▼11月の米国大統領選挙は、まもなくあるだろう我が国の「解散選挙」より、興味が湧いている。
▼私は75年生きているが、戦後「対米従属」の日本にいて、もはや米国の51番目の州になったのかと思うぐらいに、米国の方が気になる。
▼バイデンとトランプの対決だが、知的レベル?でいえば、バイデンの方に利がありそうだ。だが国民の支持はトランプに向いているようだ。
▼トランプの利は、国民に分かりやすい言葉だ。我が国のキシダ総理は、日本語を使っているが、その内容が国民の心に伝わらない。
▼キシダ総理が使用している言葉は、日本語の中でも「自民党語」だからだ。自民党支持者にしか理解できない言葉だからだ。
▼バイデンも「民主党語」を使用している。その内容は現在の多くの米国民には、なかなか浸透しずらい。
▼トランプは、国民が今一番困っている問題を、積極的に国民に語り掛ける。それに国民が耳を傾ける。
▼ちょっぴり現実的な話だが、もし我が国が米国の51州目の一つであれば、私の生まれた地域は「90%」はトランプに投票する。
▼なぜならトランプの考えが住民に分かりやすいし、バイデンの言葉は、住民のレベルを超え、心に響かないからだ。
▼「その国のトップを見れば、国民のレベルが理解できる。紛れもなく国民が選んだからだ」といわれる。
▼戦後ずっと「対米従属」を貫き、自主権の欠片さえない国家には、アベ・スガ・キシダが歴史の必然として、トップに立つ。
▼そして誰がキシダ後の、日本のトップに立つのか、全く予測がつかない。もしトランプが大統領になったら、日本の総理もトランプだ。
▼それほど日本国民は、今の日本の政治家に期待していないということだ。トランプにより、日本の戦後レジームは、変化させられる。
▼米国が作った戦後レジームは、トランプが大統領になったら、もう一度米国により日本は「憲法」を変えさせられる羽目になるからだ。
▼多分今の米国民は、バイデンに期待していない。墓場に足を突っ込んだような老体を、国民は望んでいないからだ。
▼私はトランプは選挙戦で、腰に二丁拳銃をぶら下げて、カーボーイハットをかぶって、ハーレーに乗って米国中を駆け巡り、選挙戦を行いそうな気がする。
▼米国は建国以来、自分の命は自分で守るという精神が強いからだ。最近私はトランプを、西部開拓の名優「ジョン・ウイン」に重ねる。
▼【バイデンVSトランプ】の世紀の決闘は、トランプの強烈なパンチでバイデンはぶっ倒れ、二度と立ち上がれないという、そんな夢を見そうだからだ。
▼この世紀の対決は『理想と現実』というタイトルがつく。理想を追い続けたバイデンが老体を晒し、現実を直視した無法者トランプが、多くの国民の支持を得る。
▼そんな母国米国の政治変化に対する、51州目の日本の国会の対応が全くできていないのが心配だ。‟もしトラ”が大統領に選出されたら、新たな『対米従属』が待っているからだ。
▼それに対抗するために、不平等条約の最たるものの『日米地位協定』の改正も、そろそろ腹をきめてかからなければならない。
▼そんな国難が振り切っている矢先に、自民党若手議員たちが「ストリップショー」まがいのパーティーを開いていたという。
▼米国「51州」目は、未熟すぎる青年政治家のいる植民地だ。「IR法=総合リゾート法」など、やはり賭博とストリップショーで、お金を儲ける類の政策に違いない。
▼そういえばトランプも以前カジノを経営し、倒産させている。政治は博打ではない。米国は「世界の平和」をリードする、誇り高い国であってほしい。
▼日本国民が戦後学んだ、米国流民主主義を、より高める大統領選を期待したい。