goo blog サービス終了のお知らせ 

函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

カラスのマンション

2009年06月02日 16時15分13秒 | えいこう語る
自宅の裏にはヤチダモ・赤松・トドマツ・オンコなどの大きな木があるので、自然の林のような庭になっている。
一昨年から、庭造りに精を出し、枝払いなどをしたので、けっこう見栄えの良い庭になっている。
今は、白や薄紫のつつじ、それに鈴蘭のような花が咲く、ドウダンつつじがきれいだ。新緑の若葉が夕日を受けそよ風に揺れ、やわらかい美しさを見せている。
草刈を終えてから、庭の真ん中にテーブルを置いて、ビールを飲んだ。
カラスが数羽、木の上で鳴いている。
毎年巣を作る木から、今度は私が枝を整理したトド松に転居している。
庭が一番良く見える、高層マンションの一番景色の良い場所というところである。
野良猫が下を通ったら、カラスが総がかりで威嚇し、猫が牙をむいていたが、仕方がなく逃げさった。
カラスは子育てのとき、人を威嚇したり、糞を落としたりする。もし私のビールのつまみを盗んだら、即、居室を撤去し、出て行ってもらう。ここの家主は私だからだ。
この庭で、バーベキューなど、ゆっくり楽しむことはできない。
野良猫が5匹ぐらいは集まってきて、植木の陰に潜むし、頭上では、カラスに監視されている。狐や狸も匂いに釣られ、遊びに来る可能性もある。
自然環境に恵まれているといえば、聞こえがいいが、自分の庭なのにのんびりできないのだ。
人も歩いていないし、車も走っていないが、なんだか周囲の目線を感じて落ち着かない。トイレにでも行って戻ってきたら、それらの仲間が、バーベキューを食べ、ビールを飲んでいた、なんて事があるかもしれない。