Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

2013忘年会(I)

2013年11月29日 | Weblog

 

今日は11月最後の金曜日。夜は久しぶりに都心部で高校時代の仲間6人と会
う。少し早い忘年会である。本来はメンバー7人の集まりなのだけれど、一人だ
け去年暮から闘病中で未だ出歩けないので、残念ながら今回は欠席である。
そんなわけで、他の6人と会うのも1年ぶりなのである。^^!

今回選んだ場所は有楽町。個室会席と銘うった和食料理店で、偶然Edがむかし
勤めていた会社が入っていたビルだった。20分ほど早く着いてしまったので、ビ
ル一階を一巡りして現在どんな会社が入居しているか見てみた。もう建物が旧い
せいか有名な大きな会社は見当たらず、しかし一階正面の本屋さんだけは昔の
まま健在だった。

この辺りは三菱地所が管理しているオフィス街だから、碁盤目状の道路に沿って
10階建てくらいのビルが整然と並んでいて、かつては軒並み一流企業や外資企
業で占められていたけれど、現在はどうなのだろうか・・・
季節柄、裏通りの街路樹には電飾が施されていて綺麗だった。

開始の予定の5時半までに6人中5人集まったので、とりあえず始めることにし
て、早速乾杯!病欠の一人について、最近の彼女の様子に詳しいメンバーか
ら話があった。それによると、余り思わしくないということで心配である。

その後話は当然のように老々介護のこと、痴呆のこと、独りきりになった時の

後の身の処し方などで盛り上がってしまった。年寄りの話題はどうしても暗くなり
勝ちであるが、メーターが上がるにつれて暗さは忘れ、昔話で大いに笑った。

しかし集まった人は皆まだ元気だ。酒も若い者に引けをとらないくらいよく飲む。
ビールで乾杯したあと、焼酎を2本ボトルで貰い、お湯割で全部あけてしまった。
もっとも一番のツワモノは、今でもウィスキー(だるま)を週3本くらい空けている
らしいから、まだ呑みたりなかったかも・・・(笑)

我々はもう何時逝っても不思議は無い年齢に達したわけだから、次はまた何時
になるか分からないけれど、願わくばまた半年か一年先全員元気で再会したい
ものである。^^!

 
 


M先生のこと

2013年11月28日 | Weblog

                 

もう遠いむかしのことになるけれど、高校時代の社会科の教師はM先生だった。
やや小太りで生徒の生活態度などに口うるさい厳しい先生だった。


例えば、朝礼に遅刻してきた生徒は他の皆とは一緒に並ばせず別の所へ立た
せたり、意味のないこと・・たとえば道を歩きながらトタン板の塀に傘の先端を当
ててカタカタ音をさせたり、などするんじゃないと云ったりする。敗戦後米国によっ
てもたらされた自由主義が社会に広まっていく中、戦前の躾けとか道徳を重んじ
ていた方ではないかと思う。


Edがこの先生のことを尊敬するようになったのは、しかし大分大人になってから
のことである。M先生は我々生徒に憲法の前文を暗記させ、各条文を細かく説
明しながら三権分立、戦争の放棄、天皇の位置づけ、政治の主権は国民にあ
ること等の基本をしっかり教えてくれたのである。

敗戦後、アメリカによって日本に民主主義がもたらされたとはいえ、戦後政治の
中枢に居たのは相変わらず、戦前からの保守政治家であり、彼等は表向き日本
を生まれ変わった民主国家だと標榜しながら、その実反省などは少しもしていな
かったに違いない。

その証拠に、平和憲法を持ちながら警察予備隊を発足させ、自衛隊に格上げし、
更には今、軍隊に格上げさせようと目論んでいる訳である。連合国裁判で「戦
争犯罪人」として死刑執行された
人間まで、他の戦没者と同列に靖国に祭って
いるのも、つまりは日本という国は隣国各国に多大な迷惑をかけ、自国民に
320万人もの犠牲を強いた「戦争の責任」というものを、日本人自らの手で総
括し、反省してこなかった。

敗戦という痛手を負って折角手にした「民主主義」と「自由」も、我々がそれを自
ら「勝ち取った」という意識ではなく、むしろ「米国によってもたらされた」という意
識の方がより強いのではないだろうか。だから、そのことの大切さは、物質的豊
かさばかり追い求めているうちに、何時しか空気のように感じなくなってしまい、
それらを守る手段として唯一存在する選挙権さえ行使することを怠り、政治に
ますます無関心になってしまった。

