Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

理想と現実

2013年11月11日 | Weblog

                  

日本が他所の国から目標にされたり羨ましがられたりすることがだんだん無くなっ
てきたのではないだろうか。

憲法で戦争を放棄した平和国家で、犯罪は少なく、安全で、隅々までインフラが整
備された住みよい国・・・などというイメージが、事実とは多少異なっていたかもしれ
ないが、そんな風に漠然と他国から思われてきた日本も、いま徐々に変わりつつ
あるように見える。

福島の原発事故処理は遅々として進まず、また汚染水の処理方策もないまま、政
府は「完全なコントロール下にある」と嘘をつき、日本版NSCで軍備を固めて日本
を戦争できる国に変え、特定秘密保護法なる悪法で国民から知る権利を奪い、強
権をもって国民を物言わぬ愚民に押し込めようとしている。


日本はこれから一体何処へ向かおうとしているのだろうか・・・

                                     

敗戦国ドイツと共に戦後復興を果たし、経済で成功し、日本人の生活もそれなりに
豊かになった。しかし敗戦の苦い経験を真摯に捉え、歴史を後世に十分伝えるこ
とを怠ってきた日本は、今また若い世代に軽率なナショナリズムのような考えが芽
生えてきているように危惧する。

”強いを日本を取り戻す”とか、”日本を世界一の国にする”とか、中身のない唯の
スローガンだけみたいな言葉にコロッと騙されてしまう、若い世代が日本の中心に
坐るようになってきたのだとすれば、日本に明るい未来はないなあ・・・

ま、理想と現実はこれまでだっていつも大きく乖離してきた訳だから、今に始まっ
た事ではないけれど、日本の愚民政治だけ
は百年一日のごとく・・・だ。^^!
ヤレ、ヤレ・・・

                                      

ところで昨日、家の中に閉じ込めてあるノラ猫の避妊手術のことを考えて、子猫だ
けは早めに人間に慣れさせておこうと思い(理想)、捕獲することにした。

ようやく二階の狭い空間に追いつめたのだけれど、それからが大変!子猫とは云
え鋭い爪と牙はまさしく”猛獣”で、ようやくのことで、首根っこおさえこんだら殺され
でもするかのような大騒ぎである。

後から首筋を掴んで吊るしてしまえばこちらの勝ち。流石に大人しくなるけれど、
膝の上載せて手足が自由になると、また前身に力を込めて逃げ出そうと身構え
る。そのまま5分ほど静かにしていたら、ようやく大人しくなったけれど、手を離し
た瞬間膝から飛び退いた。^^!

だが、こんなことをしても、果たして人間の膝に馴れるものだろうか・・・
何だか逆効果のような気がして、甚だ心もとない(現実)。

                  



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