goo blog サービス終了のお知らせ 

函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

中毒について考える

2019年11月21日 20時37分39秒 | えいこう語る

▼相次ぐ芸能人の「薬物中毒」。子供たちや若い人に与える影響が大きいので、なんともいやな感じになる。だが中毒でも、国家的に迷惑がかかるのが、アベ総理の【対米中毒】だ。

▼「長期政権維持」のため、米国の要望通り税金を支払い
続ける。米国抜きでは、自分の政治生命を維持できない状態になっている。

▼アベ総理を「対米中毒」から救うには、一刻も早く総理の座から引きずり落とすしか方法はない。そうでなければ、アベ総理は、頭も体も心も米国に蝕まれ、ボロボロになり使い捨てにされそうだ。

▼「総理の私がお世話になっている人たちを、桜を見る会に招待するのがダメなら、大嘗祭の公費支出や政教分離はどうなるのか」と、心の中で叫んでいる、意識朦朧とし目もうつろなアベ総理を思い浮かべてしまう。

▼人のことはともかく、自分自身の「中毒」について考えてみたい。「禁煙ほど簡単なことはない。私はもう何十回もしてきた」こんなシャレたジョークがあるぐらいなので、何度も禁煙したので「タバコ中毒」にはならずに済んだ。

▼だが、酒は半世紀以上もやめれないでいる。何度かやめようと試みたが、周囲の悪友?がそうはさせない。悪友と断絶すれば孤立してしまい、人生はさびしくなってしまうからだ。つまり、友達が欲しいので「アル中」予備軍?になったといってもいい。

▼大きな手術を4度行った。そのたび入院期間は完全に断酒できたので、いわゆる「アル中」ではないと思っている。だが夜が更けると、恋人に逢いたくなるのと同様?恋しくて恋しくて、つい酒に唇が触れてしまうのだ。

▼50歳で少し控えようと思ったが、60歳でも同様だった。ところが70歳を過ぎれば、体力も思考力も極端に減退する。

▼若い頃は飲んだほうが、脳の回転もよくアイディアも溢れてきたが、最近は酒を飲むと、頭の中が空っぽになってしまう。

▼そこで友人と飲む時以外は、飲まないよう決心した。そうなれば読書しかない。若い頃は感性が鋭く理解力も早いと思っていたが、老練になり経験を踏んだことで、読みが深くなったのではないかと思う。

▼少し難しいものでも、読みこなせるのだ。そうなると読書欲が増してくる。という気がするのだ。でも、気がするというのは、ちょっぴりうれしいものだ。

▼先日お客様と話していたら、退職後読書に目覚め「若い頃これぐらい読書をしていれば、もっと違う人生を歩めたかもしれない」といっていた方がいた。実際、そう思う。

▼「少年老い易く灯台下暗し」というのが、私が作った迷言だ。「人生はあっという間だ。酒を飲んでいる間に、学問は遠ざかる。老境になり学んでも、自分の足元さえよく理解できない」。

▼昨日読んだ本の中から。イタリア統一の軍人ジュゼッヘ・ガリバルディの言葉だ。「古来バッカス(酒の神)はネプチューン(海の神)よりもずっと多くの人を溺死させた」。私は海の村で生まれたので、泳ぎは達者なので、溺れることはなかった。

▼しかし、ネプチューンを愛しながらも、バッカスにも強く魅せられた信者としては、実に心が痛む言葉だ。でも、残された人生はバッカスに溺れることなく、ブックス(本の神?)に救いを求めたいと思う。

▼そう決意して1ヶ月だが、先日研修旅行で、しこたま飲んでしまった。だが、その後はブックスの敬虔な信者として、バッカスとは距離を置いている。

▼夕飯の前に、近所から釣ったばかりの「黒ゾイ」をいただいた。さっさく刺身にしたが、バッカスの誘惑を断り、夜はブックスと語り合うことにした。ちょっぴり刺身のうまさが欠けるような気がした。

▼薬物中毒の沢尻エリカは、随分前だが札幌からの帰り、時間つぶしに観た映画で、はじめて知った。その映画は直木賞受賞作の映画化で、その演技に将来の大女優への資質を垣間見た。

