函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

春です!サーフ・サイドOPEN(4:9)

2021年04月02日 07時22分59秒 | えいこう語る

▼北国の春を感じるには様々あると思うが、私は庭の石楠花(シャクナゲ)の葉を見て、春がやってきたのを実感する。

▼石楠花は木自体が曲がりくねっているので、老人を連想させる感じがするが、深緑の大きい葉が重なるように茂り、仙人のような風情とたたずまいを見せてくれるので、気に入った庭木の一つだ。

▼なぜ石楠花に春を感じるかと言えば、極寒の中では、上等兵に号令をかけられたように「気を付け」をし、直立不動の姿勢を示す。日が差せば、鬼の上等兵の休暇のように羽(葉)を伸ばしている。

▼冬の間の石楠花の葉の伸縮で、その日の寒さの度合いを感じているからだ。それは極寒の中にもやがて春が訪れるという、希望を抱かせるからだ。

▼3月も末になると、上等兵殿が除隊してしまったかのように、葉もふっくらとして、委縮することなく、春の陽気に合唱しているようだ。

▼妻が厨房を切り盛りし、私が接客を担当する!椴法華銚子海岸「サーフ・サイド」も、4月9日(金曜)から、26回目のオープンを迎える。

▼前浜では、昨日も10数台の車が並び、春光の中でサーファーたちの歓声が、太平洋に飛び交っていた。

▼昨年はコロナ禍の中にもかかわらず、7ヶ国のお客様が来店した。こんな田舎の海岸に、海外から人がやって来るとは、半世紀前は思いもよらなかった。

▼長く生きていれば、不可能が可能になることもある。今年も様々な人と出会い、コロナ戦争の行方を語ってみたい。

▼そして、上等兵殿が去った我が家の庭の石楠花のように、ミャンマーの国民にも、必ず春がやって来るということを伝えたいものだ。

   春万歳と庭の石楠花
             三等下

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