Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

天災は・・・

2014年05月30日 | Weblog

                       

天災は忘れたころにやってくる・・・平穏で何もトラブルがなければEdの仕事は
暇である。品管関係の仕事はそうしたものである。しかし幸か不幸か平穏は長
く続いた試しがない。必ずある日突然”大問題”が発生する。そういう意味では
天災と似ている。^^!


納入先のメーカーから「製品の色が一個だけ黒づんでいて他のものと違う、原
因は何か、使用に差し支えないか」という問い合わせがきた。出荷担当の人に
訊ねたら、確かにそういうものが一つあったけれど、汚れかと思って洗浄したけ
れど直らないのでそのまま出荷した」ということだった。


ポーランド工場の品質担当に写真を送って問い合わせたところ折り返し直ぐ返
事が来た。アルミ鋳物巣で機械加工後貫通が発見された場合、樹脂を充填し
て含浸させる救済措置が取られる。その際樹脂を硬化安定させるため鋳物を
焼く工程があり、材質の微妙な差で表面が黒ずむことがり、使用上全く差し支
えない、という。客先にはそう説明して納得してもらった。


出荷検査の人は、この部品とは別に製品の色がやはり黒づんでいるものがあ
るというので、見せて貰った。一目見て「これは酸化被膜処理をしてあるな、と
思ったが、この部品には不要な工程なので念のため中国工場に問い合わせ
た。


何と・・・間違って酸化被膜処理をしてしまったが、問題なかろうと判断して使っ
てしまったという。


                                                                         

日本では常識だけれど、材質、加工、組立工場などあらゆる工程上の変更は
事前に届け出て承認を得ることになっている。海外工場には口を酸っぱくして
度々注意をしているのだが、勝手に部品を変更してきて、日本に品物が到着
してから「これまでと違う!」と騒ぎになるケースが後を絶たない。


今更もとの部品に交換するのは時間的に極めて困難なので、客先には特別
採用願いをだして数十個たけは使って欲しいと頼んだのだけれど即、却下さ
れた。(泣)


さあ、こうなると大変である!是が非でも正規部品を即刻送って貰わなけれ
ば一大事である。万一これが原因でライン・ストップなど起こそうものなら、客
先から莫大な損失補償金を請求された上、再発防止対策に半端でない時間
と手間がかかる。


先ずは交換する正規部品の手配を特急で中国工場にやって貰わねばならな
い。彼等の都合は一時脇に押しやって、こちらの要求を優先してもらうよう掛
け合った。フライトと通関が週末にかかっているので週明け・月曜に部品が手
に入るかどうか未だ微妙である。


今はどこでも、部品の在庫を持たずに分刻みで計画生産しているから、一つで
も部品の入荷が狂うと生産が止まってしまい大事になる。余裕(無駄)を持つこ
とが許されない時代になった。


                     


ゆーもあ

2014年05月28日 | Weblog

                

冗談が言えない、ユーモアがないというのは、欧米人に言わせれば頭が良くな
いといことと同義なのだそうである。確かにユーモアのある人とは、一緒にいて
気詰りになることはないし話していても、楽しくて面白い。


以前(若い頃)スイス人の同僚と仕事で長崎に一ヶ月ほど出張したことがある。
仕事の客先でもホテルでも一日中一緒に過すわけだから大抵お互いに飽きて
くる。ある日移動中に「何か日本の面白い話はないのか・・・日本のユーモアは
どんなものなのか、何か冗談をいってみろ!」と云われて困ってしまった。


冗談を云えといわれて出てくるものではない。彼にしてみればいつも四角四面
の話ししかしないEdと一緒にいて「日本人にはユーモアという文化がないのか
・・・?」と疑問に思ったのかも知れない。^^!


それでも、仕事が終わって夜二人で呑んでいる時は酔った勢いでバカ話くらい
はするのだけれど、欧米人のスマートな冗談には遠く及ばない。我々日本人の
冗談は駄洒落が多くて、外国人には面白くも可笑しくもない。駄洒落はユーモア
ではない。


ユーモアは聴いて思わずニヤリとさせられる内容のあるお洒落な笑いで、なか
なか真似は出来ない。ユーモアは彼等が普段から嗜みとして訓練されている
ものなのではないだろうか。


                                        

GMで働いていたころ、車の新型審査でメサの試験場に仲間と詰めていた。ア
メリカ人の同僚が我々に「コーヒー飲む?」と訊いてくれた。コーヒーは事務所の
片隅に常時沸かしてあってセルフで勝手に呑んでいいのだけれど、脇に置いて
ある缶に一杯分5セント寄付(Donation)する決まりになっている。
彼と仲のよいKさんは遠慮して「俺は要らないよ」と云った。すると”遠慮してるん
だな”と即座に察知した彼は、私に向かって「Kはきっとコーヒーより5セントが欲
しいんだ!」と云った。近くにいた者は爆笑である。日本人はこういう冗談はあま
り言えない。


