震災以降、関東の鉄道会社は車内の照明を半分に落とした(蛍光灯を半分取
り外してある)まま営業を続けている。昼間なら本も読めるし殆ど不便を感じる
ことはなかった。
しかしここへきて目の具合がかなり悪くなったせいか、電車がトンネルとか屋根
で囲われたホームに入ると薄暗くなって細かい字が見辛くなってきた。
最近になって気付いたことだけれど、埼京線の新型車両では照明はフルに点
灯していて明るい。これだと夜でも字が良く読めるし、これまでのような陰気な
感じがしなくて良い。そう思って気にして見ていたら、地下鉄・千代田線も車両
の新旧にかかわりなく蛍光灯は全数取り付けてあり、明るくなった。
電気の無駄使いは良くないけれど、視力の落ちた老人からすれば車内照明
はもうそろそろ元に戻して欲しいと思う。いつまでも客に不便を強いるのはど
うかと思う。節電のためと云うなら、顧客のために少し投資して、LEDにする
手だってある。我々個人だってエアコンを節電型にしたり、未だ少し高いけれ
ど家庭の電燈も徐々にLEDへ取り替えつつある。
その気になれば鉄道会社が出来ない筈はない。要するに顧客サービス向上
への怠慢ではないか。それとも安倍内閣の方針に同調して原発を再稼働す
るまでは、顧客に不便を強い続けるつもりなのだろうか・・・^^!
LEDの電球で思い出した。先日コストコで60W相当のLED電球を4個購入
して階段、トイレ、風呂場などに取り付けた。長寿命がうたい文句だから、Ed
が死んでももう電球は壊れないハズだった。ところが買って僅か3ヶ月で階段
のLEDが切れた。カミサンはコストコへ行って交換してもらってこいというのだ
が・・・保証書があるわけじゃないし果たして応じてくれるかどうか。チョッと気
が退ける。^^!
いづれ居間の蛍光灯(5本)もLEDに交換したいと考えているのだけれど、一
本2000円もするからなかなか踏ん切れない。一年も経たずに切れるようじゃ
あいくら長寿命といっても信頼性に欠ける。もう少し普及して値段が下がるま
で待つべきか・・・それとも低消費電力を優先すべきか・・・考え中。
Edの勤めている会社では製品(トランスミッション)の出荷前検査で、製品の
エア・システムに漏れがないかを確認している。許容値は1分間あたり22.3
ccという極めて微量な値なので、ほんの僅かな条件の違い(例えば、接続部
の目に見えないような疵とか摩耗など)で合否が左右される。
この検査に使うテスターは一トラックメーカーの子会社が製造したもので、計
3台購入した。テスターには空気の流れを制御する電磁弁(ソレノイド・バル
ブ)が夫々6個づつ組み込まれていて、これが時々不調を来たしてテスター
が上手く機能しなくなる。
テスター購入時に予備のソレノイド・バルブが2個付いてきたか、先日最後の
1個を使ってしまったので予備を購入しようと思った。テスターの製造元は親
会社の組織替えで消滅し、元担当者は部品番号を指定すればバルブ・メー
カー(SMC)から購入できるので、直接購入して欲しいという。
出入りの工具屋にその旨伝えて見積もりを頼んだ。答えは「旧部品のため、
相当品にあたる新部番で見積もりました」とのことだった。新旧部品では何処
がどう違うのか番号だけでは判らない。工具屋に詳細を教えろと頼んだが彼
等にも判らず、バルブ・メーカーと直接話して欲しいとSMCのフリー・ダイヤ
ルを知らせてきた。(役立たずだなあ・・・)
バルブ・メーカーと話した結果、新旧部品は脱着の互換性はなく、且つ性能
も微妙に異なるということでハタと困ってしまった。すると相談窓口の担当者
は「今なら、未だ新部品への移行期間中なので旧部品も手に入ります」と教
えてくれた。
いずれ入手出来なくなるので、この際まとめて5、6個注文しておこうと再度
見積もったら新部番より価格が高い。旧部品の在庫が掃けるハズなのに他
人の足元をみて吹っかけてきた。SMCの相談窓口の人は「価格については
云う立場にないが、新部番より高くなることはないと思う」と云っていた。明日、
工具屋と値段の交渉をしなくては・・・
先週、国民健康保険の今年度保険料支払い通知書(納付書?)が送られてき
た。金額にビックリ!会社健保の時は年間凡そ23万くらいでづっと推移してい
た。国保に移行した途端24万になり、年々上がってきて今年はついに29万円
強に。
これって、古希過ぎの年寄から取り過ぎじゃないの!おまけに此れまでは年金
から天引きされていたものが、今回から自分で払込みに行かなきゃあならなく
なった。
日本は国民皆保険制度だから、フツ―に働いて保険料を納めてきた人なら誰
でも一応安心して医者に診てもらえる。それは良いのだが、「国民健康保険」
は勤めていた頃の「会社健保」より遥かに高い。政府は、定年後まで働いて世
に憚っている奴からは、年寄と謂えども容赦なくふんだくってやれ、という訳か
・・・
有難いことに我が家では二人ともこれまで病気らしい病気をしたことがなく、
医者には殆ど行かない。行くのは精々歯医者とか近くの内科クリニックで、そ
れも年に数えるくらい。健保には貢献している部類ではないだろうか。^^!
