Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

12月29日(日曜日)

2013年12月30日 | Weblog

         

昨日頑張りすぎたせいか朝のっけから腰が痛くて、まるっきり腰の曲がった爺
さんになってしまった。しかし焼却ゴミの収集は明日が最後なので、何がなん
でもやりかけた庭の掃除を終わらせて枯葉の掃除と草むしりは終えなければ
ならない。


とりあえず朝のウォーキングへ。帰って軽い朝食後直ぐ庭へ出て、先ず草茫々
の西側で草むしり。枯れ草と根の強い青草が入り混じってなかなか進まない。
そのうち下水溝の蓋や水道の止水栓の蓋が土に埋もれそうになっているのに
気が付いた。


夏の外構工事で生垣を全部撤去したので、ブロック際の一段高くなった盛り土
が徐々に流されて蓋の上を覆ってしまったのだ。軽量コンクリート・ブロックが
6個ほどあったので、それで蓋の近くだけ土止めを築いた。そんなことをやって
いるうちドンドン時間が経ってしまい、気が付いたらもう昼を廻っていた。


南側には落葉がたっぷり溜まっている。例年カミサンが暇にまかせて掃き集めて
おくのに、今年は未だ何にも手つかず状態。昼飯抜きで4時までかかってようやく
一通りかき集めてゴミ袋に詰めた。大袋5杯分である。最後に玄関まえの植え込
みの落葉掃除をしているうち薄暗くなってから終了。どうやら予定の仕事は終わっ
たけれど、疲労困憊ヘロへロ状態。あと何回こんなことがやれるだろうか・・・^^!

カミサンも引き出しの片付けで夕飯の時間になっても疲れて動こうとしない。こう
いうときは腹が余計減ってる方の負け!Edが夕飯の用意。鰺の開きを焼いて、
残りものの南瓜・小豆、それに鶏の唐揚を温めて、それだけ!
昨日と同様、酒呑んででごまかした。(笑)

札幌の息子が送ってくれた蟹が昼に届いていたのだけれど、殻にハサミを入れ
る元気がなくて食べるのは止めた。今日は久しぶりに心底疲れた。歳はとりたく
ない・・・^^!

もうどうやっても腰が痛くて、TVも詰まらないし早々にベッドに入った。10時だっ
た。

         


12月28日(土曜日)

2013年12月29日 | Weblog

早朝ではないけれど、7時から朝のウォーキング約1時間。このところ寒いので
ショート・コースしか歩いてなかったからこのコースは久しぶりである。よく歩いて
いるせいか腰痛は我慢のできる範囲に治まっていてあり難い。

今日明日の2日間で家の外周を掃除することになっていて、初日の今日は庭木
の剪定から始めた。脚立を立ててモミジ大小2本、梅、金木犀、小手鞠など一通
り済ませたが、さて毎度のことながら後始末が大変なのだ。大物は後回しにして
片隅に積み上げておき、残りはあらかた小さく切ってゴミ袋に詰めた。

そこまでで3時になってしまったので、猫の餌とトイレ砂を買いに安食台の
SCへ。
戻ったら、家の中はカミサンがあちこちの引き出しを片付けた残骸で散らばり放
題で足の踏み場もない。こういうときは残り物で超簡単な夕飯にして、酒でごま
かす。疲れたからベッドに入ったらバタンキューだった。

ところで最近猫の親子は夕食後すっかりラックスして、我々の椅子の下で大の
字になって寛いでいる。カミサンだけは子猫(フー)も心を半分許したようで、近
寄っても逃げない。少しだけなら手足に触れても大丈夫になった。

遅くとも来年の中旬ごろまでには、慣れて我々に抱かさるようにならないと、病
院へ連れていけない。

 


12月27日(金曜日)

2013年12月27日 | Weblog

長期休暇に入り気持ちがゆったりしていたせいか、昨晩はグッスリよく寝た。今
朝は体内時計に起されて4時半に一度目を覚ましたが、また寝てしまい次に目
が覚めたのは6時半だった。このところ睡眠時無呼吸症候群のことも忘れている
くらいだし昼間眠くもならないから、睡眠はよく取れているのだと思う。

                                     

 

毎朝起きてすぐやらなければならないことは猫のトイレ掃除。フー(子猫)は時々
自分たちのフン(硬くてコロコロしている)を外に出して、転がして遊んでいるから
油断がならない。それに親猫ミーと違って、フーはトイレ砂を外に飛ばすので朝は
大抵トイレの周囲は砂で汚れている。

親猫の方はもう我々にかなり慣れてきて、撫でても大人しくしている。子猫の方は
触ると直ぐ逃げ出してしまうけれど、それでもオモチャで遊んでやると夢中になっ
て飛びついてくるから、かなり人間に接近してくるようにはなった。

朝食後TVで動物の赤ちゃんの番組を観ていたら、フーも画面を食い入るように
観ている。そのうち画面の前に伸び上がり、前足でチョイチョイと触っている。
以前の飼い猫「もも」と同様、TV画面によく反応する。^^!

