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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

腕白を許さない教育

2016年07月19日 16時39分23秒 | えいこう語る

 

腕白=子供がいたずらで言うことをきかないこと。わがままで悪さをすること。(広辞苑)。こういう意味であれば、学校側としては困った生徒ということになる。戦後生まれの私たちはとにかく周囲に子供が多かった。、親は忙しく働き、子供の面倒などみる余裕のない時代だった。子供は集団で遊んでいたが、何ものにも興味を懐き、挑戦する気持ちがあったが、年上の言いつけを守り、怪我のないよう遊んでいたように思う。リーダー役は腕白と言われる元気な子が、采配をしていた。

私は小さな漁村に生まれた。家は漁師ではなかったが、周囲が漁師だったので、イカを干す手伝いや、昆布干しなど労働に携わった。夏の思い出は、海で遊ぶことだ。その頃はウニをとっても叱られなかった。泳げて潜ることができる子供はウニをとってきた。泳げない子供は、流木を集め焚き火の役目だ。ウニのへそと言われる部分を繰り抜き、他のウニの実を取り出して詰めて焼きウニにした。その香ばしさは今でも脳裏に焼き付いている。それらは腕白な子供が、小さな子供に対しても親代わりで、目を行き届かせていたようだ。

それから半世紀以上が過ぎた。先日、夏休みの子供の生活を、地域の大人も協力してほしいとのことで、町会長として学校の会議に参加した。私の地域の小・中学校の生徒数は、合わせて50人ほどだという。いつの間にか前浜は遊泳禁止となっている。それでも大人同伴であれば泳げたが、今は川や海が一番危険だから、遊ばせないようにして欲しいというのが、学校側の意向に聞こえた。あれもだめこれもだめという、がんじがらめの生徒指導だ。これでは個性や新たな能力の発見など不可能ではないかと思う。小学校の時、流木を組んで周囲に浮きになるようなものを付け、筏を作ったことがある。何人かで乗って沖にでたが、海岸に戻れなくて筏を放棄し、泳いで帰ってきたこともある。そんな子供の創造力や冒険心をふくらませる、学校環境ではなくなったようだ。

発言することなど、憚れる雰囲気が漂っていた。「私たちの子供時代は、子供は海の子と呼ばれたのですが」という発言しか出来なかった。さて、子供の可能性を見出す学校ではなく、管理教育で発想の貧弱な子供を作り出す体制が整ってきたのではないかと危惧する。文部省は「道徳」の教科化で、日本人としてのあるべき思想を植え付けようとしているようだ。我が国は1945年の敗戦により、帝国憲法から現憲法へ、教育勅語から教育基本法へと変わった。だが、戦後70年の昨年、安保関連法が成立し、いよいよ衆参両議院の与党の3分の2の勢力確保で、改憲派の憲法改正が現実味を帯びてきた。

教育基本法は戦争に負けた結果、成立した経緯がある。「子どもたちを二度と再び戦場に送ってはならない」。この言葉は教育者全員が心に刻んだ思いだったに違いない。小子化で子供の安全・安心な環境を守るのが学校の役割になったのだろうが、戦争はしてはならないというのを、先生たちが徹底して子どもたちに伝えるのが、今の教師として一番大切な道徳教育ではないだろうか。現憲法が帝国憲法への回帰になり、教育基本法が道徳教科の行き過ぎで、教育勅語の精神を色濃くしては、先の戦争で、国家のためと命を捧げた教え子たちは、靖国神社で号泣するに違いない。

▼教育とは健全な人間と健全な地域社会をつくることだということを、もう一度考え直してしてもらいたい、地域の教育現場での感想である。


国民投票と東京オリンピック

2016年07月18日 16時17分37秒 | えいこう語る

 

衆参両院で3分の2の勢力を獲得した与党が出現し、我が国も憲法を変える「国民投票」ができる体制が整備された。このチャンス、与党はどんなタイミングで国民投票を仕掛けてくるのだろうか。参議院選挙後のアベの支持率は、48%以上と予想以外の高さを保っている。だが、アベ総理の魅力が増しているのかといえばそうでもないようだ。野党の政策に魅力がないからだといわれる。憲法改正については反対が60%台で、賛成が30%台だから2倍近く上回っている。日本国憲法の世界に胸を張れるところは「戦争放棄」だが、そこは変えてはならないという空気がまだ国民には残っているようだ。だが安心は出来ない。他国の軍事脅威を煽る改憲派に、国民の中には「戦争をしても止む終えない」という空気が流れ始めているからだ。なんと言ってもアベ政権の支持率の高さは、そんな空気も左右しているらしい。