▼製薬会社の人から聞いたが「薬によく効くものなどない
。なぜなら医者がいらなくなるからだ」。そこで私の考えだ。「クスリはやめれる。なぜなら、それは幻覚だからだ」。

▼というわけで、今日は中毒について考えてみた。だが、充実感溢れる本に出合うと、読後にはやはりバッカスの誘惑に負けるような気がする。なんとも意志薄弱な私だ。

▼私が師と仰ぐ、山頭火に登場していただこう。

     酔えばあさましく酔わねばさびしく
                   種田山頭火

「桜見る会」と大和心

2019年11月20日 12時34分45秒 | えいこう語る

▼ちょっぴり早いが、令和元年はアベ総理の「たくらみ」を和らげる効果の年、だったのではないかと思う。アベ総理にまつわる多くの不祥事が、新天皇即位の中で、希薄化させられたということだ。

▼そんな政治手腕が、極めて熟練化された結果が、歴代最長記録「2887日」の今日だ。アベ総理は、まさに桜満開といった心境なのだろう。

▼だが、満開の桜は間もなく散る。それは自らが主催し、公費を使った「桜を見る会」だ。ここでアベ政権は幕を下ろさなければならない。アベ総理は、辞世の句を用意したほうがいい。

▼その前に、アベ政権が我が北海道へ残した、迷惑政策を考えてみたい。IR法だ。賭博行為は違法だが、それを強引に合法にしたのがIRカジノ法だ。

▼アイヌ語で「アイヌモシリ=人間の静かな大地」北海道を賭博場の誘致で、道民の心にさざ波を立てさせている。全くもって迷惑な話だ。

▼カジノの寺銭、年間234億円を【全道的な課題解決のための安定財源】としてばらまくと、大判振る舞いをみせている。

▼それに関連するが、米国の離脱で影を潜めたかに見える「TPP問題」だ。離脱した米国と我が国の二国間で「日米貿易協定」を結ぶという。日米の力関係は【横綱VSふんどしかつぎ】だ。張りて一発で勝負が決まる。

▼「TPP」と「日米貿易協定」合わせて、北海道経済への経済損失は、最大【518億円】だという。だから、寺銭を引くと「238億円」の損失で済むという、得意の「アベのマジック」だ。

▼カジノ候補地の選定は、来年の1月頃に、国内3ヶ所を決めるといっていたが、候補地の申請期間を、2021年1月4日から7月30日に延長した。

▼北海道新聞によれば、長引いたことで「誘致狭まった」という意見もある。他は早々と誘致を表明しているが、北海道は判断を渋っていたからだ。

▼国側としては観光客拡大のため、北海道を最適地とみなしているので、時間をかけて道民の説得に努め、知事に判断をしやすくする作戦に出たのだろう。

▼来年は五輪一色の我が国だ。札幌でのマラソン開催で、世界中から観客が札幌に集まる。来年の道内への観光客は、最大数になるに違いない。その後に「IR誘致申請」だ。

▼「桜を見る会」は、公費を使い、自分の信者を増やし、アベ王国を盤石にしようとする【日本版・桜ダファミリア】といってもいい。だが本家スペインの「サグラダファミリア」も、2026年の建設終了が決まったようだ。

▼「桜を見る会」を最後にアベ政権は、散り際の潔さを見せて欲しい。「美しい国へ」と出発するアベ総理には、桜の下での切腹がふさわしいような気がする。

▼その時の介錯役は、次期総理候補だ。だが、一刀両断に首を刎ねることのできる政治家は、見当たらないようだ。ということは、アベ総理のファミリアも健在で、2016年まで首相の座に座るかもしれない。そんな悪夢は絶対見たくない。

▼野党も一致協力し、アベ総理の首を刎ねてほしいものだ。だが、野党にも剣の達人はいないようだ。

  
   敷島の大和心は悲しけれ桜散らずに咲き続け
                    三等下

アベ総理に大勲位菊花大綬章を!