ま、保険制度は持ちつも持たれつが基本だから仕方あるまい・・・と思ってい
たら、昨日役場から新しい健康保険証が届いて、またビックリ!
8月以降自己負担分がこれまでの1割からいきなり3割になった。この7月ま
では特例措置とかで1割負担だった。3割負担じゃあこれからは増々医者に
は掛かれない。日本もアメリカ式に、一般の人はなるべく医者には行かず売
薬に頼るようになるのだろう。そう仕向けているのはきっと政府の陰謀なのだ。
Edは別に長生きしたくて云っているわけじゃあない。生きてるうちはヨボヨボ
でも働き続け、いよいよダメになったら、せめて最後だけはあまり邪険にして
欲しくないだけだ。^^!
長生きの最期が、あちこちの病院を3ヶ月ごとに転々とさせられ、感染症かな
んかで厄介払い扱いされて死ぬ、というのが日本の現実だからなあ・・・
ヤレ、ヤレ・・・
中学3年の上孫が昨日札幌からやってきた。千葉へ来たのは5年ぶりくらいだろ
うか、前回来た時ははまだ小学生で、出迎えの我々のところまでは航空会社の
人に付き添ってもらったのだった。^^!
成田まで迎えに行ったカミサンが孫を乗せて帰る途中、道を間違えたとかでEd
の勤め先に電話をよこした。空港からうっかりして高速に乗ってしまい何処のIC
で降りればよいか、というラチモ無い電話だったが孫と少し話をして「爺ちゃんは
7時半ころ帰るから」といって電話を切った。
駅前のスーパーで頼まれた買い物をして家に帰ったら、孫は二階で仮眠してい
たのでそのまま寝かせておいた。30分ほどして起きてきた孫の顔をみて思わず
笑ってしまった。息子が小さかったころとそっくり、瓜二つではないか^^!DNA
はシッカリ子へ受け継がれているようである。(笑)
育ち盛りだからと、カミサンはご飯を炊き、味噌汁と肉じゃが、サーモンのホイル
焼き、サラダなどを作った。流石に食欲は旺盛で出されたものは全部残さず平ら
げた。若いときは腹いっぱい食べてもチョッと時間が経つとすぐまた腹が空く。
それに、昼間一日中激しい運動をしてどんなに疲れて帰ってきても、一晩寝れば
ウソみたいにまた元気になっていた。若者は沢山食べて、運動して、大きく育つ。
孫は、しかし誰に似たのか全てがのんびりしていて、せっかちなEdからみれば
超スローモーである。食事は黙って見ていれば、ゆっくり1時間以上はかけて食
べる。カミサンもゆっくり食べる方だと思うが、そのカミサンが「この子(孫)は何
でもゆっくりだね^^)と笑う。
翌日(昨日)、目星をつけた一つ目の高校のサッカー部の説明会と体験があると
いうので、出かけていった。時間に丁度間に合うように電車に乗せてやり、行き
方も詳しく説明してやったのに、どうした訳か途中の駅で降りてしまい結局説明
会には間に合わず目的は果たせなかった。
前日、「爺ちゃんが一緒に行ってやろうか?」と訊いたら「独りで行けるから大丈
夫」というので、安心していた。しかし考えてみれば、馴れていない孫にとっては
初めての電車だし駅名でもカン違いしてしまったのだろうか・・・
初日につまずいてしまったが、気を取り直して今度は二つ目の高校への行き方
を自ら準備しているようだった。落ち着いてシッカリしているように見えても、案外
おっちょこちょいだったりして・・・EdのDNAを受け継いでいれば(ハハハ・・・)
ノラだった「ミー(母猫)」と「フー(子猫)」を家の中で飼うようになってから小一年
になる。今年の春先、二頭の避妊、去勢手術で大騒動したのだけれど、その際
負ったEdの手の怪我もすっかり癒えて元通りになった。
あの時二頭を捕まえる役割を担ったEdは、彼らにとって怖い存在としてトラウマ
になっているようで、Edを見たら直ぐ逃げるという所作がまるで条件反射のよう
になっている。^^!