 

正月用のチーズを買っておこうと、朝11時ころコストコへ行った。金曜日なので
休日のような混み方ではなく、駐車場もすぐ空きが見付かった。

ゆっくり食品売り場を歩き、先ずコーヒー豆(Kirklandエスプレッソ・ブレンド)を
一袋。次にTillamookペッパー・ジャック・チーズとBelgioiosoモッツァレラ・
チーズをゲット。安い白ワイン(アルザス・リースリング・2010)も2本。ワインの
買い置きはこれで6本になった。正月用には他に日本酒もあるから、ワインは
これで良しとしよう。

今日も予報が外れて曇り・小雨模様だったから、予定していたベランダの掃除
は明日以降に延期。庭の掃除もまだ手付かずだから明日から忙しくなる。

 


2013仕事納め

2013年12月26日 | Weblog

                 

明日27日(金曜日)は勤務先にお休みを頂いているので、今日が仕事納めとな
った。仕事始めは6日からなので、年末年始の休暇は明日から10日間。アッと
いう間に終わってしまうだろうから、その間は精々ゆっくり過ごしたい。

客先(国内)は明日までという所が多いけれど、勤め先の会社(海外)は工場もオ
フィスも既にクリスマス休暇に入っていて、メールを送っても返事は来ない。多分
年明けに、年末送っておいたメールの返事がドサッと入るのだろう。^^!

事務所は週二回業者が掃除してくれるので大掃除は省略、外回りだけ掃き掃除
した。それよりPCのデータ整理で時間をくった。特に、要らなくなったファイルや旧
いデータの削除は結構手間で、これだけで2時間はかかった。最後に来年用の
ファイルを新設して終りにした。

予報では今日は午後から雨ということだったし、最終日なので車で出勤した。交
通量は普段通りで、やっぱり電車通勤と略同じく2時間半かかった。それでも真
夏と真冬だけはエアコン利かせた車の方が楽でいいかな・・・?

お昼はいつもの割烹「吉利」へ行った。顔馴染みの客も来ていて今日が我々の
仕事納めだというと「良いお年を!」と挨拶された。名前も会社も知らない人たち
なのだけれど、「吉利」を通していつの間にかお友達になってしまった。(笑)

午後は東京事務所との連絡が沢山あって、ヒマだろうと思ったのに結構忙しか
った。東京も仕事は今日迄という人が多いから、最後の追い込みでバタバタし
ている感じだった。師走である・・・^^!

                   


その時

2013年12月25日 | Weblog

                 

昨日のこと。つい先どこかへ電話していると思ったカミサンが、居間で何かの書
類を弄りながら少し呆けたように「私なにか変。思い出せない・・・なんでこれが
ここにあるの・・・?」とハガキを手にして云う。


見れば、彼女宛てに来たDMと知人からの喪中の知らせなど数枚と警察から来
た罰金の払い込み用紙。


ドキッとした!脳に異常でも来たしたか、と一瞬凍りついた。

「そのハガキは暫くまえあなた宛てに届いたもので、サイドボードの上に一緒に
まとめて載せておいたものだよ・・・」

「今日郵便受けに入っていたものなの?」
「そうじゃなくて、もう何日も前のことだよ・・・」
「私、思い出せない・・・どうしてこれがここにあるのか・・・?」
「・・・・・」

ドキドキしながら、もう一度同じ説明をしてあげたけれど、未だ腑に落ちない様
子でボーっとしている。


話題を変えて、「さっき電話してたみたいだけど、どこへ架けたの?」と訊いて
みた。

「警察」
「何を話したの?」
「違反切符は持っているけど未だ払っていない。また800円上乗せして納付書
を送ってきたから、どうしても払わなければならないのか訊いてみたの。
・・・アッそうだ、違反切符切られたとき納得がいかないので書類にサインしなか
ったことを云うの忘れてた!もう一度警察に電話しなくちゃあ」
と、また電話を架け始めた。