今日の早朝のNHKテレビ「視点・論点」では、最近亡くなった作家の永六輔さんが1999年に出演した時の、再放送を放送していた。終戦時には子供だった昭和一桁時代の自分たち、戦争責任がないということではなく、戦争に参加していたことを自覚し、戦争がどんなに恐ろしかったかを、次の代の子どもたちに語り継ぐ責任があると話していた。友人である同年代の作家の故野坂昭如さんは、戦争で妹を自分の腕の中で餓死せてしまったことを、小説「火垂るの墓」で語り継いでいる。学童疎開でのイジメは、子供も戦争に参加していたと話す。ある子供の話だ。日清、日露、日中の戦争は勝利したが、米国だけに負けたので、3勝1敗だと言ったという。この国には、戦争をしてもいいという空気が流れ始めているのではないかと危惧していた。

自民党が狙う9条改正の国民投票は、機運が勝負だ。現時点で改憲反対派が2倍もいるが、今は衆参両議院で、憲法改正の発議をできる環境だが、何時野党に逆転されるかもしれない。だが野党の魅力のなさにを尻目に、アベ政権は長期政権に向け、国民に対し様々な心ときめかす政策を打ち出し、野党を圧倒してくるに違いない。国民が勝負というものに一番関心を示すのは、2020年の東京オリンピックだ。それまでに選手の強化、相当の予算を取るに違いない。体操や水泳などは、もはや日本が金メダルを獲得する状態にまで来ている。本家である柔道も国家の威信にかけてメダル取りに励むに違いない。次期東京オリンピックは『世界一強い日本」がテーマに違いない。1964年の東京オリンピックを凌ぐ「国威発揚」を演出するだろう。

次期オリンピックでの日本のメダル獲得の機運が、憲法改正の最大のチャンスではないだろうか。私はオリンピックの前年ないし、前々年が国民投票の最大の仕掛けどころではないかと思う。アベ総理は自分の代で憲法改正に持ち込み歴史に名を残すという気迫を示している。野党もアベ総理ごときの、気迫に押されてはいけない。野党一丸となって「現憲法と自民党改憲草案」の違いを国民に学ばせるキャンペーンを実施して欲しいものだ。

2020年の東京の空に、日本国防軍所属のブルーインパレスが飛ぶ姿など、決して見たくないからである。


函館沖・海底火山

2016年07月15日 09時35分19秒 | えいこう語る

 

数年前、地質学の講演で、函館山が活火山であると知らされ驚いたことがある。さらに、湯の川温泉近くにある、汐泊川河口沖2キロの海底に、火山が存在すると聞かされた。子供の頃、私の村から函館市までは、バスで2時間半ほどかかった。汐泊川付近に来ると、海岸線に並んだ民家の後ろに白い崖があった。それは大人から聞いて火山灰なのは知っていたが、海の中に海底火山があり、その噴火による地層だということを、地質学者から知らされたのだ。『銭亀火山』というが、この火山が湯の川温泉の湯元になっているという。近年湯の川温泉も湯量が少なくなり、源泉掛け流しとはいかなくなったと聞いている。海底で冷やされているので、終息に向かっていると勝手に考えていたが、実はこの海底火山が、大間原発建設差し止め訴訟の主役に躍り出てきたようだ。

函館市が大間原発建設差し止め訴訟を起こしているが、14日に第9回口頭弁論が東京地裁で開催された。最近の原発訴訟の注目点は、地震や火山の噴火のようだ。IAEA(国際原子力機関)は、1000万年の間に活動した火山は将来活動するとしているが、世界最高基準と豪語する我が国の原子力規制委員会は、世界有数の火山国にもかかわらず、258万年前まで活動した火山でも「将来の活動の可能性がないと判断できる場合は」OKするとの判断を示している。だが、この銭亀火山は、わずか3万3千年から4万5千年前の噴火だという。しかもこの火山は、大間原発からわずか26キロの近くにあるのだ。しかし、電源開発も国も、火山の心配はないと反論している。

