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小さな森の薔薇

毎日更新 薔薇の庭を手造りしながら架空居酒屋「菜園亭」は家庭菜園の新鮮野菜で楽しみます。

深植えがお勧め

2015年12月14日 15時19分37秒 | ガーデンダイアリー

晴れてます。植え付けを先にするか、剪定が先か・・・。届いている苗でご注文頂いた分は全て植え付けました。これから鉢植えをご注文下さるお客様は、ご注文当日又は翌日に植え付け7日前後のお届けとなります。

根は切っても良いですが、長く残しておいた方が大きく育ちやすいです。自然な方向を向くように、広げて植え付けます。

↑目安は接ぎ口と根の境目

↑裏側から見るとこんな感じ。台木の切り口は埋めてしまっても大丈夫です。輸入苗で大きい根だと切り口がはっきりわかりますが、時々本体の品種が覆ってしまっている苗も有ります。新潟では冬は雪で覆われますし-4度以下になる日はほとんどないです。なので接ぎ口が少し隠れる程度に植え、1番花が終わる頃にバークたい肥でマルチングし接ぎ口を埋めてしまいます。そうすると8月下旬~9月にかけて必要に応じて自根が出てきます。2年目から自根をだしてもあまり変化は見られませんが、古い株をマルチングし自根を出してあげると良い目が出ますし花着きもUP!株が若返る気がします。

↑少し深植えでもOK。-4度以下になる地域はこのくらいが良いかも?接ぎ口さえ生きていれば春に良い芽が出てきてくれます。もっと寒い所では腐葉土などで5~10センチマルチングしたり枝を藁や遮光ネットなどを巻き枝を保護すると枯れ込まないです。

またこのくらい埋めておくとカミキリ虫の幼虫に食害されても枝1本の被害で済むことも多いです。

※但し深植えを粘土質のような土で行うと、枝が窒息するのか枯れ込む場合があります。

↑新潟市内でも海岸沿いなど風が強い所では、短くて良いので最初から支柱を立てることをお勧めしています。株元が揺れないと良い芽が出やすいです。

 

↑悪い例。台木が出ていると、運が悪いと枯れる場合が…

輸入苗は表皮がはがれている事が多いので、寒風や熱風が吹くと何だか調子が悪いです。また浅植えは根が太いと浮き上がり土と根の間に隙間が出来活着しません。そして少しの移動で株元が揺れやすく細根が切れたり隙間が出来たり…。冬だと芽が出て来ないか芽が出てきても遅かったり細かったりします。夏場はある日突然枯れ込み始めたり、枝にしわが寄ったり…。

浅植えが理由で株元が揺れ調子が悪くなると言うのは思いかえすと結構あるかも・・・。浅植えでなくても強風や枝に服が引っ掛かって株元が揺れたのが原因かなと思う事があります。

裸苗をご購入頂いたお客様植え付けお疲れ様です。土がしっかり入っていないと枯れ込んだり緑のまま枝にしわがよります。その場合は上から土を指先で押さえ直し、たっぷり水をあげて下さい。冬場は休眠し水はほとんど吸い上げていませんが、1年目は細根が無い為土の中にたっぷり水が無いと上手く吸い上げられないようです。1回の水やりの量少し多めにお願いします。

 

 

 

 

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