傍でジッと聞いていると、話していることに何も変しなところはない。段々落ち着
いてきたみたいで、先程は一瞬だけ茫然としていただけで急にボケたわけでは
なかったらしい。

今回は驚いただけで済んだけれど、何時か本当にその日がくるのかも知れない。

もし意味不明なことを云い続けるようなら病院へ連れていかなければ・・・と本気
で思ったのですが、一時の杞憂に終わってホッとした。

                     


墓掃除

2013年12月24日 | Weblog

                 

冠婚葬祭や世間のしきたりのことにEdは疎いので、殆どカミサンに任せている。
彼女の言う通りにしておけば大概間違いないので楽ではあるが、”命令”には従
わなければならない。

23日の祝日は墓掃除の”命令”が来たので、遠路小平と国分寺のご先祖の墓
へ出かけた。朝から薄曇りで気温も低い。8時出発の予定だったけれど出足が
鈍り、9時に家を出た。

どうせ外環は混んでいるだろうと予想していたのだけれどさにあらず、ガラ空き
で11時には小平霊園に着いた
。お彼岸ほどではないけれど、掃除に見えたと
思しき人が結構いて寂しい感じはしなかった。

子どもの時から墓参りは親と一緒に来ていた我々年代は、今”お年頃”なので
お墓のことは益々身近になっている訳だけれど、娘や息子たちは墓参りなんて
縁遠く感じているに違いない。

そう考えると、これから我々が新たに墓を買うというのは無駄ではないかとも
思える。しかし結局のところ、共同墓地に埋葬などという手は、なかなか決心
が付かない。カミサンは「墓はどちらか片方が逝ってからでよい」と考えている
らしく、急いでいる風はない。

国分寺の祥応寺へ行ったら、本堂が建て替え中らしく建物が消えてなくなって
いた。そういえば去年、長兄のところ(檀家)にも寄付の依頼があったと聞いた
から、いよいよ工事が始まったのだ。

帰りにカミサンの依頼で府中の村内家具へ寄った。もう昔の面影はないけれど、
大国魂神社へ通じる国分寺街道を車で走った。明星学園とか農業高校は残っ
ているし神社正面向かうケヤキ並木だけが、辛うじて昔の記憶を呼び覚ます。

時計を見たら2時。お腹もすいたので途中国分寺のファミレスで遅いランチを
食べて帰った。腰痛のあるカミサンは今回運転せず、Ed一人で全行程走った
ので目が疲れた。^^!

         


壊れていく日本

2013年12月20日 | Weblog

            

皆が政治に無関心になり、誰も彼もが金儲けだけに腐心している間に政治家
は世襲みたいな2世3世議員と志も何もない口先ばかりの”政治屋”が国会を
牛耳る事態となってしまった。

そもそも国会議員の数は多すぎる。日本のような小国は今の半分で十分では
ないか。国民は本来要らない議員まで無駄に養わなくてはならない。

一票の格差が違憲状態のまま、有権者のたった25%の支持しか得られてい
ない選挙で、自公は衆参両院の過半数を占めた。

それでも国民の信任をえているのだからと、明確な説明もないままウヤムヤ
の内に次々と危険な国家安全保障戦略、新防衛大綱、中期防衛計画を進め、
なし崩しに日本を軍事国家へと変えようと画策している。

反対する者の口封じのため、国民の知る権利を奪う特定秘密保護法までロク
な審議もせずに押し通した。傲慢でやりたい放題の国会運営である。

安倍内閣は全てアメリカの言いなり、沖縄はいつまで経っても米軍に”占領”
されたまま
、日米地位協定は米兵の犯罪も事故調査さえ日本側に主導権は
ない。これでも日本は独立国家といえるのか?

