Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

2008年07月28日 | Weblog


        

 5、6年まえ桃狩りのバス・ツアーで勝沼へ行った。そのときは、木に生っている桃をその場でもいで食べた。木の上で完熟した桃は、町で買った桃とは比較にならないくらい甘くてジューシーだった。その記憶が強く残っていて、毎年季節になると行きたくなるのだけれど、これまでなかなか実現しなかった。

 と、いうわけで今年は思いきって平日に休みをとって勝沼へ行ってきた。連日のこの暑さでは流石にバイクは腰が引けて四つ輪にした。
 勝沼ICで下りてR20を一宮・御坂IC方面に走ると、いたるところに桃狩りの看板や旗が目に付く。迷っていても仕方ないので適当な農園に飛び込みで入った。
しかし残念ながらそこは「食べ放題」をやっておらず、木に生ったまま完熟させると直ぐ落ちてしまうので、桃はやや硬いうちに収穫するのだという。
それでも前回の経験を話して農園に入れてもらい、2,3個比較的やわらかいものを選んで収穫してきた。軒下で皮をむいて食べてみた。やはり甘くて香りがよい。チョッと前回とイメージが違ってしまったけれど、まあ仕方ない。
 桃は大きくて、二つも食べると、もうお腹にたまってしまい、別の農園をハシゴする気にもなれないので「勝沼ぶどうの丘」へ向かった。

         

         

 「勝沼ぶどうの丘」には以前にもバイクで何度か来たことがあり、そのときは外でバーベキューを食べた。今日は外というわけににもいかないので、2階のレストランへ入った。ここは丘の頂上で周りに遮るものがないのでグルリの眺望は抜群である。夜になったら、さぞかしロマンティックになることであろう。
 ゆっくりお昼を食べて時計を見たらまだ2時。このまま東京へ戻るにはまだ少し早いので途中河口湖へ寄ることにした。昔は大月から下道だったからかなり大変だったけれど、今は高速でアッという間に着いてしまう。平日とあって道も空いており市営の無料駐車場へとめて水辺を暫く散歩した。
 ふと上を見上げると、すぐ傍にケーブルカーの駅がある。カチカチ山ケーブルカーというらしい。見上げるとかなり高そうなので、少しは涼しいのかと思って700円払って上ってみた。けれども、風もなく木陰もないので何だかかえって暑い気がして、早々に下りてきた。

       

       

桃を求めてやってきた、真夏のショート・ドライブだったけれど、まあそれなりに愉しかった。次はまたりんご狩りでも行こうかな・・・

       


ミニ・ツーリング

2008年07月22日 | Weblog

折角、先日バッテリーを新調したのに乗る機会がなくて、ついつい一週間放ったらかし。21日は午前中だけフリーになったので、早朝7時から3時間だけ走ってみた。
やはり新品はヘタった奴と比べて始動性がすこぶるよろしい。何だかエンジンの吹けあがりまで良くなったような錯覚にとらわれる。
先日のMOMOさんのショート・ツーに習って、R355を霞ヶ浦ふれあいパークまで往復120キロほど走ってきた。休憩後の再始動でもまったく不安は感じられず、これで次回AAMのツーリングにも安心して参加できそう。
この日は雲が厚く、空気も比較的乾いていたので、10時に帰宅したころは日差しが強くなり始めたけれど快適な走行が楽しめた。夏の間は早朝出発、夜間帰宅のパターンがいいかも知れない。

              

        

        


高尾山0708

2008年07月20日 | Weblog

             

