最近の世の中は便利だ。
私が帰郷しているのをSNS上で知った友達から、
会いたーいと連絡をもらった。
私も会いたーーいと、
お互い時間のない中調整してランチへ。
和食がいいという私のリクエストで、
博多駅にあるおいしい明太子「椒房庵」のお店へ。
ああああ~、これこれ、
ご飯に明太子。。
涙が出る程食べたかった故郷の味。
大げさじゃないよ、
人はね、懐かしい故郷の味に涙するもんです。
おいしいお昼をいただきながら、
私たちは久しぶりとは思えない濃密に言葉をかわす。
それは欠けていた時間をぴったりとくっつけ合わせて、
そこからお互いの思いが一気に流れ出して伝わっていくみたいに。
SNSはとても便利だ。
いつでもどこでもつながっていられる。
でもそれは本当はつながるためのツールでしかなく、
つながっているというのはこういうことなんだと思う。
ときには時間も距離も越えて、思いを寄せ合うこと。
そこに共通のなにかがあれば自然に思いは流れつながっていく。
便利なツールに感謝しながらも、
その先にある本物の温もりを忘れないでいたい、
そう思う午後なのでした。
<ランチしたお店>
■ごはん家 椒房庵
博多駅ビル9F
http://www.shobo-an.co.jp/gohanya/