ひところ革新的な考えから西側陣営を批判するようなことを言う人は、右翼か
ら「売国奴」だと罵られた。国益を損なうという意味あいからである。

しかしその言葉は今正に安倍内閣にこそ当てはまる。世界各国から平和国家
として認められてきた日本が、秘密保護の名のもとに国民から知る権利を奪
い、米国の圧力に屈して近隣各国が危惧する軍事国家への道を進みつつあ
る。
当に日本の国益を損なっている。

                                      

貧しくとも他人を思いやり、助け合って生きてきた過去。豊かな中でも奪い合
い他人を押しのけて生きようとする現在。日本は崩壊しつつある・・・


         


年の瀬

2013年12月19日 | Weblog

                   

師走である。年末だからといって昔ほど気ぜわしいことは無くなった。精々お歳
暮や年賀状、クリスマス・カードの始末くらいのもの。

こどもの頃、
年末の大掃除は年に一度の大イベントで、普段は使わない埃を被
ったあれやこれやを棚から降ろして表に出し、はたきをかけたり、洗ったり、新し
い新聞紙で包み直したり等々の手伝いを一日がかりでやった。今思うと、何で
あんなに沢山普段使いもしないガラクタをとっておいたのだろうか、と不思議な
気がする。


当時は断捨離どころか、何でも「もったいない」と云ってとって置くのが当たり前
だったから、捨てるという発想がなかったのだろう。^^!

折角掃除をしても、ごちゃごちゃと何でもかんでもまた元通り棚に積み上げて、
狭苦しい空間で片寄せあって生活していた。今のように合理的でスッキリした
生活空間ではなかったけれど、暮になると何故だかあの頃の貧しかった生活
の”ぬくもり”が思い出される。

終ってから、ゴミに出された古新聞や雑誌や炭俵などを集めて焚火をし、暖をと
るのも子供には愉しみだった。(炭俵なんて今のひとは知らないだろうが・・・)


夫婦二人きりになった今は、大掃除といってもカラス戸や網戸を洗ったり、ガス・
レンジ、換気扇の掃除くらいで、たいしたことはやらない。障子の張り替えだっ
て毎年するわけじゃないし、やるときはわざわざ寒い冬でなくて夏にする。^^!

全てが便利になった今、物流は国を超えて行われているから、冬でも夏の野菜
や果物が手に入るし、食べ物の季節感が薄れてしまった。娯楽の少なかった昔
は正月が唯一最大のエベントで愉しみだったのだけれど、あの頃のワクワク感
はもうどこを探しても無い。

時を経て新しいものが現われ、旧いものが消えてゆく。人間も歳を重ねて一歩、
また一歩と終末へ向かっているのだ。この世に未来永劫変わらぬものは無い。
これでいいのだ・・・!

                 


ノラの避妊手術費用

2013年12月18日 | Weblog

             

命を大切にするという意味でも、ノラ猫やノラ犬を無闇に増やさないことが大切で
ある。東京都(あるいは三鷹市?)ではノラ猫の避妊手術を施す場合、申請すれ
ば補助金が出ると友達から聞いた。
            
近所の動物病院でその話をして、居住地の町でも同様のことが行われているか
どうか訊ねたところ、「千葉県では行っていない」と云う。ただし毎年一回、9月に
獣医師会が助成金を出してくれるので、申請をすれば一件につき5000円補助
してくれるとのことだった。

序でにノラで人間に抱かされないので、捕獲用のカゴを貸し出して欲しいと頼ん
でみたが、そういうものは用意していないと断られた。三鷹ではこういうものも貸
出しが行われていて、千葉県は何かと遅れているのだ・・・

猫は小さいけれど猛獣!
無理に捕まえようとすれば思わぬ怪我をする。慣れて
いる飼い猫だって治療で押さえつけられて注射などすれば、吃驚して飼い主の
手や腕に噛みついたり鋭い爪で引っ掻いたりする。Edの両手には前の飼い猫
「もも」にやられた傷あとがあちこちある。^^!

手術費用は♂は15000円(1才になったら)、♀は25000円+抜糸500円(6
ヶ月になったら)だそうで、補助金がないと2匹で4万円にもなる。

親猫はもう次の発情期を迎えたらしく、毎日独特の鳴き声で外の雄ノラに呼び
かけている。
今、外に出したらまた子供を生むに違いないから、絶対に出せな
い。子猫はどうやら雄なので、大人になるとオシッコでマーキングするようにな
るらしい。こちらも早めに避妊手術しないと・・・

ヤレ、ヤレ・・・動物を飼うのも一苦労だわい

         


抜け殻

2013年12月17日 | Weblog

      

10月でバイクを降りたので、ライダーに変身する時だけ身に付ける諸々が残って
しまった。今となっては邪魔でスペースだけとる”抜け殻”みたいなものだから、ゴ
ミとして捨てようと思っていた。

