Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

人の繋がり

2013年03月29日 | Weblog

                  

Edの勤務先に出入りしているS製作所という地元の小さな機械加工屋さんがい
る。機械加工、板金、溶接、研磨など頼めばなんでもやってくれる便利屋さんで、
普段は製品の追加工とか修正、特殊工具の作成などをお願いしている。

Sさんは、見かけ老けていたので最初年上だと思っていた。話しているうち、Ed
より5つも若いと知ってチョッと慌てた^^!

S製作所との仕事上の付き合いは、もう10年以上にもなる。会社は既に息子さ
んの代に代わったとかで、Sさんは今は”息子の手伝い”をしているのだという。
そういう事情もあってか、この頃では来ると世間話をしていくようになった。

昨日、以前頼んでおいた部品の加工修理が済んだから、と持ってきてくれた。
事務所でコーヒーを入れるから、と上がってもらった。話好きだから昔話から始
まって最近のことまで1時間ほど喋っていった。(笑)

                                    

Edの所へよく来る洗濯屋のKさんとは、本人同士の面識はないのだそうだけ
れど、Kさんの車椅子の息子さんとは繋がりがあって、仕事ではSさんがいろ
いろとKさん(息子の方)の面倒をみてやっているらしい。

洗濯屋Kさんの息子は、以前バイク事故で下半身不随となり、車椅子の生活に
なってしまったのだが、S製作所でNCマシンを使う機械加工の仕事を教えても
らい、自分でNCマシンを購入して精密加工の仕事で独立した。それで、Sさん
が彼に歩の良い試作品とか精密加工の仕事を分けてやり、今では稼ぎもかな
り良いのだという。

Sさんは人情家で、身体の不自由なKさんを気遣って、現在のような景気の悪
い時は、仕事を紹介してやるSさんは間に入らず、彼には注文主と直か取引さ
せて、自分の中間マージンは省いてやるのだとか。世知辛い世の中、なかなか
出来ないことである。

大手企業は下請けの中小企業をいじめてコストを下げさせるけれど、こういう
中小の企業は仲間意識が強く、困っている場合はお互いに助け合うらしい。
話を聞いて、Sさんを見直してしまった。

           


躾け

2013年03月28日 | Weblog

                  

帰りの埼京線車内でのこと。大宮駅で乗客がドッと降りて、新しい乗客がまたドッ
と乗り込んでくる。

偶々優先席に座っていたが、Edは次の武蔵浦和までなのでそのまま座っていた。
ヨタヨタして杖を突いたジサマが、娘(か嫁)に助けられながら慌てて空いていた優
先席に座った。10才くらいの孫息子と6才くらいの孫娘が一緒だった。

そのジサマとEdの間の空いていた座席にその男の子が座った。女の子と母親は
前に立った。するとジサマが男の子に席を立つように促しているような、やや怒っ
たような声が聞こえた。どうやら妹に席を譲れと叱っているらしい。

男の子は渋々立ち上がって妹が座った。けれども孫息子の方は半分ふくれっ面
になって黙っていた。ジサマが何か云うのが聞こえたが、男の子は相変わらずダ
ンマリである。すると、いきなりジサマが何か大きな喚き声をあげて怒り出した。

みんな吃驚してそのジサマの方を見ている。ジサマは頭に血が上って、今にも孫
に掴みかかろうという権幕で、母親のほうが驚いてジサマを一生懸命なだめてい
る。しかし男の子は気が強いらしく、黙ってジサマを見ている。ジサマは、それが
また余計癪に障るらしく顔が青くなってきた。

母親が心配したらしく、息子をジサマの前から離れたところへ連れていった。孫と
祖父の関係が、大人(孫)と子供(祖父)でに逆転してしまったように思えて可笑し
くなった。

躾けている積りなのだろうが、Edとあまり歳が違わなそうなジサマが、孫と本気
で喧嘩するなんて・・・孫が可愛いくないのかな。

            


フェンス工事完了

2013年03月27日 | Weblog

  

ようやく先週末フェンス取り付け工事が終わりました。工事は請け負った植木屋さ
んがたった一人でやったので、予定より数日余計にかかりました。^^!

