだりに食いついた!へ~!そんなことするんだ!少し前のことではあるのですが、いや~な感じ!いまでもそうなのでしょうかしら?
もしパリに行ったとしても、リッツには泊まれないなぁ~! お財布に優しいツアーで行くと思うから。。。
次に食いついたのは知り合いの方の老人ホームで、その方が 「・・・本当にこんなところいやだわ。馬鹿げたところよ。時間がすぐにこま切れになってしまう。おやつだ、ごはんだ、ハイおりがみだ、童謡だって、子供じゃあるまいし馬鹿になってしまう」
介護の現場にちょこっといたので、私もこんな事はや~だなぁ!と思っている一人です。
無理やり嫌いな演歌を聴かされたり、演歌で体操したり、まっ言いたい事はたくさんあります。現場にいたときも声に出していましたが、なかなか・・・それに介護の現場がとても大変なの事も知っています。
そして
「・・・地を丸出しにするのが個性なのだろうか。私は今の民主主義がどうも日本人のお口に合わない様な気がする。というか、片手落ちの民主主義で、権利はどこまでも主張し、権利と義務が表裏一体であることに気づかない様なのである。」
中学の頃 担任の先生からきちんと、例題をたくさん出して時間をかけて教わりました。
もうすでに習っているからと言ったのか、これからと言ったのか覚えていませんが、たぶんその時の事は気にも留めないほど サラ~ッとだったのかも知れません。
授業ではなかったと思います。担任は数学でしたから・・・おそらく中学を卒業してすぐに社会に出る同級生がいたので、じっくり話しておきたかったのではないかと、今にして思います。
「権利を主張するのであれば、まず義務を果たしなさい。」
今は誰も教えてくれないのでしょうか?だとしたらとても寂しい事だと思います。
息子たちはわかっていましたから、どこかで教えてもらったのでしょう。
が、しかし・・・普段の生活ではどうだかな?
私の場合、わかっちゃいるけど~・・・!やることやらないで文句ばっかり言っています。 挙句の果てに人のせいにします。
振り返るきっかけができましたから、反省しました。肝に銘じて!
食いついた所はさておいて・・・
読み始め えぇぇぇ~~~! の連続でしたが、だんだんと・・・そして一緒にベットに入って・・・
涙腺ゆるゆるのお年頃ですので、電車の読書は要注意です。
うるうるなりそうな時は パタッ! と閉じて続きはお家で
母とはしょっちゅう会っていますし、仲が良いとか悪いとか、好きとか嫌いとかはあまり気にした事はありません。ありきたりの親子なのかな?と、言っても何がありきたりなのかわかりませんが、そんなふうに思います。
そして、私も母です。息子たちはこの母をどう思っているのでしょうね?
気にした事もなかったのですが、「シズコさん」を読んで気になり始めました。。。が、気にしてもしょうがないからヤメにします。
今日は~
「私の場合、わかっちゃいるけど~・・・!やることやらないで文句ばっかり言っています。 挙句の果てに人のせいにします。」ここ、私のこと言われているみたいです。(笑い)特に人のせいにするのとてもうまいです。特に亭主の!
沢山本を読まれましたね。私の留守の間に(笑)
私も母が嫌いでした(>_<)
でも介護していくうち段々「この人は私の母親」って受け入れられるようになりました。
ディ-サ-ビスをとことん嫌がりとうとう行かなかった母。
「子供じゃあるまいし・・・」と言うことを良く母も言っていました。
私もそう思いながら一生懸命ディ-サ-ビスを自分の為に勧めていたように思いますね。
色々介護しながら勉強した貴重な時間でした。
この本 読んで見たいですね♪
どうしたのでしょう?
ごめんなさい。
「母が嫌いでした」で終わっては大変(笑)
介護しながら私も癒されていったことを書きましたが(^^ゞ またの機会にします(笑)
この本 読んで見たいです。
私も標的は 夫 です。
他人様にご迷惑かけてはいけませんから・・・
よく我慢してくれていると思うと、あっぱれっ!です。
反省しています。
gooは時々おかしくなります。
せっかく書いたのに Enterキーを押すと消えてしまったりします。
お手数おかけしてすみません。gooに代わって
この本は
「母親との関係になやんでいる貴女へ。」
と、書いてありました。
特にそんなことはないのですが、佐野洋子さんの自伝的エッセイ に惹かれて読んでみました。
時々 うるうるしますので要注意です。