日本人はいつまで経ってもお上意識から抜け切れず、政治の主権は自分たち
にあるということを理解していない。一票の格差が違憲状態のままで選挙し、且
つ全有権者のたった4分の1しか支持していない政権与党が、やりたい放題、
ロクに審議もせず恐ろしい法案を国会で押し通しているのをみると、ああ~ぁ・・
・・・と唯嘆息するのみ。

愚民政治ここに極まれりである。

                                     

そのうち日本はアメリカの言いなりに自衛隊を米国の引き起こした戦争に送り
込み、若者が国際貢献の美名のもと大勢犠牲者がでてくる。誰がそういうこと
を決めたのか・・・と確かめようにも、全ては「秘密」のベールに隠されていて、
知る術はない。勇気を持って、うっかり権力者の琴線に触れるようなことをすれ
ば、直ぐ逮捕・禁が待っている。
このままでは、いづれこの日本に「暗黒社会」が必ず到来する。

全ては、今無関心を装っている我々一人ひとりの責任である。その時が来て慌
てても、もう手遅れなのである。

                        


お昼

2013年11月27日 | Weblog

                 

勤務先でのお昼は大抵、割烹「吉利」で女将お任せ定食。その日の食材に合わ
せて毎日違うものが出てくるので、メニューを見たり迷ったりしなくてよい。^^!


毎日必ず付いてくるものは、刺身、お新香、汁椀、ご飯。主采、付け合せの小鉢
は毎日変わる。
時々炊き込みご飯とか、天丼などもありバラエティーに富んでい
て飽きない。


更に食後は一口デザートに季節の果物とかチョコレート、あるいは汁粉などを出
してくれ、最後にコーヒーも出る。これだけ色々食べさせてくれて今時750円!
採算度外視の定食である。今日はその上、我々(二人だった)にだけ「青とう辛
子味噌(金山寺味噌に似ている)」という珍しいお土産まで持たせてくれた。まる
で親戚みたいな割烹である。(笑)


殆ど毎日のように行く客は我々を含めて3、4グループと個人2人ほどいて、名
前は知らないけれど客同士で顔馴染みになってしまった。中でも我々は一番の
古株で、通い始めて既に10年あまり経つから女将さんは何かと良くしてくれる。

                                     

二月ほど前、いつものようにお昼を食べに行ったら店が閉まっていた。シャッター
に何か小さい張り紙がしてあったけれど、車の中からでは読めない。臨時の休
業だろうと思って気にもせず、翌日もまた行ってみたら未だ閉まったままだった。

一週間ほど経ったある日、歩いていたら近くを女将の娘さんが自転車で通りか
かり、「あの~、明日からまた店開けますからよろしくお願いします」という。
「どうされたんですか?」と訊いたら、「母が先日階段から落ちまして、そこの病
院へ入院してるんです・・・母はいませんが店は開けます」とのことだった。

それからまた我々はお昼は「吉利」へ行くようになったのだけれど、数日して女
将が店に現れた。肋骨が3本背中の付け根の方で折れたけれど、治療といって
も唯ベッドに寝ているだけで退屈だから、外出許可もらって半日だけ帰ってきた
とのこと。お歳なのに、元気なものである。^^!

一時、「吉利」が店やめちゃったら、どこか別のところ探さなくっちゃあね・・・など
と皆で話していたのだけれど、また元通り「吉利」へ日参している。

               


補聴器

2013年11月25日 | Weblog

                  

お約束の日(24日)、COSTCOへ聴力検査をしに行った。電話では最初は検査
だけでも良いということで、その積りだった。


約束の12時少し前に行き、小部屋で少し待たされてから担当の技術者が現れ
た。通された小部屋が聴力測定室で、先ずは難聴に関する諸々の質問表の記
入から開始。次にこの検査が”医療”検査ではない旨の説明と断りがあって、同
意書にサイン。

そのあと検査員対面の防音室に入り、最初は周波数の異なる各種音をボリュー
ムを下から上げながら、どこで聞こえ始めるかをテスト。片耳づつ何種類の音を
試すので、それだけで可なりの時間を要した。

次は、人の喋る数字(6種類)を聞いて紙に記入する。最初は普通の音量だか
ら聞き分けられるけれど、次第にボリュームが下がっていくので後半は全く聞こ
えない。6つの数字のうち3つ目までが辛うじて分る程度。

それが終わると、次は言葉の聞き分けテストで、人が喋る「お」とか「び」とか「う」
という音を聞いてやはり紙に記入していく。こちらも段々ボリュームが下がってい
くため、後半は識別が怪しくなる。片耳数十文字やるので、時間も掛かって後の
}方は集中力が鈍ってくる。

最後のテストは、”どの程度の音量まで耐えられるか”、というもの。これは説明
が不十分だったせいで誤解してしまった。”我慢して耐える”と云う風に理解した
のだけれど、そうではなくて”不快を感じるほど高い音”という意味らしかった。
相手もそれが分ったらしく、男の人は我慢してしまう人が多いと云っていたけれ
ど、多分説明が適切でないのだと思った。^^!