2019年11月19日 19時44分23秒 | えいこう語る

▼アベ総理が、今日(19日)桂太郎と並んで歴代最長の総理となった。「戦後レジーム」の解体を叫び、アベノミクスという矢を何本か飛ばした。だが、ほとんどが的をそれたようだ。

▼敵であった米国からの「押し付け憲法」を、改正に手が届くまでに迫った功績は、誰もが認めるところだ。歴代の首相の中では「立憲主義」や「国民主権」を踏みつけ、独裁的指導力を発揮した、戦後最長最強の首相として、憲政史上に燦然と輝くだろう。

▼さらに称賛を重ねれば、我が国2度目の「東京五輪」を招致したことだ。「福島原発事故の汚染水は、完全にコントロールされている」という、世界的な嘘を軽々しく付いた功績は、拍手以外のなにものでもない。

▼「森友・加計問題」も【記憶にございません】と逃げ通し、自分に反対する国民へ「こんな人たちには負けるわけがいかない」と「背負い投げ」をした。

▼そういえば「桜を見る会」で、イッコーさんと「どんだけ―・背負い投げー」の練習をしていたのが、テレビで放映されていた。

▼国会においても、反対する議員を「共産党」とヤジった。私の田舎でも、反対する者を「アカ」と言ったのは、ずいぶん昔のことだ。この発言を聞いて、我が国体は「ムラ社会」であることを証明した実績も、称賛に値する。

▼とにかく一番すごいのは、トランプ大統領と「兄弟の盃」を交わしたことだ。高額な戦闘機を買わされたり「思いやり予算」は5倍増を要求される。しかし、トランプ大統領の言いなりになることで、長期政権を維持できたのだ。

▼だれが首相になろうが、トランプ大統領と仲良くできなければ、政権は短命に終わる。再選有りと予想される大統領について行きさえすれば、さらにアベ総理続投はあるかもしれない。「対米従属」が長期政権の秘訣だ。見事という他はない。

▼さらにもっと称賛すれば「桜を見る会」の、ホテルの領収書や参加者名簿を破棄したという。【記録にございません】となれば、来年の流行語大賞になりそうな勢いだ。

▼というわけで、アベ総理には、退位後【大勲位菊花大綬章】を3個ほど授与させたい。さらに【国民栄誉賞】も5個ほど進呈したい。アベ総理万歳!・・・なんだか涙が出てきそうだ。

カジノ入場料について

2019年11月18日 19時59分10秒 | えいこう語る

▼大嘗祭の日に、函館市町会連合会の1泊2日の研修で、旭川市に出かけていた。宿泊は層雲峡温泉だったが、雪が降ってきて、研修も一部変更した。帰路の夕方には、45cmも積もったというので、ぞーっとした。

▼片道540キロの行程だったが、つくづく北海道は広いと実感させられる。途中、白老・苫小牧・新千歳と移動し、来年オープンするアイヌ資料館(ウポポイ)や、IR法の予定地などを通過したので、土地勘が理解できて、それらの問題もより鮮明になった。

▼同行したバスガイドは、町会と同じくバスガイドの世界も人材不足だという。中には80歳過ぎたガイドも、乗車しているというから驚きだ。サギ?ではないかと、思わず口に出てしまう。

▼だがガイドいわく、そんな先輩は溌剌として、見た目は20歳ぐらいは若く見えると、尊敬を込めて話す。サミエル・ウルマンの「人は理想を失った時に老いるのだ」という詩が脳裏に浮かんだ。

▼まずは。車内で隣に座ったD会長との会話だ。Dは私より7才ほど年上で、観光業の社長をしている。1昨年の町会連合会の会長選挙では、DはF候補の応援団長的立場で、その候補に真っ向から反対する私とは、相当火花を散らした。

▼投票当日、私は練りに練り上げた!?、F候補反対演説を行った。結果1票差でF候補は敗北した。だがDも私も同じ町会長だ。「今後会の発展のため、ノーサイドで行きましょう」と話し合った。

▼Dは、時代劇でいえば誰がみても「越後屋」タイプの狸オヤジの風貌だ。会議の発言もどこか「横車押之助」的強引さがあり、周囲には煙たがられる存在だ。

▼でもこんなタイプは、人生波乱万丈で、味のある人物のように思える。話し始めると意外と素直で、周囲が思うほどの嫌味な人物ではなかった。

▼仲間に裏切られて倒産、破産宣告をして再起したこと等、多少オーバーな内容は、人生を振り返るには、許容範囲だと思いながら聞いていた。しかし、実に人間臭い魅力ある人物に思えた。

