Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

青春時代

2008年01月28日 | Weblog
今ではもう遠くを眺めるような目つきになってしまうのだけれど(笑)、自分にとって「青春時代」と云えば、先ず第一に高校時代を思い出してしまう。あの頃は皆まだ純粋だったし、未熟さの中で一途なところがあって、無防備に自分をさらけ出すことが出来たから、この歳になってもクラスメート達に逢えばお互いすぐ昔の自分に戻ってしまう。

母校のM高校では当時3年間クラス替えというものがなかったから、誰とも気心は知れていたけれど、中でも校外での遊びを通じて深く付き合った5人には特別な思いがあり、社会に出て夫々の家庭を持つようになってからも何となく疎遠にはならず、子育てに忙しかったころを除いては交際が続いてきた。そんな男だけの輪のなかに還暦が近づいた頃同じクラスだった気の合う女性が3人加わり、毎年数回集まってはワイワイ楽しく過ごすようになった。

前回逢ってから少し間があいたけれど2年ぶりでまた逢うことになり、1月27日朝JR藤沢駅に集まった。今回は紅一点「風子さん」を加えて5人である。このところの寒気の南下とともに気温は低いけれど良く晴れて気持ちがよい。先ずは江ノ電で江ノ島へ。ゆっくり歩いて商店街を抜け、海へ出ると青空の中に富士山がくっきり。島には渡らず橋の袂で雑談しながら綺麗な海と空を眺めて暫し贅沢な時間を過ごす。




砂浜をみると思い出すのが、大学生だったころ毎年のように5人で泊りがけでお世話になった九十九里・片貝にあったじゅん君の親戚の家である。目の前が砂浜だから朝から海にでて一日中遊びまわり、日に焼けた肌がぴりぴり痛い風呂、新鮮な海の幸の数々、花火、マージャン、早朝の地引網などなど・・・素晴らしい思い出を沢山いただいた。食べ盛りの若者5人を数日に亘って面倒みるなんて、さぞかし大変だったろうと今にして思うけれど、家族みんなで歓待してくれたっけ。。。改めて感謝!

「そろそろ行こうか」と声がかかり我に返った。江ノ電の駅へ引き返し、今度は長谷寺へ向かう。梅は未だほとんど蕾であるが中には開花している木もあって、木瓜や十月桜の花が目を楽しませてくれる。まだ昼前だったけれど小腹が空いたので寺のレストランで軽く腹ごしらえし、大仏殿へ向かった。大仏様を拝むのは何十年ぶりだろうか。子供の頃は随分巨大な仏像に見えたけれど、長じて牛久漢音とかタイ(ワット・ポー?)寺院の涅槃などもっと遥かに大きな仏像を見てきた目には小さくみえる。しかし、まあ単なる大きさではなく伝統ある建造物としての重みは大いに感じる。




次にバスで向かったのは鶴岡八幡宮。終点・鎌倉駅前から賑やかな小町通りを進み、お店をキョロキョロしながら観光客の流れとともに八幡宮の入り口に到着。見頃だということで参道脇の牡丹庭園へ入る。小道の両脇に色とりどりの牡丹が見事な大輪の花を咲かせている。好みで云えば純白の牡丹が好きで、数年前一度だけ自宅の庭に苗を植えたところ最初の年だけ大きな花をつけた。しかしそれ以降は葉しか育たず、土壌も悪く手入れもしない管理人には自然の答えは見事なほど正直であった。




庭園を抜けて八幡宮へと進み3人だけ本殿へ参拝に向かったが、じゅん君と私は大銀杏脇の階段下に残って3人の帰りを待つことにした。ここは何度か来ているしやや歩き疲れたこともあり、暫く人の流れをボンヤリ眺めながら3人の帰りを待った。全員揃ったところで駅に向かって歩き始めたがT君の右足踵と膝関節に痛みが。我慢して駅まで歩き駅前の喫茶店ルノアール(何と懐かしい響きか!)で一休み。椅子に腰をおろしてホッと一息ついた。一番心配していた風子さんは未だ何ともなく、快調! 努力家の彼女はスポーツ・ジムで筋肉を鍛え、食事に気を使い、長年の努力が実ったらしく苦しんでいた関節痛は快方に向かっているらしい。なにはともあれ良かったね。




休憩して元気が回復したところで横浜へ移動。数年前海上で銃撃戦の末撃沈された北朝鮮工作船を見に海上保安庁の展示場を訪ねたが既に閉館。気温も下がってきたのでそのまま中華街へ向かう。
横浜と言えばやはり中華料理。しかし店が多すぎて外者にはどこがいいのかさっぱり判らない。前々日バイク仲間のZOOMさんから教えて貰った店「満珠園」をどうにか探し当て、全員どっかり腰を下ろしてホッとする。その後はもうお決まりのビールで乾杯。次々と運ばれてくる料理を平らげて空腹も満たされ、招興酒もかなり入ってホロ酔い加減で昔話に花が咲いた。
今日は一日冬晴れの鎌倉と横浜を歩き回り、程よい疲労感と満たされた気分で岐路に就いた。