この分では人間に馴れないかも知れないと懸念しつつ、餌とトイレの世話は欠
かせない。ここに居れば食べ物の心配もなく、暑さ寒さも凌げるのに・・・と思う
のは人間の勝手な考え。猫にとってはありがた迷惑かも知れない。
それでも最近は多少の変化もみられる。少しだけ警戒心が解けたらしく、食べ
ものをねだるときは自分の方から近付いてくるし、夜眠くなるとEdが居ても隣の
ソファーで大の字になっていたりする。一緒に暮らすからには、やはり人間が触
れるようになって欲しいものだ。
片手でつまみ上げられるほど小さかった「フー」も今では母親より一回り大きく
なって、以前の飼い猫「もも」に迫るデカイ猫になった。「もも」は骨格も体重も大
柄で抱くと重いくらいだったから、彼女が高いところから飛び降りると、ドスン!
というおよそ猫らしからぬ音を響かせていたけれど、「フー」ももう少し肉が付け
ば「もも」みたいになりそうである。(笑)
毎日朝晩二回Edが猫のトイレを掃除しているけれど、フンを見るかぎり二頭とも
至って健康そうである。この先あと何年生きるか知らないけれど、最近はペット
も長生きするから我々二人が死んだり寝たきりになったら彼等はどうなるのだ
ろうか・・・
カミサンはあまり心配している風はなく、「その時は、(猫好きの)Nちゃんに引き
取ってもらうわ」などと暢気なことを言っている。Edにはそういう宛がないので、
「・・・またノラに戻ってもらうしかないなぁ・・・」と呟いたら酷く叱られてしまった。
^^!
しかし、最近また痩せこけた別のノラ猫が家の周りをウロウロし始め、「可哀そう
でも放っておきなさい」というEdの忠告を無視して、見かねたカミサンがまた餌を
やり始めた。幾ら可哀そうだからって全部周りのノラを引き取るなんてことはでき
ない。二頭でさえ大変な思いをしているのに・・・
今朝ウォーキングに出たら、我が家の玄関のブロック塀の上に、そのノラがシー
サー(沖縄の狛犬)みたいにチョコンと箱坐りしている。カミサンが餌を与えるも
のだから安心しきっているようだ。40分後戻ったら、今度はお隣のカーポートの
屋根の上にいた。ご近所から苦情が来なければいいが・・・
日本国憲法第9条にはこう書いてある。
- 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の
発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決す
る手段としては、永久にこれを放棄する。 - 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
7月23日(水)付け植草一秀氏のブログ「知られざる真実」によると、小沢一郎
氏がロイターのインタビューに答えて以下のように論評したそうである。
(ロイターのインタビューから当該部分を転載)
──集団的自衛権行使容認を閣議で決定する手法について。
「この問題は、解釈する余地がない。
第9条は、他の国の紛争に自衛権を発動してはならない、と書いてある。
解釈する余地がない。
条文に書いてない時に(ケースで)、解釈が生まれる。安倍氏は当初、憲法改
正に取り組もうとしていたが、雰囲気が悪くなっていくにつれ、だんだん言わな
くなった。
これは、9条の改正を主張するのが筋道で、それが正しい為政者のやり方だ。
安倍氏がやりたいのであれば、国民に憲法9条改正を発議すればよい」
集団的自衛権の問題は、小沢氏のこの説明に尽きる、という植草氏の意見に
Edも全く同感である。
これほど明確に他国と戦争をしてはならないと書いてあるのに、一体どこをどの