もう一人、今度はイギリス人の同僚G。彼は仕事で日本に3ヶ月ほど滞在して
いたので、帰り道が同じ方向だったJinさんと一緒によく彼のアパートに立ち寄
った。Jinさんは日本人には珍しく冗談を云う人で頭の回転が速いから時々Gを
へこませていた。ある時技術には詳しくないJinさんが何かの説明ができなかっ
たときのこと、「He is an ashtray on the motorbike」だという。
最初は「・・・えっ?」と、何のことか解らなかったのだけれど、やおらして爆笑。
「技術では役立たずだ」とおちょくったのである。悪口なのだけれど単純に可笑
しかった。


四角四面でさっぱりユーモアの無い自分は、他人の冗談を聞いてただ笑うし
かない。普段の生活に笑の一つも提供できない役立たずである。


                     


友だち

2014年05月27日 | Weblog

                  

カミサンが親しくしていた友人の一人が日曜日に亡くなった。肝臓癌を患って2年
ほど経つらしい。あまりくよくよしないタイプの人だったから、動けるうちは病を忘
れて旅行や食事会に積極的に出掛けていた。


去年の夏は、もうこれが最後かも知れないと、カミサンと二人で北海道を車で旅
してきた。その後も割と普通に過ごされていたようだったけれど、ついこの1、2
週間は元気をなくしたようで先週末急変し、救急車で病院へ運ばれて翌日亡くな
った。


彼女はどこかで覚悟を決めていたらしく、他人から同情されるのを嫌って友人か
らの電話やメールにも出たがらなっていた。カミサンは亡くなる数日前にメール
したが返事が来なかったと気にしていたけれど、彼女の心の中までは誰にもわ
からない。


                                                                

この歳になれば親はとうの昔に亡くなり、親類縁者の死はごく当たり前の如く受
け入れられるようになったけれど、友人の死というのは心にポッカリ穴が開いた
ようでどうにも寂しくて敵わない。それも普段から着かず離れず付き合っていた
人が亡くなるとカラ元気も失せてしまう。


こんなに歳をとっても新しい友達はできるのだろうか・・・?自分次第なのかも知
れないけれど、若い時に知り合った仲間ほどお互いに心を開けるかどうかが問
題だ。


例えば地域の自治会の活動などを通じて知り合った人たちとは、ともだちとまで
は行かなくても知人としての付き合いはする。けれども「一杯やるか!」と云える
”友達”関係にはなかなかなり難い。そのような関係では、段々会う機会が間遠
になるにつれて会っても挨拶だけになり、偶に忘年会などの声が掛かっても参
加する人は極少数限られてしまう。そうなると音頭とりも力が入らずついにバラけ
て解散同然となる。


やはり年寄は、新しい友人を求めるのもいいが旧くからの友人を大切にすること
の方が肝心。歳をとるということは次第に寂しくなってゆくということでもあるのだ。
嗚呼・・・

                  


相撲

2014年05月26日 | Weblog

                 

昨晩放送のNHKスペシャルはロクでもない内容だった。モンゴルから中国へ
輸出される石炭を満載したトレーラーが国境で列をなし、中国側への検問を待
っている姿を映しだす。トレーラー7、80台では迫力に欠けるが、未だに石炭を
大量に消費している中国と結びつけて地球温暖化の危機を煽っている。言い古
されてきたことばっかりで目新しさが何もない。


地球の化石燃料は明日にでも枯渇するかのように解説し、これからのエネルギ
ー源をどうすべきか・・・と、暗に原子力を示唆するかのよう。どうせ安倍政権の
方針に媚をうるやらせ番組だろうが、今更チャンチャラ可笑しい。これまでのス
ペシャルは結構内容がよかったので時々録画して観ていたのだけれど、今回
は新会長の意をうけて急遽作ったに違いない中身が空っぽの内容だった。^^!