仕事はとても丁寧で、選択したフェンス色目も既設の門扉と似ていて違和感がなく
きちんとした外溝が出来上がりました。最初カミサンは、相見積した大手の業者の
方が信頼できそうだと云っていたのですが、Edの直感で地元業者に頼むことにし
たのです。大手に頼まなくて正解でした。

後から分かったことですが、大手は実際の工事は下請けにやらせ、自分たちは何
もせず中間マージンだけ稼ぐシステムになっていて、下請けは仕事を貰う代わりに
費用を低く抑えられているので、ズサンな工事をしたり、隣近所から苦情を受けた
りしているらしいです。

更に、かかった費用は大手の提示金額より10万円以上安く済みました。^^!
(良かった~・・・)

少し残っていた生垣も全部抜いてしまったので、目隠しが全く無くなりチョッと無防
備で裸になった感じなので東と西の出窓の前に姫シャラを3本植えてもらいました。
姫シャラはあまり大きくならない木なので、剪定もあまり気にしなくてよいそうである。

                                      

昨晩、地震がありました。立て続けに2回、震源は茨城県沖でM4.8クラスの小さ
いものでしたが、不気味です。地震保険料も来年から平均15%くらい上がるとか。
いよいよ東南海地震が近づいているのでしょうか・・・

折角家の手入れ(12年毎)が終わった、と思った途端に地震でボロボロにされたら
堪りません。が、自然相手では運を天に任せるしか仕方ありませんね。
(トホホ・・・)

        


原発事故は無かったことに・・・

2013年03月25日 | Weblog

・・・してもらっては困るのだ!

東京新聞はエライ!
継続して福島の原発廃炉に向けた動きを小まめに追って、今どうなっているのか
詳しく報じてくれている。
他の御用大新聞は何かあったときだけ、こちょこちょっと報道して、あとは知らん
ぷり。あいつら、政府におもねって、もう事故は収束したことにするつもりなんだろ
う。ふんっ!

                                    

週末、御用TV・NHKのニュースを観ていたら安倍首相が福島の農家を訪れ、
苦労して除染を行いようやくハウスのなかでカブの栽培をできるまでに漕ぎつけ
たが、消費者が買ってくれないという話を聞いて、風評被害の撲滅に全力を尽く
します、と偉そうに答えていた。

オイ、オイチョッと待ってくれ!政治屋はすぐ”風評被害”といって消費者を悪者
扱いするけれど、そもそも風評とは根も葉もない出鱈目なことをいうのであって、
福島の原発事故では、東電が半径200Km以上に亘って大量の放射能
チリを
ばら撒いたのは紛れもない事実ですよ!

姿形が見えない危険な放射能を消費者が恐れるのは極めて当たり前のことで
あって、折角作った農作物が売れないのは政府と東電の責任です。生産者の
損失は当然国と東電が補償すべき筋のものであって、それを”風評被害”など
と云って消費者に転化するのは筋違いというもの。

”風評被害を無くする”というなら、放射能で汚染された農地、森林、海、街、家
屋、その他すべてを完全に除染(出来っこないけど・・・)するということなんでしょ
うね。そうでなければ、一体どうやってあなた達のいう”風評”を無くすることが出
来るんでしょうか・・・

安倍さんは、まさか2年や3年で放射能が消えてなくなる、とか無害化するなん
て思ってるんじゃないでしょうね?
それとも、少しくらい放射能があったって、皆で食ってしまえば怖くないとでも?

本来国が責任をもってやることになっている除染は、遅々として捗らず、被害を
受けた人達に殆ど任せっきり。汚染で故郷を追われ、避難している人たちは未
だ30万人以上、国や東電は一体どうやって放射能汚染の問題を解決して行く
つもりなんでしょうか。

”風評被害”を無くする努力をする前に、自民党は出鱈目な原子力政策を推し
進めてきた過去を真摯に反省し、原発を廃止することこそ今国が求められて
いることですよ!

廃炉にする福島の原発4基だって、この先一体どうするつもりなんですかねえ。
ネズミで(?)冷却装置の電源は切られるは、汚染水は増える一方だし、廃炉
まであと何十年掛かるか分らないのに、その場凌ぎの設備ばかりで本当に大
丈夫なのか・・・?