こんな海底火山が大間原発のすぐ近くにあるとすれば、原発建設反対側に有利な状態に見えるが、私の目の前には、自民党の憲法改正草案が俄然立ちふさがってくる。現憲法第13条は「すべての国民は個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」。改憲草案では、個人をと改め、公共の福祉公益及び公の秩序と言い換えている。この自民党草案を原発訴訟に当てはめれば、原発は国策なので、原発反対側は公益及び公の秩序に反するということになり、反対派の自由及び幸福追求の権利は認められないということになる。したがって、公の秩序を乱すものは「原告不適格」として「門前払い」になるという公算大だ。

もちろん沖縄の基地問題も、同等な結果になるのだろう。参議院選挙が終わり、アベ総理も憲法の審議に着手するという。民新の岡田党首も、九条抜きで憲法審議に加わるという。天皇陛下も生前退位の発言で、憲法4条などの憲法改正の余地も見せ、国民投票も現実味を帯びてきた。国民もいち早く「現憲法と自民党改憲草案」を学ばなければ、主権を国家に奪われてしまう。国家に権力を与えてしまえば、私たちの基本的人権も土足で踏みにじられてしまうからだ。

自衛隊を国防軍にしたら、軍事費ばかりが特出して、福祉など置き去りになる。現憲法の公共の福祉とは「基本的人権相互の矛盾、衝突を調整する原理」と言われている。まずは、現憲法をよく知ることからはじめなければならないと思うこの頃です。


生前退位と憲法改正

2016年07月14日 10時22分00秒 | えいこう語る

 

▼今朝の北海道新聞一面トップは「天皇陛下生前退位」だ。これについて宮内庁は「そのような事実は一切ない」と断言している。真っ先に宮内庁に相談すると、時間がかかりすぎるので、このような動きになったのだろう。陛下は82歳になり、身体の衰えも伺える。現陛下は、昭和天皇が統治していた昭和という時代が、世界史に残る戦争の悲劇を生んだ。その主役的存在であった昭和天皇の戦争責任を背負いながら、国民統合の象徴として、負の歴史に目をそらさず生きてきたように私は感じる。戦争のない平和な国家の象徴として、責任を全うされたのが今の陛下だと思う。

昭和天皇が果たせなかった、世界各地の慰霊の旅も、自分の使命として歴史に区切りをつけた。昭和史に詳しい作家の半藤利一さんは「父の昭和天皇がやりきれなかったが、やらなければならない大事なことを、自分の代に終えたいという強い気持ちをお持ちになったのではないか。それが戦後70年を節目を境とした今回の決断ではないか」とコメントを述べている。戦後70年の昨年、積極的平和主義を掲げたアベ政権が、戦争をしやすい国へと安保関連法を成立させた。今回の参議院選挙で、衆参両議院で与党勢力が3分の2の議席を占め、いよいよ「憲法改正」への大きな足がかりをつくった。

自民党憲法改正草案には、天皇の役割も改正する内容もある。草案の前文は「日本国は・・・国民統合の象徴である天皇を戴く国である」と宣言している。さらに、天皇の地位について「日本国の元首であり、日本国および日本国民統合の象徴である」と改正されている。現憲法で言えば、我が国の元首は内閣総理大臣だ。それを天皇にするという改正案だ。元首とは、もともと「※国の統治権を一手に掌握し※行政権の首長であり※外国に対し国家を代表する権能を持つ君主」を意味していた。このように、天皇の役割が大きく変わることに対して、現天皇はどのような思いで受け止めているのだろうか。

現天皇は、昭和天皇の存在を引きずってきた天皇だ。平成に変わっても、昭和という時代の延長だと考えていたのではないだろうか。自民党の憲法改正草案は「国民主権」から「国家主権」に大きく変わる要素を示している。現天皇の生前退位では、皇室典範の改正のみならず、多くの法律改正があるという。私は現天皇はそれらの改正により元首としてではない、新たな天皇像をめざしてもらいたいという、そんな思いが、今回の生前退位に秘められているように感じてならない。

昭和という時代を、父親と自分で歴史に区切りをつけ、次の天皇には二度と再び戦争をさせない、平和国家日本の象徴になってほしいとの生前退位ではないかと、私は推測する。

私はさらに想像したい。『平成から平和』という元号の改正がされれば、現天皇の生前退位が大きく生かされ、これこそが、天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であるということを、天皇自らが証明されるのではないかと思う。

現憲法第99条は憲法尊重擁護の義務だ。この中で一番この条文を守らないのは、内閣総理大臣アベシンゾウで、一番責務を自覚しているのは天皇陛下に違いない。私は、憲法を順守し恒久平和を希求する天皇陛下のいる国に生まれたことに、誇りを感じている。


都知事選最終大予想!?