車のメーカー・ロゴ考

2008年01月22日 | Weblog
今や日本車の性能、品質、耐久性は世界中何処へ行っても認められるととなり、ついにトヨタはその生産台数においてGMを抜いて世界一の座を占めるまでになってしまった。さほど大きくはない国内市場で大小12社がひしめきあい、一社もつぶれる事なく今日まで生き延びてきたという事実は、裏を返せばどのメーカーも世界で通用する第一級の製品を、夫々の得意分野でグローバルに展開し、認められてきたということであろう。それはそれで誠に素晴らしいことだとは思う。
しかし、唯一つ残念に思うのはバッジともいうべきロゴが、日本の車は押しなべて貧弱に見えることである。というか、これだけ立派な車を世に送り出しているのに、何の歴史も重さも感じさせないではないか。例えばベンツ、BMW、アウディー、ポルシェ、ルノー
、ボルボ・・・どれをとっても洗練されてスマート、それでいて重さを感じさせる。この差はいったい何処からくるのだろうか。

ひところ、日本車は無国籍だ、Corporate Identity がハッキリしてないと世の批判を浴び、メーカーはこぞって新しいロゴを誕生させたハズである。にも拘わらず相変わらず野暮ったい(失礼!)・・・少なくとも私にはそう思える。
車造りの歴史が違うと云ってしまえばそれまでだけれど、日本だってもう戦後60年以上も車を造りつづけているし、デザインだって欧州の高級車にもヒケはとらない。

思うに、(スバルと三菱をのぞいて)どのメーカーも単純にローマ字化した社名の頭文字をデザインしただけだから、ではないだろうか。
ローマ字一字を、しかも事業とは何の関連もないアルファベットを、いくらこねくり回して凝ったデザインにしたところで、TはTだしHはHにすぎないではないか!
時が経てば世界に浸透するというかもしれないけれど、味も素っ気もないアルファベットが世界中にあふれる様は(もうかなり溢れているけど)、見て楽しめないなあ・・・

何故由緒ある家紋とか漢字とか、あるいは母体となった織機でも50ccのエンジンでもいい、そういうものをデザインしなかったのだろうか? 

まあ、メーカーにとっては大きなお世話ではあるけれど、一個人の私は「つまらないロゴだなあ・・・」といつも思いながら国産車をながめている。

2008・初ツーリング

2008年01月16日 | Weblog
連休最後の日(14日・成人の日)頼まれていた家の用事を朝早く済ませて時計をみたらもう9時過ぎ。オジンライダーさん主催の新年会「日立那珂アンコウ鍋ツーリング」の集合場所、常磐高速守谷SA9時半には到底間に合わない。
諦めてソロでいつもの銚子にでも行こうと思い、やおらして準備に取り掛かった。外は昨日から南下してきた寒気で引き締まり、日中の最高気温は7℃の予報。靴下、手袋、下着は全部2重にして靴下にはホカロンを挟み込んだ。ようやく準備が整い、モコモコ状態でバイクに跨ったのは10時過ぎ。利根川沿いを銚子に向かって走り始めた。
これだけ着込むと流石に寒くはなく頬に当たる零気が心地良いけれど、手の指先だけは次第に凍えてくる。暫く走ってR51まで来たところで気が変り、行き先を那珂湊に変更。潮来で左に折れて北浦大橋を渡り、鹿島で再びR51へ出ると日が差し始め真っ青な海が開けて見えた。
道は空いていてそのまま順調に北上し、12時にはもう大洗海岸に到着してしまった。途中コンビニで小休止したから正味1時間半くらいだろうか。水族館手前の海浜公園にバイクを止め、陽だまりのベンチに腰掛けて30分ほど海を眺めてすごした。





それからオジンライダーさんに携帯で連絡をとったところまだ食事中とのこと。大洗にいることを伝え、食後那珂湊市場の駐車場で皆さんと合流することに。
1時過ぎ新年会参加の皆さんと合流。新年のご挨拶をし、チョッとだけ雑談してから直ぐに全員岐路に。帰りは星のO-Gさん、Moyaさんと3人で、朝来たルートを引き返すようにして3時半帰宅。200キロ弱の短い初乗りでした。

以下に皆さんの雄姿アップしました。














散歩

2008年01月15日 | Weblog
13日(日曜)雨が上がったので、久しぶりに上野コーリンに出かけてみた。
・・が、コーリンは相変わらず労働争議中で赤旗・赤横断幕がデカデカと張り巡らせあり、休業。ヘルメット用のステッカーが欲しかっただけなので、隣りの店に。いろいろ物色してみたが、あまり気にいったのが見付からない。折角ここまで来て手ぶらで帰るのも癪なので、とりあえず2枚購入。早速貼り付けてみたが、やっぱりイマイチだなあ・・・