梅雨明け前のこの時期、連日の蒸し暑さにやや腰が引けていたけれど、Jinさんから誘いがかかったので今年7回目の高尾山行きが決まった。
この暑さに恐れをなしたか、あるいは3連休で遠出したかは分からないけれど、いつもはどっさり来ている我々と同年代の姿が今日は殆ど見えない!代わって若い人たちと外国人の姿が多く目に付く。
登山口までのアスファルトは焼けてムッとするけれど、そこを通り過ぎると後は木陰が続くので苦にならない。途中の休憩地点で一休みしてから直ぐ頂上を目指す。汗で着ているものが上も下も纏わりついて気持ち悪いが、我慢して一気に登る。
略いつも通りの時間に着いてお昼にする。やはり上のほうが下界より涼しくて食事をしてる間に汗は引いた。独りの時は昼食は15分もあれば済んでしまうけれど、今日はTY君とJinさんの3人だから話も弾み、小一時間ゆっくりした。
下りは4号路(つり橋コース)で行こうと決めて歩き始めたが、なんだか道の雰囲気が違う。「・・・これって道を間違えてるんじゃない?」というと、Jinさんが「間違えるわけないがなあ・・・」と言いながら下から上がってくる人に尋ねたら「高尾駅の方面へ出ます」とのこと・・・やっぱり間違えてた!
直ぐに4号路への入り口まで引き返した。昼を食べてから出発前にTシャツを着替えたけれど、たちまち汗でグッショリ。琵琶滝コースは最短距離で高尾山口へ出られるので疲労を防ぐためマイペースで下山。2時過ぎ無事駅前広場に到着。
7回目完了!

         

          


もの造りのレベル

2008年07月18日 | Weblog


         

ハイテク製品やブランドもの装飾品、あるいは伝統的な工芸品などは各国夫々他国に真似のできない優れたものがある。
しかし、一般的な工業製品となると世界広しと云えどもまだまだ日本と互角に渉りあえる国は少ないのではなかろうか。
仕事がら長年米国、欧州各国、ブラジル、中国等の工場から送られてくる自社製品を扱ってきたけれど、日本の顧客の厳しい要求に安心して応えられるない。そのため各工場で一旦完成検査に合格した製品を、日本で再度出荷前検査と手直しを加えてから顧客に渡している。コストがかかる二重手間に見えるが、これをしないと後々クレームが多発して結局手酷い損害を被ることになる。
ごくありふれた標準部品のナットひとつとっても、ネジが加工してなかったり、偏心していたり、サイズ違いが混入したり、と目が放せない。あるいは折角完成した部品に最終の塗装工程で不用意にペイントをかけすぎて機能不良にしてしまったり、更にその単純な不具合対策に半年以上費やしてまだ不十分だったりする。
日本の製造業界では考えられないようなことが日常茶飯事である。日本人としては喜ぶべきことなのかもしれないが、これではまだ当分の間、もの造りの分野で世界における日本の優位性は揺るがない。

          


バッテリー交換

2008年07月13日 | Weblog

         

LCのバッテリーを交換することにした。車の場合だと少なくとも4,5年はもつのに、バイクでは何だかヘタるのが早く、2、3年経つと調子が悪くなってくる。今回で交換3回目だから平均2年というところか・・・
取り降ろしたバッテリーはまだ死んだわけではないので、残しておいて冬場の掛かりが悪い時のブースター用として使う。
NETで9日(水曜日)に注文したら、12日(土曜日)にはもう自宅に到着。前回より3000円ほど値上がりして、送料込みで15,000円!
金属材料や石油の値上がりは、いち早くバッテリーには年初から波及していたから覚悟の上だけれど、それにしてもバイク用は高い!

箱をあけると別容器に入ったバッテリー液とバッテリー本体が出てくる。本体の液注入口のシールをはがし、液の入ったプラスチック容器を逆さまにしてバッテリーの注入口に押し込む。凡そ5分ほどで注入は終わるが、そのまま暫く放置して液を完全に追い出す。バッテリー液の入っていた容器は重曹を溶かした水を入れて中和してから廃棄処分。このバッテリーはシールド・タイプなので、プラスチック・キャップをしっかり押し込んで完了。

         

         

これまで充電用に引き出しておいたケーブル端子や無線機のノイズ・フィルター回路に接続していたマイナス端子など余計なものは全部外して、スッキリした。これでオリジナルに戻ったから、少しはバッテリーの寿命に効果あるかな・・・?