検査データーの入力と解析が終わって、説明を聞くころは2時間経過していた。
それから実際の補聴器のトライアルに入った。検査データに基づいて適切と思
われる設定をした補聴器(試験用)を装着して、簡単な音の確認のあと室外つ
りコストコ店内を一回り歩いてみた。

違和感はないが、これだけでは今まで聞こえが悪かった部分が、どう改善され
たのかは正直よく分らない。やはり実際に購入して何日か使ってみないと駄目
かもしれない。

最初に試した補聴器は、スイス製の高価な(バーナフォン9)一押しの方だった
らしい。次にお奨めのカークランド・シグネチャー・プレミアム(コストコ・ブランド)
も試してみた。こちらも装着感は悪くない。問題は保証期間と耐久性だろう。
尋ねたらどちらも3年保証であった。

担当者はCOSTCO社員なのに、自分たちのブランド品でなくてバーナフォンを
一押しにするというのはどういうことだろうか?
売り上げが大きいから・・・?
それとも性能・耐久性とか電力消費量で劣るから・・・?

ならばと思い、同じバーナフォン製の”プレシソ7”は、価格がカークランド・ブラ
ンド品をやや上回る程度だったので、そちらはどうかと訊いてみた。すると彼の
応えは「プレシソ7を買うなら、カークランドの方がお奨めです」というものだった。
あながち価格だけでもないようである・・・

入手まで7日ないし10日もかかるということだったので、カークランド・ブランドを
買うことにした。有名品ではないのだけれど、シーメンス系列のレックストンという
米国メーカーの製品だという説明だった。

全て終わるまで、3時間10分もかかった。・・・フ~~ッ!疲れた!



大仏次郎

2013年11月22日 | Weblog

                  

これまで大仏次郎の本を読んだことはない。名前だけは有名だったからシッカリ
覚えているのに、この人の作品は何一つ覚えがない。^^!


先日、図書館でエッセイ・随筆の棚に大仏次郎の「終戦日記」を見付け、迷わず
借りた。というのも、このところ戦前の忌まわしい時代へ逆戻りさせようとするか
のような、政治の動きがやたら多くなったので、改めて戦争というものがいかに
愚かしいものであるか認識しておこうと思ったからである。

「敗戦」でなくて「終戦」という言葉を使ったことに少々不満だったのだけれど、元
の題名は「敗戦日記」だったものを、単行本発行にかこつけて防衛大学の教授・
福島某という人によって改題されてしまったらしい。

それは兎も角、昭和19年9月から敗戦に至る20年の10月までの1年間の日記
と手紙の一部で、当時の生活の克明な記録が残されている。作者は一般の人た
ちに比べれば遥かに恵まれた生活だったし、住いが鎌倉という郊外の小さい古
都だったという幸運も重なって、幾分悲惨さが薄れてしまってはいるけれど、それ
でも当時の世情と不便さ、理不尽さは十分伝わってくる。

Edは、もの心のついた4才が敗戦の年だったから、物資が極端に乏しかった戦
後の困窮生活しか記憶にないけれど、こういう本を読むと当時の大人たちが、ど
れほど大変な苦労をさせられて生きたか、よく分る。今の若い人達にも知っても
らいたいものだが、無理だろうなあ・・・

                                     

本は読まなかったけれど、子供の頃映画館などなかった当時、夜校庭や広場に
スクリーンを張っただけの”野外劇場”で、入場料10円とか20円で映画会が開
かれ、上映していた映画は「鞍馬天狗」だった。

原作が誰かなどということとは全く無関係に、嵐勘十郎の鞍馬天狗が新撰組の
乱暴、狼藉を小気味よくやっつけるシーンに拍手喝采していたのであるが、まさ
か原作が大仏次郎だったとは、恥ずかしながら今日まで知らなかった。^^!

