カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

南仏の夏休み(8)~ラベンダーを探して(1)

2013-07-27 22:20:04 |  └・フランス
一人旅の南仏の夏休み、
今日はツアーに参加してラベンダー畑を見に。
子供の頃からなぜだかとても強く頭の中にイメージを持っていたラベンダー畑、
一度実際に行ってみたかった、
というより行けるチャンスを虎視眈々と狙っていたと言った方がしっくりくる。
でも調べるにつけ個人では車がない限りとても行きづらいことが分かり、
費用と労力を考えて、今回はツアーに参加することにした。

まずは待ち合わせのアルルへ。

あれ、マルシェが出てる。
朝食にクロワッサンを買っていただく。
さっくりかる、そしてパリで買うものより素朴な味。

しかし待ち合わせ場所に誰も来ない。。
一抹の不安とクロワッサンをかじりながら待つことしばし、
人の良さそうな男性が迎えにきてくれた。
どうやらこの街でのピックアップは私ひとりらしい。
次のピックアップへ向かう道中、おしゃべり。
フランス人の彼は、学生の頃イタリアへ留学してちょっぴりイタリア語が話せるらしい。
コミュニケーションツールが増えて、さらに会話はもりあがり、車は爽快に朝の光の中を走る。

道中見えるひまわり畑に車中からカメラを向けていたら、
少し時間があるからと車を止めてくれた。

きれい。
朝の光をいっぱいに受けて幸せそうなひまわりたち。
トスカーナのひまわりより少しシャイに見えるのは私の気のせいか。


いろんなところでお客さんをピックアップして満員。
そしてツアーはまずプロバンスの朝市へ立ち寄った。

プロバンスではマルシェが各町を決まった曜日に巡回するシステムらしい。


今日小さな町で開かれていたマルシェは
プロバンスの名産品でいっぱい。


朝市、大好き。
見てるだけでもなんだかわくわくしちゃうっ。



その土地で育ったもの、採れたものを見ると、
そのものたちがそこで過ごした時間が想像されて
なんだかたまらなくロマンを感じるのだ。
そのものたちが過ごした晴れの日、雨の日、春夏秋冬
そのものたちを育てた人の手、
その人たちが過ごした日々、たくさんの苦労、それを支える家族、、

ひとりウキウキといろんな景色を想像をしつつ写真を撮っていたら、
おじちゃんが「僕を撮りなよっ」ってポーズ。

明るい南仏の太陽に恵まれた人々は
その太陽みたいに陽気。

その土地で育つ事、育つ環境、
与えるもの、与えられたもの、
その全ての因果と応報を漠然と思うプロバンスの夏なのでした。

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