▼「仲間に裏切られたというが、あまりにもワンマンなので、クーデター起こされて失脚させられたのではないかと」私も年下の分際で失礼なことを言ったが「まったく君の言うとおりだ」と、余裕を見せて笑った。

▼「振り返れば何も残らなかった」というが、なかなか人生を達観した人物のようだ。「商売が成功する秘訣は」と問うと、即座に「欲を張ってはいけない」という。上り調子で欲を張った時に、転落が始まるとも話していた。裸一貫たたき上げの、傷だらけ人生だ。

▼観光事業をしているので、中国や韓国、東南アジアは仕事で何ども出かけたという。そこでカジノのことを聞いてみた。

▼自分は経済人なのでIRには大賛成だという。「人口減少は経済の低下につながるので、北海道は今後観光産業を重視しなければならないし、世界の金持ちからお金を落とさせることを考えなければならない」と言い放った。

▼私は反対だといい「入場料を6000円に上げ、一般の人を入りにくくさせると説明しているが、このことについてどう考えるか」と尋ねた。

▼カジノを経験しているDは、入場料分の6000円分のチップ(お金の代わり)をくれるという。つまり入場料は、賭博に使うお金をチップに交換することだという。

▼IR法の説明会に2度出たが「入場料を高くすることで、一般の人の入場を制限することになる」と説明する。だが、本当はそうではないということが、Dがカジノを経験したことでわかった。

▼海外のカジノに出入りした人など、周囲にいないので、あくまで入場料を取られ、その他にお金を出してギャンブルをすると思っていたのだ。知らないとだまされるという「賭博のからくり」が、すでに始まっていたのだ。

▼Dと話し、大きな収穫があった。だが、海外ではそうかもしれないが、日本では単に入場料として取るのかもしれないので、後日調べてみようと思う。

▼肝心の研修会については、報告すべき内容でもないので
、カットしたいと思う。今回は遠すぎて初めは遠慮していたが、D会長と話し合えたことで、大きな収穫を得た。

▼研修会は、誰かに企画されて行うことが多いが、自らすすんで、研修内容を高める工夫が必要ということを、あらためて実感した今回の研修旅行だった。それにしても北海道はでっかすぎる。

変な日本になりつつある今日も

2019年11月13日 20時33分59秒 | えいこう語る

▼アベ総理主催の「桜を見る会」が、まるで総理の後援会的状況を呈している。税金が支出されているので、公職選挙法違反の声も出ているが、感じが?読めないアベ総理やアソウ大臣流にいえば「公費混同」!だ。

▼後援会の人たちは前日から東京に入り、都内見物をして前夜祭で盛り上がり、翌日のメインイベントの「桜を見る会」に出席となる。これはまるで戦前の「靖国参拝」と同様の手口ではないか。

▼日中戦争から太平洋戦争に至る時期、靖国神社では大量の戦死者を合祀する、臨時大祭が繰り返された。北は樺太から西は満州、南は沖縄・台湾から遺族が選ばれ、国費で戦死者を神として合祀する大祭に列席した。それらの遺族が両側を埋め尽くし、靖国の参道を霊璽簿(戦死者の名簿)を載せた御羽車が神官たちに担がれて本殿に移動し、祭主としての天皇が同じ道を通って参拝した。遺族たちは招魂の儀に参列するだけではなく、新宿御苑、皇居、上野動物園など東京名所の見物もさせてもらい、記念写真に収まって『名誉の遺族』として地元に帰っていったのである
。  哲学者・高橋哲哉著「靖国問題」より。

▼地元に帰った遺族は「お天子様」がいかにありがたい存在であるかを知らしめる「大宣伝人」になるというのは、解説を待たないだろう。

▼私はアベ総理主催の「桜を見る会」の問題は、ここに尽きるのではないかと思う。つまり【憲法改正への布教】の大イベントなのだ。それは天皇即位の、様々な儀式の底流にも流れる「参加者の和の感情」にも共鳴するものだ。