               


ゴミの分別

2013年11月21日 | Weblog

                   

日本もゴミの分別が厳しくなって、ドイツほどではないにしろ、先ずむかしの様に
大雑把な分け方は出来ない。町の指定に従わない袋は収集せず、ゴミ集積所に
置き去りにされてしまう。最終的に掃除当番の人に迷惑をかけることになるので
、住宅街では許されない。


特に住宅地では、庭先で木や紙などの可燃物さえ燃やせないから、庭木の剪定
は後片付けが大変である。


町の有料ゴミ袋には黄色、緑色、赤色の3種類でサイズは夫々大中小がある。
黄袋は可燃物、緑袋はリサイクル品、赤袋は不燃物用となっていて、袋に入ら
ないような大物は粗大ゴミとして役場に連絡して個別に収集してもらう。勿論、
大きさに応じて有料シールを何枚か貼り付けなければならない。


リサイクル品はガラス瓶、アルミ・スチール缶、ペット・ボトル、衣類の他、多種多
様なプラスチック(容器、包装材、ポリ袋などは一括)の5種類に分けて出す。
紙だけは別途自治会で集めているので、新聞紙、雑誌、段ボールなど夫々纏め
て隔週火曜日に無料で捨てられる。


不燃物、有害ゴミは赤袋で週一回金曜日だけ、電池や蛍光灯などの有害ゴミは
毎月1回最終金曜日だけしか捨てられないので、忘れているといつまで経っても
物置の邪魔になっている。^^!

我が家では、ゴミ袋が何種類にもなって仕訳が面倒なので去年専用の仕訳ボッ
クスを買った。計6口あって別々に箱が開き、仕訳品を入れたら口を閉じておけ
ば唯の白い縦長の箱にしか見えないのでスッキリする。それまではゴミ袋を何
種類も(一杯になるまで)押入れや勝手口の外に雑然と置いてあった。

                                    

しかし何時も思うのだけれど、一体何種類の異なる材料のプラスチック容器や
包装材を使っているのだろうか、そしてそれらはどのように最終処分するよう
にデザインされているのだろうか・・・

識別マークは付いていたって、それ毎に細かく仕訳なんてやっておれない。現
状程度の分別だって可なり面倒なのだから、今以上細かく仕訳を要求されたら
お手上げである。それよりゴミ処理場では、リサイクル品を収集後、どう最終処
理しているのか知りたい。

ゴミの”出口”(消費者)だけでなく”入口”、つまり製造・販売元に対する規制や
要求はどうなっているのだろうか・・・

どうも国や地方自治体のやっていることは一体的でなく、入口から出口までの
流れがキチンとデザインされていないように思う。

                   


Tokyo Motor Show 2013

2013年11月20日 | Weblog

   

東京モーター・ショーが今日から始まる。一般公開は23日からであるが出展関
係者は本日のプレス・リリースから入場出来るので、混雑が始まる前にゆっくり
観られる。出展者特典である。

数年前までは、勤務先会社でも展示ブースを設けて製品(自動車部品)を展示
していたから、全員総出で受付係を替わり番で勤め、ショー期間中は結構忙し
い思いをしたものである。


親会社の米国本社がリストラクチャリング(組織替え)を進めるうち、コスト対効
果の見直しが行われた、ある年から出展を見合わせることに決めたようである。
確かに、出展したからと云って売り上げが大きく伸びるとか、出さないから売り
上げが落ちる、といった相関関係が表せないから無駄と云われれば無駄なの
かも知れないのだが・・・


当初出展を始めたころは、日本では会社の知名度が極めて低く、社名を云って
も「・・・?・・・それ何処の会社?何を造ってるの?」といわれてしまい、その度
製品の前に先ず会社説明をするといった按配だった。^^!


何回か出展しているうちに、顧客(トラックや建機のメーカー)も増え製品もそこ
そこ売れるようになったせいか、当方の出展を知って展示ブースに足を運んで
くれる人(メーカー関係者)が増えてきた。そういう観点からすれば、折角知名度
が上がってきたのに出展を取りやめてしまったのは(日本法人の会社としては)
惜しい気がする。


                                          

そういう訳でモーター・ショーの入場券はここ暫く買ったことがなかったのだけれ
ど、今回から
は何処からも一枚も招待券が来なくなった。^^!

もう現役ではないし、おいそれと新車が買える身分ではないから、わざわざ入場
料を払ってまで観に行くこともないけれど、やはり新しいデザイン、新技術、将来
の動向などには興味がある。

Edは新技術に関して割と保守的だから、ハイブリッド車には未だある種の懸念
を持っていて、特に大容量バッテリーの寿命と電気・電子部品の交換費用を考
えると、少し躊躇してしまう。まだまだ従来のエンジンだけで燃費に優れた車の
方が、耐久性やメンテナンスの面で安心感が高いような気がする。

小排気量+過給エンジンで低燃費、高性能を狙う国内市場向けスバル・レガシ
ーやホンダの次世代1リッター・エンジン等(欧州型の志向)、今後の日本市場
を知る良い機会ではある。

ま、それを知ったからと云って何をどうするという仕事でもなく、単なるミーハー的
興味だけではありますが・・・(笑)

               


留守番

2013年11月19日 | Weblog

          

昨晩は、帰宅したら我が家は真っ暗だった。カミサンが外出先から未だ戻ってい
なかったので、猫が留守番していた訳である。^^!


