Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

豪雨

2008年08月29日 | Weblog

昨晩(8月27日夜)から関東地方も集中豪雨に見舞われ、朝のニュースで東京近郊の鉄道があちこちで停まったり遅れたりしていると知った。

我が家の近くでは幸い雨量がすくなかったらしく、自宅の目の前の川は普段と変らない水位だったが、1.5キロ程北を流れる利根川は大丈夫だろうか・・・
ローカル線を乗り継いで通勤しているので、TVのニュースに注意していたが、どうやら大丈夫そうなのでいつも通り出掛けた。

勤務先のある南古谷駅に着いていつもの通りを歩いてきたら、交差点の近くは道路が冠水していて車はノロノロ。歩道は一番奥を歩かないと車が飛沫を上げて通るから、その度立ち止まってなかなか進めない。少し遠回りだけど、途中から車道を外れてショッピング・センターの脇を歩いてきた。やれやれ・・・
このあたりは田圃をつぶして造った道やら町だから、元々土地が低い。勤務先も周囲はまだ田圃で、野川が満水になったまま行き場を失った水は、田圃の畝をすっぽり隠すほど溜まっている。会社のある敷地は車道と同じ高さに嵩上げしてあるので、冠水は免れたけれど、裏の幼稚園は庭が水びたし!
しかし、会社の倉庫内にも床の低い部分があって水が入り込み、コンクリートの床が一部濡れていた。

これから年を追って、こういう激しい雨の降り方が益々多くなるのだろうか・・・
竜巻とか、猛烈な暑さとかを含めて地球温暖化の影響だとすれば、恐ろしい気がする。

         

         
 


あすなろう

2008年08月27日 | Weblog

駅から歩いて通勤の途中に「○○あすなろ保育園」というのがある。毎朝若いお母さん方が車や自転車でちっちゃな可愛らしいのを連れてくる。普通の店舗らしき跡を改造しただけの、さほど広くはない施設の中では既に数人の幼児達が走り回って遊んでいるのが見える。
経営者は、多分「こども達が自分の夢を実現できるような人間に育ってほしい」との願いを込めて、そう名づけたものと想像できる。

先日、山本周五郎の短編「あすなろう」を読んだ。勿論「あすなろ」に因んだ話で、明日は檜(ひのき)になろう、明日はなろうと思いつつ決して檜にはなれない翌檜(あすなろ)の木のごとく、死ぬまで立ち直れなかった弱い人間の物語である。
現代人は多分、「あすなろ」の持つ語感の良さとか、「明日はなろう」という単純な語意からこの単語が好きらしく、「あすなろ」と名づけられた施設やら学校やらグループ名がやたら沢山ある。

本来の意味からすれば、なりたくても決してなれない負の意味合いがあるわけで、斜めに深読みすれば「どうせ出来っこない」というパラドックス、あるいはブラック・ジョークととれなくもないが・・・まあ、余計なお世話ですから、忘れてください。(笑)

           
 


変わらぬもの

2008年08月25日 | Weblog

5月、まだ10cmほどしかなく頼りなげだった苗はいつの間にか太い束に逞しく育って、8月も終わろうとする今はもう稲穂はすっかり重く垂れ下がって、田んぼ全体がやや黄味がかってきた。
昨日近くの田2、3枚で早くも稲の刈取りが始まった。今年は台風も来ないうちに収穫の時期を迎えたらしい。毎年同じように繰り返されていることなのだけれど、稲の生命力、成長のはやさ、蓄えるエネルギーの大きさには驚かされる。土と水と太陽の下、たったの4、5ヶ月で米が出来てしまうのである。
時は流れても、毎年あるいは毎日同じように繰り返される日常のなかでは、若いころの自分は「時の流れ」を意識しないか忘れていた。普段の生活がいつまでも続くものと錯覚していたか、あるいは頓着していなかったのかもしれない。
後が無くなってきた今、ふと振り返ってみれば、世の中に何も変わらなかったことなんて何一つありはしないのだ。田畑、林、野原、町、人、親兄弟、友達・・・人生の長いスパンで見れば、みんな変わってしまった。
今や地球全体でさえ温暖化で気象が大きく変わろうとしている。昔は想像すら出来なかったことだけれど、それは世の中のあらゆるものが時々刻々移り変わっているという事実に他ならない。この世に、一つ所にとどまっているものなんて実は何もなかったのである。
強いてあるとすれば、もしかして人のDNA(性格)くらいのものかな・・・?
旧い友達に逢っていつも思うのは、「・・・変わってないなあ・・・」ということ!

