Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

腕時計

2008年11月28日 | Weblog

         

普段使っている腕時計の一つが止まってしまった。電池式なのだが買ってから(10年くらい?)一度も電池を交換した記憶がないから、多分電池が切れたのだと思う。
時計は単純なデザイン、構造のものが好きなのだけれど、中で一番シンプルなものを選んで購入したのだが日付だけは付いていた。案の定、止まる少し前に日付が飛んでしまい、自分ではどうにも直せない。

電池交換方々狂った日付も直してもうらおうと、近くのホームセンターのサービス・カウンターに持ち込んだ。以前カシオのGショックの電池は交換したことがあったので、すぐ直ると思ったら見込み違い!
メーカー(SEIKO)に送り返さないと電池の交換さえ出来ないとのこと。仕方なく「修理見積もり」にして預けてきた。

こうなると不便で、あとは厳ついGショックと針が細くて見辛い海外旅行用のものしかない・・・
と、諦めかけてフト思い出した。引き出しの奥に放り込んだままの手巻きの古い腕時計があった筈!
引っ張り出してリューズを巻いてみた。何と、正常にまだ動く!
  ”SEIKO LORD MARVEL 36000”

はっきり憶えていないけれど、多分1965~70年ごろのクラシック時計である。裏にStainless Steel/Water Resistanceと表示してある。
そういえば、霞ヶ関の合同庁舎に入っていた時計屋の親父が、修理に出すたび「この時計いいなあ・・・譲ってくれない?唯で」と厚かましいことを言ってたっけ。
遣らなくてよかった(笑)


お袋の味

2008年11月25日 | Weblog

息子は食べ物の好みがカミサンとそっくりで、どちらかというと淡白な和風の物の方を好む。中でも「おはぎ(もち米の握りを餡子で包んだぼた餅)」は大好物で、私など1個で十分だが、(カミサンと息子は)二人とも一度に2,3個はペロリと平らげる。

そんなわけで、先日札幌の息子から「おはぎ」のリクエストがきたものだから、カミサンは俄然張り切ってしまった。
振り替え休日だった24日につくることにして、先ずは一番早く届けられる方法を調べてこいという。
近くの宅急便の取り扱い店で尋ねたら、特急便というのがあるらしい。早速町外れの集配所を訪ねて訊いてみた。夜7時前までに直接集配所まで持ち込めば、翌日の朝届くという。これは凄い!

少しでも出来立てに近い状態で送ってやりたいという思い入れで、カミサンはおはぎがに24日夕方6時ごろ出来上がるよう段取りした。私は「おはぎ」を入れる使い捨て容器と、輸送用に保温性のよい発泡スチロールの箱を探しにホームセンターへ。

夕方4時半ころからつくり始め、夕方6時前に合計4箱28個を容器に詰め終わった。輸送箱に収め緩衝材で隙間を詰めてすべて完了。すぐ件の宅急便集配所へ持ち込んだ。6時半!やれやれ・・・
「お袋の味」も、出来立て届けるのは楽じゃないわい。

 

         


赤ちょうちん

2008年11月23日 | Weblog

         

西日暮里駅の路地裏に、Jinさんと良く行く飲み屋がある。店の名は「とりせん」。
名前の通り焼き鳥屋さんだが、酒の肴は他にもいろいろあってどれも美味しい。
店はカウンターと畳の座卓3つ、それにテーブルがひとつで20人も入れば一杯になるこじんまりした構えで、旧いが清潔だし、何より家庭的な温かみが感じられて私は気にいっている。
Jinさんはいつものように最初はビール、私はお腹の具合がイマイチだったので今日は最初から焼酎のお湯割り(歳をとると好きなビールも控えにゃあならん・・・)。
付け出しの大根の煮付けは、柔らかくて味が良く滲みている。煮込み、レバニラ炒め、キムチ玉子焼き、シシャモ焼きなどを注文して、2時間ほど飲んでしゃべって、締めてもらう。いつも大体ひとり3千円くらいなので毎週でもOK。
西日暮里には他にあと3軒ほど二人でよく通った店があるけれど、ここが一番長くて今でも続いている。ひっそりといつまでも続いて欲しい店である。

         


United Cinemas

2008年11月21日 | Weblog

         

通勤している南古谷駅から歩いて5分ほどのところに大きなショッピング・センターが出来てから一年。SC南側の線路と接する空き地に、今度は複合映画館が出現した。11月29日開業で、現在最後の化粧仕上げ中。
2年前川越に通い始めた当初は、駅から勤め先の倉庫会社まで殺風景な目隠し用の板囲いが続き、雨の日は逃げ場の無い歩道で車に水をかけられながら歩いたが、今は車を避けてSC伝いに歩くこともできる。
映画館が開業すると道路がまた車で一層混むことだろうが、歩道が倍に広がったおかげで歩行者は歩きやすくなった。
映画館に付随してレストランも進出するらしい。今のところ昼食時のチョイスが近所に4,5軒しかないので、少し遠いけれど新しい店が現れるのを今から心待ちしている。
田舎生活では些細な変化が大層に感じられるから不思議である(笑)