ところが先日、カミサンが近くのH.O.
へ彼女の使わなくなったバッグと衣類数点
持っていったところ、3000円ほどで売れた。窓口で「バイク・ライダーのウェアと
か靴などは、どうですか?」と訊いたら、引き取るという。

なので昨日(日曜)、まだ使えそうなジャケット2点、皮の上下、靴2足を持って行
った。ジャケットの一つはヒットエア(転倒する際は瞬時にジャケットがエアで脹ら
んで身を守る)で、まだ2回くらいしか着ていない新品同様だったので、2500円、
皮の上下はもうかなり古くて、上着だけは未だ何回も着ていないけれどパンツは
よく履いたからヨレていたのに5000円、その他は全部で500円、締めて8000
円になった。^^!

流石専門業者だけのことはある。皮の上下は買ったとき12万円くらいだったし、
ヒットエアは定価4万8000円だったものが、ニューモデルが出る直前のディス
カウントで、3万円弱で買った。

持って来なかった残りのジャケット2着は、づっと長い間愛用していたので、色も
褪めてしまい、ヨレてリサイクルには回せない。しかし個人的には気に入ってい
たものなので愛着があり、むしろ最後は焼却処分のほうが良いかも・・・
物質にまで精神性を求めるのは旧い日本人である証だな(笑)

抜け殻ではないが、あと一つ処分に困る大ものがある。バイクを玄関の三和土
まで乗り上げるために橋として使っていた、幅30cmx長さ4mのアルミ製踏み
板4枚。欲しい人が何処かにいるとは思うけれど、さて何処に・・・?

ヘルメットは2個残ったけれど、確か町の不燃物扱いで捨てられる。しかしこう
いう品物は中身(クッション材)さえ張り替えられれば再使用できそうで、買う時
は結構高価なだけに唯捨てるのには抵抗がある。ヘルメットの再生・補修など
を手掛ける業者・・・なんて居ないのだろうか?

                 


宣教

2013年12月16日 | Weblog

             

キリスト教の宣教で休日になるとよく訪ねてくる二人連れの女性がいる。毎週と
いう訳ではないが、2~3週間おきに熱心に話しに現れる。どんなにお断りして
も諦めず、しつこくやってくる。相手も分っているらしく、「叱られるのを覚悟でまた
やって来ました」などという。(笑)

我が家は夫婦して人がいいから(^^)玄関チャイムが鳴れば必ず出てゆく。居留
守などは使わないので彼女等に捕まってしまい、少なくとも数分は相手をさせら
れてしまう。^^!

宗教には興味がないから、聖書にいくら良いことが書かれていても「ああ、そう
ですか」と答えるほかないのだけれど、だからと云って「では入信します」とはな
らない。最初からその気はないのだけれど、折角訪ねてきた人を前にして、宣
教の人だからと無下にドアを閉めたり、一切口を利かないなどという失礼なこと
はできない。

                                      

全能の神が司る、人間の争いや苦しみの一切ない世界を全地球に実現するこ
とが彼らの究極の目標なのだそうだけれど、それなら何の力も影響力もない我
々からではなくて、真っ先に政治家と財界人から説得したら如何だろうか、など
と少々意地悪く思ってしまうのだ。^^!

つまり、そうしないのは(あるいは、試みているのかも知れないが)聖書に書か
れている”素晴らしい神の御言葉”も、世の中を牛耳っているような海千山の人
たちには、なかなか信じては貰えないということではなかろうか・・・

だとすれば、我々のようなフツ―の人間にいくら宣教したところで、所詮は「苦し
くとも神を信じて生きていれば、いつか天国のような理想世界が訪れる」と思わ
せるだけのことで、その”いつか”はいつまで待っても訪れはしない。

世の為政者や資本家が聖書に書かれていることを心に留めて、自らの勤めを
果たすようになれば、フツ―の人々は宣教に頼らなくとも、自然に”神の言葉”
を信じるようになる、と思う。(笑)

                                    

「また、来させて頂きます」と云うので、「いえ、もう結構です」とお返事したのだ
けれど、お二人は笑いながら帰っていった。ヤレ、ヤレ・・・

               


因果な仕事

2013年12月12日 | Weblog

                

今従事している「品質管理」という仕事は、何もなければ会社にとってこんな良
いことはないのだけれど、担当者は手持無沙汰になって時間を持て余す。反対
に何かあれば、それは製品に問題が生じたということであり、直ぐ対応しなけれ
ばならず大忙しとなる。暇と繁忙がバランスよく訪れてくれば有難いのだけれど、
事はそう都合よく運んではくれない。


