以前、司馬遼太郎の街道をゆくシリーズを単行本で読み始め、16まで読んだとこ
ろで飽きてしまい中断してしまった。(飽きっぽい^^!)
しかし少し前に自分の本を整理・処分した際、このシリーズは「捨てない」カテゴリ
ーに分類してあったので、今また少しづつ読み直している。たまたまシリーズ13・
壱岐・対馬の道を読んでいたら、偶然にも現在竹島の領土問題でもめている朝鮮
との、歴史的な浅からぬ外交関係を改めて知った。
お粗末ながら、この本を読んで日本の歴史を、最も近い隣国との関係という面か
ら学び直したような気がする。
室町期から戦国にかけて東アジア沿岸を荒らした倭寇のうち、朝鮮沿岸を襲って
いたのは主に対馬倭寇だったらしい。度々被害を蒙ってきた朝鮮は倭寇の懐柔
策として対馬島主を交渉相手に毎年穀物を与えることにした。
先進国の彼等にしてみれば、貧しく野蛮な日本(倭)人を何とか鎮めておくための
苦肉の策であり、島主には貿易も許し朝鮮の官職も与えた。云わば表向き対馬
を朝鮮の幕臣扱いの形にしたらしい。
秀吉の死後、(朝鮮出兵に加わらなかった)徳川幕府の誕生を喜んだ朝鮮は、表
敬訪問の使節を送り、以後十数回にわたり朝鮮通信使として両国が相互に行き
来することとなる。(辻原登の「韃靼の馬」はこのころの対馬藩を題材とした小説
だった。阿比留という名前の家臣も実在)
終戦後、韓国の李承晩大統領は「対馬は韓国の領土である」と主張して米国に
返還を要求したらしい。時の米国務長官ダレスは「対馬はきわめて長期間に亘り
日本の領土であった」として、この申し入れを終わらせたという。
李承晩がこのようなことをいう根拠は上のような歴史経緯を踏まえてのことらしい
が、その李承晩が勝手に引いたラインを楯に、竹島は自国領と主張して譲らない
今の韓国大統領も、どこかで相通じるものの考え方をしているらしい^^!
興味ある話ではある。
田中真紀子さんは一言で他人を表現する天才である^^!
以前、自民党の総裁候補3人を評して凡人・軍人・変人と云った。小渕恵三氏は
、平成のオジサンと呼ばれた目立った実績のない凡人、軍人の梶山静六氏は
陸軍士官学校卒の強力な右翼、そして自民党をぶっ潰すと騒ぎ、郵政民営化に
固執した小泉純一郎氏は変人・・・まさに言い得て妙である。(笑)
真紀子節は時々走りすぎるキライはあるけれど、総じて面白可笑しくEdはいつも
拍手したくなる^^!
今回の突然の都知事辞職表明で世間を騒がせている石原慎太郎についても、
記者からコメントを求められ、”恰好悪い暴走老人”と一言。
確かに!暴走老人だ。任期をまだあと2年半も残して突然「辞めた!」ってのは
随分無責任な、都民をバカにした話ではないか。辞める理由は「諸般の都合」だ
とさ・・・ (具体的には一体何なのよ!)
新銀行東京では設立わずか3年で1000億円の赤字を出して事実上破綻、オリ
ンピック誘致では2016年は55億円の無駄な費用をかけて失敗、2020年に向
けて再度試みているが支持率最低、尖閣諸島の都購入構想をぶち上げて15億
円を超える寄付金を集めたが、宙に浮いたまま。全てが無責任極まりない。
これから手を組まなければならないかもしれないお仲間をコキ降ろしたり、若い奴
らがダメだからこんな年寄が出なきゃあならない・・・とか(頼んでない!)、そうか
と思うと文部と通産官僚を批判してみたり、独りで偉ぶって息巻いていたが、あり
ゃあ一体何なのかサッパリ意味不明である。
まさに暴走老人の老害というべし!
無分別な80のジサマはもう大人しく引っ込んで居ればよいのだ!