          

 


暑気払い

2008年08月22日 | Weblog

2月の鎌倉・横浜、6月の高尾山に次いで今年3回目となった、高校時代のミニ・クラス会は新宿で暑気払い。今回は珍しく7人全員揃った。

実をいうと、まるまる一日とか一泊で旅行となると、まだ皆忙しくしていて、なかなか揃わないのである。そこで今回は飲み会に絞って提案してみた。それでも、全員は最後まで付き合えないが、途中で抜けたのは二人だけ。まあ良しとするか・・・

当初、何処かビアー・ガーデンでも行こうかと考えていたが、今年の猛暑ではとても外で飲む気はしなかろうと思い、銀行勤めのHSさんに相談したらY's(ワイズ)というパーティー・レストランを紹介してくれた。ここはバイキング形式で時間制限なしの食べ放題、飲み放題で、女性:3080円、男性:3380円という破格のお値段!
料理も和洋中いろいろ、飲み物もビール、ワイン、日本酒、焼酎なんでもある、フトコロに非常に優しいレストランである。酒好きのそろった我々のこと、勿論閉店ぎりぎりまで粘って9時半に最後の客として追い出された。それにしてもよく食べて、飲んで喋ったなあ。愉しかった!

今回の暑気払い、みんなに満足してもらえただろうか・・・?

   


旧交を温める(2)

2008年08月18日 | Weblog

子供のころ(といっても中学生だった)よく一緒に遊んだ仲のよい友達が二人いた。TY君とHU君である。中学卒業後はバラバラで互いの消息すら分らなくなってしまった。

2年前、母校のある国分寺で中学卒業50周年記念の集まりがあった。その際ふと二人のことを思い出して幹事役の友人に二人の連絡先を調べてもらった。すぐに分って連絡してみた。
TYは昔のまま国分寺に居たが、HUは狛江にいるものの、最近体調を崩して集まりには出られないという。結局集まりにはTYと二人だけで参加し、TYとはその後も飲み会やハイキングをまた一緒に楽しむようになった。

去年、HUから葉書をもらった。それによると転地療養のため東京を離れて伊豆高原へ引っ越したという。あまり体調が優れないのだろうか・・・

この春、その後どうしているかなと思い、HUに電話してみた。すると前回電話したときより声が明るく、意外に元気そうである。「お盆休みにでも遊びに行っていいか」と訊くと是非きてくれという。お盆休みはこっちも暇をもてあましていたので、TYを誘って先週の土曜日(8月15日)伊豆にHUを訪ねてみた。
住いは国道153から車で5分ほど上がった高台の別荘地で、周りは大きな木々に囲まれた見晴らしの良い閑静な所である。なるほど、ここなら気分もゆったりするだろうと納得した。

思えば、あの頃TYは恵まれた家庭の坊ちゃん育ちで生真面目な優等生だったが、HUは読書好きで、ガキのくせにどこか大人びて落ち着いたところがあり、そのくせ悪戯好きだった。作家にでもなりそうな雰囲気だったと話すと、一時考えたこともあったという。やおらして自費出版した一冊の本をくれた。「春日の月」
是非読んでくれとはいわず、つまらなかったら捨ててくれという。思うところは沢山あっても他人に押し付けるようなことはしない控えめなところがHUらしい。あとでゆっくり読ませて貰おう。

お昼をご馳走になりながら、子供の昔にかえって四方山話に花がさき、あっという間に4時間が経ってしまった。帰りの渋滞も心配なのでまたの再会を約して彼の家を辞した。元気で再会できてよかった。

          
          
                     


狩猟本能

2008年08月17日 | Weblog

  

「もも」の朝の散歩は日課になった。毎朝5時ころから30分~小1時間ほど庭の中と隣近所凡そ50m四方の歩道や公園をウロウロする。
犬のように遠くまで歩くということはなく、動くもの(鳥や昆虫、カエルなど)を見つけては「狩り」をするので、一箇所にとどまって暫く動かなかったり、そうかと思うと突然草叢に走り込んだりする。だから紐は市販のもの二本分くらい長くしてあり、手元で丸めておいて「もも」が急に飛び出しても、できるだけ追いていけるようにしてある。猫様さまだなあ・・・
これまで捕まえた小動物は、トンボ、蝶、雨カエル、蝉など。いづれも唯捕まえて遊ぶだけ。相手が動かなくなると手を放し、前足でチョコっと触ってみて、動き出すとすぐまた捕らえる。猫課の動物にとって狩猟は本能だから仕方ないけれど、野生の動物と違って捕らえて食べるわけではないから、捕まえられた方はいい迷惑である。だから少し遊ばせてから、未だ生きているものは取り上げて放してやる。カエルは死んだものはいないし、蝉も何匹かは飛び去った。
猫に説教してもはじまらないが、人間も偉そうなことは云えないなあ・・・
世界のあちこちで、未だに戦争や犯罪で罪もない多くの人たちが殺されている。
いのちを奪われた全ての生きものに対して、合掌!