                                           

夕方から独りだったので、自分の夕食の支度をしながら千秋楽の相撲を観た。
横綱をモンゴル勢に独占されてしまって日本人の横綱が一人もいないのはチョ
ッと寂しい。最近の日本人力士は精神力が足りないのか立派な身体をしている
のに、ここ一番という時負けてしまう。


隣町の茨城県牛久出身の稀勢の里を応援しているけれど、前回の綱取り場所
では大きく崩れて折角のチャンスを逃してしまった。勝った時の相撲は強くて横
綱相撲なのだけれど、一旦崩れはじめるとどうもいけない。緊張に負けてしまう
精神力の弱さような気がする。


今場所は一敗の白鳳に粘って一差でついて行き、千秋楽は親横綱鶴竜を強烈
な突出しで破った。どちらが横綱か分らないような良い相撲だった。白鳳が日馬
富士に負ければ・・・という淡い期待がかかっていたけれど、白鳳は盤石だった。
北の海理事長は「今回は綱取りの話にはならない」というコメントだったとか。来
場所全勝優勝でもしない限りダメらしい。簡単なことではない。


相撲はこどもの頃から馴染みがあった。地方巡業で町にもやってきて力士を真
近にみたことがあった。こどもの目に映ったその巨体にはビックリしたものであ
る。中学のころ近所に新聞記者の父親をもつ友達がいて、その縁で一度だけ国
技館へ相撲観戦に連れて行ってもらった。土俵から遠く離れた椅子席だったけ
れど、初めて見る国技館での華やかな相撲にいたく感激した。


日本人の横綱がいなくても、何となく毎場所相撲を観ているのは子どもの頃の
記憶が染みついているせいかも知れない。

                  


一斉清掃日

2014年05月25日 | Weblog

 

今日(日曜日)は朝9:00時から町の一斉清掃日。所属する班の受け持ち区域
はいつもの通り隣接する遊歩道を50mほど。何方か一週間ほど前に草刈り機
で大まかに刈っておいてくれたらしく、背の高い草は干からびた道端に寝かされ
ていたので、少し手間が助かった。


晴れて夏日になるかと思っていたが曇天で日差しはなく、帽子も要らなかった。
Edは鎌と熊手と剪定ハサミを持っていった。一番活躍したのは鎌で、背の低い
草と狭い部分の雑草を刈るにはこれが一番よい。ただ刃を研いでいないので切
れ味が悪い。次回までに手入れしとかねば・・・


大勢でやると流石に早く、1時間ほどで終わった。Edはそのあと、国道までの
歩道脇の藪が茂って萱や竹の葉が歩道にかぶさって邪魔になっていたのを思
い出し、行ってみたら誰か既に刈っておいてくれたらしく、すっかり綺麗になって
いた。


今朝は寝坊して、起きたのが6時半だったからウォーキングに行きそびれてし
まった。腰の痛みは清掃作業をしているうちに忘れてしまったが、昼間歩くのは
暑くてかなわないから自転車で少し走ることにした。


裏手の田圃道を利根川沿いに東へ4kmほど行き、今度は長門川沿いに南へ
進んでR356に抜け、橋を渡って直ぐまた住宅街の細裏道へ折れて、町役場へ
向かうバイパスへ出た。このルートなら殆ど車と出会わないから安全なのだ。バ
イパスは広いから自転車で走っても危険は少ない。直進して突き当たりを左折
すれば成田方面へ向かい、やがて県民の森「風土記の丘」に出る。


登りが長かったので汗をかいた。県民の森は木がこんもりしていて木陰は涼し
い。清掃作業で貰ったペットボトルのお茶を持ってきたから、コーヒーショップは
パス。10分ほどベンチで休んで汗が引いたので戻ることにした。

今日は人出が多く駐車場は略いっぱいだった。景気もよくないことだし、こういう
自然の中でおにぎりでも食べながら家族でのんびり過ごすに限る。^^!

 


任意保険

2014年05月24日 | Weblog

                

自動車任意保険の満期日が迫って再契約のお奨めプランが郵送されてきた。3
年前ディーラーの担当セールスマンから勧められて、外資系保険から乗り換えた
。3年契約で保険料が少し安くなった(長期分割)ので了解したのだけれど、3年
経って再契約プランをみたら2011年に保険料の改定を行ったとかで大幅にアッ
プしている。なんのことは無い、他社から顧客を引っこ抜けために3年間だけ見せ
掛けの保険料を安くしただけだった。^^!


再度別会社の保険に切り替えようか、とネットで見積もりを試算してみたが大差
なく、長期分割にすれば幾らか安いくらいだったので継続することにした。割引
率はもう随分まえから最高の20等級で63%だし、車も旧くなって車両保険はか
けていないから年3万円くらいである。そう高い安いと騒ぐほどのことでもないか
・・・(笑)


定年後いろいろ生活の無駄を省こうと自動車保険も見直し、ネット割引のある外
資の安い保険に切り替えた。路上故障に備えてJAFには何十年も加入していた
のだけれど、幸か不幸か唯の一度もお世話になったことが無く、年会費4500円
は無駄なので脱会した。切欠はこの保険会社のロードサービスが結構充実して
いて、JAFの代わりをしてくれたからである。(バイクの故障で一度その迅速な対
応ぶりを経験した)