戦後日本は、不都合なことは「全てなかったことにしてしまう」のが歴代為政者
の方針らしいから、いずれ原発事故も、放射能汚染もなかったことにしてしまう
積りなんでしょうが、誰~れも責任をとらないこの政治屋の体質は、”それでもお
前等は日本人か!”と、ついドヤしたくなる。

新たに発足した原子力規制委員会だって、活断層の調査資料はすべて電力会
社任せというではないか。名ばかりで骨抜きにされた規制委員会ではまたまた
原子力不安委員会だよ!

・・・ったく、もう!

      


メガネ

2013年03月25日 | Weblog

この2、3週間目の奥が疲れたような感じで重く、軽い頭痛が消えない。朝起きた
ばかりの時はやや治ったようにも思えるのだが、すぐまた頭が重く感じる。血圧
でも高くなって倒れたらヤだな・・・と少し不安になった。

                                     

そんな折、免許の書き換えを控えたカミサンが眼鏡を失くしたので新調する、と
いうのでEdも便乗することにして、土曜日銀座三越まで出かけた。

カミサンの知り合いが眼鏡売り場にいて、彼女がいろいろ細々と世話してくれた
。お蔭でフレームの選択やら検眼やらがスムーズに運んで助かった。

一応現在使っている(と、いっても極めて稀にしかかけないが)眼鏡も持参した。
思った通り検眼で、現在使用中の眼鏡があれば見せて欲しいというので渡した。
検査の結果、左右の視力の差が以前より大きくなっているようだとのことで、左
目の視力がかなり落ちてしまった。

左側は裸眼で0.5くらい、右は0.8だった。普段はあまりかけないということで
矯正視力は両目で0.8~1.0程度に、やや弱くしてもらった。

フレームはSWISSFLEX AIRというフレキシブルで超軽量のもの。確かに今
使っているハードのタイプ(10年以上も前のもの)と比べたら雲泥の差がある。

これで片頭痛が無くなれば良いのだけれど・・・

                  


長生きはしたくないね、と医者通い

2013年03月22日 | Weblog

             

会社の健康診断を最後に受けたのは今からもう7年も前のことで、以来町から
送られてくる定期検診の案内も一切無視してきたから、体内で何か起きていて
も自覚症状がない限り何も分らない。知らぬが仏・・・でもあるし、知ったら怖い、
ということもある。^^!

けれども血圧(自分で測定)は正常だし、取り立てて心配するような体の不調は
現在何もないから自分では至って健康であると思っている。勿論風邪をひいた
り酷い腹痛があったりした場合は、その都度医者に診てもらうから、それで十分
なのではないだろうか。

なまじ定期健診など受けて、あれこれ数値上で再検査だの要注意だのと言われ
たって、自分では何の不都合も感じていないのに、却って煩わしいだけだ。それ
に病院によっては儲け主義の所もあるから、山ほど薬をくれたり、色々検査漬け
にされて「病気にされて」しまうことだってある。むしろその方が要注意なのだ、と
Edは思っている。

素人判断でいつか取り返しのつかないことにたったとしても、それは寿命だと思っ
て諦めるしかない。既に、心の欲する所に従って、矩を踰えず・・・の年齢だ(笑)。

健康診断で云えば、Edより遥かにツワモノがいる。カミサンだ。彼女は会社勤め
を辞めて以来だから、過去30年くらいは受けていない。Edがいくら健診を勧めて
もガンとして受けなかった。依怙地になっているわけではなくて、何か見付かると
怖いというのが本音だったようだ。

それでも大きな病気一つしたことがなく、今もって健康そうではある。

その彼女が先日、胸の動悸がすると云って近所の医者にかかった。が、血圧、
心電図とも正常、血液検査の結果コレステロールと中性脂肪がやや高いと、食
事に少し注意するように医者に云われた。

そういうわけで現在、カミサンはこれまでの我が家の食材を見直している。Edは
関係ないと思っていたのだが、どうやらEdの分まで一緒に考えてくれているよう
で、やっぱりチョッと煩わしいな・・・^^;