2016年07月13日 11時45分54秒 | えいこう語る

 

昨夜の私の夢は、テレビで毎日のように政治解説を行っている常連の評論家ではない、誰もが考えられないことを考える政治評論家となって夢に登場したのだ。夢の中だけど、私のことを世間では「アット驚く政治評論家」といっているようだ。「後出しじゃんけん」といわれている都知事選、最後の最後に、私のあっと驚く予想がある。

自民・公明推薦は、増田さんだ。それに自民を離党しないまま、推薦なしの小池さんが出馬を断念しない。女の意地は強い。小池さんは立候補を取り下げないので、増田さんは小池さんに票をごっそりさらわれる。男社会に毅然とした態度で挑戦した小池さんは増田さんを上回る票を獲得するに違いない。野党4党は、鳥越さんを推薦した。古賀さんは、鳥越さんなら私は立候補を取りやめて応援したいと、男気を出した。後は宇都宮さんだ。元日弁連会長は、東京のため日本のためならと立候補を辞退し、鳥越さんの応援に回るだろう。こうなれば、得票数の順番は、鳥越、小池、増田の順で、鳥越さんの当選間違いない。

男女平等社会といわれているが、男尊女卑がはびこっている都議会で「都議会をぶっ壊す」と宣言し、女性初の都知事を目指した小池さんの存在を私は活かしたい

。そこで、野党4党首が小池さんと会談し、出馬を取りやめるよう説得するのだ。その代わり、鳥越さんが知事になったら、女性の活躍を担当する副知事に小池さんを任命するという条件だ。小池さんなら女性が輝く東京都にしてくれるに違いない。その代わり高齢の鳥越さんは一期で、次は女性初の都知事ということを匂わす。それを小池さんが承諾すれば「鳥越VS増田」の与野党一騎打ちだ。これも圧倒的な鳥越さんの勝利だ。

鳥越さんが都知事に就任したら、副知事に、小池さんと古賀さんだ。古賀さんは、都議会や役人の構造改革に着手してもらう。東京都には特別秘書というポジションがある。これには法律に詳しい、宇都宮さんを担当させる。憲法改正という、アベ政権の違憲状態を東京都から全国に発信できる。この特別秘書と二人の副知事体制で選挙に向かうと、鳥越さんの圧勝まちがいなしだ。

与党が増田さんで、無能ぶりを発揮したままで終われば、アベ政権にも大きな痛手になる。だが、自民党にも最後の一手が残っている。憲法改正の権化と言われる、中曾根元総理の出番だ。中曾根氏とアベ総理が、増田さんと小池さんをとある場所に呼ぶ。そこで中曾根氏がこう言い放つ。「自民党結党以来の悲願であった憲法改正も、アベ君のおかげで日の目を見ようとしている。私の命がある間に、それを成し遂げて欲しい。私があの世で、歴代の自民党総理にそのことを報告したい。それが自民党政治家としての中曾根の、最後の仕事にしたい。それには、今回の都知事選で勝利し、東京で憲法改正に賛成の流れを作り、全国に発信することが必要だ。野党は鳥越で一本化してきた。与党は分裂をしてはならない。鳥越と勝負をするのは、小池さんがいい。増田さん、ここは日本の将来を左右する大事な戦いだ。今回は小池さんの応援の回ってもらえないだろうか。君には、アベ君が然るべきポストを用意する」。

こうして土壇場での「鳥越VS小池」の天下分け目の戦いが始まるというのが、私の究極の都知事選予想だ。いくら夢でも、こいいう夢は力が入り、途中で中断しながら数回目が覚めたが、ストーリはこれで間違いなかったと思う。こんな展開はどんな評論家も予測していないはずだと思うが、とにかく最終日の明日が楽しみである。こんなワクワク感がある選挙があって、それが国民投票にもつながってほしいものである。