尖閣問題ではどれほど現地日本企業が迷惑し、損害を蒙っていることか・・・
ガラス作家のみやしろ・まりこさんが印西市にあるレストラン・宮崎亭で個展を
やっている。
カミサンのアルバイト先の画商さんが年に数回、彼女の作品の展示即売会を
画廊やデパートでも開いているので、顔見知りではある。
彼女は若く未だ有名ではない。しかし作品はなかなか個性的で力強さに溢れ
ガラスの持つ透明感と反射する光の美しさを浮き立たせている。既にカミサン
はグラスや小物の置物、器といったものを何点か買い集めてある。
Edは陶器には左程興味はないが、ガラス器は好きである。大昔スイスに滞在
していたころ、ウィンドゥ・ショッピングで見つけた小さな犬の置物が気に入って
大枚(当時で1万円くらい)をはたいて買ってきた^^!
その後、勤続15年だったかで記念品になにが欲しいか訊かれ、迷わずガラス
器をお願いした。そのとき頂いたバカラのワイン・グラスは今も飾り戸棚の中へ
大事に仕舞ってあり、普段は使わない。(笑)
まりこさんの個展で、高さ30cm一辺7cmほどの角柱を上半分捻った面白い
デザインの置物が目に付いて欲しいな、と思ったが我が家ではサテ置き場所
がない。
その次に気にいったのが、手の込んだ加工を全面に施した径30cm位の淡
いブルーの器で、カミサンが花活けにも使えるというので、そちらを買うことに
決めた。Edにしては高価な買い物だったけれど、いいものはチャンスを逃す
と後悔すると思って即断した^^!
持ち帰って、とりあえず和室の出窓に置いてみた。光が当たると淡いブルーが
何ともいえず柔らかな感じになる。
う~む、置き場所を考えないといかんかな・・・(笑)
勤め先の近くにあるSCにフード・コートがあり、独りの時よくそこへお昼を食べに
行く。
先日、食べながらフと横を見たら2,3列向こうのテーブルで、まだ2つかそこいら
のあどけない女の子が、ポツンと一人で座ってい、テーブルの上の麺(つけ麺?)
を素手で無心に口に運んでいるいる。
親御さんは何処かのカウンターで料理の順番待ちでもしているのか、なかなか現
れない。女の子はそれでも独りでいることを気にしている風もなく、時々周りを見な
がら相変わらず素手で麺を一本づつ摘んで食べている。
なんともいえない可愛さに、思わず見惚れてしまった。
まるで天使だ・・・^^!
あの愛くるしさは一体どこから出てくるのだろう・・・想像するに、この子は普段から
親がとやかくうるさいことは云わず、自分の思う通り自由にさせてもらっているので
はないだろうか。今はうどんを食べ、周りを観察することに集中している感じなので
ある。
一番下の孫を思い出して、ギュッとしたくなってしまった^^!
余計なことをあえてやってしまったためのトラブルというのは疲れる!
勤め先の会社は中国にも工場があるので、日本へもそこで組み立てられた製品が
やってくる。先日塗装に関するトラブルがあった。
顧客から「フランジに余計な塗装がしてある」というクレームが付けられて、調べて
み たら確かに塗装がかかっている。本来この部品には黒色酸化被膜処理が施さ
れてい て、塗装は必要ないのに黒の塗装がしてある。・・・???