こういう時、以前の飼い猫の「もも」だったら玄関で待っていて、扉の鍵をガチャ
ガチャさせていると中から鳴き声を発して、戸を開けて中に入ると待ち草臥れたと
云わんばかりに大きく伸びをしたりしたものであるが、ノラ猫のミーは暗がりで遠く
から唯こちらを観ているだけ。


人間の方から「ただ今!お腹空いたか?」なんて声を掛けてやるのだけれど、別
に人間がいなくても寂しかった様子なんぞ微塵も見えない。(笑)

しかし腹は空かせていたとみえ、親猫はキッチンへ行くとついてきて餌をくれるの
をジッと待っている様子。仕方がない、人間様の食事より先ず猫の食事の用意を
済ませないと・・・

カミサンの指示通り、茹でたササミと猫用缶詰を混ぜてドライ・フードも少し乗せて
出来上がり。「ハイ、どうぞ!」と牛乳と並べて出してやったのに食べないで見て
いる。そういえば子猫の姿が見えない。あちこち探したけれど出てこない。

二階に居るのかも・・・と思って二階に上がり、ベッドの下やら箪笥の裏やら探し
たけれど居ない・・・レレレ?何処へ行ってしまったんだろう。

そのうち親猫が小さく鳴きながらEdと一緒に探し回る風。もしかして脱走したの
だろうか・・・と一瞬思ったが、カミサンからは何も連絡がないから、まさかそんな
ことはない筈。すると、親猫が二階に上がって間もなく、2匹で揃って下りてきた。
ヤレ、ヤレ・・・

それからようやく人間の食事の用意を始めたが、独りだし面倒なので餃子を温
め、残り物のサラダとビールだけで粗末な夕食を済ませた。^^!

                                    

家の中で飼い始めたのは良いが、もう後には引けない。これからイタズラも段
々酷くなることだろうし留守の時の世話は如何したものだろうか。隣の動物病
院に預けようにも捕まえられないし、こりゃあエライことになったなあ・・・><!

                  


不具合

2013年11月18日 | Weblog

         

3週間ぶりに陶板浴に行った。腰は起き抜けに少しだけ痛むけれど、軽くストレッ
チしてからウォーキングに出れば、ものの200mほどで痛みはなくなる。このとこ
ろ土日は1時間強、普段の日は40分くらい歩いているから良い運動にはなって
いると思う。


陶板浴に通い始めてから丸二年過ぎたが、これまでのところ歩行困難になるよ
うな痛みは出ない代わりに、痛みが消えた訳ではない。まあ、楽になったような
気はするのだけれど、坐骨神経痛は数年おいてある日突然やってくるので、まだ
半信半疑といったところである。

暫くサボっていたので、陶板浴の社長はもうEdが来なくなったと思ったらしく、
カミサンに「男の人は理屈が判らないと信じないからねえ・・・」と話したとか。
正解。(笑)


でも、途中でやめてまたあの激痛に見舞われるのはヤだから、理屈はどうあれ
当分の間続けるつもりではいる。

                                      

帰りに着替えていたところ、同年輩の他人から声を掛けられた。男性は無口が多
いから滅多にないことだけれど、彼は癌の手術で内臓を何カ所か切ったのだとい
う。もういつ死んでもいいのだけれど・・・とは言いつつ、3ヶ月毎定期健診を受け
ているとのこと、やはり本心では未だ死にたくはないらしい。

「あなたは何処も悪いところはないのか?」と訊かれたので、「改めて検査をした
ことがないので分らない」と答えたら、「それは駄目だ、調べたほうがいいですよ」
と健康診断を勧められてしまった。^^!