暇な時間ばかり続いたかと思えば、次は続けざまに2つも3つも問題が生じて
てんてこ舞いさせられたりする、因果な仕事である。

この職種に就いたのは定年になる2年前で、長く続けてきた営業技術職を若い
後任に譲ったら直ぐに、今度は品質管理を任された。それ以来づっと今日まで、
この仕事をやっているわけだから、今年で12年目になる。”浜の真砂は・・・”で
はないが、品質問題も尽きることは決してなさそうである。^^!

                                   

顧客であるトラック・メーカーの業界においては、品管部門は重要ではあっても
地味な仕事だから、これまで設計とか生産など脚光をあびる部門で活躍してき
た人が定年間際になっても偉くなれなかった場合、品管に配置転換されること
が多く、中には品管部門を「偉くなれない人達の吹き溜まり」のように陰口を利
く人がいて、チョッと寂しかった。

本当はそんなことはなくて、生産部門と技術・設計部門との間に立って、もの造
りの実務と詳細に踏み込める面白い仕事なのである。

不具合というものは繰り返すのだけれど、全く同じ不具合を繰り返すことは稀で
、似たような不具合は欧米メーカーでは結構ある。大抵のことはうろ覚えでも記
憶していて、数年前の事例は残っている記録から手繰りよせて、「再発不具合」
として強く供給元へ申しいれる。

立場が逆になって、客先から「再発不具合」としてクレームを付けられると対応
に大いに苦慮することになる。やはり暇でも不具合はない方がよろしい。(笑)

    
    


大分慣れた・・・

2013年12月11日 | Weblog

 

ノラ猫の親子(ミーとフー)を家の中に保護して(?・・・閉じ込めて?)以来略1ヶ
月、毛並みがとても良くなった。最初の頃は艶がなくてバサバサした感じで、子猫
のほうは一度無理やり捕まえて撫でてみたが、猫の柔らかで滑らかな感触がなく
て硬くて子猫なのにゴワゴワしていた。

触ろうとすると直ぐ逃げるか、嫌がって爪を立てるので今の所観ているだけなのだ
が、ようやく最近は我々(人間)にかなり接近近してくるようになった。特に食事時、
テーブルに着くと必ず上がってきて、横で人間の食べているものを欲しがる。その
時は少しだけ肉や魚などを与える。少し食べると満足してしつこくねだることはない
ので、今はコミュニケーションの時期だと思っている。

先日そろそろ寝ようと思って様子を見に行ったら、親子でロッキング・チェアの上で
ぐっすり寝入っていた。子猫は手足を伸ばして大の字になっていたから、そっと触
ってみた。前足からお腹にかけて二度ほど触ったけれど目を覚まさなかった。^^!
柔らかくてふわふわした毛になっていた。

ついでに親猫(ミー)にも触ってみた。こっちも目を覚まさず眠ったままだった。(笑)
見た目だけでなく、実際毛並みに艶が出てきて猫本来の柔らかさになった。家に
来た当初は、朝晩二回与える缶詰とドライ・フードと牛乳を残さず全部食べていた
のに、この頃では量を半分にしても余すようになった。多分栄養が行き届いて、以
前ほどは食べなくて良くなったらしい。

猫も子供の方が好奇心が旺盛である。直ぐ二階に行きたがり、寝室に入り込ん
で箪笥の上のものを落としたり、ゴミ箱をひっくり返したり、イタズラばっかりする。
カミサンが化粧や見繕いをするのを興味深々で覗きに行くのも子猫(フー)。
親猫は子猫を探すときだけ二階へ行く。^^!

この2、3日朝EdがTVを観ながら朝食を食べていると、フーが椅子の下にやって
くる。手を鼻先でひらひらさせて、からかうと猫パンチで応戦してくる。これまでは
唯逃げるだけだったのに、手に直接触れるようになった。前足の肉球が柔らかい。
段々エスカレートしてくると鋭い爪をだしてくるので注意を要する。^^!

この時の親猫の反応が面白い。Edと子猫の間に割って入って遊びの邪魔をする
のだ・・・まるで、フー(子猫)に”危ないから人間に近付きすぎるな!”とでも教え
るみたいに。ミー(親)の方が何時までも警戒心を解かない。^^!