中国の工場に問い合わせてみると、前回塗装仕様について尋ねた際、フランジに
ついては特に日本から指定がなかったから、とのこと。彼等の完全な言い訳であ
る。そもそも酸化被膜処理をやり始めたのは彼等自身であり、それは塗装を省くた
めのプロセスだった筈ある。
日本側では、酸化被膜処理したフランジの上に、わざわざ塗装をするなどということ
は思ってもみないことだから、「塗装するな!」などと敢えて指示するわけがないの
だ。彼の国の技術者、作業者には日本では極当たり前の「常識」が通用しない。
・・・ったくもう!なのである。
何故塗装ぐらいのことで大騒ぎするかというと、日本ではまた顧客(メーカー)が極
めて安全にかかわることには神経質なのである。
フランジを締め付けるボルトの座面に塗料があると、締め付けトルクに影響して
緩む惧れがある、と心配する。そのためわざわざ締め付け・緩みテストをしたり、
設計陣に問い合わせをしたり、最後は我々と合同会議を開いて話し合う、という
大げさな事態にまで発展してしまったのである。
中国側では、製品全体を黒塗装するものだから、無頓着にフランジ全体にまで
ペイントを吹き付けてしまったらしいが、酸化被膜処理していない他のフランジ
では、ボルト座面には塗料がかからないように、マスキングしてもらっているが、
多分、何故そうするのかという理由にまでは思いが馳せないのいだろう。
余計なことをしてくれるから、こっちは大迷惑である。
経済大国と威張っても、物造りの基本がまだ十分に出来ておらず、安い労働力
だけが売りでは、当分まだ日本と互角に勝負はできまい・・・
読売のボス、ナベツネのあの尊大な態度をみれば、言われるまでもなくロクなも
んじゃないことが分る。彼のあの人を人とも思わぬ態度は、読売の歴代総帥の
ワルのDNAをシッカリ受け継いでいる証拠なのだろう。
恥知らずの読売は、福島の原発事故で放射能汚染に苦しむ沢山の人々を尻目
に、原発を順次再稼働させよう等と、ふざけたことをほざいている。日本人の核
に対する反感を、平和利用というオブラートに包んで世論を懐柔し、原発政策を
推し進めてきた立役者が正力松太郎であり、その系譜は今も歴代ボスに受け
継がれているらしい。
この辺りの事情は、新恭さんのブログ「永田町異聞」(←クリック)に詳しいので、
皆さんに是非読んで頂きたいものである^^!
しかし、それにつけてもアメリカの日本に対する影響力、支配力というのは、今
もって何と恐ろしく、そして強大なものであろうか・・・
沖縄はいうに及ばず、全国各地に散らばる米軍基地の数は計135ヶ所、面積
は3万8千平方キロ、更に彼等が勝手に使用できる空域や海面は九州全土よ
り広い。これでも日本は独立国家なのだろうか・・・
少し前、さすがの野田内閣も国民の原発反対の声に気押されたか、30年後ま
でに原発をゼロにするという目標を閣議決定をしようとした。しかし直前になって
米政府の圧力に屈し、ウヤムヤに閣議決定を見送ってしまった。米国の意向は
国民にバレないよう内密に行われた、と東京新聞は報じた。
過去半世紀以上に亘る自民党政権時代に築いてきた日米同盟関係というもの
は、日本という国をアメリカの言いなりにさせ、真の独立を目指してこなかった。
それ故巧妙なアメリカは、日本を表向き独立国家の体に見せながら、その実ま
るで属国扱いを今なお続けている。これは、これまでの日本を率いてきた自民
党の大罪である。
米国と袂を分かつということではなくて、日本の国民とその利益を守るためには、
米国に対してだって云うべきことは言わなくてはならない。そういう毅然とした態
度がとれないから、韓国や中国からも足元を見られる”のだ”!
米国と一線を画すつもりで動き出した小沢一郎氏は、強大なアメリカの陰の権
力組織と、その手先になってしまった日本のメディア、官僚、資本家グループに
残念ながら足元をすくわれてしまった。
すっかり機能を失なってしまった日本の政治、いつまでも低迷する経済、脹らみ
続ける国の収支、日本を救うヒーローは現れないのだろうか・・・
晴れていると武蔵浦和の6番線ホームから正面に富士山が見える。電車を待つ間
暫し眺めている。
今朝は空気が澄んでいたから久しぶりに真っ白い山頂だったけれど、少し前までは
雪がなかったから真っ黒な富士山で、違う山のように見えた。
関東地方に住んでいる人は一般に富士山に特別な思いを抱くのか、山といえばすぐ
富士山を思い出すようである。亡くなったJinさんもよく写真を撮っては送ってくれた。
そういうEdも、自宅PCの待ち受け画面に富士山の写真を張り付けてある。^^!