ように解釈すれば「集団的自衛権」なる交戦権が認められると云うのだろうか。
詭弁、曲解、屁理屈のゴリ押し以外の何ものでもない。
安倍内閣は憲法9条の改正が難しいから正規の手続きを経ずに憲法内容を改
変する行為に突き進んでいる。これは憲法第99条が定める憲法尊重擁護義
務を蔑ろにする、明らかな憲法違反行為である。
既に3人の勇気ある方が安倍晋三氏を憲法違反の罪で最高裁に提訴している
が、野党は何等有効な手を打てず自公の暴走を許している。唯手をこまねいて
傍観しているだけの野党では、力も金もない非力な我々一般国民と変わらない
ではないか。
せめて昔の社会党くらい気骨ある野党が誕生しないものだろうか。このままで
は日本の将来が危うい。われわれの孫たちを愚かな政治家が引き起こす他国
の戦争になど絶対送ってはならないと思う。
近ごろ気になることの一つに、歩きながらスマホに夢中になっていて周りに無
頓着な人が多いことで、駅の構内放送でも危険だから止めるようにと繰り返し
ているけれど、一向に効き目はない。ホームから落っこちて大怪我しても自業
自得だから仕方無いとしても、コンコースで他人にぶつかったりノロノロ歩いて
いて進行を妨げられたりするのも迷惑である。
若い人ばかりでなく、いい大人でも多いところをみると日本では「一億総何と
か・・・」の部類に入る現象かもしれない。思えば携帯電話が流行り出したころ
から、携帯メールに夢中になって電柱にぶつかる人がEdの周りにも居るくら
いだから、根は深いのだろう。
物事に熱中することは決して悪いことではないのだが、スマホでゲームに熱中
というのも考えてみれば「何だかなあ・・・」とつい思ってしまう。せめてアイ・パッ
ドで読書というならまだしも、どうみても思考力は鍛えられそうもない。ピコピコ
ゲームで鍛えられるのは、反射神経くらいのものではないだろうか。^^!
しかし先日、車内でアイ・パッドで読書をしている人がいて、いやにページをめく
るのが早いと思ってチョッと覗いたら漫画だった。(苦笑) 漫画も悪くはないけ
れどゲームの次は電子ブックで漫画なのか! 参ったねえ・・・
も一つ気になって仕方ないのは、車内でも決して降ろさない背中のリュックサ
ック、バックパックである。昔の人(Edたち)は車内では大き目の荷物は床に
置いたりせず必ず網棚(旧いね^^!)に載せたものだし、背中の荷物は降ろし
て手に持つか膝の上置いた。他人の邪魔にならないよう、迷惑にならないよう
気を使ったのだ。
それが今は老若男女を問わず、混み合う車内でも背中のリュックサックを降ろ
さない人が多い。学生たちはカバンや大きなバッグを必ず床にベタ置きする。
3、4人の集団にそれをやられると通路は塞がれるし、下車駅でドアに近付こ
うとしてもEdのような老いぼれは足元が覚束ないから、彼等の荷物を跨ぐの
だって一苦労なのだ。
おまけに彼等は、下車するとき地べたに置いた汚たない大きなカバンを肩に
担ぐので、カバンの底面が表側に向く。接触すれば他人のシャツや服を汚す
ことになるのに他人のことなどお構いなしである。学校はもう少し一般的なマ
ナーを教育して欲しいものである。難しいことではない。他人に迷惑をかけな
い不快な思いをさせない為に、少しだけ気を使うというだけのことである。
サッカーのW杯観戦後に見せた日本人サポーター達のゴミ掃除は、世界の賞
賛を浴びた。チョッとした心遣い、他人に迷惑をかけない気配りだけで世の中
住みやすくなるのになあ・・・
年寄のたわごとかぁ・・・^^!
どうやら南関東も梅雨が明けたようである。これから猛暑の季節に入るとまたま
た熱中症を心配しなければならなくなるけれど、年寄は無理せずノンベンだらり
と暮らせばよいのだ。^^!