今年は毎年バイクで行く香取神宮へ未だ行ってなかったので、上野から銀座線で明治神宮へ向かった。流石に日本一参拝客が多いといわれるだけあって、まだかなりの人出で賑っている。本殿までの長い参道沿いには、途中氷の彫刻が沢山奉納されていて参拝客の目を楽しませてくれる。神社なのに外人がやたら目に付くのは緑の少ない都心だからだろうか。参拝を済ませて原宿駅に出たが、折角だから原宿ヒルズでも覗いてから帰ろうと思い立って、更に散歩。時計をみると1時過ぎ。お腹も空いたのでヒルズの中の「やさいや」というレストランで野菜中心の健康的な昼食。大きなガラス窓越しの陽だまりでビールを飲みながら食べる野菜料理もなかなか宜しい。
しかしヘルメットのステッカーを買いに来ただけなのに、あらぬところまで来ちゃったなあ(笑)・・・まあいいっか、珠には!




奉納ワインの樽


奉納日本酒の樽








メイン・ディッシュには鶏肉が入ってた!

高尾山(0108)

2008年01月07日 | Weblog
正月休み最期の日曜日(6日)いつもの仲間と3人で今年初の高尾山ハイキングへ。雲ひとつない快晴。ケーブルカーの駅前広場は正月で初詣とあって、大勢の人でごった返している。いつものように人込みを掻き分けて登山道へ進む。川沿いのひんやりした空気が気持ちよい。今日は下山してくる小学生と思しき一団の数グループと賑やかにすれ違った。野球の必勝祈願でもしてきたのだろうか。
1時間で順調に頂上手前の休憩場所に到着、昼食をとる。尾根に出てからは日が差して気温も上昇し、汗で下着がべっとり張り付いて気持ちわるい!出来るだけタオルで拭ってはみたものの着替えがないのでガマン。5分も経たないうちに今度は寒くなってくる。風邪引かないように、すぐセーターを着て持ち寄ったアルコールで乾杯!
冬にしてはかなり温かく、陽だまりのベンチに腰掛けてのんびりしていると眠くなりそう。食後は富士山を見に頂上まで。ややガスってはいるが珍しく山全体が見える。
今日は初登りなので、下りはいつもと違う1号路を行き、薬王院に初詣。ここも沢山の人で賑っていたが、無事お参りを済ませて下山。
今年は元旦に「月一回のペースで高尾山に行く」と決めたので、先ずは第一回目終了。
めでたし、めでたし!


















飼い猫に手を咬まれる

2008年01月04日 | Weblog
「飼い犬に手を咬まれる」という諺はあるが、飼い猫の「もも」に文字どうり手を咬まれて左手の人差し指をざっくり切られた。爪も真ん中あたりに割れが入っているからかなりの重症である。
いつものように綱をつけて庭で散歩させていたが、一瞬の隙を突かれて手から綱を放してしまい脱走。いつも遠くへは行かないので家の周囲をさがしていると、バイクにからまった綱が見えた。そっと覗いたらバイクの裏側で動けなくなった「もも」発見。すぐ逮捕しようとしたらパニックになっていたらしく、激しく抵抗、綱が脱げてしまったので慌てて押さえ込んだら「ギャー、フーッ・・・!」
痛い!と思ったときはもう手遅れ、手から血がタラ、タラ・・・。一瞬のうちに写真のごとく酷い引っかき傷と指先の裂傷。
猫はライオンの仲間だということを改めて認識した次第。あ~ぁ、これで暫くバイク乗れないかも・・・




何事もなかったかのようにリラックスして眠る「もも」

Windows XP

2008年01月02日 | Weblog
皆様、明けましておめでとう御座います
今年もまた、この拙いブログにもお付き合いくださいますよう宜しくお願い致します。

去年の12月初旬、Windows-XP搭載のノートをインターネットを通じて購入した。前々回の投稿で通信環境のグレードアップに失敗したことは書きましたが、その後ISDNに復帰したものの新しいWindows-XPでの接続がどうしても上手くいかない。NTT東、OCN、PCのメーカー三社に何度も電話サポートを頼んで接続のセットアップをやり直したが、その度に各社自分たちのシステム、製品には問題がないハズだと主張し、そして繋がらない。困り果てて、最後はこれまで使っていたモデムが悪いのか、新らしいノートのいずれが悪いのか突き止めるため、有料でもいいから、とNTT東の故障係りを呼んだ。
暮れも押しつまった29日係りのサービスマンが尋ねてきていろいろ調べた結果、NTT東の技術サービスが「使える」と判断した10年前のモデム(INSメイトV70DSU)が、実はXPには使えないことがわかった。新しい型のモデム、INSメイトV30に代えたら接続完成。なんとも腹だ立たしい2週間の空費!又もやNTT東に振り回されてしまった。故障点検費用は勿論無料にはなったけれど、新しいモデムは¥14,000。また想定外の痛い出費でした。
しかし正月からやっとWin-XPで快適な通信ができるようになり、とりあえず良かった。カミさんから片付けろと云われていた机の上もスッキリし、今は気持ちも新たにPCに向かっています。


でかいWin-98デスクトップの時


コンパクトなWin-XPノート