▼朝から頭が重くなる問題なので、少し休憩をとりたい。最近好んで飲んでいるのが、ミルクティーだ。紅茶の上品な香りとミルクのほんのりした甘さが、怒りを!?鎮めてくれるからだ。

▼心が少し落ち着いたところで、話題を北海道苫小牧市が誘致運動を始めた「IR法=特定複合観光施設区域整備法」についての、最新情報だ。

▼IR法の特定・・・なるものは、13の戒名だが、シンプルにすれば【賭博法】だ。誘致について、苫小牧市議会の採決は「16VS12」で、賛成派の勝利だ。しかし、市民は半数以上が反対だ。

▼今苫小牧市は、市民が選んだはずの議員が、市民の声を反映していないという状況下にある。単純明快に言えば、苫小牧市の民主主義は、機能低下ということだ。

▼だが、今日(13日)の北海道新聞はこんな記事を載せていた。苫小牧に近い室蘭市民が「IR誘致反対で署名活動」を始めたという。候補地以外でのこのような行動は珍しいという。

▼室蘭の市民団体の代表は【カジノは苫小牧だけの問題ではなく、北海道全体の問題だ】という。全く同感だ。諸手を上げ賛成だ。

▼「鉄のまち室蘭」。その市民の「鋼のような筋の通った民主主義運動」ではないか。ツルハシやハンマーを手に持ち、立ち上がった市民の勇気は、中国に対する香港の民衆の蜂起にも匹敵する。

▼私はこの室蘭市民の行動に、民主主義の何たるかを垣間見る。民主主義の語源となった「デモス・クラティア」とは【市民の権力】だという。

▼議会制代表民主主義とは、市民の権力を議員に貸してるだけなのだ。だが議員は、自分が権力を把握していると勘違いしているところに、コミュニティーの混乱を生じているのだ。

▼いつも考えていることなのだが、市民の最大組織は「町会連合会」だ。もし、苫小牧町連が反対署名を議会に提出したら、市議会も「フィリーズ」状態になるだろう。

▼函館市にも「市民自治条例」なるものがある。それは【市民の憲法】と呼ばれるものだ。そこには、まちづくりは【市民が主役】とある。私たち函館市民は「憲法」も「自治条例」もよく理解していないのではないかと思う時もある。

▼町会活動に若い人が入らないとの嘆きが聞こえる。町会は本来の使命を見失っているのではないだろうか。その第一が「町会は政治的中立」でなければならないという不文律だ。

▼国民の生活は、すべて政治的なことなのだ。それを阻止しようとする傾向がある、町会役員の考えこそ民主的ではない。それは無自覚的にだが、行政の下部組織に成り下がっている証左だからだ。

▼「民主主義の中身の充実は、住民が自分の周りにある現状を認識し、現存する権力の枠組みに挑戦することから始まる」という言葉を思い出している。だが、誰が言ったのか忘れてしまった。私も間違いなく認知症予備軍だ。

▼また「桜を見る会」に話を戻す。戦前の靖国神社参拝は、身内を失った悲しみを「誉」に変える【感情の錬金術】だ
と上述の高橋は指摘する。私の稚拙な解説より、高橋の著書を読むことを薦めたい。昨日もブック・オフに寄ったが「100円」で、並んでいた。

▼「桜を見る会」と「天皇即位の儀式」の共通性を、簡単に流してしまわないで、国民一人一人が、分析を試みなければ「憲法改正」という「国家的大洪水」に、ただ流されるのではないだろうか。

▼つまり、両行事の支出に、税金を使うのは違反ではないかという指摘だ。この問題に向き合うことが「令和元年」の「国民の宿題」のような気がするからだ。

▼「桜を見る会」での公金の支出に対し、二階幹事長は「あったって別にいい」と発言した、失言とも思わない認知症MAXの二階爺さんには、二階は危ないので、一下位に住んで貰いたいものだ。いや「二回あることは三回ある」かもしれないけど。 

    アベ政権は公費“コンド―”です!
              
            ちょっぴり古いか!三頭下