山の美しさは季節や見る場所、姿形などいろいろ条件によって変わるものかも知れ
ないが、Edの場合記憶に残っている山の姿は、雪化粧した山ばかりだ。
スイスのマッタ―ホルン、ユングフラウ、木曾の御嶽山、長野県白馬岳などいづれも
遠くから眺めた鮮やかに白く輝く雪山。富士山もやっぱり白い姿のほうががいい・・・
今朝は出がけに、着てゆくものと雨具の選択に迷った。予報では朝から雨で風
も強くなるということだったし、おまけに昼間は気温が高めだが夕方からぐっと冷
え込むという。一体どんな格好していけばいいんだろう・・・^^!
結局、防寒用に長袖の下着を一枚バッグに突っ込んで、昨日と同じ恰好(Yシャツ
にジャケット)で出た。風が強まるというので傘は折り畳みでない普通のやつを持っ
て出たけれど、何だか日もてらてら差しているし、やっぱり邪魔くさいので引き返し
て折り畳み傘に替えてきた。(笑)
勤務先までは下車駅から10数分歩かなければならない。暴風雨の時は傘は用
を成さないので、いつも軽いビニール・パンツをバッグの底に潜ませてある。イザ
というときは例え傘が十分用を成さなくても大丈夫!
しかし、南古谷駅に着いたけれど雨が降る気配はないし風も吹いていない。準備
万端で出勤したので何だか拍子抜けだ。^^!
ま、その方が有難いんだけれど・・・
@ @ @
どうも天気予報というやつは、つい自分の動きに照らしてピンポイントで考えてし
まうせいか、あまり当たらないような気がする。
単に晴れだとか曇りだとか大雑把に見れば略合っているのだろうが、予報士の
方も広い地域をいっぺんにカバーしていることをつい忘れるのか、細々したことを
言い過ぎるせいかも知れない。
Edはだから、朝のウォーキングで肌で感じたその日の気温とか空の様子を大事
にするようになった。予報では最高気温なども各都市ごとに表示してくれるけれ
ど、それも単なる目安に留めておかないと、時間によってもまた場所によっても大
幅に変化するわけだから、それだけを当てにして着ていくものを決めると、間違う
ことがある。
季節の変わり目は、変化がややこしくてあれこれ迷うわい・・・^^!
日曜日の朝、車を走らせながらラジオを聴いていた。
若い女性司会者の声で年金の話をしていた。支給開始年齢と定年の年齢、そし
て日本の年金制度が破綻する怖れと若い人はもらえなくなる惧れなどについて
極軽いタッチでコメンテーター氏とやり取りしていた。
彼女の話では、定年年齢が伸びることに対する街の人たちの”声”として、定年
が「60才では早すぎる。あと数年は働きたい」という人と、「もう疲れるから、60
才を過ぎたら働きたくない」という人が大半、のような感じに受け取れた。
よくスポーツ選手などが、歳を重ねて自分の身体能力に限界を感じて、引退を決
意する記者会見などを観るにつけ、サラリーマンが”仕事”を辞める潮時について
は、自分の意志ではなく会社の規定で一律に決められてしまうことにEdは個人
的にはやや違和感がある。
Edの勤める会社の米国本社では、特に決められた「定年」というものはなく、年
齢が55才に達したら、あとは自分の好きな時に辞めてよい決まりになっている。
仕事を通じてEdが知遇を得た人の中には、55でさっさと辞めてしまい、充実し
た第二の人生を送りたいという人がかなり多い。しかし退職後やりたいと思って
いたことも、実際にイザ始めてみると半年から数年で飽きてしまい、また別の仕
事に再就職したりしている^^!
Edはできるだけ長く仕事を続けていたいほうだから、辞めろと言われるまでは働
き続けたいと考えている。けれども矢張り潮時というものはある。同僚から邪魔に
思われたりプライドを傷つけられたりしてまでは、働きたくない。そこに自分で決め
るという場合の難しさがある。
最近Edのやるべき仕事量がめっきり減ってきた。客先の生産調整によるトランス
ミッションの出荷台数減少もあり、QCクレームの件数が少ない。加えて部品の不
具合まで減ってきた。喜ぶべきことではあるが、自分で自分の首を絞める結果に
なったのは皮肉ではある・・・^^!