Edも、目の前に「病気」や「死」を突きつけられた訳ではないから云えるのかも
知れないけれど、この歳になれば具合の悪いところや痛いところがあって当然
と考えるようになった。なので我慢できなければ仕方ないけれど、医者通いは
成るべくしたくない。

あちこちの不具合は、極力「ま、こんなもんだ・・・」と思って諦めるよう努力して
いる。唯最近、難聴で仕事上やや支障をきたす恐れがあるので、補聴器の購
入を検討している。24日はCOSTCOで聴力検査をしてもらうことにした。

安いものでも結構な値段なので、実際に買うかどうかは未だ決めかねている
のだけれど・・・

                  


雨上がり

2013年11月16日 | Weblog

 

昨日(金曜)の朝は予報が雨だったのでウォーキングを諦めて目覚ましを4時
45分にセットしておいたら、何のことはないまだ雨は降っていなかった。


今朝(土曜)は気持ちよく晴れて、休日につきウォーキングは何時もよりかなり
ゆっくり、7時に家を出た。珍しく登校途中の小学生3人に逢った。最近は「知
らない人に挨拶したり話をしてはいけません」と教えているところもあるようだ
けれど、この辺りの小学生は道で逢うと挨拶してくれる。


昨日の雨が上がって空気が洗われたように爽やかで冷たい。逆光の中に農家
と周囲をかこむ樹林がシルエットになって薄い霞の中に浮かぶ。何時見ても心
和む景色である。偶には絵でも描こうかと思う一瞬だけれど、なかなか・・・^^!


今日は小学校では運動会かマラソンでもあるのか、周囲の道にはあちこち白
い線や矢印など引かれていて、時折車でお母さんたちが子どもを校門まで送
ってくる。この辺の小学校もご多分に漏れず生徒児童の数が減り続け、近く遠
くの小学校に統合されてしまうらしい。そのせいか昔のように元気な子どもたち
のざわめきが少しも聞こえてこない。

1時間後、田圃道を一回りして町内に戻ってきた。そろそろ落葉の季節が始ま
ったから歩道にイチョウやケヤキの葉っぱが落ち始めた。毎朝なのだろうか、
家並みの途切れた道路50mほどを独りで掃き掃除をしている方がいる。先週
も見かけたから、「お独りでは大変ですね!」と挨拶した。

家に戻って、我が家の前の道路を掃き掃除。終わって猫のトイレ掃除。そうい
えば昨晩、猫のトイレをダイニングから北側の洗面所に移動しておいたけれど、
大丈夫だろうか? 恐る恐る
砂を掻いたら糞がでてきたので一安心。判ってい
たらしい。

以前は一匹だけだったからトイレ掃除もラクだったけれど、二匹となると排泄量
もそれなりに増えて一日でかなりの量の砂を交換しなければならない。重たい
から焼却袋を中型にして頻繁に処分する他ないな・・・

年とると猫の世話も大変だわい^^!

 


期待

2013年11月15日 | Weblog

                 

一国の景気の良し悪しを測る物差しとして、国内総生産(GDP)という指標が使
われていることはEdでも知っている。例えば経済成長を続けている発展途上国
では年率で8~15%とか高い成長率を示す一方、欧米や日本などでは1~2%
から精々4~5%程度の低い数値にしかならない。つまり”先進国”と云われるグ
ループでは、もう大きな経済成長は望めないということであろう。


安倍政権はアベノミクスなるスローガンを掲げて、日本を世界一の経済大国に
するのだという。為替レートを円安に誘導し、輸出を増やし、企業の設備投資と
個人の消費を呼び込んで日本経済が再び大きく成長する事を期待している。


しかし本当に期待通りになるかどうかは実の所誰にも分らない。第一、経済は
生き物といわれるくらいその動きを予測するのは難しく、ましてや計画通りに成
長させることなど殆どできない。上手くいっても予想があたる程度であろう。

にも拘らず、消費税増税を上げることを闇雲に決めているからだろう、今年第一、
第二四半期のGDP成長率をみて最終判断すると云いつつ、辻褄合わせのため
財務省が仕組んだ高めの数値を発表した。1~3月期は4.1%、4~6月期は
3.8%である。

しかしその次の7~9月期は、たったの1.9%である。これで本当に景気が上
向いてきていると云えるの?消費税を上げるに足る根拠なのかねえ・・・?
素人目には、”消費税上げは中止”のサインじゃないのかえ!!

為替レートが今対ドル100円近辺の円安局面だから、輸出関連の大手企業は
莫大な為替差益で潤ったかも知れないが、国民の生活に直結する石油、ガス
関連企業や内需関連の中小企業は一向に儲かっていない。輸出企業は生産
拠点を海外にシフトしてしまったから、儲かっても国内設備投資には走らない。

                                

個人消費を増やそうと躍起になっている政府は、大企業に異例の賃上げを働き
かけている。流石に儲けている自動車大手は冬のボーナスが平均90万円だと
か80万円だとか報道されているけれど、”その他大勢”の中小からはそんな景
気のよい話は出てこない。ベースアップなんて経営に四苦八苦している中小企
業では夢のまた夢だろうな・・・

この上消費税上げで喜ぶのは、戻し税で棚ボタ式に利益が上乗せされる輸出
大手と白アリだけ。^^!

