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HAM（햄）の「So Sexy」が扇情性のためにKBSから審議不可判定を受けた。
ミュージックビデオで身体の一部を強調する振り付けで、異性を誘惑する歌詞と踊りが過度に派手でけばけばしいということのようだ。
そのミュージックビデオを載せる。
♪ 「So Sexy」 MV （YouTube）
先に、念のために言っておけば、私は音楽に扇情性を求める訳でもないし（笑）、HAMのファンでもない。まあ、デビュー直前の彼女たちの映像を見ているので、いくらかの情はあるが。
そういうことでなく、最近に限らず、この地上波の「審議」というものには、いまいちピンとこないものがある。最近ではG-Dragonもあったし、直近ではRainbowの「A」がある。
もちろん「審議」そのものは存在すべきだと思う立場だが、どうも、その仕掛けと、審議する目に、いまひとつ違和感を感じる。
「So Sexy」の歌詞が問題であるようなことを言っているようだが、正直、訳してもいないし、まあ、訳したところでどれも同じようなもので（書いた人には失礼だが）、ほかの曲の歌詞との区別が付けられるのだろうか。
映像的には、胸の開き方が扇情的と言われてみると、たしかに、そうも見えるが、これも、いま現実にステージで繰り広げられている振り付けと、似たり寄ったりだと思う。もちろん、決して芸術的とは言えないが（笑）。
不可判定を受けた事務所側は（LeeYeonEntertainment：이연엔터테인먼트）、今日（2日）歌詞と振りつけを直して再審議を要請するらしい。
しかし、なんだかなぁ、小さな事務所は言う通りするしかないか。
まあ、たしかに、最近、セクシー、セクシーなもので、放送局としては、抑えて起きたところなんだろうとは思うが。
（私も（笑））
ただ、KBSは不可、SBSでは保留、MBCは通過判定、ということらしいので、このあたりどうなんだろう。
なんか、4者で事前協議会のようなものを設置できないものだろうか?
まあ、これはこれで「検閲」的になのになるのかも?
HAM、デビューの「T.T Dance」から、「두근두근：ドキドキ」、「Alpensia」と、いまひとつパッとしない大人し目の、子供な曲でやってきたが、これでは生き残れないと思ったのか(勝手な想像?)、ここにきてセクシー系に路線変更してきた。そのせいかどうかは、これも分からないが、4人いたメンバーの1人ミユ：미유（キムソンミ：김석미)は抜けた。公式の事務所の発表は、ミユが演技者で活動することを希望し、事務所との折り合いがついたということだ。
なお、新しいメンバーは補充されたのが、「So Sexy」のミュージックビデオ撮影を前にケガをしたため今回の活動には参加できなくなったそうだ。
で、新路線の「So Sexy」、音楽的内容、好みはともかく、けっこうアッピールできる曲、そして踊りに仕上がったと思うだけに、ちょっと3人が可哀想なような。
まあ、話題となって、災い転じて福となればいいが。
■ ｓｏ ｓｅｘｙ ＨＡＭ （HP）
■ HAM （DaumMusic）
