goo blog サービス終了のお知らせ 

函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

人類間引き作戦

2021年02月03日 17時32分58秒 | えいこう語る
▼もはやコロナ軍の地球進撃は、破竹の勢いだ。地球軍は第一攻撃の対応もでない(ワクチン摂取の不備)状態だ。さらに、コロナ軍は新型のウイルス爆弾を使用したようだ。

▼国連は直ちに臨時常任委員会を招集し、コロナ軍に対する、集団的自衛権を行使してほしい。WHOに任せていては、地球がコロナ軍に占領されてしまうからだ。【大惨事世界大戦】の勃発なのだ。

▼宇宙の星の中で、最も環境がすぐれたのが地球だ。その地球が“人類”というほんの一握りの集団により、並みいる生物を死滅の危機に陥らせている。もはや地球が滅びる寸前なのだ。

▼そこで宇宙の総大将太陽神が、地球を救うために、コロナ軍の進撃を命令したのだ。コードネームは【人類の間引き】だ。

▼46億年前、太陽神は自分に近い場所に小さな星を生んだ。原子を集合させたため、この星は多量の放射能が発生した。

▼長い時間をかけ、この星から放射能を除去し、人類が生存できる環境を整えていった。そのため多くの自然生物も生まれた。

▼それらの自然生物の住みわけを調整し、持続可能な状態にしようと、人類をその管理者として誕生させたのだ。

▼しかし人類は、その崇高な使命を忘れ、国境を作り勝手気ままに自然環境を支配し、環境破壊を始めた。やがて人類の進歩という、神をも恐れぬ行動に出る。

▼各々の集団の利益を得るため、神が最も嫌う「聖戦」という名の下で、戦争を繰り返す。戦争ほど大規模な自然破壊はない。もはや神の声など人類には届かなくなった。

▼さらに「産業革命」は人類に「進歩」という言葉を植え付けた。その後の科学技術の進歩は、自然環境の保存ということには、何ら見向きもしなかった。

▼地球の誕生である原子の究明も、原子爆弾という地球を破滅する武器を開発させた。その武器が平和の維持に役立つという「悪魔の論理」を打ち立て、今日に至る。

▼さらに、地球に飽き足らず宇宙まで侵略しようという。この太陽神を無視する行為を、もはや見捨てることはできない。

▼西暦2020年。太陽神は「地球攻撃」をコロナ軍に下した。【他の生物まで絶滅させてはいけない。人類に当初の目的を目覚めさせればいい。『人類間引き作戦』を決行する】と言い放った。

▼2019年の世界の人口は『77億人』だ。2050年には『97億人』と増加する。そうであれば、自然環境は人類の生存のために、悪化するのは間違いない。

▼太陽神による【人類間引き作戦】は「持続可能な地球」のための、最も有効な作戦ではないだろうか。まさしく「神のみぞ許される」聖戦ではないか。

▼現在日本国民は「時短営業」や「休業」による自粛に耐えている。会社や学校には出かけるものだと思っていたが「リモート」も常態化しそうだ。

▼コロナ戦争で、現在の産業構造や社会構造の変革が迫られている。変革を国家に期待する前に、一人一人の革新が必要ではないか。だが、実態は国民や自治体は、国家に頼り切っているようだ。

▼我が国は国民主権の憲法を持つ国家だ。だが、この言葉が国民にほとんど馴染んでいない国家のようだ。

▼ここまでくれば、主権は国家に任せるという国民感情があるのではないかと、スガ政権は判断しているに違いない。もう一歩なのだ。【憲法改正】は。

▼ふと思い出したことがある。1963年(昭和38年)第二次朝鮮戦争を想定し、日米共同作戦で、朝鮮・中国・ソ連と交戦するという作戦計画と、その際、日本に軍政をしく内政計画を含む『総合防衛図上研究実施計画』だ。

▼通称【三矢研究】。第一出動から第七出動まで、緻密に想定している。野党が政府を激しく追及し、事態が重大段階に陥った場合、自衛隊に対し『治安出動』の命令を行なうというものまでもだ。

▼この計画を暴露したのが、社会党の岡田春夫議員だ。ところが当時の佐藤栄作総理の発言だ。
初めは驚き「かような事態が政府が知らないうちに進行されているのは、ゆゆしいことだと思う」と答弁した。

