高校生の頃に買ったジャパンの東京公演のカセットを、思い出して引っ張り出してきた。
1982年の解散ツアーの時、東京・日本武道館でコンサートをしたときのもの。
たしか新宿の輸入盤屋・ディスクロードから、通信販売で取り寄せたと思う。海賊版で5千円もしたが(高校生にとっては清水の舞台から飛び降りる決心が要った)、音質Aとあったので、思い切って買った。
しかし、開けてみて、ご覧のようなしょぼいケースに入っていたので、がっくりきた。『ジャパン・ヒストリー』の写真をカラーコピーしただけなんて。また、あとになって、このジャパンの日本武道館ライブは、FMラジオで放送されたものをエアチェックしただけらしいと知り、さらにショックを受けた。
音質の劣化を防ぐため、すぐにダビングし、何度も聞いたが、やはり、あまり音がよくないように思われ、どうしてもメインで聴くのはCDの『オイル・オン・キャンバス』になり、その後、いつの間にかダビングした方のテープもなくしてしまった。
この間紹介した、京都公演のCDを聴いて、このカセットテープの存在を思い出し、押し入れの奥から引っ張り出してきた。テープは2本組で、今日はテストの採点をしながら、カセットAのほうを聴いた。
Cassette A
1.Burning Bridges
2.Sons of Pioneers
3.Alien
4.Gentlemen Take polaroids
5.Swing
6.Cantonese Boy
7.Visions Of China
8.Nightporter
9.Ghosts
10.Still Life In Mobile Homes
11.Methods Of Dance
12.Quiet Life
13.European Son
14.The Art Of Parties
感想はまた明日。
(12/5追記)
このカセットテープは、20年以上聴かずにしまい込まれていたので、音質が劣化し、ノイズも入るが、やはり公開録音であるだけに、この間紹介した京都公演のCDよりも演奏や歌がクリアに聞こえる。
デヴィッドのボーカル、日本人ギタリスト・土屋昌巳(ゲストアーチストとしてこのツアーに参加)のギター、リチャードのシンセサイザーの音の、細かいところまで聞こえるのは感動的である。音質は悪いが、本当にラジオから生で彼らの演奏を聴いているような錯覚を起こしてしまう。
SwingやMethods Of Danceなどでは、ミックのベースの低くうなる音が、『オイル・オン・キャンバス』よりずっとはっきり聞こえ、その心地よい音をずっと耳で追っていたくなる。Visions Of Chinaでのスティーブのドラムソロもエキサイティングだし、デヴィッドのボーカルも、その時々で歌い方を変えているのがよくわかる。
思ったより、客席の歓声などは入っておらず、演奏を聴くのに集中することができた。
私も当時よく購入しておりました。(笑)
なんと言ってもこの「ディスク・ロード」に反応です。(笑)
ポスターや生写真、etc結構買いましたね~。
他にもROCK?VIDEOや、輸入盤などを扱っている通販ショップで「ルネッサンス」や「コルベット」「AIR・S」等と言うのもありましたが・・
その殆んどが海賊盤で、音も映像もホント良くない(泣)
ケースやパッケージの写真もこれまた、かなり~テキトーでございました。(苦笑)
それだけで中を見ずとも、想像はつきましたね。(笑)
大半に渡って想像道理でしたが・・・
うすうす感じてはおりましたが、私など足元にも及ばない、熱心なファンでいらしたことを改めて思い、このような拙い感想文にレスいただいたことに恐縮しております。
きっと、この音源についても先刻ご承知なのだろうと存じます。
ファン泣かせ(?)なお店ではありましたが、今は閉店しているらしいと聞きました。少々残念です。