           


時の流れ

2013年12月10日 | Weblog

 

先週末の忘年会は六本木の「ワイン食堂ル・プティ・マルシェ」だった。場所は六
本木ヒルズの足元で、ライブドアの堀江貴文(ホリエモン)などが活躍していたマ
ネー・ゲーム全盛のころ大賑わいだったヒルズも、ミッド。タウンが出来てからは
嘗ての熱気は失ってしまったかのようで、クリスマス前だというのに静かなもの
である。

                                     

カミサンは一時ホリエモンに大いに期待するところがあったらしく、やめておけと
いうEdの忠告に逆らって、ライブドアに僅かながら投資
した。しかし案の定、その
後株価はみるみる下がり始めた。全損になるのを恐れたEdが、即売却したので、
半値だったけれど全損は免れた。^^!

あの頃はライブドアとか村上ファンドなど急成長を遂げた投資会社の若い経営者
が脚光を浴び、球団(楽天)やフジTVの株買い占めで話題をさらったけれど、老
練の財界や官憲に嫌われたか本当に法に触れたのか定かではないが、風説の
流布容疑で逮捕、有罪とされ、結局押しつぶされた格好だった。

考えてみれば、彼等若い投資家はマネー・ゲームで一晩のうちに億の金を掻き
集めるだけの優秀な頭脳は持っていたけれど、誰一人確固とした「志」とか自分
の「哲学」は持っていなっかったのではなかったろうか・・・

つまり金儲け至上主義であり、金さえあれば全て自由になると考えていたに違い
ない。それは取りも直さず、現在の経済一辺倒の日本を象徴しているようであり、
あのころから既に日本社会の崩壊が始まっていたのかも知れない。

将来を見据え、国や社会のあるべき姿を想像し、それを国民にヴィジョンとして示
すのが本来の政治家の使命であるのに、現在の日本にはそういう理想や高等な
思想を一切持たない「政治屋」衆団しか存在しない。哀しむべき時代になった。

新しいことは常に、荒廃したり混迷している「混沌」の世界から生まれてくるハズな
のだが・・・出てくるのは今の所、日本を70年前の警察国家に引き戻そうとするお
化けだけである。トホホ・・・

          


原書

2013年12月08日 | Weblog

              

フレデリック・フォーサイスの小説「騙し屋(The Deceiver)」の文庫本を読んで
いる。有名な作家だから名前だけは知っていても、これまでこの人の小説は一
冊も読んだことがない。


ところが一連の作品の中に「ジャッカルの日」というのがあって、ハッと思い出した
。何のことはない若い頃、勤め先の元英語教師だった同僚が”欧米の本(原書)
も面白いから読んでみたら?”と勧められ、一念発起して原書に挑戦してみようと
買った本がFrederick Forsythの「The day of the Jackal」だった。

完全に失念しているくらいだから、その時の挑戦は見事に跳ね返されて、辞書
を引き引きほんの数ページ読んだだけでやめてしまった。

見たこともない難しい単語、知っている積りでも意味が通じない単語、単純なの
に分らない文・・・等々が至る所にちりばめられていて、暗中模索、霧の中を手探
りで歩くようなもの。まるで歯が立たなかった。

それでも同じページを繰り返し読み返していると、おぼろげながら「こういうことか
な?」と類推くらいはするようになるけれど、正しいか間違っているか確かめよう
はない。分かったようで分らない何とも頼りない解釈をしながら数ページだけは読
んだのだけれど、とてもじゃないが「面白い」なんて思えるレベルとは程遠かった。

原書といえば、学生のころ英語と技術(機械)の知識を深めようと遠大な計画を、
(先日忘年会をやった仲間数人と)立て、大学の教授が「・・・それなら」と勧めて
くれたLichtyのInternal Combastion Engines という分厚い専門書をめい
めい購入した。

毎週、自分の受け持ち部分を予習しておいて皆で集まって読みながら内容を説
明する。この本も全部で19章まであるうち、最初の第2章までは真面目に読み
合わせをしたけれど、そこまで。いつも中途半端で終わる。しかしこの本は後々
会社の勉強会でも利用させてもらい、小遣い稼ぎでは大いに役立った。^^!

どうもEdは昔から勉強にしろ何にしろ、”石にかじりついても遣り通す”ような徹
底したところがなかった。
エラクなれなかった訳である・・・(苦笑)