Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

ゴミの分別

2013年11月21日 | Weblog

                   

日本もゴミの分別が厳しくなって、ドイツほどではないにしろ、先ずむかしの様に
大雑把な分け方は出来ない。町の指定に従わない袋は収集せず、ゴミ集積所に
置き去りにされてしまう。最終的に掃除当番の人に迷惑をかけることになるので
、住宅街では許されない。


特に住宅地では、庭先で木や紙などの可燃物さえ燃やせないから、庭木の剪定
は後片付けが大変である。


町の有料ゴミ袋には黄色、緑色、赤色の3種類でサイズは夫々大中小がある。
黄袋は可燃物、緑袋はリサイクル品、赤袋は不燃物用となっていて、袋に入ら
ないような大物は粗大ゴミとして役場に連絡して個別に収集してもらう。勿論、
大きさに応じて有料シールを何枚か貼り付けなければならない。


リサイクル品はガラス瓶、アルミ・スチール缶、ペット・ボトル、衣類の他、多種多
様なプラスチック(容器、包装材、ポリ袋などは一括)の5種類に分けて出す。
紙だけは別途自治会で集めているので、新聞紙、雑誌、段ボールなど夫々纏め
て隔週火曜日に無料で捨てられる。


不燃物、有害ゴミは赤袋で週一回金曜日だけ、電池や蛍光灯などの有害ゴミは
毎月1回最終金曜日だけしか捨てられないので、忘れているといつまで経っても
物置の邪魔になっている。^^!

我が家では、ゴミ袋が何種類にもなって仕訳が面倒なので去年専用の仕訳ボッ
クスを買った。計6口あって別々に箱が開き、仕訳品を入れたら口を閉じておけ
ば唯の白い縦長の箱にしか見えないのでスッキリする。それまではゴミ袋を何
種類も(一杯になるまで)押入れや勝手口の外に雑然と置いてあった。

                                    

しかし何時も思うのだけれど、一体何種類の異なる材料のプラスチック容器や
包装材を使っているのだろうか、そしてそれらはどのように最終処分するよう
にデザインされているのだろうか・・・

識別マークは付いていたって、それ毎に細かく仕訳なんてやっておれない。現
状程度の分別だって可なり面倒なのだから、今以上細かく仕訳を要求されたら
お手上げである。それよりゴミ処理場では、リサイクル品を収集後、どう最終処
理しているのか知りたい。

ゴミの”出口”(消費者)だけでなく”入口”、つまり製造・販売元に対する規制や
要求はどうなっているのだろうか・・・

どうも国や地方自治体のやっていることは一体的でなく、入口から出口までの
流れがキチンとデザインされていないように思う。