             


四苦八苦

2013年03月20日 | Weblog

             

このところ寒暖の差が激しいので、朝暖かいと思って薄着で出かけると帰りには
肌寒くて、駅で電車を待つ間震えたりする。

昨日は、しかし昼間は22℃くらいもあったろうか、出掛けに下着を半袖に替えて
きて正解だった。

                                     

勤務先の倉庫会社はソーラー発電設備の設置工事が大詰めを迎え、我々の事
務所の前を大きなスイッチ・ボックスを通すため、通路を空けて欲しいと依頼して
きた。不慣れなフォーク・リフトを使って重い木箱を5、6個外へ運び出した。

ここへ来るまでは事務職だったので、フォークなど運転したことがなかったから、
当初は爪の操作さえ思うに任せず、時間ばかりかかっていた。それでも機会あ
る毎イタズラしているうちに慣れてきて、今では曲りなりにも動かせるようになっ
た。^^!

しかし、昨日動かした木箱のうち3個は、下駄の部分が薄いためフォークの爪を
奥まで入れすぎると、箱を下ろすとき爪が引きずって箱が降ろせなくなる。Edが
まごついて四苦八苦していたら、見ていた電気工事の人たちが数人で箱を押さ
えていてくれ、ようやく降ろせた。(ハハハ・・・)

最初の1個で失敗したおかげで、後の2個は爪を奥まで入れないよう慎重に差し
込み、無事外へ運び出したけれど汗をかいた。(ヤレヤレ・・・)

                                  

そこへいくと、毎日製品の入出庫をしている作業員は流石にフォークの扱いが
鮮やかである。彼が普段使っているのはリーチと呼ばれるタイプで、一般的な
3機能(爪を上下、チルト、左右に動かす)の他、爪全体を1mほど前に突き出
す動作を加えて4機能あり、それを自分の手足のように素早く、自由自在に使
いこなす。

我々とは操作の正確さとスピードが全然違う。Edがもたもたして10分かかる
仕事はアッという間に終わってしまう。時々見かねて、「後でやっておきますか
ら、そのまま置いておいてください」と云われてしまう。(笑)


何事であれ、年季の入っている人には素人は到底太刀打ちできない。^^!

               


逡巡

2013年03月19日 | Weblog

        

日の出の時間が大分早くなった。今は6時10分前くらいである。4時から始め
る出勤前のウォーキングを、今年はカミサンの”命令”に従って真冬の3ヶ月ほ
どサボっていたが、今週再開した。^^!

朝4時は未だ真っ暗だけど、もうピリピリするほど寒くないせいか、何となく柔ら
かな朝の気配が感じられて体がほぐれる。相変わらず、新聞配達のバイクには
ぶつけられないよう注意が必要だけれど・・・

何処からか沈丁花の香りが漂ってくる。そういえば田圃は鋤き起こされていて、
水を引く準備が出来ていた。そろそろ田植えが始まる季節になるのだ。桜の開
花も、このところの急激な気温の上昇を受けて早まったみたいだから、田植え
も例年より早く始まりそうだ。

                                                   

バイクは埃を被ったまま半年近く眠ったままで、先週カバーを少しだけ捲って
みたら、厚く積もった埃で隅々まで白くなっていた。見ただけで掃除をする気に
もならないくらい汚れていたから、そのまま又カバーを下ろした。これじゃあバッ
テリーだってもう劣化してるだろうし、エンジンは掛かるんだろうか・・・?

墓参りの帰りに立ち寄ったカミサンの実家で、「未だ乗ってるんですか?」と訊
かれた。「・・・ええ、ハイ」とは返事したものの、その実殆どもう乗る気も失せて
いて、今はただ所有しているだけ、と云うほうが正しい。(苦笑)

だた、仕事を完全に辞めたあと、何もないとチョッと寂しいかな・・・とも思う。
だが辞めれば、今よりもっと小遣いも少なくなるだろうし、持っていたってどうせ
乗れはしないのだから、頃合いのような気もする。

う~ん、迷う・・・

  


ヒヤリ!

