Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

ターナー展

2013年11月05日 | Weblog

 

4日(文化の日の振替休日)は、上野の都美術館で開催中のターナー展に出掛
けた。午前中なかなか小雨が止まないので、出足が鈍り上野に着いたのが12
時20分、ようやく雨は上がっていた。

会場入口に”ただ今大変混み合っています”の注意書きがあったけれど、チケッ
ト売り場は空いていて、難なく2枚購入。勿論身分証明を提示して65才以上1千
円の割引チケットである。中に入ると、確かに混んではいるけれど、見られない
ほど酷くはない。

英国最高の巨匠と云われるJMWターナーの作品は20,000点が国に寄贈され
その殆どはテート美術館が所蔵しているらしい。ロンドンには何度か行ったことが
あるけれど、テート美術館を訪ねたことがなかったので、風景画の巨匠と云われ
るターナーの作品を是非見たいと思っていた。

スケッチ、水彩、油彩の挿絵から大作まで年代を追って110点余りが展示されて
いた。2時間半ほどかけて一通り観てきたが、いつもこういうイベントで感じること
は、前宣伝の割には見応えがない。多分展示作品の数が少ないせいだと思うけ
れど、やはりテート美術館まで行かないとダメなのだろう・・・

展示作品そのものは勿論素晴らしかった。特に柔らかでコントラストを抑えた色使
いの水彩画は春霞の中に浮かぶ景色みたいで、空気を感じさせるし、油彩の海
や雲の動的な躍動感にも強く引き込まれる。

目が悪くなってしまったので観終わったら結構疲れた。二階のレストランで軽い
食事をしながら
一休み。4時の電車が来るまで上野駅構内の店を散策して、5時
半に帰宅した。まあまあ良い一日だった。^^!