ほろ酔いハングル

韓国語学習の覚え書き・+・気になった日本語のメモ

どこへ行きますか?

2006-11-08 | 日本語メモ
きのうのラジオ講座に「~에」という助詞が出てきました。
用法の1つとして、“進行方向を示す日本語の助詞‘~に’‘~へ’に当たる” とあり
    어디(에) 갑니까?    경주에 갑니다.
     (どこへ行きますか。 慶州へ行きます。)
という例文が出てましたね。

それでは、日本語の場合、「~に」でも「~へ」でも同じなのでしょうか?
と調べてみたら・・・・こちらの記事がありました。
どちらを使ってもOKなようですが、元々「~に」は着点を、「~へ」は方向を示すということから、ニュアンスの違いが感じられますね。

ハングルでも「~에」の他「~로/으로」が使えますが、
朝鮮語辞典を見ると
   ~에 : 動作・作用の帰着点を示す
   ~로/으로 : 方向を表す
とあります。
という事は、「~に」「~へ」と同様のニュアンスなのかな?
また、最近「어디를 갑니까?」とも言う場合があると知りました。
   ~를/을は、(おもに自動詞を伴って)動作・作用が行われる場所・方向を表す
だそうです。
ニュアンスとしては、目的も含めて尋ねるような場合に使うらしいです。(by Hさん)

助詞「~と」と丁寧形(2)

2006-11-08 | ラジオ講座入門編
◇①~와/과  ②~랑/이랑  ③~하고 (~と)
 ・・・ 日本語の‘~と' に当たる。
  ①母音+와       子音+과
    비자여권     여권과 비자
    ビザ  旅券(パスポート)
  ②母音+랑       子音+이랑 
    비자랑 여권     여권이랑 비자
  ③母音・子音+하고
    비자하고 여권    여권이하고 비자

◇陽母音と陰母音
  ・陽母音 : ㅏ ㅑ ㅗ ㅘ ㅛ
  ・陰母音 : 陽母音以外の母音
  ・陽語幹 : 語幹の最後の音節に陽母音が含まれている語幹
  ・陰語幹 : 陽語幹以外の語幹
  ・「하」語幹 : 語幹の最後の音節が「하」の場合、他の陽語幹とは
           異なる活用をするので、別途「하変則用言」と呼ぶ。

◇~아요/~어요・~예요/~이에요
 ・・・ うちとけた表現の丁寧な文末語尾
    イントネーションを上げるだけで、疑問形に変えられる。
 1)陽語幹+아요 : 작다 (小さい)→ 작아요
 2)陰語幹+어요 : 적다 (少ない)→ 적어요
 3)~ㅣ+어요→ ~ㅕ요 : 마시다 (飲む)→ 마셔요
   ~ㅜ+어요→ ~ㅝ요 : 배우다 (習う)→ 배워요
   ~ㅐ+어요→ ~ㅐ요 : 보내다 (送る)→ 보내요
 4)「하」語幹+여요= ~ 해요 : 말하다 (話す)→ 말해요
 5)指定詞の場合
   母音+예요 : 여기(ここ)+예요→ 여기예요.
   子音+이에요 : 귤(みかん)+이에요→ 귤이에요.
   아니+에요 : 귤이 아니에요. 
                          -- NHKラジオハングル講座11月号より --