今年は梅雨時も割と気温が低く湿度も低かったせいか、ジメジメベトベトした日
が割合少なかった気がする。夜など窓を開けておくと涼しいを通り越して肌寒く
感じることもあった。今日は朝から晴れてカンカン照りになって、さぞかし蒸すだ
ろうとと思っていたが案外凌ぎやすくて、現場作業には有難かった。
先週末は三連休だったからパソコンも読書も殆どしなかった。最近とみに左目
の調子が悪くて疲れたり霞んだりが酷くなっていたので、長い休みは目の疲労
回復に本当に助けになる。目だけは起きている限り使わないわけにはいかな
い。だから連休中、夜は早く寝て朝もゆっくり起きるように心がけた。
休み明けの今日(火曜日)は、いきなり飛び込み仕事で忙しくなった。合間に現
場作業もあったので目にも身体にも良かった。パソコンとにらめっこして一日過
ごすより、途中で現場作業をすると気分転換になるし、何より疲れた目には有
難い。
それにしても、見辛くなった左眼のこの霞は本当に手術で治せるのだろうか。
10月の免許書き換えで視力検査が不合格・・・なんてことになったら一大事だ。
眼科の先生は「まだ手術するほどのレベルではない」と仰るが、本人としては
かなり鬱陶しくなってきた。前回、3か月一度は診せに来るようにと云われた
から次は9月初旬なのだけれど・・・
「成るべく手術などしたくない」と強がりを言いながら、つい弱音を吐く己のてい
たらくには我ながら恥ずかしいけれど、次回の免許更新のことが気になって仕
方がない。
今週末はいよいよ上孫がやってくるので、カミサンは受け入れ準備に余念がない。
ベッドは2台しかないので、寝室はEdのベッド・ルームを明け渡すことにした。Ed
はカミサンの部屋に布団を敷いて床の上で寝る。床の上で寝るのは久しぶりだ。^^!
今日は休日に付きカミサンから用事を言いつけられた。風呂場の掃除と庭の草む
しり。風呂場はタイルの目地にカビが少々出てきたのでカビ・キラーを噴霧して待
つこと10分、綺麗に落ちた。水で薬剤を流し床のタイルはクレンザーで目地が綺
麗になるまでゴシゴシ擦った。扉にも桟に埃が積もっていたからタワシと歯ブラシ
で落とした。
庭は先日バリカンで全面刈ったからまだ綺麗なのだけれど、バリカンを使っていな
い植木の根元や敷地の隅のほうの草が伸びてきたので時間をかけて抜いた。こ
れが結構キツイ作業で、直ぐ腰が痛くなる。やぶ蚊避けにトレパンと長袖シャツを
着てツバ広帽子を被って2時間ほど。風もあったし、涼しいせいか汗もかかず蚊は
あまり多くなくて助かった。
息子は学校のことについては、孫の好きなようにさせたいらしく、ジジババにあれ
これ世話を焼いて欲しくないのだろう。今回こちらに来ることになったのは孫本人
の希望で、どういう高校があるのかを見ておきたいだけらしい。カミサンは先走っ
て大学のことまで息子に話をしたらしく、「そんな先のことは何も考えていないよ」
と軽く受け流されて苦笑していた。
孫の食事のことでも、あれこれ事細かく訊ねるものだから「もう何でも一人でやれ
るから構わなくていいから・・・」と軽く息子に言われてしまい、少々ムッとしていた
が、主婦はそういうものかもしれない。(笑)
息子には、我々が孫の来るのを如何に楽しみにしているかは未だ良く分からな
いだろう。^^!
先日ダッシュボードに取り付けたカーナビが数日でポロリと落ちてしまった。夏場
でダッシュボードが熱せられたせいだと思い、両面テープを別のものに替えて再
取り付けしてみた。・・・が結果は同じ。ハテ・・・どうしたものか?