ま、我々貧乏人は来年4月以降、消費税8%でアップアップの生活しましょうね。
どうせ特別秘密保護法案も”無事?”通過するでしょうから、みんな揃って見ざる
・聞かざる・言わざるで、生ける屍のごとき余生を送りましょうよ。(ハハハ・・・)


バンザ~イ!(・・・って、誰が?)

                  


読書

2013年11月14日 | Weblog

                 

女流作家では宮尾登美子が好きで彼女の作品は以前何冊か(文庫本だけれ
ど)買い求めた。櫂、一弦の琴、序の舞、天璋院篤姫、きのね、蔵、菊亭八尾善
の人びと、寒椿など。

今、「もう一つの出会い」という、これは彼女の自伝的エッセイだろうか、短文集
を読んでいる。先日偶々図書館で見付け、久しぶりに宮尾作品に手を出した。

誰でも皆同じかもしれないけれど、Edは気に入った作家が見付かると、その人
の作品ばっかりを続けて買い求める(か借りて読む)。ある程度続くと少し飽きて
きて小休止したり、新刊が出てくるのを待つ状態になる。そうするとまた別の面
白そうな作家を探す・・・という事の繰り返しである。

そうやって集めた文庫本は、井上靖、水上勉、陳舜臣、開高健、司馬遼太郎、
藤沢修平、山本周五郎などで、捨てもせず、かといって読み返しもせず、未だ
本箱の隅に残してある。尤も今読み返そうとしても、昔の本は活字が小さくて
この老眼では意欲が失せる。

宮尾登美子の本はあまり沢山は読んでいないからかも知れないが、図書館で
(持っている本と)同じものを借りてきたことは無い。藤沢修平などは沢山読ん
でいるせいか、忘れて同じ本を買ってしまったり、図書館で借りてきて読んでい
るうち「あれ!これは以前読んだ気がするなあ・・・」というようなことが屡ある。

時間が経つと中身をすっかり忘れてしまっていて、二度目なのに何だか初めて
読んでいるような気がすることもある。陳舜臣の三国志などは敢えて二回読ん
だけれど面白かった。結構忘れている部分があって読み進むうちに思い出す。

そういえば亡くなったJinさんは吉川英治の「三国志」が大好きで、何度となく
読んだそうである。彼と話していると曹操、孫権、劉備、諸葛孔明など登場人
物の名前や、誰がこう云ったあ~云ったなどという名場面、エピソードをよく諳
んじていて、いつも感心させられたものである。

Edなどは、”本を読んだ”といっても殆ど中身を憶えていないから、唯通り過ぎ
ただけの景色をみていたようなものかも知れない。^^!

本棚には買ったものの未だ一冊も読んでいない世界文学全集(全52巻)が、
棚の重しになって鎮座している。(笑)

死ぬまでに、この全集ものは果たして開くことはあるのかどうか・・・甚だ怪しい
ものである。

              


冬へ

2013年11月12日 | Weblog

                 

寒くなった。昨日は夕方から北風が強くなって帰りの電車を待つ間、ホームで縮
こまっていた。

朝はそれほどでもなかったけれど「夜は冷える」との予報だったので、出がけに
薄手のコートを羽織ってきた。しかし気温が下がってきたせいかコートで風は防
げても凍えた。年を取ると暑さ寒さに弱くなるんですよ。^^!

先々週あたりからカミサンに冬物を出してくれるように頼んでおいたのに、夏物
と入れ替えるためにはクリーニングの都合があるとかで、なかなか出てこない。
ようやくセーターと厚手のシャだけは出してくれたけれど、手袋やマフラーが出
てこない。

手袋などは何処かに仕舞い込んでしまったらしく、Edに心当たりはないかと訊く
始末。夏冬の衣類の出し入れはカミサンがやっているのだから、こっちに訊かれ
たって分るわけがない。「クリーニングに出したまま、何時までも取りに行かない
から忘れちゃったんじゃないのか?」と云ったら、ムクれてしまった。

ま、物忘れはお互い様だけど・・・^^!気に障ったみたいだ。
そのうち仕返しされ
るかも・・・コワイ、コワイ

それは兎も角、手袋とマフラーが無いとこれから困るなあ。マフラーだけは先日
頂いものがあるからそれでも良いとして、手袋は
また千円の安物を買おうか・・・

手袋は正直のところ革製の高価なやつは好きじゃないし、直ぐ失くしたりするか
らもったいない。それに安物でもニットや混紡の繊維系のほうが肌触りよいので
、Edは特売品で買った500円とか1000円のものを愛用している。^^!