車自体めったに故障しなくなったし、あってもタイヤのパンクやバッテリー上がりく
らいのものだろうからJAFの時代は終わったのだろう。


我々シニアー・ドライバーにとってこれからコワイのは運転ミスにょる事故かもしれ
ない。反射神経は衰えてきているし動体視力も落ちていることを自覚しておかなけ
れば、いつか事故に逢う惧れがある。雨の夜は最近特にコワイのでカミサンに運
転してもらうか、自分が運転する場合は速度を落として走っている。


車の運転は今でも好きだし、長距離もあまり苦にはならないけれど老化には勝て
ない。これからも長く車に乗り続けるためには益々慎重な運転を心がけなければ
ならない。ヤレ、ヤレ・・・

                


犬と猫

2014年05月23日 | Weblog

               

昨日のお昼はMr.ハンマーといつもの割烹「吉利」へ行った。「吉利」の女将さ
んは客に料理を出し終わると調理場から出てきて馴染み客と雑談に興じる。
話題が豊富で他人と話をするが大好きなのだ。^^!


Mr.ハンマーも如才ないひとだから気づまりせず、誰とでも気さくに話をするか
ら女将さんとも気が合うみたいである。


                                          

話題が犬猫になった。女将さんは犬好きで、犬はづっと飼っているけれど猫は
苦手だという。犬か猫どちらかを飼っている人は大抵両方とも好きだという人が
多いけれど、犬だけ好きという人も珍しい。


犬は人の言葉をよく理解する。と云うか、人間の起ち居振舞いを見て状況を判
断しているということかも知れない。以前Mr.ハンマーが飼っていた犬は、言
葉で”散歩”と云うと、それを聞いてリードを咥えて持ってきたそうである。女将
さんの犬は、女将さんがエプロンをしていると”ご主人は仕事だ”と理解してい
て散歩をせがまないけれど、エプロンを外しているとスカートの裾を引っ張って
散歩に行こうと催促するとか。賢い。


猫は・・・犬のようにではないけれど、やはり状況判断をしているようだ。我が家
では、まだ子どもの猫「フー」は少し前まで柱に爪を立てる度カミサンに鋭く「コ
ラッ!」と叱られていた。それを見ていた親猫の「ミー」は促すようにして「フー」
を紙の爪研ぎに連れてゆき、自分でバリバリ爪を研いで見せていた。最初は
キョトンとしていた「フー」も何度か見ているうち親を真似て、今では紙の爪研ぎ
の使い方を覚えた。怒られるから、親が子を教育した訳である。^^!猫も賢い。


動物は人間の話す言葉を聞いてそのまま理解する訳ではないだろうけれど、
その場の雰囲気から鋭敏に察知することはある。先日「フー」を病院へ連れて
ゆくため、カミサンと昼ころ「夕方早めに捕まえよう」と話していたら、午後から
何処かに隠れてしまって出てこない。不思議なのだけれど、いつも隠れたりし
ない奴が箪笥の裏に潜んで出てこないのだ。これから自分の身に起こる”危
険”が分るらしい。(笑)


人間の言葉は喋らないけれど、人間の考えていることは容易に察知するよう
に見える。犬や猫に不断から話しかけていると言葉を理解するようになる、と
いう人もいるが・・・さて。^^!

        


2014-5-22(木)

2014年05月22日 | Weblog

         

午前3時半、二回目のトイレに起きた。この頃夜は必ず2回目を覚ます。すっか
りジジイになった。もう起床時間まで30分しかないのでどうせ眠りはしないと思
って、部屋の電燈は点けたまま微睡んでいた積りが・・・


ジリ、ジリ、ジリ、ジリ・・・!目覚ましの音にハッとして目が覚めた。ほんの僅か
な時間だけれど眠っていたらしい。カーテンを開けたら夜明けの中天に月が見
えた。昨日の雨がウソのようにスッキリ晴れている。


パジャマを脱いで草臥れたいつもの白いトレパンとウィンド・ブレーカーに着替え
た。静かな早朝に独りでゴソゴソやってるものだから、ドアを開けたら猫の「フー」
が廊下からこちらを窺うようにして見ている。”コワイ奴がいた!”、と思ったらし
く慌てて階段を駆け下りて行った。^^!


