阪神・淡路大震災から、大地震を「オオジシン」と読むようになったようだ。
私はそれまで「ダイジシン」だと思っていた。
テレビでは、誰もが「オオジシン」という。
調べればいいもだが、全員が「オオジシン」と言うので、私もあきらめて、「オオジシン」と言っていた。
今、宮本輝の「森のなかの海」という、長編小説を読んでいる。
長編小説はあまり好きではないが、宮本輝作品はどんなに長くても、一気に読破できる。ここ数年では最も好きな作家だからだ。
この物語は、阪神・淡路大地震の朝から始まる。
※地震ではない。単なる手ぶれ。

こうなると「オオジシン」なのか「ダイジシン」なのか、白黒はっきりしたくなる。
「こちら校正室・まちがいだらけのことば選び」という、岡橋隼夫の本を見つけた。
その中に「広辞苑第4版でオオジシンを調べると「広域にわたり被害の大きい地震。また、ゆれの大きな地震」とある。
ダイジシンを調べると「マグネチュード7以上の地震。それより小さいものに、中・小・微小などの地震がある」と、書いてある。
ところが広辞苑第2版には「オオジシン」も「ダイジシン」という項目もない。
「安政」というところに、安政の大地震があった。そこには「安政のダイジシン」と書いてある。
安政大地震はマグネチュード8,4だそうだ。
だから7以上であるから、ダイジシンと呼ぶ。
私は広辞苑の第2版と第4版を持っているので、確認してみたらそのとおりだった。
だとすれば、阪神・淡路大地震はマグネチュード7,3である。
7以上なので、「ダイジシン」と読むのが正解であろう。
しかし、いまさら阪神・淡路ダイジシンが正しいと言ってみたって「イイフリコキ」といわれるだけである。
オオでもダイでも通じるので、ダイと言って「それは間違いだ、そんなことも知らないの」といわれた時には、丁寧に教えてやろうと思う。
でも最近は「オオジシン」が主流なので、私もそれに倣おうと思う。
あまり知ったかぶりをすると、あいつは「テンサイ」(天才・天災)だからと言われかねないからだ。
私はそれまで「ダイジシン」だと思っていた。
テレビでは、誰もが「オオジシン」という。
調べればいいもだが、全員が「オオジシン」と言うので、私もあきらめて、「オオジシン」と言っていた。
今、宮本輝の「森のなかの海」という、長編小説を読んでいる。
長編小説はあまり好きではないが、宮本輝作品はどんなに長くても、一気に読破できる。ここ数年では最も好きな作家だからだ。
この物語は、阪神・淡路大地震の朝から始まる。
※地震ではない。単なる手ぶれ。

こうなると「オオジシン」なのか「ダイジシン」なのか、白黒はっきりしたくなる。
「こちら校正室・まちがいだらけのことば選び」という、岡橋隼夫の本を見つけた。
その中に「広辞苑第4版でオオジシンを調べると「広域にわたり被害の大きい地震。また、ゆれの大きな地震」とある。
ダイジシンを調べると「マグネチュード7以上の地震。それより小さいものに、中・小・微小などの地震がある」と、書いてある。
ところが広辞苑第2版には「オオジシン」も「ダイジシン」という項目もない。
「安政」というところに、安政の大地震があった。そこには「安政のダイジシン」と書いてある。
安政大地震はマグネチュード8,4だそうだ。
だから7以上であるから、ダイジシンと呼ぶ。
私は広辞苑の第2版と第4版を持っているので、確認してみたらそのとおりだった。
だとすれば、阪神・淡路大地震はマグネチュード7,3である。
7以上なので、「ダイジシン」と読むのが正解であろう。
しかし、いまさら阪神・淡路ダイジシンが正しいと言ってみたって「イイフリコキ」といわれるだけである。
オオでもダイでも通じるので、ダイと言って「それは間違いだ、そんなことも知らないの」といわれた時には、丁寧に教えてやろうと思う。
でも最近は「オオジシン」が主流なので、私もそれに倣おうと思う。
あまり知ったかぶりをすると、あいつは「テンサイ」(天才・天災)だからと言われかねないからだ。