剥がれた両面テープ部分を改めてよく調べてみた。粘着テープはダッシュボード
側に残っていて、残ったテープを剥がしたらダッシュボードの表面塗装も少しだけ
剥離してきた。・・・ということはカーナビ側の吸盤を取り付けるベース盤側の接着
が悪いということか・・・
ベース盤の裏はツルツルのプラスチック面ではなく、細かい網目模様のザラつい
た布状表面に見える。試しに粘着テープを押し付けてみたが、引っ張ると直ぐ剥
がれてしまう。原因はこれだ。ベース盤が接着されていなかったのである。
両面テープが十分接着する適当なものは無いか探してみた。廃品プラスチックの
中にヨーグルトの蓋を見付けてテープを貼り付けてみたらシッカリくっついて剥が
れない。これをベース盤に接着できれば多分問題解決になるだろうと見当をつけ
た。
使いかけの接着剤やシール材の入った箱を探していたらセメダインGボンド・クリ
アーを見つけた。これは皮革、ゴム、布、硬質プラにも使えるタイプだったので、
試しに形に切ったヨーグルトの蓋を貼り付けてみた。5分後、ベース盤の裏側に
スベスベのプラスチック基盤が出来上がった。
早速両面テープでダッシュボードにベース盤を貼り付けカーナビを設置した。今
日まで丸24時間、ベース盤はダッシュボードにしっかり張り付いている。今度は
大丈夫かも・・・
プラスチック樹脂は多種多様になり、接着剤もそれに応じて多種多様だから我々
素人にはどれが本当に使えるのか試してみる他は無い。使う側としては、何にで
も使えて必用なときは十分に接着できて、不用になったら直ぐ剥がせる・・・という
相反する、真に虫のいい要求を満たしてくれる接着材が欲しい。
接着剤メーカーも素人相手ではなかなか大変なことである。^^!
電車の窓ガラスに映った自分の爺さん顔を見て随分年取ったなあ・・・と思う。^^!
改めて家の洗面所で鏡に映してみた。眼袋も大きく弛み、鼻の両側から口元に
かけて法令線も深くなり額の皺だってクッキリ際立ってきた。・・・立派なもんだ、
押しも押されもせぬ爺さん顔になった。(笑)
そりゃそうだ。もう70年以上人間やってるんから、これでもし若々しかったらバケ
モンだよ。ハハハ・・・
今週は若い人から「Edさん、御幾つになられました?」と、二度も尋ねられてし
まった。”あんた未だ働いてんのかよ!”と云われているような気がして、何だか
答えるのが少し恥ずかしかった。^^!
死ぬまで働き続けたい・・・なんて何度も書いたけれど、それも程度問題なのか
も知れないと最近思うようになった。
同年の友達が一人欠け二人欠けして行くような中で、大病一つせず生きながら
えているのみか、毎日電車に揺られて勤めに出ているなんて・・・少しやり過ぎ
だろうか?人生に於いて謙虚さに欠ける人間なのかも知れない。
そう思えて、シゲシゲと自分の顔を見てしまったワケなのだけれど、これから更
に生き続けるとすれば増々皺と弛みが深くなり、姿勢も前かがみになって傍目
にも見苦しくなっていくことだろう。
願わくば、他人から「もういい加減で辞めたら・・!」とか「そんなに頑張らなくて
も・・・」とか「もう危なっかしくて見ちゃいられないよ・・・」等と明らさまに云われ
る前に、引退は自分で決めたいものである。
知人が健康のため暫く前から豆乳ヨーグルトを作りはじめた。体内に入ってしま
った放射性物質も(理屈は知らないけれど)体外に排出する力があるという話を
聞いて、福島の原発事故以来ここ千葉県でも放射能汚染を気にしていた知人
は直ぐに始めたらしい。
年取ってからは、身体に良い(と云われる)ことは何でも試してみるカミサンは、
陶板浴にもウォーキングも積極的に取り組んでいて、他人からの情報は(Ed
のように初めから否定せず)素直に受け入れる。^^!