 

               
               


じゃがいも入り焼きそばツーリング

2008年08月11日 | Weblog

9日、連休初日はオジンライダーさん主催の「栃木じゃがいも入りやきそばツーリング」に参加、暑気払いのつもりで一走りしてきた。

当日は相変わらず蒸し暑かったたが、曇り勝ちで気温はさほど高くなくて我慢できる程度。東北道佐野・藤岡ICを出てすぐの、道の駅「みかも」で10時に待ち合わせだったので、余裕をみて7時に自宅を出発。
R16経由で岩槻から高速に乗った。下道も高速も空いていて9時には集合場所に着いてしまった。既にオジンライダーさんとフーさんのお二人が来ていて出迎えてくれた。
日陰で小一時間休んでいる間にMoyaさん、ヨシさん、みささん到着。時間は十分あるので途中太平山県立公園へ立ち寄ってみよう、ということになり直ぐに出発した。
頂上には茶店が一軒あるきりで訪れるひとも少なくて静か。標高わずか2~300メートル程度だろうと思われるのに、木陰は意外に涼しい。鬱蒼とした大きな木に囲まれているせいか、体感的には平地より2、3度低い。茶店の店先お椅子に腰掛けて昔懐かしいラムネを飲んだ。

その後目指す焼きそば屋へ向かい、11時、焼きそば屋で無事いちさんと合流、皆で栃木名物「じゃがいも入りやきそば」を食す。名物と言ってもじゃがいもが入ってるだけで焼きそばは、焼きそば。感激するほどのものではないけれど、まぁ話の種に・・・

食後はK32、K15とつないで群馬県側の粕尾峠まで渓流沿いのワインディングを走る。暑さを忘れる快適なツーリングだ!
峠の上で路肩にバイクを停めて一休みした。やっぱり夏は年寄りには山がよろしい。むせるような熱気の浜辺は若い人いお任せしよう。

峠を下りるとR122に当たる。左折して渡良瀬川沿いに大間々方面へ向かい、草木湖わきのドライブインで休憩して、少し早いが帰り道の打ち合わせ。

私は途中で皆と別れて桐生経由でR50へ抜け、佐野・藤岡ICから東北道に乗った。
ガス補充と乾いた喉を潤すために途中2回ブレークしただけで一気に自宅まで走行。6時帰還、走行356Kmでした。

         
         道の駅「みかも」

         
         10時「みかも」出発

  
                     太平山駐車場

 
茶店で、Moyaさん、みささん(?)      茶店の猫「十」、平成10年10月10日生!

         
         茶店の椅子で、オジンライダーさんとフーさん

         
         じゃがいも入りやきそば屋

         
         いちさんのHDにチョッと・・・いいなあ、欲しいなあ・・・

         
         粕尾峠頂上

         
         オジンライダーさん、

         
         Moyaさん、いちさん

         
         いちさん、オジンさん、みささん、・・・

         
         酒井善太郎・・・Who?

     
                 最終休憩地、草木湖


お盆休み

2008年08月08日 | Weblog

     

勤務先カレンダーでは、今日8日(金)からお盆休みに入っているのだけれど、客先が今日、明日出ているところがあって、仕方なくお付き合いで臨時出勤。
とはいえ、通常の作業している人は一人だけなので、作業場も事務所もガランとしている。時たま鳴る電話の応対をしていれば他に特に急ぎの用事もなく、朝は何となく手持ち無沙汰である。
何かあるといけないから、ということで待機しているだけで、どうせ何もあるわけないと思っていたら客先から緊急の代替品要請。早速代替品の準備、輸送方法の調整、本社への連絡、なにやかにやですぐ半日経ってしまった。
午後は溜まっていた未読のメール整理と、昨日頼まれた不具合部品の報告書つくりで結構な時間がつぶれてしまい、結局のんびり過ごすという目論見は外れた。貧乏ひま無しだなあ!
一歩外に出たら、うだるような蒸し暑さだけれど事務所の中だけは快適だから、こうして一日仕事している方が楽は楽である。
明日は久しぶりにオジンライダーさんたちとツーリングだ!
連休前のこの開放感が何ともいえず良い。

     


暑い夏の一日

2008年08月03日 | Weblog

     

     

このところ毎年、娘夫婦に千葉港の花火大会に招待されている。今年は8月2日、土曜日。今年は彼らのマンションに行く前に我々が食事に招待した。
和食レストラン「つれづれ」に4時で予約してもらったので、自宅を2時に出るつもりで準備をしていた。シャワーも浴び、さっぱりしてところで、さあ出発という段になって飼い猫の「もも」がいないことに気づいた。
・・・? 二階のカミさんの部屋のベランダの掃きだし窓が少しだけ開いている。
しまった!、また脱走した!
それから30分、追い掛け回したが結局逮捕できず、諦めて「もも」は放ったまま娘のところへ出かけた。
「つれづれ」には予定より少し遅れて着いたが、4時半ころから2時間飲んで、食べてゆっくりすごした。しかし終わり間際に、口うるさいカミさんの小言が短気な娘の気に障り、いつものことながらまた二人で言い争いを!
あーぁ、折角の団欒がぶち壊しだあ!(いい加減で二人とも大人になれや!)

娘の家について間もなく花火が始まり、ようやく騒ぎは収まったが、実の親子のくせにトコトン相性が悪い。オヤジの目からすればどっちもどっちなんだけどなぁ・・・
「女子、小人養い難し」か・・・トホホ

疲れて帰宅したのは10時半。すぐ暗い庭に向かって「もも」を呼んだが返事がない。やおらして暗がりに目玉が二つキラリ!
いたいた。でもまだ家に入るつもりがないらしい。そのままTVを観ながら更に1時間。ようやく家の中に入ってきた。腹が減っては戦はできぬ、とばかりにすぐ食べ始めた。やれやれ・・・暑くて疲れる一日だったw。