2013年03月18日 | Weblog

           

Edの働いている製造業に於いても、重大な労働災害の裏側には、そこに至る
前の多くのヒヤリとしたりハッとした事例がある筈だという観点から、ヒヤリハット
の事例を集めて未然に事故を防止しようという運動が行われている。

企業内の話であれば、直ぐに然るべき部署に報告することになるのだけれど、
我々一般生活での場では、相手が不明で且つ実際に被害を蒙ったわけではな
いだけに、何処かに知らせることはなかなか難しい。^^!

20日は彼岸なので、16日(土曜日)実家の墓参りに行った。例によって柏から
常磐道へ入り外環道経由で大泉まで高速を使う。

                                     

三郷JCから外環に入って暫く走った辺りで、並走していた大型トラックを追い抜
こうとした。廃材のような物を積んで荷物の上部だけシートを被せてあり、かなり
の高速で走っていたからシートがバタバタ大きく波打っていた。

と、その瞬間荷台からパッと大きな板切れ(畳一枚ほどのベニヤ板かも・・)が
飛び出し、Edの車に向かって飛んできた!

一瞬のことだからどうすることも出来ない。僅かにハンドルを右に切ったかも
しれないが、右側は直ぐ側壁だし逃げることが出来ず、「板が当たる!」と恐
怖で身体が凍りついた。

しかし、運よく板は車の屋根を掠めていっただけで、後に飛んでいった。後続
の車も、Edの車と少し車間が空いていたので難を免れたようだ。

助手席のカミサンはもっと怖かったらしく、「アッ!」と云ったきり小さな目を最
大限見開いて暫く無言だった。車をトラックの運転席に並走させながら助手
席の窓ガラスを上げた。カミサンが手でトラックの運転手に合図するとトラック
も速度を下げたので窓越しに「今荷物が落ちました、危ないです」と教えた。

Edだったら「あぶねえじゃねえか!コノヤロウ」と怒鳴っていただろうが、女は
云うことが優しい。高速で止まることも出来ないし、そのまま追い抜いてしまっ
たけれど、警察に届けようにも咄嗟のことでナンバーも分らないし、こういう場
合ただの”ビックリさせられ損”で諦めるしかない。

あの時、トラックの後ろに追いてナンバーを確かめ、警察に通報すればよか
った、と思ったけれど後の祭りだ・・・

ま、事故にならなかったので良かったけれど、本当に腹が立った!

                  

(上のトラックの写真は無関係です)


強風

2013年03月14日 | Weblog

          

昔といっても数十年前だが、その頃と比べて最近の気象はかなり変わってきて
いないだろうか・・・

以前は竜巻といわれるようなものは、アメリカが本場で日本では極く稀であり、
あっても小規模なものという印象しかもってない。ところが最近は日本でも大き
な竜巻で住宅が100戸単位で壊されたりする。また台風でもないのに、単なる
前線の通過で、屡(しばしば)最大瞬間風速30mを超えるような強風になった
りもする。

これって、よく言われる地球温暖化による異常気象なのだろうか・・・

昨日は昼間、強風で空が赤茶けて見えるほど埃が舞い上がり、帰宅の電車は
あちこちの路線で強風による遅れが出た。おかげでいつもより小一時間余計に
かかり、帰宅したのは8時をかなり過ぎていた。

電車は一両で20~30トンはあるから少々の風で飛ばされることは無かろう、と
思うのだけれど、実は車体が大きいから受ける風圧も並大抵ではなく、事実鉄
橋から落ちたり脱線した例は何度かニュースになったから、まだ記憶にある。

そういう訳で、昨日も今朝も電車は大幅に遅れ遠距離通勤のEdは疲れた。^^!