ま、それはともかく、今後の見通しでは数が一番多い中型トランスミッションは出
荷前検査を省いて納入する傾向がますます強まるので、ますますEdの出番は
少なくなると思われる。
そろそろ潮時なのかもしれない・・・
明日は東京の義姉(カミサンの姉)たち二人を招待してあるので、今日はその準備
で朝から大忙しだった。
まづ起き抜けに、先週遣り残した戸袋の襖3枚を特急で張替えた。小さいけれど手
順は同じ、3時間かかった。その後廃棄するプラスチック・ゴミと紙の分別、バイク・
カバーの補修(布が劣化してあちこち裂けている^^!)などしてから、全部屋の掃
除機かけをした。
カミサンが二階ベランダで陽に当てた布団を階下に運んでいたから、大丈夫か?
と声をかけたら「大丈夫じゃない!」と。残りはEdが運びおろして押入れへ。主婦業
も結構力仕事なんだなあ・・・(笑)
遅い朝食後、1時から食料の買出しへ。メニューはカミサンの頭の中だけれど、先
日の友人を招待したときと同じらしい。ただし今回は日本酒一本のみ。前回の残り
もまだ半分ほどあるし、足りなければワインがあるから良しとしよう^^!
デザートにゼリーを買おうとしたが、近くの店ではもう夏が終わったので在庫切れ。
仕方なく成田まで足を伸ばした。手間も金もかかるわい・・・
カミサンは「何で末の私だけがこんなタイヘンなことせにゃならんの?」とボヤイて
いたけれど、この歳になればもう上も下もない。元気な者がやればいいのだ。
明日は、早く起きて車を洗わなくちゃあ・・・
ヤレ、ヤレ
年2回、自治会費の集金は班長の役目である。今回が後期だから集金はこれで
お終い。やれやれである。
後期の集金では、自治会費の他に赤い羽根募金、年末助け合い募金、そして地
域の水神社の奉参金と神社修繕費協力金、と盛り沢山なのだ。^^!
会費は勿論のこと、募金にも受領書を書かねばならず、12軒でも結構メンドイ。
予め日付とお名前くらいは記入して用意はしておくのだけれど、募金の方は金額
がまちまちだし、任意だから応じない家もある。
なので、どうしてもお邪魔したお宅の玄関先でこれら諸々の書類を広げることに
なる。晴れて風もないような日ならともかく、風などあると小さい領収書に書きこ
んだりお金を数えたりしてると、領収書やお札が飛ばされたりして始末が悪い。
Edは、だからこういう場合必ず玄関の中へ招じ入れてやって頂くのだが、どうい
う訳か殆どのお宅は家の中には招じ入れてはくれず、玄関先の三和土か門扉の
まえでEdに仕事をさせる。今回も家の中へ入れてくれたお宅はたったの一軒だけ
だった。^^!(Edの人相がよほど悪いらしい・・・)
幸い雨降りでなかったからよかったけれど、雨や風の強い日だったらカミサンと二
人がかりの仕事だ。カミサンは「家の中に入れさせて貰えばいいじゃない!」と云
うのだが、何だかEdは自分からは言い難いのだ・・・
ご近所の皆さん、自治会費の集金には、もっと気を使ってくださいね^^!
Edは貧乏人の子沢山の家に生まれたから、若いころは両手で数えるくらい兄弟
姉妹が多かったのに、老齢化の波はここにも押し寄せてきたから、声掛けて一緒
に酒が呑めそうな兄弟は片手でも余るくらいになってしまった^^!