▼それが防衛庁からの突き上げで、五日後「防衛上当然のことだ。もちろん最高機密文書が漏れたことは、私自身反省しなければならない」とし、逆に【機密保護の立法措置】の必要を言い出したのだ。

▼ここで、スガ総理の考えと酷似するものを思い出す。日本学術会議のメンバーの新加入について、スガ総理が任命拒否をした問題だ。6名がいずれも政府の方針に、大きく反対を唱えるというのが理由だ。

▼それに対し、一斉に反発が起きると、視点を変え、学術会議の体質が古いとし【行政改革の必要性】を訴えた。まさに、三矢問題同様のすり替え発言だ。

▼当時(昭和38年)は、東京五輪の前年である。国民の気持ちは五輪一色だ。その熱狂に乗じた研究だ。ここに五輪は「国威発揚」という、裏メニューが隠されているのを実感する。

▼「三十八年研究」ということと、陸・海・空の三自衛隊の統合という意味だという。さらに毛利元就の「三本の矢」の故事にならって、命名したという。

▼シンゾウの「三本の矢」も、その頃と同じ発想を踏襲しているのだ。この程度の政府であれば「行政改革」の対象ではないか。

▼シンゾウもスガも、そのレベルでの政治手法を行なっているということは、自衛隊統帥部も引き続き「三矢研究」を続け、いつでも治安出動できる体制が、出来上がっているということだ。

▼コロナ軍の進撃が拡大すれば、治安の悪化も想定される。その対応は自衛隊として、万事万端に違いない。

▼さらに戒厳令などの行動体制も、閣議決定さえあれば、瞬時の対応ができるシュミレーションは、完璧に違いない。

▼そんなことを夢見ながら、夢がそのままブログと化していた。今朝はすっきり目覚めた。寝床から手が届く範囲に、中原中也の詩を置いていたので、開いてみた。
「サーカス」
幾時代かがありまして
茶色い戦争ありました
幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました

屋外は眞ッ闇 闇の闇(くらのくら)

ゆあーん ゆょーん ゆやゆょん


    げに恐ろしきは我が妄想
              三等下

ミャンマーのクーデターと「埴生の宿」

2021年02月02日 08時28分46秒 | えいこう語る

▼ミャンマー(旧ビルマ)で、軍部がクーデターを起こし、民主政権が一夜にして軍事政権と化した。軍部が強い国がどんな状況なのかは、先の戦争で我が国は体験している。

▼反対する者は、問答無用で“殺される”。連行されると死体になって帰ってくるという実態が、軍事政権だ。

▼一方、軍人の規律違反も死を意味する。軍は統制を命とする集団だ。上部からの命令には、死を覚悟して、任務に当たらなければならないからだ。

▼「ビルマ建国の父」と呼ばれたアウンサン将軍の娘がスーチーさんだ。だがその軍事政権が独裁的となり、それを開放したのがスーチーさんだ。ノーベル平和賞も受賞している。

▼だが、軍を廃止できない。軍政下の憲法で、軍人に4分の1の議席を割り当てなければならないとあるからだ。軍部の影響力は大きなものがある。

▼ミャンマーのことは、このぐらいしか知らない。だが、民政から軍政への移管は、国民が戦時下の日本人になるようで、他人事とは思えない。

▼私たちの世代は「ビルマの竪琴」を思い出すからだ。ビルマ戦線で多くの死骸を見た水島上等兵は、僧となり死者のために祈ることを決心する。

▼日本に帰還する同僚たちが「水島一緒に返ろう」と叫ぶ。あの場面を思い出すと、今でも涙が込み上げてくる。

▼英国軍に囲まれた日本の部隊の中に、音大出の隊長がいて、全員で「埴生の宿」を静かに合唱する。攻め込もうとする英軍から突如「埴生の宿」の合唱が湧き起こる。この曲が「イングランド民謡」だったからだ。

▼戦争のむなしさに、胸が張り裂ける思いがする「ビルマの竪琴」だった。クーデターを起こしたフライン総司令官は、1956年生まれだ。「ビルマの竪琴」を知らない世代なのだろうか。

▼我が国の国会議員も戦後生まれが圧倒的に多くなった。「憲法改正」となれば、国民主権から国家主権へと移行する。

▼9条を改正し、自衛隊が軍隊となれば、ミャンマーのような事件も起きかねない。だが今の我が国に、軍事政権は生まれない。しかし軍部を掌握する、強力な政権が生まれるのは可能だ。