電車が遅れる直接の原因は、川や海を渡る橋の上、また高架を走る時に徐
行運転するからで、それも5キロか10キロくらいのノロノロ運転だから、遅れ
は次々大きくなって、急遽運休とか相互乗り入れ中止、折り返し運転になって
しまう。

安全運行のためだから致し方ないとは思うのだけれど、徐行運転とは云え、
もう少し速度を上げてもいいのじゃなかろうか・・・と、待たされる身としては云
いたくなるのだが・・・さて。

                



眩暈

2013年03月13日 | Weblog

            

カミサンが録画しておいた韓国ドラマに付き合っているうち、面白くなって毎晩一
緒に観るようになったのがサンド(商道)。そろそろ寝なくては・・・と思いながら
つい終いまで観てしまった。

それで昨晩はいつもより少し遅い10時半ころ寝た。そのせいか、今朝はやや寝
不足気味で、目覚ましで目が覚めた。ベッドから立ち上がったら、軽い眩暈を感
じてフラッとした。ふと迷路(三半規管)振盪の時のような不安がよぎったので、
今朝は動作に注意しながら、急な動きをしないようにして出勤した。

                                    

若いころ(35才)自分の不注意から耳掻きで左耳の鼓膜を突き破る事故に逢い
、二月ほど入院したことがある。内耳の三半規管に激しい衝撃を与えたため、激
しい嘔吐と眩暈に襲われて入院した。

現在は医学も進んでいるから状況は違っているかもしれないが、当時は三半規
管は手術など出来ない人体で最も精密な器官と云われていたから、治療は投薬
と点滴だけで、唯静かに寝ているだけの入院生活は退屈で叶わなかった。

薬は確か副腎皮質ホルモン?(ステロイド?)だったと思うが、損傷器官の再生
を促すという説明だった。副作用が強いからと毎日点滴を受けた。退院の日に
聴力検査を受け、かなりよく回復したという医者の説明だった。

以後難聴と耳鳴りだけは付いて回っているけれど、お蔭で眩暈はすっかり消え
たのだけれど、今朝の軽い眩暈はその時を思い起こさせ少し不安になった。

                                    

駅から勤務先までは徒歩で10分、距離しして700メートルだろうか。途中にク
リーニング店があり、店主のKさんが時々Edの所に立ち寄って無駄話をしてい
く。その彼が、ここ数日外に出てEdを待ち構えていて、勤務先までの300m程
を一緒に歩く。

腰痛で近々MR検査の予定らしいが、運動不足を悟って少し歩くことにしたらし
い。と云ったって、高々数百メートルでは大した運動にはならないと思うが、何も
しないよりは良いか・・・^^!

たったそれだけの距離で、もう息が切れるらしいから、彼の運動不足も相当の
ものだ。「その先の病院まで足を延ばしなさいよ」と発破をかけてやったけれど、
腰が痛くて帰りは休みやすみだという。

お互い歳は取りたくないね、と笑って別れた。

               


傲慢

2013年03月11日 | Weblog

                  

自民党といわず民主党といわず、総理になって一旦権力を握ると、彼等はどうし
て皆あのように傲慢になるのだろうか。

前回の選挙で自民党が勝って政権を奪還したとはいえ、一票の格差が憲法違反
状態での選挙であり、かてて加えて低投票率(これは投票する側の国民に責任
があるけれど・・・)の中、たったの16%という得票率で第一党になったのであり、
圧倒的な国民の支持を得た訳ではない。政権をとったのだから、と何でも自分達
の思い通りに強引に推し進めようとしている。


Edは今の日本には国民の側に立つことが出来る、心ある政治家は極めて少な
いと思っている。居るのは、権力が欲しいだけで国民を蔑ろ(ないがしろ)にして
いる”政治屋”ばっかりである。日本の将来を心から憂い、これからの日本のあ
るべき姿を真剣に考えて行動している憂国の仁は表に現れて来ず、日本を軍国
主義国家に誘導しようとロクでもない事ばかり考えている危険人物の声しか聞こ
えてこない。


世界に誇れる日本の平和憲法を、変えなければならない理由なぞ何処にもない
のに、改憲を声高に叫び続ける狂信的な安倍内閣は一体何を目指そうとしてい
るのだろう。先ずは改憲のハードルを下げようと、手始めに96条の改定を目論
む輩は党派を問わず、維新やみんなの党にもいる。心得違いも甚だしい。

ハードルが高いのは、それだけ”改憲には慎重を期せ”という先人の知恵が働
いている証拠であり、自分の事しか考えていない軽率な政治屋がとやかく言う
レベルの問題ではない。

石破幹事長に至っては、何を言い出すかと思いきや「国難に際しては、一時的
に国民の自由を制限する旨憲法に明記すべし」などとトンデモナイ事を言い出し
た。国難とは何だ、国民のなにをそんなに制限しようと云うのだ?