         

         


マウス

2008年07月07日 | Weblog

去年自宅のPCをデスクトップからノートに買い換えてから、自宅では使う頻度も多くないからと操作はタッチパネルでやっていたが、やっぱり不便なのでマウスを買うことにした。USBケーブル式は安価だけれどやはりケーブルが邪魔なので、一番安いELECOMの電波式(3,480円、ヤマダ電気)を購入した。
店員の説明では最初にセットアップが必要ということだったが、WIN-XPだとレシーバーをUSBポートに差し込むだけで全てPCが自動で新しいデバイスを認識してセットアップしてくれるので、まったくの手間要らず。
やっぱりタッチパネルよりはるかに操作し易い。もっと早く買えばよかった。

     


夏雲

2008年07月06日 | Weblog

真夏を思わせる暑さに参った4日(金曜日)、仕事を終えて駅で帰りの電車を待つ間フッと空を見上げて西陽に照らされる入道雲をみた。
雲の形をみて思い出した。半年ほどまえ携帯メールに「神の手」と題する、広げた手ののように見える雲の写真が送られてきた。ひと頃流行った幸福の手紙の類である。
目の前の雲の形は、上が握りこぶし、下が広げた手のようにも・・・!
急いでデジカメのシャッターを切った。

      

 


神代植物公園

2008年07月04日 | Weblog

深大寺と背中合わせなので、裏手の深大寺門から入る(有料:一般500円)。
入って直ぐのところは林になっていて散策路が縦横に枝分かれしている。左に折れて150mほど歩くと、吹き抜けの広い休憩所(といっても屋根があるだけ)があり、ベンチとテーブルが沢山並んでいる。周りは木で囲まれているので、いかにも気持ちよく、夏はここで本でも読みながら一日過ごせそうである。
休憩所の前は大きく開けていて、バラ園、噴水のある池、熱帯植物園のグリーン・ハウスなどが一望できる。かなり広いけれど、ゆっくり散歩しながら季節のいろいろな花を楽しめる。今はバラがまだ沢山咲いていて目だけでなく香りも楽しめる。
グリーン・ハウスも一通り見て外に出たら、紫陽花の咲いている1画があったので覗いてきた。そのあとは花の終わったつつじ畑などをあるいて正門に出た。道端のベンチに腰掛けて年配の女性がお昼を食べている。その直ぐ横でカラスが二羽じっと見ている。その人が「この子たちは私のお友達なの・・・」という。いつもここでお昼を食べにきてカラスと遊ぶのだそうである。カラスはおこぼれを貰うまでおとなしく待っている。何だか飼われているペットみたいだ・・・
相当歩いて草臥れたので、もと来た入り口まで引き返し、深大寺蕎麦をたべて帰ることにした。

     

     

 

 

 

 

     
     ペンシルべニア

     
     ミセス・エドワーズ・ホワイタッカー

     
     イエライシャン
   
  大ベゴニア黄               大ベゴニア白

   
  ラン                     紫陽花

 


深大寺

2008年07月02日 | Weblog

東京・多摩地区の住人にとっては馴染みのある有名なお寺である。門前町のあちこちでたべさせる深大寺蕎麦も有名で、なんでも350年からの歴史があるとか。

週末の梅雨の晴れ間を利用して何十年ぶりかで出かけてみた。何しろ前回来たのは若いころで、もう忘れるくらいの大昔だから周囲はすっかり様変わりしてい、かろうじて寺の周囲の鬱蒼とした緑だけが昔の記憶を少しだけ呼び覚ましてくれる。
バス停から山門までの150mほどを行く間にも、やたら「そば」の看板が目に付く。山門近くの土産物屋では七夕の飾りつけが始まっており、静かな中でそこだけ華やかな雰囲気になっているが、浅草のようなけばけばしさがないのがいい。

山門をくぐって広々とした本堂の前にでると左手にナンジャモンジャの木があり、その脇の階段を上がると本堂より更に立派な元三大師堂がある。東京では浅草寺に次いで古いというだけあって、いかにも存在感がある。堂の周り廊下の下で猫が一匹死んだように眠りこけていた。平和そのものだ・・・
元三大師堂の左手やや下がったところに重要文化財「釈迦如来椅像」があり、ガラス張りの建物の中に収まっている。像の前でオジサンがひとり手を合わせて長いこと動かない。一体なにを拝んでいるのだろうか。
昔だったらそんな人を見ても何とも思わなかったに違いないのに、何となく奇異に感じる。日本ではもう信心の時代じゃあないんだなあと、つくづく思う。

寺の敷地は「はけ(崖線)」下にあり、裏手は一段高くなった平地になっていて広大な神代植物園と接している。深大寺を訪ねたらその足で必ずここも訪ねてみたい。
(つづく)