ボンジュール、パリ!
朝はビックリするほど薄いサクサク層のクロワッサンでお目覚め。
リッチなバターと小麦の香りが否応なく幸せにしてくれる。
早起きして、旅にでる。
するりと動き出す電車とともに41歳のスタートは好調。
やって来たのは「モネの庭」があるジヴェルニー村。
ずっと、ずっと来てみたかったモネの世界。
そうして以前来たときはまだ春も訪れる前で、
庭も閉まり、ただ光と影だけがある物悲しい景色だった。
花が咲いたらまた来よう、そう思って、今日やって来た。
村について、花のあふれる公園でまずは腹ごしらえ。
本当にいつも思うけど、何でパリのバゲットってこんなにおいしいのか!
香ばしい麦の香りにつられて、つい1本平らげるところだった。
さて、エネルギーチャージしたところで、
念願の「モネの庭」へ。
花があふれる、まさに溢れる庭を抜けて、睡蓮の池へ。
私がこの世の絵の中で一番、一番好きなモネの睡蓮の絵が描かれたところ。
私が見た絵の中にはいつも風がそよそよと吹いていた。
風に吹かれて水面を踊る光、
音楽にも似た穏やかな静寂、
そんなものをイメージしていた。
でも実景は違った。
全てを無様なまでに照らしだす夏の強烈な太陽の中で、
水は沸き立ち、木は騒ぎ、花はありったけの色をまき散らす。
生きている、
無様なまでに生きることを欲している。
生を望むその姿は狂おしいほどに美しい。
鮮烈な夏の景色に、今はっきりと目が覚めた気がしたのでした。
朝はビックリするほど薄いサクサク層のクロワッサンでお目覚め。
リッチなバターと小麦の香りが否応なく幸せにしてくれる。
早起きして、旅にでる。
するりと動き出す電車とともに41歳のスタートは好調。
やって来たのは「モネの庭」があるジヴェルニー村。
ずっと、ずっと来てみたかったモネの世界。
そうして以前来たときはまだ春も訪れる前で、
庭も閉まり、ただ光と影だけがある物悲しい景色だった。
花が咲いたらまた来よう、そう思って、今日やって来た。
村について、花のあふれる公園でまずは腹ごしらえ。
本当にいつも思うけど、何でパリのバゲットってこんなにおいしいのか!
香ばしい麦の香りにつられて、つい1本平らげるところだった。
さて、エネルギーチャージしたところで、
念願の「モネの庭」へ。
花があふれる、まさに溢れる庭を抜けて、睡蓮の池へ。
私がこの世の絵の中で一番、一番好きなモネの睡蓮の絵が描かれたところ。
私が見た絵の中にはいつも風がそよそよと吹いていた。
風に吹かれて水面を踊る光、
音楽にも似た穏やかな静寂、
そんなものをイメージしていた。
でも実景は違った。
全てを無様なまでに照らしだす夏の強烈な太陽の中で、
水は沸き立ち、木は騒ぎ、花はありったけの色をまき散らす。
生きている、
無様なまでに生きることを欲している。
生を望むその姿は狂おしいほどに美しい。
鮮烈な夏の景色に、今はっきりと目が覚めた気がしたのでした。