カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

南仏の夏休み(9)~ラベンダーを探して(2)

2013-07-27 23:19:25 |  └・フランス
マルシェを見終わった私たちは
今度はラベンダー博物館に連れてこられた。
ダイレクトにラベンダーだけを見れないのがツアーの辛いところ。
ま、おまけだと思うしかない。

と、いいつつちょっと楽しみなラベンダー博物館。
何を隠そう博物館と名のつくものは
どんなに小さかろうが大好きだ。

これがその昔ラベンダーの抽出液を作っていた機械

ラベンダーには何種もあり、それらは大きく2種類に分けられるらしい。
ラベンダーとラバジン
どっちもラベンダーだと思ってたけど違いがあるらしい。
ラベンダーからとれる抽出液はとても香りがよく、
大量の花から少量しか取れないのでとても高価なのだそう。
ラバジンは育ちも早く、汎用されているのはこちらだそう。
ほほ~、、なるほどねそんな違いが。

関心しきりで博物館を出たら、出口にある売店で
ラベンダーのマッサージクリームをまんまと買ってしまった。
見事に罠にはまった私であるが、
ま、よい、足すごくむくむし、使い心地よさそうだし
と、誰にでもなく心の中で言い訳している私。

さてさて、ツアーはまだラベンダー畑にたどり着かず、ゴルド村へ。
フランスの美しい村にも選ばれたこの村の景色は絶景!
ああ、ここに立っただけで
なんだか自分が美しい物語の中の登場人物になった気分。

澄み渡る青空、明るい太陽、谷から吹き上げる風は心地よく、
日常のしがらみにどろりと囚われていたものがサラサラと風に飛ぶ。
そこに立つのはむき出しの私。

このゴルド村でお昼休憩らしい。



ちょっと町めぐり。
町の中もとってもかわいい。

丘を吹く風が街路樹をゆらす
葉に反射した銀色の太陽の光がきらめく。

お昼は各自とるようにとのことだったので、
パン屋さんでバゲットと
総菜屋さんでキッシュを買って
木陰に座って食べた。

香ばしいバケットのおいしさもさることながら、
濃厚でたっぷりとしたキッシュのおいしいこと!
どうやったらこんなにおいしいキッシュになるんだろう
ぜひ作り方を教えてほしいっ。


食後はさらに町散策
もはや観光地という雰囲気だけど
どのお店も趣味よくまとめられているし、
丘の斜面に作られた町の小道は
それだけで趣深い。


美しい町を夢見心地で歩き抜け、
ぱっと開けた下界は遥か遠く、
目指すラベンダー畑にはまだまだたどり着かないのでした。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。