自衛隊を国防軍に替え、彼等の必要に応じて勝手に国民生活を蹂躙しても構
わないようにするつもりなのだろう。あの爬虫類のような薄気味悪い目の奥で
何を見ているのか、我々にだって想像に難くはない!

そういうロクでもないことを考える前に、いま直ぐやらなければならない重大な
問題は山積しているではないか!

議員定数削減、選挙制度改革、震災復興、福島原発事故処理、財政健全化な
ど待ったなしの重大問題ばかりではないか。国難をいうなら、こういう事が一向
に改善されない現状こそ日本の国難だ!

米国の圧力に屈してTPPなど日本は参加する必要はない。二国間でのFTTを
推進し、拡充すれば十分ではないか。カナダやメキシコなど後から参加した国
は例外なき関税撤廃を裏で押し付けられていたそうで、そのことは前内閣の時
から分っていたのに民主党政府も事実を隠蔽していた、と東京新聞報じている。

安倍内閣は米大統領との会談後、まことしやかに「例外のない関税撤廃では
ないことが明らかになった」と重ねて国民にウソをついている。どうやらこの国
の為政者たちは、国民をいかに騙して権力を思い通りに行使するか、というこ
とにのみ腐心しているらしい。

日本は今、国民不在の出鱈目ばかり罷り通るヤな国である。次の参議院選で
は現政権には絶対に勝利させてはならない。これからの日本のために!

                 


雑司ヶ谷

2013年03月11日 | Weblog

             

1月に亡くなった兄の納骨式で、10日(日曜日)雑司ヶ谷まで行ってきた。JR池
袋から徒歩でも20分なので散歩がてら歩いていくつもりだった。しかし池袋に着
いたら既に空気が生暖かくて、折角シャワーを浴びてきたのに汗かくのもヤなの
でタクシーに乗った。

兄が未だ元気でいたころ、都内にロッカー式の墓(短期収蔵施設?)を買ったと
話していたけれど、雑司ヶ谷霊園とは知らなかった。

園内の広い通りは大きな木(ケヤキなど)の並木道になっていて、都心部のチョ
ッとした緑地帯になっている。案内書によると、夏目漱石、竹久夢二、永井荷風、
小泉八雲、川口松太郎、サトー八チローなど有名人が多数眠っているらしい。

兄の納骨場所は祟祖堂と呼ばれる3階建ての建物の中で、まるで駅の手荷物
を一時預かるロッカーと同じ。サイズもお骨がようやく入るくらいの大きさで、正し
く短期収蔵施設(?)である。

ま、大枚はたいて墓地を買ったところで、どうせ息子が後を継がなければ、いず
れ共同埋葬されてしまうのだから、無名の一般人には無用かもしれない。兄は
至って合理的な考えだった、というわけである。

坊さんの読経もなく、お花を供えて焼香だけの簡単な納骨式を済ませ、用意して
くれた会食の場所へ移動した。久しぶりに都電に乗って3駅、大塚駅前の割烹ま
で行き、皆でお昼をご馳走になった。人間、悲しいにつけ嬉しいにつけ、とにかく
呑んで食べるものなのだ。^^!

家族や兄弟を愛し、大事にしてきた兄らしく4人の子供と8人の孫たちに囲まれ
た賑やかな納骨式になったけれど、100歳まで生きたいと言っていた兄だった
のに、最期は怪しげな病院に小1年も押し込まれて死んでしまい、本人にとっ

はさぞ無念だったのではなかっただろうか・・・

立派な葬式を出してもらっても、哀れな最期では意味がない。生きているうちに
こそ、家族が愛情をもって世話をし、最期を看取ってあげなければ浮かばれま
い。酒を呑みながら、Edはチョッと複雑な心境だった。

          


改革

2013年03月08日 | Weblog

                  

昨晩、池袋の豊島公会堂で、支援者グループによる小沢一郎議員の無罪確定
報告並びに元秘書・石川知祐、大久保隆規、池田光智の無罪を勝ちとる国民集
会があった。これを知ったのが夕方5時過ぎだったので、参加は出来なかった。

先日、図書館で借りてきた小沢一郎議員の書いた「小沢主義」と石川知裕議員
の書いた「悪党 小沢一郎に仕えて」を読んだばかりだったから、大いに興味が
あったのだけれど・・・^^!