尤も、Edのすぐ下の弟が68だから当然といえば当然で、もう少しで我々兄弟はみ
んなこの世とおさらばなのだ。
先日、その弟から電話があって、どういう風の吹き回しかしれないが、「兄貴とは未
だ二人きりで一度も呑んだことがなかったから、今度一緒に飲らないか」と誘いが
あった。
Edとは、まるっきり違う世界で生きてきた弟だから、歳が一番近いのに殊更親しくし
てきた訳でもないけれど、そこは兄弟、ま、いいっかという程度で返事をしておいた。
いよいよ我々下っ端の兄弟も老い先が短くなったとでも思ったのかも・・・^^!
去年、兄弟会をやるつもりでいたのだけれど、長兄の嫁が病気で流れ、今年は次兄
が入院してしまって流れ、結局もう残ったもの全員が集まるのは無理な情勢になって
しまった。忘れていても、時は一刻も休むことなく流れ続けているのだ。
弟と二人だけ、というのも何だかあまりゾッとしない。なので、甥(亡くなった最長兄の
息子)を呼び出すことにして電話してみた。甥と云ってもEdより6つ若いだけで、すで
に定年退職している。
兄弟は弟以外みんな遥か年上だったから、Edにとっては兄弟というより親に近い感
覚しかなくて、むしろこの甥の方が兄弟に近い感じなのだ。向こうも「おじちゃん」とは
いうけれど、どちらかというと「エパちゃん」という、Edがガキの頃の愛称で呼んだりす
る方がシックリする。^^!
「しばらく!元気か?今度、弟と二人だけで呑むことになったんだけど、来ないか?」
「いつですか?」
「まだ確定はしてないけど、来月の第二金曜日あたり、新宿で」
「わかりました、予定しておきます!」
やっぱり、この甥のほうが弟よりずっと気が置けなくていい。弟は何処かよそよそしい
のだ。Edはなんか変なのかな・・・?
「最近の若いもんは、”迷惑”という言葉を知らないみたいだ・・・」などと云うと、何
やらジジイの戯言(たわごと)か落語の喋り出しに聞こえるかもしれないが、昨日
の帰りの電車(武蔵野線)では本当に傍迷惑な奴に出会った。
午後6時頃という、夕方ラッシュの時間帯に、赤ん坊を載せる大きなベビー・カーを
持ち込んでいる若い女がいた。乗ってるのが赤ん坊なら仕方がない、後から押さ
れてもベビー・カーにはぶつからないように注意してやるのが常識。
ところが、なんと乗せてるのがミニ・ダックスフント一匹!
しかもベビー・カーには大きなバッグもぶら下げ、一人で4人分のスペースを占領し
てやがるのだ。(クソッ!) オマエ電車賃4人分払えよッ!
だから電車が停車駅に着くたび、乗り降りする乗客の邪魔になり、狭い通路が押し
合いなるから、目の前のオバサンの手提げがEdの頭にぶつかるわ、足が引っか
かって躓くひとは居るは・・・で大変。
だいたいイヌコロ(・・・動物は好きだけど、この際^^!)をケージに入れないで電車
に乗っけていいのか?(オイッ!)
阿呆ヅラして、携帯しながら他人の迷惑なんてまるっきり年頭にはなさそうだ!
困ったもんだ・・・日本はどこを向いても、自分だけ良けりゃあ他人のことなんざ知っ
ちゃあいない、という奴ばっかり。
ま、日本国総理自らが、口ばっかりの出まかせ政治やってるくらいだから、しょがね
えか^^!