今朝は先日カミサンが選んでくれたCricketの薄手のダウン・ジャケットを上に羽
織り、頂いた薄地のマフラーを首に巻いたら、軽くて暖かく丁度良かった。手だけ
は冷たいのでポッケに突っ込んできた。

               


理想と現実

2013年11月11日 | Weblog

                  

日本が他所の国から目標にされたり羨ましがられたりすることがだんだん無くなっ
てきたのではないだろうか。

憲法で戦争を放棄した平和国家で、犯罪は少なく、安全で、隅々までインフラが整
備された住みよい国・・・などというイメージが、事実とは多少異なっていたかもしれ
ないが、そんな風に漠然と他国から思われてきた日本も、いま徐々に変わりつつ
あるように見える。

福島の原発事故処理は遅々として進まず、また汚染水の処理方策もないまま、政
府は「完全なコントロール下にある」と嘘をつき、日本版NSCで軍備を固めて日本
を戦争できる国に変え、特定秘密保護法なる悪法で国民から知る権利を奪い、強
権をもって国民を物言わぬ愚民に押し込めようとしている。


日本はこれから一体何処へ向かおうとしているのだろうか・・・

                                     

敗戦国ドイツと共に戦後復興を果たし、経済で成功し、日本人の生活もそれなりに
豊かになった。しかし敗戦の苦い経験を真摯に捉え、歴史を後世に十分伝えるこ
とを怠ってきた日本は、今また若い世代に軽率なナショナリズムのような考えが芽
生えてきているように危惧する。

”強いを日本を取り戻す”とか、”日本を世界一の国にする”とか、中身のない唯の
スローガンだけみたいな言葉にコロッと騙されてしまう、若い世代が日本の中心に
坐るようになってきたのだとすれば、日本に明るい未来はないなあ・・・

ま、理想と現実はこれまでだっていつも大きく乖離してきた訳だから、今に始まっ
た事ではないけれど、日本の愚民政治だけ
は百年一日のごとく・・・だ。^^!
ヤレ、ヤレ・・・

                                      

ところで昨日、家の中に閉じ込めてあるノラ猫の避妊手術のことを考えて、子猫だ
けは早めに人間に慣れさせておこうと思い(理想)、捕獲することにした。

ようやく二階の狭い空間に追いつめたのだけれど、それからが大変!子猫とは云
え鋭い爪と牙はまさしく”猛獣”で、ようやくのことで、首根っこおさえこんだら殺され
でもするかのような大騒ぎである。

後から首筋を掴んで吊るしてしまえばこちらの勝ち。流石に大人しくなるけれど、
膝の上載せて手足が自由になると、また前身に力を込めて逃げ出そうと身構え
る。そのまま5分ほど静かにしていたら、ようやく大人しくなったけれど、手を離し
た瞬間膝から飛び退いた。^^!

だが、こんなことをしても、果たして人間の膝に馴れるものだろうか・・・
何だか逆効果のような気がして、甚だ心もとない(現実)。

                  


補聴器

2013年11月10日 | Weblog

        

いつも行くコストコに大きな補聴器の販売コーナーがある。今日思い切ってカウ
ンターに寄って装置の概要と値段を訊ねてみた。

最近、人の話し声がよく聞き取れない場合が多くなった。特に普通の静かな喋
り方(つまり普通の音量レベル)では明瞭に聞き取れなくて、何度も聞き返した
りして相手に不審に思われはしないか、と気になる。

面と向かっているときはまだしも、少し離れたところから話しかけられた場合は
気付かないことが多くなった。相手の人は声を大きくしてもう一度呼びかけな
ければならない。そろそろ補聴器の世話にならねばならない時期かも・・・

有名デパートでは一声30万円もするらしいので、貧乏人いは手が出ない。
恐る恐る訊いてみた。先ず片方だけでよいという人もいるけれど、できれば
両耳タイプを奨めたいという。コストコで推奨しているのは、カークランド・シ
グネチャーのもので、両耳で17.6万円だった。

実物を見せてもらった。耳に装着するタイプだというので、かなり大きなもの
を想像していたら、本体は耳の後に隠れてしまうほど小さく、耳穴に入れる
スピーカー部分は極めて小さい。更に接続部(ワイヤ?)の径は見たところ
1mm位だろうか、付けてしまうと殆ど目立たない。

もう一つ別メーカーのカタログを貰ったが、こちらはやや高級なスイス・バー
ナフォン社製で19.6~27.6万円だった。

聴力検査と試聴で3時間ほどかかるので、都合のよい日時で予約して欲し
いとのことだった。先立つものが無いのだけれど、とりあえず早めに検査だ
けはしようか・・・