                                          

起き抜けはいつも腰が痛い。しかし我慢して少し歩けば普通に動けるようにな
るから大したことはないのだ。ホンモノの坐骨神経痛が出ると痛くて歩けなくな
る。散歩どころの話」
ではなくなる。歩けるうちは正常な老化の範囲だろうと思う
(・・・ことにしている)。


日の出が早くなって4時はもう明るい。今朝は気温がやや低いようで手袋を嵌
めてウォーキングに出た。この辺りは田植えがもうすっかり終わって、一面水鏡
になっているから晴れた日は逆さ景色が美しく映える。雨上がりの朝は空気ま
で洗われたようで心なし清浄に感じる。


40分ほど歩いて家に戻り、先ず猫のトイレ掃除をする。今日は可燃ゴミ回収日
だから汚れたトイレ砂(紙)も一緒にゴミ袋に詰めてゴミ捨て場へ。朝食には紅
茶とヨーグルトに小さい子が食べるスティック・パン2本。ヨーグルトはプレーン
を買っておいて小鉢に適量を取り分け、トッピングにはブルーベリーと蜂蜜と黄
な粉を乗せる。老人向けの極く軽い朝食だ。


またいつもと変わらぬ一日が始まった。TVで天気予報を見てから6時丁度に家
を出る。オッと・・・その前に、今日は友達と会う約束があるカミサンが6時に起こ
してくれと云っていたから二階に上がって目覚まし役を済ませければ・・・^^!

                


Routine

2014年05月20日 | Weblog

              

通勤は一般に毎日同じ時間に同じルートを使う。そうすると自分の周囲で見かけ
る何人かの他人は何時しか顔を憶えてしまう。自分だけが見知っているだけだか
ら、相手までこちらを意識しているかどうかは分らない。勿論互いに話しかけたり
はしないから、いずれそのまま忘れてしまうだけの関係である。^^!


Edの住んでいる辺りは農村地帯である。早朝散歩で行き交う知らない他人とは
お互いに挨拶を交わす。小学生は皆揃って「おはようございます!」と大きな声
で云って通り過ぎる。声を掛けあうだけで見知らぬ他人同士でも何となく好意を
感じるのは何故だろう。逆に出逢ってもムスッと黙って通り過ぎる相手にはとも
すると敵愾心を感じたりする。


Edの乗車駅はローカルなのでまだ朝はスカスカで座席の奪い合いはない。^^!
そういうわけで毎日近くで顔を合わせる他人は数人に過ぎないから、顔だけは
大抵見知っている。


最初の乗り換え駅は我孫子で、始発電車に乗る。我孫子までくると人の数が増
えるから、Edの顔見知りになる他人は特徴のある方だけになる。毎日大きなバ
ッグとリュックを背負い二人分の座席を占領するオジサンがいる。昔のカールの
宣伝に出てくる髭面の百姓のオジサン似ているので、直ぐ憶えてしまった。見な
いと「どうしたのかな・・・」と気になる他人である。(笑)


途中駅の柏から乗ってくる背の高いスラリとした40からみの女性は、必ずEd
が座っている前に来て立つ。別にEdのことを気に入っている訳では勿論ない。
Edが3駅先の新松戸で席を立つのを憶えているのだ。動きはオットリしていて
も、案外抜け目のない女性なのかもしれない。^^!


新松戸で電車を待つ同じ列で必ず会う若い女性がいる。Edも列に並ぶけれど
最初の電車を一本やり過ごして列の先頭に立ち、次の電車を待つ。彼女もEd
と同じことをするのでいつの間にか顔を憶えてしまった。


三つ目の乗り換え駅、武蔵浦和では下車駅が同じ南古谷のオバサンと一緒に
なる。駅の改札を出てからづっとEdと同じ道筋を歩くので、何だか一緒に職場
に向かう同僚のような気がしてくる。
尤も彼女の方は知らん顔してEdと反対側
の歩道をすまして歩いているのだけれど・・・^^!


面識はあっても多分話すことは決してない面白い関係である。

            


好きなこと

2014年05月19日 | Weblog

             

バイクを手放してから早半年、今頃のような爽やかな季節になると風を切ってバ
イクを飛ばしたらどんなに気持ち良いだろうかと思う。もう大型バイクに跨ることも
ないだろうが、走っている人を見掛けるとフトまた乗ってみたくなるのは唯の未練
だ。^^!