ヤレ、ヤレ
今朝もまた、7人掛けに5人しか座れないように、大股広げた馬鹿ものが・・・
国家の経済が破綻しつつあるギリシャ、大学を出ても就職のあてがない若者や勤
め先が倒産して路頭に迷う若い夫婦・・・苦悩する若い人たちの現状を伝えるTV
報道を観た。
2009年10月に発足したパパンドレク新政権の下で、旧政権(新民主主義党)が
行ってきた財政赤字の隠蔽が明らかとなり、従来GDP比4%と発表してきた赤字
が、実は13%にも及巨額だったことが分った。債務残高はGDPの113%に及び、
2011年7月格付け会社はギリシャ国債の格付けを大幅に引き下げた。
去年11月、ギリシャ政府がEUと取り交わした財政赤字削減目標が達成できない
見通しであると発表したことから、国家の債務不履行の可能性が高まっているの
だという。
自分たちの国が何故こんなことになってしまったのか・・・若者たちは今、国家財政
債務の中身を洗い出して自分たちに関係のない債務は除外しようと、地道な活動
を始めているけれど道程は険しい。
ギリシャでは社会保障給付と人件費が歳出の7割をしめてい、政権交代のたびに
公務員の数を増やしてきたため、公共労働人口の四分の一が公務員らしい。
また年金制度が身の丈にあっておらず、給付水準が現役時代と大差ないため他
の先進国比べて高すぎる。更に、ギリシャの持つ脱税文化(?)のため、脱税と税
務署員の汚職が蔓延していて徴税能力も低いのだとか。
本当のところ、日本に居て我々には良くは判らないけれど、何だか他人事だとば
かり思えないのはEdだけだろうか・・・
日本はギリシャのようにはならない・・・という人もいる。ほんとうだろうか・・・
その理由は、日本の財政赤字は国債によって国内で賄われており、海外債務で
はなこと、また民間貯蓄が十分ある上毎年貿易黒字による国家貯蓄が積み上が
っていること、などだそうである。
しかし日本の財政赤字はこの数年、GDP比10%近くなってきている。1980年
以降の30年間で財政黒字になったのは1988年から4年間だけで、後はづっと
赤字続きである。
更に3.11震災以降、民間貯蓄率は低下し始め、国の貿易収支も赤字が続い
て来年度(2013年度)は、これまで黒字だった国家財政収支は赤字に転落す
るとみられている。
出鱈目・自民党から引き継いだ無能な現在の民主・政治屋集団では、財政赤字
を減らそうなどという発想すらどこにも見当たらない。
皆で渡れば怖くない・・・いつまでも赤字国債に頼った政治運営を続けている限り
日本も近いうちギリシャと同じ運命をたどる。これまでに積み上がった日本の財政
債務総額は赤ん坊を含めた国民一人当たり800万円にもなっているのだ!!
明日は我が身である。その時一番悲惨な目に逢うのは我々貧乏人なのだ、という
事を皆さんお忘れなく!
古い上、猫に引っかかれてボロボロになっていた襖を、この土日を利用してようや
く張り替えた。^^!
本襖3枚と戸襖3枚、計6枚で一日半かかった。戸袋の小さい襖があと3枚残って
いるのだけれど、もう疲れてヘロヘロなってしまったので、これはまた日を改めるこ
とにした。
本襖は枠を外した。以前一度やったのでやり方は判っていたけれど、最初の一枚
はやはり手こずった。最初に縦の枠を上から金槌で叩いて下方へ少しずらし、ガイ
ド・ピン(ビス)の頭が抜ける穴に丁度合ったところで、枠はスポッと外れる。
手こずったのは、外れる位置が分からず、行き過ぎたり戻しすぎたりするためで、
最初の一枚目で要領が掴めたら、後はスムーズに外せる。左右の縦枠が外れた
ら、上下の枠は釘止めなので、枠そのものを傷付けないよう注意しながらドライバ
ーでこじって外す。
Webで事前に調べておいたのだけれど、オーソドックスな糊を塗るタイプ、水で濡
らすと糊が溶け出すタイプ、裏紙をはがすと接着する粘着タイプなどいろいろある。
NETでは、裏紙を剥がして張るタイプは素人には難しいから、と推奨していなかっ
たのだけれど、一番手間がかからなそうだと判断して、張り替えにはこのタイプを
選んだ。
作業に必要な刷毛、ローラー、スチール定規、カッター、マスキング・テープ、釘打
ちガイド、等全て含めて費用は計12,000円ほど。
手間がかかるのは紙の端末処理で、これはどのタイプの紙を使っても同じこと。
慣れてしまえば裏紙を剥がして張るタイプは、やっぱり一番手間がかからず楽だっ
た。
張り替えに慣れても、和室が一部屋しかないのが偶にきずだけれど・・・^^!