来週末に北海道から上孫がやってくるので、孫のためにも豆乳ヨーグルトは是
非やりたいと意気込んでいた。これまで市販のプレーン・ヨーグルトは毎朝食べ
ていたのだけれど、豆乳ヨーグルトに切り替えると決めてからは購入を止め、ヨ
ーグルト・メーカーとミキサーを買いに電気店に向かった。
ヨーグルト・メーカーは唯の保温ポットみたいなものだけれど、ミキサーはいろ
いろ種類が沢山あって選択に迷った。電気店の販売担当者に訊いたってレシ
ピも何も知らないのだから埒が明かない。カミサンは知人がどういうタイプのミ
キサーを使っているのか、よく調べてこなかったらしく、店員とあれこれ話をす
るばかりで一向に決まらない。
知人に電話で再度確認したら、スティック状のハンディー・ミキサーが良いとの
こと。店員の説明でも玄米を細かくするならハンディー・タイプでないと駄目だろ
うという。値段も通常のミキサーの1/3くらいで安かった。
さて、昨晩早速試作してみた。先ず玄米100gを洗ってミキサーに入れ、豆乳1
Lを混ぜて撹拌する。要領が判らないし、初めてのことだから玄米がどの程度
細かくなってなったかサッパリ判らない。豆乳の中だから玄米の粒が逃げ回っ
てなかなか細かくならないように思える。知人の説明では途中でミキサーの音
が変わるから、その時点で撹拌は止めてよいという。
ヨーグルト・メーカーに移して1、2時間で固まるハズなのに一向に固まる気配
がない。そのまま一晩放置した。
翌朝出がけに覗いてみたけれど、未だ液状のままだった。^^!
夕方仕事を終えて帰宅したら、カミサンが「ヨーグルト出来たよ」という。昼間知
人が来てくれて、気温が高いから容器をタッパーウェアに移し替えて一日放置
しておいたら、ようやく固まってきたらしい。冷蔵庫に仕舞ってあるから明日の
朝から豆乳ヨーグルトを食べていけという。
今朝最初の1カップ食べてみた。少し玄米の香りがするだけで、市販の牛乳ヨ
ーグルトと大差ない。むしろ味はシッカリしていてコクがある。放射能云々は兎も
角、自家製だから添加物は一切使わないので一応安心ではある。^^!
佐原の大際は国の重要無形民族文化財に指定されていて、祭りは夏と秋の二
回行われる。今年の夏祭りは7月11日(金)から13日(日)までの三日間だった
。カミサンはここ数年は毎夏知人と行っていたのだけれど、どういう風の吹き回
しか今年はEdも一緒に行こうと誘われた。
佐原は家から左程遠くないし、バイク仲間とはツーリングで黒蕎麦を食べに何
度も行ったけれど、ついぞ祭り見物には行ったことがない。車では道路が混雑
するし、酒も呑めないので当然ながら電車である。
最初は4人の予定だったが、一人は都合がつかなくなって結局3人になった。
小林駅を3時10分の成田行きに乗り、成田で銚子行きに乗り換えた。ローカル
だから空いていて、成田を発車すると同時に缶ビールや缶チューハイを開けて
佐原までの道中は軽い酒盛りである。^^!
これが恒例の最初の楽しみだそうで、佐原に着くころはホロ酔い加減である。
駅から5、6分歩いて町の真ん中を流れる小野川縁に出た。両岸は柳並木の
遊歩道になっていて所どころに店が並んでいる。焼き鳥と生ビールを売ってい
る店先にビール・ケースを置いただけの椅子があったので3人で腰かけて焼き
鳥を食べながら二回目の酒盛り。(笑)
西日が丁度良い具合に店の陰に隠れて涼しく、ようやく賑やかになり始めた通
りを眺めながら暫し談笑して過ごした。ビールを2杯ほど空けたころ、山車が今
どの辺りに居るのか店の人に訊ねたら、高校の前辺りに集まって待機中だとい
う。あまり混まないうちに写真を撮りたかったので、酒屋は早々に切り上げて会
場に向かった。
夏の大祭は山車が10台で、小野川の西縁を巡回するらしい。近付くと道路の
両側には綱を張って見物客は道路に中へ入れないようにしてあったが、未だ
巡航が始まる前だったので我々は道の真ん中に入れて貰った。
山車はかなり大きなもので、木彫りの大きな人形が乗っている。山車の二階部
分に十数人人が乗っていて笛や鼓、太鼓、鐘などで佐原囃子を演奏している。
各山車の前では夫々の町内会毎の半被を来た若い娘さんたち20人くらいが囃
子に合わせて艶やかに踊っている。スピーカーなど一切使わない生演奏だから
騒々しさがなく、昔の祭りそのものの優雅さを感じる。こういう伝統的な祭りは
日本人の心に懐かしさと安らぎを与えてくれるものらしい。
山車が動き出すのは7時頃からだということだったので、我々は少し早いけれ
ど引き上げることにした。カミサンがここへ来る前からの希望で、夜は鰻のかば
焼きを食べながら日本酒が呑みたい、といことだったから鰻のメニューがある店
を適当に選んで入った。田舎の割烹につき、鰻も固くて美味くなかったけれど、
喧騒を避けて静かな処でゆっくり酒を呑めたのは良かった。
・・・が、締めて1万3千円也!