この数年、自分の老化を意識するようになった。左眼の視野異常(右下がりに歪
んで見える)、良くならない腰痛、持久力の衰え、気力の衰え・・・等々残念ながら、
若い頃のようではなくなってきた。


頑張ればもう少しは、と思わないでもないのだけれど、何しろ暑さ寒さで走るのを
逡巡してしまうようではダメだと強く感じた。それに、以前のように新たな経験にも
あまり感動しなくなっている。やはり自分にとって今が潮時なのだろう。


年齢を超えて好きなことをいつまでも続けている超人的な人がいる。スキーヤー・
登山家の三浦雄一郎さん、70才で世界中をバイクで旅している松尾清治さん、
100才を過ぎて今尚現役医師の日野原重明さんなど、Edからすれば驚嘆に値
する。


そのような人たちは、恐らく何かを「好きになる」ということが半端じゃあないのだ
ろう。だから不断から身体の鍛錬を怠らずコツコツ努力を積み重ねてきている。
ちゃらんぽらんなEdなどが真似の出来ることではない。考えてみればバイクも、
55を過ぎてちょっと時間に余裕が出来たから「また、乗ってみみるか・・・」といっ
た程度の軽い気持ちでリターン・ライダーになっただけで、根っからの筋金入り
バイク好きだった訳ではない。


運転免許の更新も年齢と共に許容範囲は狭められてきて、体力の問題だけでな
く何時かボケが始まればその時点で「不可」となってしまう。歳をとるということは、
いろいろ不便になるということでもあるらしい。これからは、いつまで頑張れるか
自分自身との戦いだな。^^!

                  


週末

2014年05月18日 | Weblog

                    

4泊5日の入院を終えて猫のミーは無事戻ってきた。病院では与えられた食事を
あまり食べなかったらしいが、家に戻ったらよく食べている。狭いケージの中に閉
じ込められていたからノラ出身の身としては落ち着かなかったのだろう、広いとこ
ろで安心したように寝ている。


これまで外には出たがらなかったので安心していたら、カミサンが二階で洗濯物
を干している間にベランダに逃げた。西側のベランダには飛び移れる屋根がない
ので、ミーに近寄ったら手すりから飛び降りて部屋に戻った。ヤレヤレと思ったの
もつかの間、昼前に一寸買い物に出た隙に脱走してしまった。


二階の寝室の網戸が少し開いていて、ベランダから東側の屋根つたいにモミジ
の木を伝って逃げたらしい。前の飼い猫「もも」が時々そうやって脱走したから、
ほぼ間違いな。避妊手術を済ませたばかりなので、他のノラ猫とあまり接触させ
たくないのだが仕方ない。腹が空けばまた戻ってくるだろう・・・


                                     

先日買ったLEDの電球がもう1セット欲しかったのでコストコへ行った。9ワット(
60W相当の明るさ)の電球が2個セットで1、798円だから一個当り900円であ
る。玄関の天井から吊るしてある照明(60W 4個)もLEDに替えたいが、自分
の小遣いだから追々やることにする。^^!


他に欲しいものは無かったのだけれど、店内をウロウロしているとつい余計なも
のに手が出てしまう。安いワイン2本とチーズを購入。コストコの会員になって7
月でもう丸一年になる。レジで「会員の継続しますか?」と訊かれたが、「もう少
し後にします」と断った。確か翌年から4000円だったと思うが、月に1~2万円
しか買い物をしないのに果たしてペイするのかな・・・?


それでも、ここでしか買えないものもあるし、食品などのボリュームを考えると結
構割安なので継続するつもりではある。


                                     

昨日はエコピアで久しぶりにカツオの刺身を買った。”旬”というラベルにそその
かされてのことだけれ、ポン酢に下ろし生姜を入れ、玉葱の薄切りと一緒にして
食べたら、酒の肴でペロリだった。Edはカツオの刺身がそれほど好きなわけでは
ないのだけれど、今年は高知沖のカツオが大不漁で、そのうち食べられなくなる
とかTVで騒いでいたので、ま、偶にはいいか・・・と思ったのだ。


刺身大好き人間のカミサンには、「食べたかったのよ!」と案に相違して好評だ
った。カミサンは今日が仕事の打ち上げで週末だから、夕食はまた肉とワインに
するという。なので、普段Edが呑んでいるボトル500円の「美味しいワイン」でな
くて、ボトル1000円の”高級”ワインである。(笑)


Edは白が好きで赤はめったに飲まない。ワインの味が分かるわけではないが、
白は冷やせば安ものでも結構呑めるのだ。1000円のワインは流石に500円の
「美味しいワイン」より”ワインらしい”味がする。その程度の差は判る。


だが2000円や3000円のワインでは、1000円のワインと比べて倍美味いの
か正直Edには分からない。ホンモノの高級ワインなど飲める身分ではない以上、
1000円前後の白で十分。1000円に固執する所以である。^^!