         


高尾山(0908)

2008年11月19日 | Weblog

15日(土曜日)、今年9回目の高尾山へ登った。
京王電鉄がTVで「赤高尾」などと紅葉の宣伝をするものだから、普段の土日にも増して凄い人出。高尾山口駅からケーブルカーの駅まで、人込みでなかなか前に進めない。ケーブルカーの入り口は長蛇の列だ!
         

自分は足腰の鍛錬が主目的だから紅葉に期待していたわけではないけれど、TVの宣伝に出てくるような鮮やかな紅葉は見あたらない。
強いていえば、駅前の大きな銀杏の黄色が鮮やかだったくらいかな・・・
         

今回は人が多くて登山道も”渋滞ぎみ”なので、登りは険しい琵琶滝コースをとり、つり橋のある4号路へつないで頂上まで。
どうせ上は足の踏み場もないどろうと思い、そのまま6号路を少し下った何時もの休憩場所でお昼にした。ここも人でいっぱいだったけれど、運よくベンチが一つ空いたので腰掛けて食事。
缶チューハイで喉を潤し、買ってきたおにぎりとサンドウィッチを食べ終わるころは汗で濡れた下着ですっかり寒くなり、慌てて仕舞ってすぐ下山開始。のんびり歩いてる人はドンドン追い越して、およそ50分で駅に到着。ケーブルカーの駅には、まだ長い行列が続いていた。

         
          寒桜かな・・?

今回は、前回からまだ日が浅いので足腰の動きは快調。フクラハギも普段とまったくかわらない。やはり今の自分には、月一回のペースが体力維持にベストのような気がする。


四半世紀

2008年11月16日 | Weblog

1977年から1982年までの凡そ5年間弱、General Motors の海外販売会社に勤めていた。既に当時から国内市場は国産車が、その品質、価格両面での優位性から寡占状態で、輸入車は市場拡大に苦戦していた。
ここでのGMの販売活動というのは、ディーラーへの新車卸、新型車の販促・宣伝、運輸省の新型審査、市場サービスなどで、二十数人の小所帯であった。1982年、米国内での販売低迷をうけて大リストラが行われ、5,6人を残して全員解雇されてしまった。
当時の同僚たちはその後バラバラになってしまったが、まだ若かったせいもあって「同じ釜の飯を食った」仲間といった意識がつよく、何となく友達付き合いが続いている。
その中の一人、AUさんはリストラ直前に退職して、元住んでいたシアトルへ戻った。

それから四半世紀、思いがけずシアトルの彼が里帰りしてくるというので、皆に声をかけてもらった。
なんと最終的に男女合わせて9人集まり、久しぶりにGM時代の昔話で盛り上がった。
AUさんとは以前、机を並べて一緒に一年ほど仕事したことがあった。その頃、彼の雑談はユニークで罪のない大法螺、漫談調、とても真面目には聞いていられなかったけれど、笑いが止まらなかった。さすがに今はそんな漫談をしてはくれなかったが、皆で楽しいひと時をすごした。

 
         
         
         


オフィスPC

2008年11月14日 | Weblog

今、勤務先の会社でオフィスのパソコンの代替を進めている。米国系につき、これまで代々DELLを使ってきたが、今回はHPに変わった。
理由は分からない。多分HPが巻き返しを図って企業向けに特別価格でも提示したのかもしれない。
それはどうでもよいのだが、今まで使っていたDELLは14インチなのに対して、今度のHPは12インチ。一回り小さい。
         
             左:DELL      右:HP

仕事が輸入販売が主だから皆出歩く機会が多く、モバイル性を重視した結果だとは思うが、いかにせん基本フォントが小さくて画面の字(特に英字)が見辛い。目が悪い者には優しくないモデルである。

まぁ、私のような「外もの(部外者)」にまで最新機種を買い与えてくれる会社は今時そうザラにはない。文句を言ってはバチがあたるけれど・・・


・・乗り過ごし!

2008年11月10日 | Weblog

          

先週、先々週と2週間で続けざまに3回も電車の乗り継ぎ下車駅を乗り過ごしてしまった。Edは大分疲れているのだ!

一回目は最初の新松戸を一駅、次の武蔵浦和を一駅、同じ朝都合2度も乗り過ごしたのだ。二回目は、一日置いた翌々日武蔵浦和を二駅、北朝霞まで行ってしまった。そして3回目は次の週の月曜、再び北朝霞まで!!