今回、カミサンがEdを誘ったのにはワケがあったのだ。(ヤレ、ヤレ・・・)
ついにM君が会社を辞めることになった。ついに・・・といのは、M君がこの数年
ことある毎、辞める、辞めると云い続けてきた「オオカミ中年」だったからである。
^^!
彼は東京のある有名公立大学を出た優秀な人なのだけれど、中途採用による
入社当時は部品販売担当という謂わば単純な仕事をやらされていて、折角の
頭脳が生かされていなかった。
その当時、Edの担当していたH社の仕事が忙しくなり、誰か一人補助の営業技
術員をつけてくれるというので、M君を指名させてもらった。最初は販売部長は
(自分の部下だったから)難色を示していたのだけれど「他のひとだったら要らな
い」とEdが突っぱねたら渋々配置換えを認めてくれた。^^!
そういうわけで、彼は以後づっとEdと一緒にH社を担当してきたから、Edが定
年の1年前に品管兼技術担当マネージャーになったのを機に、彼が後を継い
でH社担当アカウント・マネージャーになった。
M君はその後、持ち前の優れた理解力と現場作業を厭わない行動力でH社の
信頼も厚く、事務職の中では唯一人現場主義を守って皆から重宝がられてきた。
彼が辞めてしまうと、気軽にこちらの現場(川越ロジスティック・センター/倉庫)
に足を運ぶ人間が居なくなってしまう。東京事務所からは(今以上に)電話やメー
ルの連絡だけになって、ますます現物を知らない人ばかりになりそうである・・・
11日(金曜)夜は、Edが音頭を取って赤坂やげん亭でささやかながら彼の送別
会をやった。仕事仲間の有志5人で集まって久しぶりに楽しく飲んだ。
M君は他所の会社へ転職するのではなくて、起業して独立するのである。まだ
50になったばかりの彼は元気一杯!今を措いてその時はない、と一大決心を
したわけである。彼のビジネスが成功した暁には神楽坂辺りの料亭に招待して
もらうことになっている。(笑)
M君の健闘を祈る。
昨日、帰りの電車の中でのこと。若い母親と5才くらいの女の子が乗ってきて、
二人でドアの傍に立っていた。それほど混んではいなかったのだけれど、座席
は殆ど他の客で占められていた。
女の子は立ったまま両手でゲーム機と戦っている風だったから、壁に寄りかか
っていた。電車が次の駅に着いたとき、立っているEdの前の席が空いた。やや
狭いスペースだしEdはあと二駅で降りるのでそのまま立っていた。母親が女の
子に小声で「ホラ、あそこの席が空いてるよ」と云うと、すかさず母親から離れて
一人でEdの前の席にやって来た。
見ていると、未だ背も小さいので最初は前向きで座席によじ登るようにして坐
り、それからキチンと靴を脱いで床に並べた。それからまたゲームの続きに夢
中になっていたが、暫くするると離れて立っている母親と小声で二言三言何か
喋っていたが、自分の小さな手提げを渡してもらい、中に入っていたマスコット
人形の付いたケースにゲーム機を収めていた。
あまりに可愛らしくて全てがシッカリしていたので、つい見惚れてしまった。近
頃は親が傍に付いていなければ何にもできない甘ったれのガキしか居ないと
思っていたが、こうして上手に子供を育てている賢い親もいるのだなあ・・・と
感心してしまった。
それにつけても、叱られて泣きわめくガキのような兵庫県議には、呆れるという
よりあっけにとられてしまったけれど、議員と名が付く連中は国、大都市、地方
を問わずお粗末な人間ばっかり揃っているものである。そういう者を選んでいる
我々国民もまた、もっとお粗末だということだろうな・・・
日本人は大人になれなかった人間ばかりなのかもしれない(トホホ・・・)