              


プロパガンダ

2014年05月15日 | Weblog

                  

TVは連日南シナ海でのベトナム海軍と中国の小競り合いを大げさに報道し、中
国の脅威と緊張が増していると煽っている。まるで、集団的自衛権なるものの必
要性を国民の意識に植え付けようとでもするかのよう・・・


安倍内閣は個人的な諮問会議で”有識者”という名の取り巻き連中だけ集めて、
あたかも国の代表が国民の意見として取り纏めたかのように、最初から結論有
りきで提言させ、それを基に憲法9条を無視して集団的自衛権を認めてしまおう
としている。憲法解釈をいったいどのように変えれば他国の戦争に加担できると
いうのだろう。彼等の云う「解釈を変える」とは、つまり「憲法の規定を無視する・
守らない」ということに他ならない。まやかし、出鱈目である。


改憲派は米国に押し付けられた憲法だとか、条文が古くて若い人たちに難しい
などと云うけれど、今更押し付けられたなどというのは唯の方便。戦後70年近
く改定せず守られてきたのは偏に中身が優れていたからであり、戦争を経験し
たり戦後の混乱を生き抜いてきた人たちに広くし支持されてきたお蔭である。
条文だって江戸時代の文章でもあるまいし、誰が読んでも理解できないなんて
ありえない。


そんなことを云う奴は、日本のその他の法律や役所が出す通達などがどれくら
い難解でトリッキーか知らないのだろう。


日本を取り巻く環境が本当に厳しいものになってきているのかどうか、明確な証
拠、情勢分析、正式の政府見解などが全く示されぬまま、政府の意を受けたTV
と新聞の限られた報道だけを流し、危険を煽るのは世論誘導である。両国とも
即戦争に突き進入しようなどとしている訳ではないのに、イタヅラに危険を煽る。
その種の政治プロパガンダに騙されてはならない。ナチス・ドイツのゲッペルスや
旧日本帝国・大本営発表は、最後までに事実とは異なるプロパガンダを流し続
けていたのだ。


外国との繋がりを経済の面から考えれば、日本は世界中の国と仲よくしていか
なければならず、日本政府の不始末から招いた尖閣や靖国参詣を巡って関係
が悪化している中国とだって、政治を離れれば相互に大事な相手なのである。
愚かな現政権と時代遅れの考えしかもたない政治屋だけが、勇ましいことを云
ってガキの喧嘩のごとく戦争したがっている。今はもう、そういう20世紀初頭の
旧い時代とは違うのだ。


勇ましいことをいう連中は二言目には、国と国民の安全を守るため・・・と云うけ
れど、かつて武力が国民の命や財産、平和を守ったためしがない。単純でノー
テンキな人たちは直ぐ「ナルド・・・」と思ってしまうかもしれないけれど、本当に
守るべきものは為政者がいうところの抽象的な国とか国民ではない筈です。戦
争を始めるのは決まって戦争には行かない指導者たちです。


戦争になって最初に戦地に赴き、死ななければならないのは若いあなたです。
悲しむのはあなたの奥さんやお子さん、親兄弟です!国を守るというのなら、戦
争にならないようにするための賢い知恵であり、他国と良好な関係を保つ不断
の努力ではないのですか? このことこそ今政治家がやらなければならない彼
等の義務でしょう?

安倍内閣のアホ連中は一体何を考えているのやら・・・思うに、今の政治の中枢
を握っているのは、甘やかされて育った二世三世議員ばっかりだ。戦争の真の
姿も知らず、想像力も働かさず勇ましいことばっかり云うのは、ゲームの戦争ご
っこしか頭に浮かんでこないからだろう。

いよいよ日本も滅亡にむけて一歩踏み出したような気がする。ヤレ、ヤレ・・・

                     


免許更新

2014年05月14日 | Weblog

                  

前回の更新から5年、今回ついに高齢者講習を受けなければ更新できないと
いうハガキを貰ってしまった。トホホ・・・である。


一番近い運転教習所へ問い合わせたら、今月はもう予約が満杯で取れないと
のこと。仕方がない来月の一番早い日でも14日・土曜日しか空いていなかっ
たので、取り敢えず予約しておいた。高齢者講習だけで費用が5,800円もか
かるのは納得しかねる。書き換え費用まで入れたら免許の更新に年寄は1万
円必用である。


たった3時間程度の運転講習に何でそんなに費用が要るの? どうせ公安委
員会とか自動車教習所は警察の天下り先だから、役人が食い物にしているに
違いないのだけれど・・・


免許書き換えの度に思うのは、その費用の高さである。視力検査、講習、そし
て無駄な分厚い道交法の本を渡されて数千円ふんだくられる。あれも皆警察
天下り先の確保と定年後の退役したシロアリを養うために我々から税金のよ
うに毟り取っている。


英国では運転免許証は一生ものだから普通は書き換えは不要らしい。第一、
日本みたいに自動車学校で何十万円もの金を払って、運転の”先生”なる人
間にバカバカしいことを言われながら、免許を取らなければならない国なんて
どこにもない。


米国では路上で検査官立ち会いのもと実際に運転してみて、キチンと走れれ
ばOK。法規については車内でいくつか質問をうけて答えられれば合格。車の
運転なんてものは要するに”慣れ”であって、御大層に教習所で事細かく教え
込むなんぞナンセンスの極みだ。日本は”お上”が決める余計なお世話が多
すぎる!