言い訳をすれば、一月半ほど前に引いた風邪でカラ咳がなかなか治らず、止めていた早朝ランニングをようやくこの2週間で復活させたのだが、とにかく毎日眠かったのだ。
どんなに疲れても、眠くても、一晩ぐっすり眠ればウソみたいに元気を回復できたのは遠いい昔のこと。今では、一旦疲れが出たら容易なことでは元に戻らなくなってしまった。

実(げ)に恐ろしきは、忍び寄る「老化」である。
ああ、夢見心地の通勤車内の転寝よ・・・*(^^!*


          


排ガス浄化装置

2008年11月07日 | Weblog

         

今月8日から10日まで名古屋でエコクリーンカーフェア2008が行われている。世界的な環境諸問題解決に向けた流れを受けて、自動車の最新環境対策技術や低燃費技術の紹介や普及を図り、低迷する自動車販売の買換え需要促進と関連製品の市場拡大を目指した見本市らしい。

ここに米国イートン本社もディーゼル排ガス浄化システムを展示紹介している。ディーゼル・エンジンの場合、高い燃焼温度故にガソリン・エンジンに比べてNOx(窒素酸化物)が多く、これを減らす有効な手立てとして尿素(アンモニア)を利用する方法がある。
日本のトラック・メーカー2社も尿素を用いる装置を付けた車両をすでに売り出しているが、別途尿素タンクの装着と尿素の補給という、手間とインフラ整備が要求される。

これに対し、イートン社のシステムでは尿素を自前で生成できるので、コストと手間が大幅に改善されるのが売りらしい。
日本のディーゼル乗用車の比率が、せめてヨーロッパの半分程度まで増えてくれば、この装置もかなり有望なのだが、さて・・・

                  


吹割の滝

2008年11月04日 | Weblog

まだ少し早かったのだけれど、3連休初日晴天に誘われて紅葉を観に出かけた。
行き先は日光。この時期いろは坂登りは大渋滞になると見越して、先ず吹割の滝を見物しがてら沼田方面から入ることにした。朝6時出発し、常磐道柏ICから外環大泉ジャンクション経由で8時ころ関越に乗った。けれど既に渋滞は始まっていてノロノロ走行の連続。上里SAを過ぎた辺りからようやく巡航速度になり、沼田ICを降りたのが10時。やれやれだ。

しかし沼田ICに近づくにつれて、それまで広がっていた青空が北半分黒雲に覆われはじめ、なにやら怪しい空模様に急変。ICを降りてR120を数キロ走った辺りの路面が濡れている。20分ほどで吹割の滝へ到着。適当に近くの駐車場に車を停めてすぐ滝へ下りてみた。水量は豊富で近づくと飲み込まれそうな迫力。紅葉は3割程度、雲っているせいもあってか余り冴えない。コースに従って遊歩道を歩きだしたが、途中から小雨が降りだした。20分ほどでやむなく駐車場へ引き返す。みやげ物屋を2,3冷やかしてから、早めの昼食をとることにして出発。
         
 
  
ここへ来たら、以前バイクで立寄ったことがある釜めし屋に行こうと決めていたので、ZOOMさんに確かめてもらった店「竹屋」へ直行。着いたのが11時半で、我々が2組目の客だったから窓際の広いテーブルを占領。ゆっくり定食の釜めしを頂く。
ここの釜めしは、出来上がったご飯を陶器の釜に盛ったインスタント釜めしではなく、一人分の小さい鉄釜で米から炊き上げた本格的なもの。戦後の食料難時代を経験してきたオバサンたちはオコゲが大好きで、しゃもじで全部掻きとって一粒残さず綺麗にたべていた(笑)。
         
         
         

お腹も一杯になったところで表に出ると、雨は上がっていて雲の切れ目から青空が覗いている。最終目的地日光目指してR120の山道を登る。高くなるに従い紅葉が鮮やかになってきた。中腹の落葉松の黄色が美しい。更に金精峠の頂上に近づくと、道端には所々雪が残っている。遠くの山は上半分がうっすらと白い。山はそろそろ冬が訪れてくるのだ。この道もまもなく閉鎖だろう。
         
         

やがて男体山と中禅寺湖が見えてきた。日光到着。しかし、華厳の滝周辺道路は渋滞で少しも進まない。華厳の滝はこれまで何度も着たことがあるし、諦めてパスすることに。わき道から下りいろは坂に向かい、アッという間に高速道入り口についた。そのまま宇都宮から東北道で館林ICまで一直線、先週MOMOさんから習い覚えたR354の道の駅境から田圃道に抜けるコースで夕方5時過ぎ、無事帰着。走行430キロでした。