▼ミャンマーについて詳しいことは知らない。だが、ミャンマーのクーデターと、我が国がコロナ戦争下であることを考えれば、何か共通項があるように思う。

▼コロナの拡大により、国民の自由が次々奪われ、国家の指示に違反するものは懲役刑などということになれば、民主主義が崩壊するという危険性もあるからだ。

▼バイデン新大統領は、スーチーさんを開放するための行動を起こすという。軍事力での解決はもうよそうではないか。

▼世界中が「埴生の宿」を歌って、穏便に解決させるというような、知恵はないものだろうか。

    水島上等兵にあやかりたい
             三等下

「日の丸」にイジメられる

2021年02月01日 16時28分50秒 | えいこう語る
▼「自民保守の会」なるものが、今国会に「国旗損壊罪」なるものを提出するというのは、先日ブログで書いた。それに違反すれば、2年以下の懲役、または20万円の罰則を科すという、極めて物騒なものだ。

▼1924年、国からの「国旗掲揚に関する件」という通達だ。【国旗は国家の表章として最も敬意を表すべきものなり。国家的祝祭日に当たり官庁率先して国旗を掲揚し民間各戸又之を掲ぐるに於いては国家的意識を闡明にし、国民精神統一の一助たらしむることを得ん】。

▼1943年には、国旗の掲揚は皇后、皇太后、皇太子の誕生日にも、掲揚する通達が出ている。つまり国旗は、天皇制との結びつきを示す。

▼「君が代」については、法令も命令もなかった。「君が代」は、天皇のことだと思っているので、当然だからということだろう。

▼しかし、1999年に「国旗・国歌法」が成立した。時の官房長官・野中広務は、各省庁や地方公共団体に対して「日の丸は目立つところに常時掲揚し、主な式典では「君が代」斉唱を徹底するよう要請した。

▼「日の丸」が国旗で「君が代」が国歌というのが定着したのは、やはり“教育現場”による浸透が、功を奏したのは言うまでもない。

▼この流れから見れば自民党には、1924年の考えが100年近く続いているということだ。2012年の「自民党改憲草案」では「国旗・国歌は尊重しなければならない」とある。

▼尊重しなければ、どうなるか。罰則さらには懲役となるに違いない。「国旗損壊罪」なるものは見過ごしてはならない法案のようだ。

▼先日亡くなった半藤一利さんが、海軍兵学校第七十三期の、生き残り兵たちを取材した内容が興味深い。

▼卒業生901名中、303名が戦死している。【俺が生き残って貴様が死んだ。ただの偶然が生死を分けたに過ぎない。我々は今日も生きている。死んだ貴様に何か後ろめたさを感じ・・・。艦と共に生き、艦と共に死ぬ。“軍艦旗”のもとに生きがいもあった。・・・いまのおれの人生には、この下で生きもでき、死にもできる人生の“軍艦旗”がないのだ】。

▼当時軍艦旗は「天皇」そのものだった。「海ゆかば」に【♪大君の辺にこそ死なめかえりみはせじ♪】。「旗」が命より大切と思った時代があったのだ。

▼「国旗損壊罪」なる、ちょっぴり時代がかった法案が、コロナ戦争の真っただ中に提案されるという。時代は繰り返すというのを、まざまざと見せつける非立憲的政党が、自民党の真の体質なのだろう。

▼1959年、酔った米兵が「日の丸」をライターで燃やした事件が起きた。日本には外国旗の損壊にたいしての罪があるが「日の丸」にはなかった。そこで「日の丸」を「国旗」とし【国旗損壊罪】を定めよとの声が上がったという。

▼その後1999年の「国旗・国歌法」の成立、そして2021年の、突然の「国旗損壊罪」の法案提出は、何を意図するものだろうか。

▼コロナ特措法改正で、罰金を科す。「国旗損壊罪法案」では懲役も盛り込んだ。それらを総合的に考えれば、行きつく先は【治安維持法復活】ということになりはしないか。

▼と叫んだところで、夢から覚めた。数日前からパソコンが、誤作動を起こしている。誰かに悪さをされているのか心配するので、そんな夢になったのかもしれない。

▼ある朝、パソコンの起動ボタンをONにした途端、爆発した。そんな夢は絶対見たくないものだ。思い過ぎかもしれないが、嫌な時代になってきたような気がしてならない。

 五輪で意気込むヒットラーが目に浮かぶ
三等下