内容紹介
生活保護大家族から逃げてきたキャバ嬢は、不動産投資家の綾小路光子と知り合った。数年後、訳あり老人が長逗留する古びたビジネスホテルにひっそり暮らす光子と再会し、生きるノウハウを学ぶことになるが…。
読書備忘録
天使は七人兄弟の末っ子。仕事をやめた父親と四人の子を産んだ母親は生活保護で生活していた。五人目は福祉事務所の担当職員から四人目が学校に入ったのだからそろそろ少し働いてもいいのではないか。と、言われたから生んだ。らしい。働けと言われるのが嫌で六人目七人目を生んだ。それでずっと生活保護。それを受けるようになって30年両親は働いていないし、その気もない。天使の親族は親子三代生活保護!
そんな環境で育った天使は、一般常識にやや欠けていて、いや、相当欠けていてそんなことも知らないのかい?と言われるほど。
親のようにはなりたくないと・・・ってことなのだけれど
ラスト・・・
天使よ!老人たちに教わったこと心して頑張るんだよ!と・・・思った私がバカだった。
★★★★☆