                                        

人はいずれ老いるから一生ものにしろとは云わないが、更新の費用はもっと
リーズナブルで安くして欲しいものである。

75才を過ぎると今度は講習予備検査という、
脳ミソのボケ具合を調べるテスト
がある。ボケは人によって千差万別、75で誰でもボケるというものではないだ
けに簡単なテストだけで判定を下すのは難しい。

認知症になっていても運転することになれば確かに危険である。運転するし
ないは本人の意志が絡むから強制はできない。精密な認知症の検査で結果
を本人と家族に伝え、本人に諦めてもらうという手続きが大切ではないだろう
か。明日は我が身・・・だけれど。^^!

                 


生命

2014年05月13日 | Weblog

                 

どうにもこうにも親猫ミーのことが気になって仕方が無い。このまま放っておいて
子猫が沢山生まれたら、どうすることもできない。どうせ処置するなら早いほうが
よい・・・と思い定めて、動物病院へ連れて行くことにした。勤め先には申し訳な
いが今日になって急な休みを頂いた。


ミーは我々にかなり馴れてきたので大人しくケージに入ってくれるか、と思った
がイザ抱こうとしたら警戒して逃げてしまう。仕方なく皮手袋をはめて捕まえた
けれど、フーの時と同様激しく抵抗し、また手を咬まれた。今回は右手の人差
し指に牙による切り傷で出血が多い。前回ばい菌が入って懲りたので、水道で
十分流しながら傷口から血が出なくなるまで血を押し出し、更に消毒薬で洗浄
して絆創膏で止めた。


幸い病院は空いていて30分ほど待たされただけで直ぐ診てもらえた。例によっ
てミーも網袋に入れられて押さえ込まれ、先生が触診したあと超音波内視装置
で体内を調べた。Edにはよく判らないけれど先生は「妊娠しています。胎児はも
う3、4cmほどに育っています」という。可哀そうだけれど、避妊手術と同時に中
絶してもらうことにした。人間の勝手で動物の命を奪ってしまうことに心が痛むけ
れど仕方が無い。更にノラを増やすこともまた無責任である。


手術の予定日に合わせてもう一度ミーを捕まえることの困難を話し、何とかこの
まま預かってもらって2、3日中に手術して貰えないかと、お願いしてみた。先生
は予定表を見直して下さり、「何とか金曜日にやって上げましょう」と引き受けて
くれた。ありがたい、これでまた怪我をしなくで済む・・・


動物病院から戻ってホッとしたのは事実だけれど、何となく罪悪感が残って心は
晴れない。嫌なものである。

               


猫屋敷に・・・

2014年05月12日 | Weblog

                 

猫に噛まれて破傷風になることを恐れて、連休前に近くのクリニックで診てもら
った。医者の見立ては「先ずその心配はないでしょう」とのことだったけれど、念
のため血液検査をしてもらった。休みに入ってしまったので、結果が未だだった
から土曜日もう一度クリニックを訪ねた。結果は特に問題なし、ということで一安
心した。肩こりは依然として残っているけれど、猫に噛まれたばい菌とは関係な
さそうである。^^!

                                           

先日キッチンの入れ替え工事をした際、3日目の最終日になってカミサンがうっ
かりして親猫の「ミー」に脱走されてしまった。夕方戻ってきて何事もなくまた家
に入れたらしい。しかし3週間後の今頃になって、ミーのお腹が少し大きくなって
きたことに気が付いた。それとなく注意して見ていると、確かに以前は痩せてい
たのにお腹が妙にふっくらしている。どうやら妊娠しているみたいである。


前回(去年の秋)発情期になった時は煩く鳴いて家中歩き回っていたのだけれ
ど、この春(3月、4月)はそんな様子が全くなかった。だから近々避妊手術をし
ようと思っていた矢先である。それもたった半日(4時間ほど)外へ出ていた間
に妊娠してくるは・・・参ったなあ!我が家も猫屋敷になってしまう・・・><!


                                        

今時雑種の猫の子なんて貰ってくれる人は滅多にいない。里親探しはきっと難
儀すると思う。今から飼ってくれそうな人を探し始めないと、大変なことになりそ
うだ・・・(泣)