「主義」は小沢さんが政治家としての物の考え方、又どうあるべきかの思い、そ
して自分がやりたいことなどを、これまでの長い議員生活を通して学んだ経験を
基に、幅広く纏めたもの。

この人の考えの全てに賛成できるわけではないけれど、今の日本には待ったな
しの改革が必要であり、政治家は己の主張を明確にした上で、その責任を持っ
て行動し、国民ももっと良く考えて賢くならなければいけない、という小沢さんの
基本的な考え方には賛成である。

「悪党」のほうは、秘書の目を通して見たり感じたりした人物像を淡々とした文章
で書き上げた、肩の凝らない一冊である。題名が、いかにも・・という感じなのだ
が、勿論「悪党と”思われがちな”」という意味であって、生身の人間が浮彫にな
っていて結構面白かった。

安倍内閣は旧態依然の公共投資などで景気浮揚に躍起になっており、施政方
針演説では「日本を世界一にしよう」などと叫んでいたけれど、これからの日本
は、これまでのような成長路線を脱して、地味で持続可能な経済政策に転換し
なければ、いずれ破綻すると思う。

小沢さんも基本的には経済成長路線支持なのかもしれないが、自民党がやっ
てきたような、従来通りの経済政策ではダメだという点は、賛成できる。

財政の健全化、選挙制度の改革、年金制度の見直し、震災復興・・と、我々に
も痛みを伴うような国家の難題が山積している。小沢さんのいう通り、日本に
残されている時間は、確かにもうあまり無いのだろう。


                  


大手と地元業者

2013年03月07日 | Weblog

                 

我が家の外溝フェンス見積もりの後日談である。


                                        

大手業者の見積もり書は、さすがきちんとしたフォームにパソコンで記入してプ
リント・アウトしたらしいA4サイズに、厚手の表紙まで付けた立派なものだった。

地元業者のオバサンが持ってきてくれたのは、全部手書きの素朴なものだけれ
ど、しかし略図も付いているし内容については遜色ない、どころかむしろ親切。

大手のものには略図がなく、規格品(長さ2m)のフェンスの必要数、支柱の数、
付属部品など合計数しか書いてないので、何処に何枚必要なのか見えない。
地元業者のものは、図があるから必要数が歴然としているし、第一大手の見積
もり数より2枚少ない。

工事単価は、支柱の穴あけ(コンクリート・ブロックにドリルで穴を開ける)が大手
は2500円に対して地元業者は1/5(500円)、フェンス取り付けは78,000円
に対して半値以下。更に、地元業者は追加作業(長さ調整のためのフェンスの切
断)は無料(サービス)だし、生垣の処理まで全部やってくれる。

結局大手は、部品単価が安い分工事費をべらぼうに吹っかけている。トータル
で20万円も開きがあっては、見積もり書がいくら立派でも太刀打ちできない。

大手の担当者は、こちらの顔色を察したか、あるいは最初から勉強したと思わ
せる手段なのか、いきなり見積もり金額から5万円引くという。

「少し検討させてもらう」と云って、その場は大手にはお引き取り願った。翌日
また担当者から電話があって、7万5千円まで値引きしますという。随分いい
加減な見積もりだった訳だ。^^!(ハハハ・・・)

工事は勿論地元業者にお願いした。オバサンが飛んできて工事の打ち合わせ
をしていった。^^)
                

                                     

後から聞いた話では、知人宅のお隣がフェンス工事をした際、知人宅のブロック
塀に傷をつけ、その苦情対応に現れたのが、今回見積もりを頼んだ大手業者だ
った。実際の工事は大手業者自身がやるのでなくて下請けに任せているらしい。

「大手」と云ったって、ロクなもんじゃないな・・・